ふたりのあいだに
ふたりのことばがふえていく
ふたりになるということはそういうことだ
いじわるをいうあなたに
わたしが拗ねて「ぷい」ということ
携帯をひらいたわたしに
あな ...
、
とおん
とおん
とおん
...
その手紙には
「ムーミン谷の近くから見送ります」
と
書かれていた
さよならのつもりは無かった
けれどあなたは駅には来なかった
わたしは
ぺしゃんこになった
まだ雪の残る街を出て
雪 ...
落ちた真珠
涙
愛しさは罪
閉じ込めた情熱
浸透する切なさ
触れた
ゆび
凍った時計
刻む
ひと時だけの空白
指先の記憶
罰
咲き誇る爪痕
微笑に侵略され
...
中央図書館を出ると
すでにとっぷり陽は暮れて
人々が行き交う広場の真ん中には
イルミネーションのまばらなさえないクリスマスツリーが
それ以上でもそれ以下でもない素朴さで風に揺れていた ...
ベッドの上で、2人転がっていた。
何をするでもなく、腕枕をして。
ぴったり、くっ付いて。
キスをした。
ちょっと、離れた。
彼女が口を開いた。
「 が好き。」
...
時は人に
偶然から必然を見つけ出し
破壊と建設を繰り返しながら
内容を形式へと変換させ
現実は理想を創り出す
同時にまた
現象と本質を見分けさせ
演繹と帰納を繰り返しながら
具体を ...
僕らの虹が逝った
二人で棺に入れると
弓型に過不足なく納まった
最後まで色たちは
混じることも濁ることもなかった
一緒に入れた物がはみ出ていたので
係の人が少し押し込み
蓋は閉め ...
どんなに
愛を注いでも
少しも
愛を疑わない
たいせつなことを
教えてくれる
君は私の
だいじな友だち
夕焼けを背負い
黄昏に影を映して
今日を振り返らず
明日を思う事も無く
時に早足で
時に立ち止まり
ふと見上げると
涙が滲むのを知る
何を失ったか
何を拾ったか
時が背中を ...
お前らの 手に 触れる事が 出来ない
俺達の 異様な 美の様
感じる 祖父が 死んでいる
俺達の ありとあらゆる 死に場所は
絶対に お前らには 分かるまい
ああ
絶望の 乾季は 般若を ...
a1.
フローリングだけど、散らかっていて
もう誰も訪ねてこない。
b1.
こころに生き死になんてない。
目の前で
a2.
留守録を開くのを
躊躇ったら負けだ。
粘り ...
机上に
紙を一枚立てたいのなら
紙を折ったり、丸めたりするといい
薄い紙ならなおのこと
いくども折ったり、丸めたりする
内側に書かれた文字が
外から見えなくなっても
強さを優先するな ...
たかだか薄っぺらい紙じゃん。
こんなんでショーライ決め付けないでよ。
あんたは
馬鹿?
紙ごときで
アタシのショーライ
握れるつもり?
こんなもん
ち ...
にがい涙を飲んで
つらい言葉を口にした
そんな日は、
?おやすみなさい?
両の睫毛を閉ざし
なにもかも忘れて
やわらかい場所に
からだをあずけて
{ルビ梯子 ...
日没に抱擁の石
喉に付き突け
思慕揺らぎて白い刻に寄せる
見知らぬヴィオロンよ
どんなに多くの遠い都会で
貴様の孤独な夜が私の夜に歎いただろう
堕弱な人生の一時的な季節
...
暗闇を優しいジンベイザメが支配する
捉らえた僕の手首には
哀しいくらい初々しい、空色の首輪
この手首には大きめで
あの首には小さめで
幼い僕らに少し硬めなレザーは
拙く祈る永遠を拒絶する
僕らが飲む薬 ...
今日は会社の忘年会
でも僕は一人で寿司食いねー。
小僧寿しの550円の握り
寂しいクリスマス。
今日もおばあちゃんに手を握られ
貴方に会えてよかったよ。
と人目もはばからず
手を握る ...
宝くじに当たったよ。
3億円ゲットしました。
僕の生涯賃金を一瞬で凌駕してしまいました。
今までの苦労はなんだったのでしょう。
昼も夜も休み無く働いていたのはなんだったのでしょう。
慢性 ...
午前二時
ブラウン管の海は大荒れ
漕ぎ手のいない舟は進んでいく
水平線の彼方に光る不知火
Is it a dream?
午前四時
ブラウン管の砂漠は砂嵐
駱 ...
鳴かず飛ばずの鳥の歌 友は去り日は西に傾き 咳 未だ止まらず
音楽はもう諦めた
手に職はもう遅すぎる
けれど何かが有るはず 有るはず
ミクシーやれば足跡が気になり
フォーラム行け ...
誘われるがままに満ちて
そこから浴槽は
沈んでいった
ずぶ濡れている猫の目に
だれかが今夜も
つきを呼ぶ
いっそ炎を浴びてしまえたら
それは
手遅れかも知 ...
1珈琲
2バニラ
3ミント
4チーズ
5スパイス全般
6緑茶
7メンソール煙草
8杉に近い種の木を焼く匂い
9雨が近いときの匂い
10森の土の匂い
11灯油の匂 ...
