好きなのに
あなたに
言えなくて
愛しているのに
あなたに
言えなくて
はじめてキスした
ときめいた
胸の鼓動
あなたに
プロポーズされ
戸惑ってます
恋の予感 ...
起きたての薄ぼやけたひかり
ひとつまたひとつと現れては消える
いつもの窓から朝焼けは時をしらせ
人が死んだ世界で誕生する
彼にはそんなことはどうでも良かった
彼の名前は誰かに知ら ...
お香の臭い
お経の声
金の仏壇
果物のお供え物
お金を貰い
アンパンを買う
太る
散歩をする
全ての時間が止まる
無の時間
時だけが流れる
自分だけ立ち止まったまま
そうやって僕は 自分を押し殺して
「善い人」で君の側に居る
このままずっと君の幸せを願うのかな
分からないんだ
君は僕のことをどう想ってる?
一緒に居ることに慣れてしまって
でも苦しくて
...
今日、あなたにはじめて電話をしたね。
1コール、2コール…繰り返される無機質なその音は
あなたへと続く長い階段のように、思えてた。
どきどき、どきどきして。
出てくれなかったらどうしようか ...
ニキビひとつ
君を想えば
潰れてしまって
君への愛が
膿となって飛び出す
愛愛アイタタタタ
潰れてしまって
君に会えない哀しみが
膿となって飛び出す
哀哀アイタタタタ
...
ボンネットの上で暮らしながら
おれは浮き輪の目立つ格好をしている
二酸化炭素が好きで
画鋲がきらいだった
クレヨンの先がつぶれて
壁にめりこんでゆく
...
たいした事はしていないのに
アリガトウを言われた
すごく幸せな気分になった
少し手を貸してもらったから
アリガトウと言った
また幸せな気分になった
どうやら
アリ ...
私はこいぬにサワレナイ
こいぬはある日詩集に収められ
翌日は小説の頁の間にはさまっていた
こいぬはどこへでも出かけてゆき
街ではスピーカーから聞こえてきた
カメラを覗くと
かな ...
クロよ、力ある大地よ
お前はどこに潜むのか
ジュラルミンの光沢の
曲面的な不均衡のうちに
やすらうことなくトドマッテイルノカ
カルキが抜けた
瓶の水の
ユレル水面に
真っ赤に咲いたチン ...
リュートをかき鳴らす
あの燃えるような響きはどこに
自在のままに{ルビ弦=いと}を泳ぐ
あの{ルビ勁=つよ}い指先はどこに
歌はどこに
耳を澄ませば風が行きかうばかり で
目覚めれ ...
コバルトに染まる世界の
中心を求めて何も映さなくなった眼で
探し出そうと手探りに歩く
けれど危うい足許では
どこがどこのなのか判らなくて
この眼を摺り抜けて直に刺激する
体躯を走るは深 ...
愛しているという言葉自体には
愛しているという意味は無くて
貴方が喜んでくれた時
初めて言葉は輝きを放つ
ありがとうという言葉自体には
ありがとうという意味は無くて
貴方が笑い返してく ...
飛ぶ鳥の名前などは
どうでもいいことかも知れない
晴天をかもめ、
夕暮れには
からす
一応の名前で
呼んではみるけれど、
きっと何かが間違っている
かれらは一途 ...
「年末、神戸の美術館にでも行こうか」
と、くしゃみをした
背後から語りかけてくる壁面
こんなにも長い時間
いまだ定まらない気持ちを抱えて
美しさに焦がれる空間
中国茶を飲むベランダ ...
戦争のあとにはいつも
殺されなかった死体が転がっている
それが君の言うところの
正しさなのだろう
ぱたりと本を閉じる
車窓の外へと目を移せば
淡い色の田畑が広がっている
「次 ...
影を慕うように歩いた
いつか座ったベンチは
同じ赤色のままで
覚えてるかい
と問うので
耳を塞ごうとして
その中途で迷った
ギターを弾きたい
ギターを弾きたい
こんな夜には ...
初雪の日には
浮き世に慕情
あいかわらず
と笑いながら
かのかおりに
御辞儀をする
ほしいものがない人に
ほしいものはない人に
新聞紙に包んだ焼き芋を
押し付けるように手渡 ...
澄んだ蒼い世界
青春の色
車に引かれた君
蒼い世界に、
目の前で飛び散る、
君の赤い血。
あまりに綺麗で
見とれてしまった
死んだ君との別れ
瞬いて、涙
ミッドナイトに ...
聖なる夜には
あの家族の幸せを祈ろう
聖なる夜には
あの子供の幸せを祈ろう
聖なる夜には
あのひとたちの幸せを祈ろう
あの人の笑顔を思い浮かべよ ...
気づいていることに気づいた。
ただし根本はまだ見えない。
気づいていることに気づいた。
ただし崩壊はしない。
それは逃げだということにも、少し前に気づかされ ...
