誰かが言っていたが
誰もおれを救えないそうだが
おれはいったい、しかも自分以外の誰に
なにから救われねばならないというのか
救い
を、必要としない人間にも神を売りつけるために罪と ...
女にふられたので、
向かいのビルへ行って死のうと思った。
なんどか、もう忘れた!とか、
俺は立ち直った!とか、
あんな女なんて!とか、
吹っ切ってみせたけれど、
だめだった。
きのうあの ...
朝起きて
自分が権力者であることに
また
憂鬱を覚える
従属されたし者は
勝手に集う
募集をかけずとも
勝手に集う
更なる批判
とりあえずの反論
分刻み ...
朝目覚めの時も
一日の休息の真昼も
ゆったりとした空気に染まる
夕暮れも
私は貴女とキスをする
夜は気まぐれ坊やが
時折仲間に加わりながら
いつもの三人と乱交パーテ ...
青く染まっていく空の下で
私たちはなんて孤独なのだろう
冷たく乾いた風が吹き付けるのを合図にして
私たちは心のかわりに手を繋ぐ
けれど二人の冷えた手は
繋ぎあっても温めあえない
凍えて ...
丸い半分の三段腹を
飛脚のように飛び越えて
一本ピーンと上から下まで
背骨を伸ばした
そこに、右手と左手と右足と左足が生えてきて
目線の先には鏡に映った三段腹が
四段腹にダイナミック膨 ...
夢の中で{ルビ飛礫=つぶて}投げる
つんつんつーんと、水を切って、飛んでゆく。
つんつーん、つんつんつん、と水の中へ吸い込まれて行く。
岸の向こうまでは届いた。
でも、涙が止ま ...
君に逢いに行くときは
青信号が僕の味方
君を家に送るときは
赤信号が、僕の味方
刹那に嘆き
刹那に笑い
刹那に涙し
刹那に恋する
使い終わった
ガラクタの言葉を集めて
ジグゾーパズル
時のトンネル越えて
ここまで来ました
明日へ向う ...
飲もう。
飲もう。
っていうセリフが好きだ。
飲もうよ。
飲んで忘れようよ。
今日くらいはさ。
大人になってよかった。
このセリフを言い合えるだけでも。
今日は飲もう。
きみ ...
さわやかな風吹くこの丘で君と巡り会えた
ざわめく都会を抜けて飛び乗ろうぜ俺のトレインに
僕がいつでも傍にいるよ
君が笑ってる時でも
君が悲しみにくれている時でも
...
しなしなと
深夜のラジオが
ひなびて曲を鳴き奏でる
くるくる風括る
晩秋は
始めとも終わりともなく
じりじり
砂を噛む
ときの流れのとどこおり
いつともなく
生かされて ...
三秒だけ、思った
私は私をやめたいと
三秒だけ
きっと初めて考えた
ひとりでは誰一人抑えられなくて
ひとりでは誰一人助けられない
また人を頼ったから、
その人たちを困らせたか ...
すうぷをください。
あったかい、あったかいすうぷをください。
外は寒くて傲慢で
中も寒くて神妙です
キッチンにあるものだけで
あったかいすうぷと
すうぷにあまったもので
昨日を美しくして ...
やつらの罠に はまっちゃいけねえ
混乱 欲望 慈愛 浄化
深みにはまればはまるほど
やつらの脳に迷い込む
標識なんてありゃしない
矢印が正しいとは思わないこった
右 ...
存在理由を無くした猫は。
ととぼと。
いや。
ぽつぽつと。
歩いてく。
誰からも必要とされず。
誰からも頼られず。
誰からも愛されなくなったから。
歩き ...
本の中の夜は
真夏の日差しに照らされながら
この星を輝かせ続ける
夜空 青空
紫の雲 純白の雲
飛行機雲の続きには
銀河のカラスがとまっている
めくるページに閉じるまぶた
夜は明け ...
同じ日の 同じ時刻を 異なる速さで迎え入れた 歳の離れた双子がいて テレビドラマを見ている 「仲のよい二人」 女が遠い 舞台の上から 朝を待たずに解き放った 架空の椋鳥が 無限にいるという 男はやがて ...
私が君に会い
君を知り
二人こうして静かに時を過ごす事を
谷間の水音は知っていたというのか。
...
機能が完全に停止した僕の体はすでに
冷たい鉄クズでしかなかった
暖かい物を抱え込んでも変化など
当然のようになかった
毎日流した涙の数は
数えきれないほど積み重 ...
そこは、きらめく水筋と、
美しい堤防の続くところ。
長い長い弧を描いて、 ...
一人身になりたる寂しさは、
酒を抱いて夜を慰める。 ...
自らの手で
自らの力で
世界を知り得る
そんな 僕 は 果報者?
そんな 僕 は 不幸せ?