今はもう聞けないテープを出してみるネットラジオのなつかしいジャズ
三つの詩に共通するものetc.(3)― バイオセンサー たける・kaz・山崎 風雅の詩
今日取り上げた詩3つはどれも共通した問題を提起している。よく言われる現代人の疎外であるように思う。
...
君の理想(世界)と僕の現在
有り触れた仕事を淡々とやり遂げる日々
「辞めます」と一筆すれば
僕の場所は無くなる
音もなく歯車は回り続け
砂のない砂時計は時を刻み
青い林檎が ...
辛口のカレーをライスなしで食うくらいは破滅的な木曜
このカレー泣けてくるほど辛いよね 玉ねぎのせいなんかじゃないね
貞操は守りたいから今日作るごはんはまるごとニンニクカレー
...
靴紐を踏んで転んでしまった
消毒液が擦り傷に染み込んだ
もう二度と転んでしまわないように
靴紐を固く結び直した
赤い糸が誤解で解けてしまった
生身の言葉が心に染み込んだ
も ...
ピセラン ポエリア 鳥の歌
あたしが夢の扉を叩けば
ピセランポエリアが 眠りのはじっこを
嘴でついばんで そのままぐんぐん飛んでいく
ピセラン ポエリア 鳥の歌
...
薄い光に包まれた
午後のひととき{ルビ徒=いたずら}に
静かに時が流れゆく
聞こえるものは冬の風
低い雲間に光差す
午後のひととき晴れやかに
静かに鳥が流れゆく
聞こえるものは冬の風 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふたりになる
lazy
自由詩
11*
06/12/23 0:31
ランデヴー
ふるる
自由詩
8*
06/12/23 0:13
ムーミン谷の近くから
チアーヌ
自由詩
9
06/12/23 0:04
一滴の雫
月焦狼
自由詩
0*
06/12/23 0:00
’06 12/22 18:30 @ Machida 〜クリス ...
服部 剛
自由詩
11*
06/12/22 23:30
別れを誘うキス。
狠志
自由詩
4+
06/12/22 23:26
時は人に
ぽえむ君
自由詩
9*
06/12/22 23:13
式
たもつ
自由詩
22
06/12/22 22:36
友だち
weed &...
携帯写真+...
3*
06/12/22 22:22
金木犀
松本 卓也
自由詩
7
06/12/22 22:17
未完詩
奥津 強
自由詩
2*
06/12/22 21:59
31才と13才
吉岡孝次
自由詩
1
06/12/22 21:27
創書日和「紙」 紙
北野つづみ
自由詩
5*
06/12/22 21:25
テストと通知表の愚痴
愛心
自由詩
2
06/12/22 21:02
おやすみなさい
秋月 笑
自由詩
5
06/12/22 20:59
終わる世界
キメラ
自由詩
3
06/12/22 20:55
お揃いの首輪で繋がってたいよ
士狼(銀)
携帯写真+...
6
06/12/22 20:54
寿司食いねー!
ペポパンプ
自由詩
3*
06/12/22 20:06
宝くじ当たる。
もののあはれ
自由詩
11*
06/12/22 19:53
26時の幻影
1486 1...
自由詩
1*
06/12/22 19:48
【鳴かず飛ばず】
つむじまがり
自由詩
1*
06/12/22 18:49
星座
千波 一也
自由詩
12*
06/12/22 18:10
すきなもの100、あるいは私の「自分らしさ」
佐々宝砂
散文(批評...
2*
06/12/22 17:12
120分テープ
weed &...
短歌
2*
06/12/22 17:01
三つの詩に共通するものetc.(3)— バイオセンサー たけ ...
生田 稔
散文(批評...
8
06/12/22 16:10
花
海月
自由詩
1*
06/12/22 16:03
辛口のカレー
鳥獲
短歌
1*
06/12/22 15:17
固結び
1486 1...
自由詩
2*
06/12/22 15:10
ピセラン ポエリア 鳥の歌
もも うさぎ
自由詩
25*
06/12/22 15:08
聞こえるものは冬の風
ぽえむ君
自由詩
7*
06/12/22 14:16
5923
5924
5925
5926
5927
5928
5929
5930
5931
5932
5933
5934
5935
5936
5937
5938
5939
5940
5941
5942
5943
5944
5945
5946
5947
5948
5949
5950
5951
5952
5953
5954
5955
5956
5957
5958
5959
5960
5961
5962
5963
加筆訂正:
風の手のひら
/
服部 剛
[06/12/22 22:39]
1ヶ所直しました。
すきなもの100、あるいは私の「自分らしさ」
/
佐々宝砂
[06/12/22 19:30]
タイトル変更
ツッコミキャラは耐えまくる。−仲仲治さんに
/
佐々宝砂
[06/12/22 17:27]
てきとーに追記。
ツッコミキャラは耐えまくる。−仲仲治さんに
/
佐々宝砂
[06/12/22 17:20]
コメントにあったセルフツッコミを本文に追加
ピセラン ポエリア 鳥の歌
/
もも うさぎ
[06/12/22 15:34]
ちま
ピセラン ポエリア 鳥の歌
/
もも うさぎ
[06/12/22 15:11]
ちまちまっ。
6.42sec.