退色の花 割れた花瓶 滴る雫 濡れる宝石
廻りゆく日々 反射する光 笑む絵画と画廊
下らない話→建前理論 死ねばそれまで→感情理論
閉ざされた部屋から 運ばれる幻想
侵食してゆくは 束の ...
告白します。
主食はみかんです。
黄色いお手てのみかん星人。
好きな音楽は、
シューベルト「未完成。」
甘酸っぱい望郷の曲です。
今日は休柑日。
...
積み重なる年月の
日々の出来事は
何一つとして繰り返すことなく
情の起伏が不規則に
時の流れの中に
ゆっくりと沈められてゆく
積み重ねてゆく年月の
今日の想いは
何一つとして定まる ...
そんなに遠くない
あの脚が
空から下がる繰り糸で
奇妙なダンスをさせられる日は
とても近い
あの指が
地下から響く呼び声に共振して
読めない文字を綴り出す日は
きのうわたしを過 ...
冬風や
身を凍らせる精神の
世界に包まれ
和を重んじて
また我を信ずる
人間皆はかなし
誰もが愛を欲っし
愛によって包まれ癒される
人は心愛を求める為に彷徨い
ゴールにたどり着くまで旅を続ける
しんやか。
しんやなのか。
ほんこんのしんやなのか。
もういっかげつもいるというのに。
このねなしぐさは。
けたたましいさいれん。
――だれかがじゃりをさらっている。
みみせ ...
合わせた両の手の
粗雑な隙間から
滑らかな液体が
落ちてゆき
跳ね返る硬さの
音 確かめた
深夜の台所
よりよい
冷たさへ
雨上がりの花壇で
しな垂れた華の名前を
密やかな微笑で保つ
あなたの目は
揺れる天秤の彼方
雲の晴れてゆく影
映す土を見て 滑らかに
細められ 晴天から
いつか 豪雨になり
土を流す ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩 好きなのに
sasura...
自由詩
2*
06/12/26 19:26
彼
キメラ
自由詩
4
06/12/26 19:24
心に平安を
ペポパンプ
自由詩
2*
06/12/26 19:15
I am a good man.
宙空 心
自由詩
2*
06/12/26 18:53
声
はるこ
散文(批評...
5*
06/12/26 18:50
ニキビうた
ゆうさく
自由詩
4*
06/12/26 18:19
不安と絶望とおしるこ
カンチェルス...
自由詩
7
06/12/26 17:47
アリガトウ言えるかな?
優飛
自由詩
6*
06/12/26 16:58
こいぬ
印刷屋
自由詩
1
06/12/26 16:24
ユーレイ
〃
自由詩
0
06/12/26 16:02
宴
石瀬琳々
自由詩
17*
06/12/26 14:59
矛盾色色羽根屋敷
AKiHiC...
自由詩
2
06/12/26 13:42
キャッチボール
1486 1...
自由詩
13*
06/12/26 13:37
黄金へ向かう鳥
千波 一也
自由詩
17*
06/12/26 12:31
美術館
iloha
自由詩
4*
06/12/26 11:51
1両編成
Tsu-Yo
自由詩
20
06/12/26 11:05
眠らない人
ピクルス
未詩・独白
4*
06/12/26 10:38
初雪
〃
未詩・独白
7*
06/12/26 10:34
蒼い詩(死)
ゆうさく
自由詩
2*
06/12/26 10:06
消えないで
あさみ
自由詩
4
06/12/26 9:42
思行
〃
自由詩
1
06/12/26 9:41
Peonia ed rosa
ルーファウス...
自由詩
2*
06/12/26 7:57
「 主食はみかんです。 」
PULL.
短歌
10*
06/12/26 7:53
これからの希望
ぽえむ君
自由詩
6*
06/12/26 7:15
未来についてのモノローグ
佐々宝砂
自由詩
5
06/12/26 6:57
冬風
Direct...
未詩・独白
4*
06/12/26 4:52
旅
〃
自由詩
8*
06/12/26 4:46
ほんこんその1
猫八百
自由詩
4*
06/12/26 2:39
流れる音
及川三貴
未詩・独白
2*
06/12/26 2:03
観ること
〃
自由詩
5*
06/12/26 1:55
5917
5918
5919
5920
5921
5922
5923
5924
5925
5926
5927
5928
5929
5930
5931
5932
5933
5934
5935
5936
5937
5938
5939
5940
5941
5942
5943
5944
5945
5946
5947
5948
5949
5950
5951
5952
5953
5954
5955
5956
5957
加筆訂正:
天を仰がぬようにして
/
かぜきり
[06/12/26 14:29]
題を変更
「 主食はみかんです。 」
/
PULL.
[06/12/26 10:11]
一首、追加しました。ありがとうございます。
7.4sec.