目隠しされていた時の方が
良く 思えてしまう 僕は
愚か者 。
よしわかった そこまでだ
おまえの駄々イズムは
耳に悪魔の魚が棲んじまった
よがり狂う懐疑主義
その本音はブラックジョーク
つまりはアルチュール
最近じゃ服を着たままが流行らしいぞ ...
白い夢をみる雨の朝
石畳は濡れそぼって君の靴音を響かせる
風もないのに遠く
赤いアンブレラはくるり
しなやかな求愛みたいに廻る
フリードリヒは終日モルヒネを胸に抱く
...
あなたと私は
一枚の地図
無数の道路が
ふたりをつなぐ
だけど
たとえば行き止まり
たとえば一方通行で
私はいつも迷ってしまう
うまくいかずに塞いでしまう
あなたと私 ...
なんか苦しくて なんか辛くて
理由は分からないけど 今にも泣きそう
だけどひとりで泣く勇気なんてないから
誰かの側で泣かせてほしくて
妙にタイミングをうかがっている
そうやってあ ...
ようやく晴れた青空に
風船がひとつふたつ みっつ
きっと誰かの夢にちがいない
あそこの空からも
風船がひとつふたつ
いつの間にか
空には風船でいっぱい
大きいものや小さいもの
...
ぽち、おすわり
ぽち、おて
ぽち、おまわり
ぽち ぽち
ぽち、おかね
ぽち、ぱしり
ぽち、じさつ
ぽち ぽち
あなたの理想は
わたしの苦痛
あなたはそれを判ろうとはしない
(寝化粧なんて誰がする
腰に手を当て拳を振り上げて
いつから偉くなったのか
わたしには苦痛そのものなのに
(朝は誰だって眠い ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
救い
ゼッケン
自由詩
1
06/11/25 7:45
向かいのビルへ行って死のう
しゃしゃり
自由詩
15
06/11/25 7:38
権力者の憂鬱
なかがわひろ...
自由詩
1*
06/11/25 7:22
なかよしこよし
〃
自由詩
3*
06/11/25 5:55
乾燥
ロリータ℃。
自由詩
1
06/11/25 4:59
遊び
ヨルノテガム
自由詩
0
06/11/25 4:50
あの向こうへ
花丸ぺけ
自由詩
1*
06/11/25 4:18
桃色交差点
むむ
自由詩
1
06/11/25 3:00
夢でも逢いましょう
山崎 風雅
自由詩
9
06/11/25 2:12
飲もう。
haniwa
自由詩
2*
06/11/25 2:09
トレイン
Direct...
自由詩
5*
06/11/25 1:52
波 濾すからだ
シホ
自由詩
2
06/11/25 1:43
三秒
Rin.
自由詩
15*
06/11/25 1:26
すうぷドリンカー
ブルース瀬戸...
自由詩
3*
06/11/25 1:02
ゴダール
なかがわひろ...
自由詩
4*
06/11/25 0:51
僕と猫。
狠志
自由詩
2
06/11/25 0:48
僕は何処にいるのだろう
ススメ
自由詩
2
06/11/25 0:42
水仙
砧 和日
自由詩
2
06/11/25 0:16
せせらぎ
ネコ助
自由詩
3*
06/11/24 23:41
こわれかけのモニュメントの像
こめ
自由詩
16
06/11/24 23:41
菊池川
ネコ助
自由詩
2*
06/11/24 23:40
酒は涙か溜め息か
〃
自由詩
2*
06/11/24 23:38
blind man
李伍 翔
携帯写真+...
4
06/11/24 23:31
おまえの丸裸なぞ
知風
自由詩
2
06/11/24 23:24
フリードリヒは終日モルヒネを胸に抱く
朽木 裕
自由詩
8*
06/11/24 23:11
一枚の地図
uminek...
自由詩
11*
06/11/24 22:45
隣のあの子
蒼依
自由詩
4*
06/11/24 22:42
空には風船
ぽえむ君
自由詩
20*
06/11/24 22:39
ぽち、おいで
さえ
未詩・独白
5*
06/11/24 22:27
理想と言うこと
恋月 ぴの
自由詩
22*
06/11/24 22:25
5923
5924
5925
5926
5927
5928
5929
5930
5931
5932
5933
5934
5935
5936
5937
5938
5939
5940
5941
5942
5943
5944
5945
5946
5947
5948
5949
5950
5951
5952
5953
5954
5955
5956
5957
5958
5959
5960
5961
5962
5963
加筆訂正:
永遠のむこうにある空 デッサン
/
前田ふむふむ
[06/11/25 0:58]
ふたたび、大幅修正。会話を挿入。
永遠のむこうにある空 デッサン
/
前田ふむふむ
[06/11/24 22:59]
大幅な修正。すいません。m( )m
永遠のむこうにある空 デッサン
/
前田ふむふむ
[06/11/24 22:32]
若干の訂正
4.93sec.