都市
その足元は黒に染まる
灼けては、また凍える
現代の 大地とでも呼べるだろう
黒くなった三億の悠久
忘れられて
尊くも足下 誰も
誰も、考えはしないで
あんまり痛くて、裸足 ...
私の道を阻むもの
それは
私を嫌う人か
それは
私を憎む人か
それは
私を恨む人か
否
それは
私
私の道を遮るもの
それは
環境か
それは
欠乏か
それは
...
ふれていたいと思った
あなたの熱、ふくれあがる言葉、イメージ
あなたの脳細胞がつむぎだした、あなたのこたえ
こたえになるまえの言葉たち
氾濫してゆくのが好きなの。
...
時々には、迷ってしまう
何もないままに、辿り着いてしまうこともある
戸惑いを超えると、水平になれるらしい
幾重にも繋がっていく扉を間違えてしまった君が見るのは
ビルの谷間に引っかかった ...
さらさらと、枯れ落ちた葉が
校庭を這う風に追われ
やがて空へと逃げてゆく放課後
音楽室のピアノはショパンを奏で
窓からのかよわい陽射しと
僕を汚す、黒板のひどい落書き
鞄を逆さにす ...
カラーテレビに色とりどりの濾過映る
策尽きて月待つ村の異様な過疎
逆さまの鉄塔の中を渦巻く石油
墓殴る顔の形に変わるまで
二階から鉤爪と少女の嗚咽
前頭葉にアルミ箔貼られ ...
ギー
バタン
ドアが閉まる陳腐な比喩が威勢良く飛び込んできて
着た切り雀のお兄さんが驚いて二階の窓から飛びだして
倶利迦羅紋紋のお兄いさんが三列乗車の列から押し出され
だらしないなぁ!と ...
鍵はすぐになくなって誰かが拾った
落とし物は行ってしまった
落とし物は鍵を拾って
彼らもどこかへ行ってしまった
落とし物は落とされなくなって
後ろ姿は落とされた
彼らはここに残 ...
歩き続けることに疲れた旅人
巨木の木陰に腰を下ろす
見上げた冬空の青に
突き刺さろうと伸びる枝々
北風の唄に散る
枯葉の舞
その{ルビ一片=ひとひら}は
旅人が ...
{引用=
クラヴィ・ヴィエイヤールは小さかった
どのくらい小さいかというと あなたのまぁ 半分くらいで
俗に 小人と呼ばれる 種類の人間だったのかもしれなかった
けれど
...
大抵ひとりが好きな性なんですが
背にハラは代えられん
愛を餌にして飼うプッシーキャット
犯罪とかしてみたい
羨望の眼差し七三リーマン
大好物はアジアンスパイス
そう頑是無きチキンカレー ...
今日、流れ星を見たんだ。
星も疎らな、そらの中で。
ホント、何年ぶりだろうか。
風邪気味の体が、少し楽になってね。
ちょっと恥ずかしかった。
願いごとなんて、云う暇なかっ ...
{ルビ寒空=かんくう}に薄着となるや冬の雲
ありがとう この響きに 精霊が宿る
大丈夫? この響きに 精霊が宿る
ごめんね この響きに 精霊が宿る
可愛いね この言葉に 愛が伝わる
綺麗だね この言葉に ...
充実感を持って仕事をしたい。給料は、衣食住がそこそこ満たされればいい。清潔に生きたい。清潔な家で、清潔な衣服を着て、清潔な食器を使って食事ができればいい。休日には、好きな本を読んだり、たまに親と旅行に ...
弱音を吐くのは
辛いからではなく
お前に甘えたいから
優しく
俺の頭を撫でてくれ
お前の胸で眠らせておくれ
大事なものが日々失われていくよ
不安なんだ
俺の指 ...
大嫌いなのに
「あんたなんか大嫌いだ!」と言えないのは
言えないからだよ
なんでって?
心臓が張り裂けそうになるからだよ
自分にも同じ矢が刺さるってこと
離れてゆく
あの人の日々に
なんとか映りたくて
いつも目で追って
あの人はいつだって
私を見たりはしないのに
悲しい希望を胸に
私があの人の日々のすべてになると
来 ...
心をゆさぶるの
ねぇ
そんなにもわたしを巻き込みたいの
ねぇ
もうだめ
わたしも
そっちへ行きたい
あたたかい午後
ふんわりして
ほわぁ、
…おやしゅみぃ
銀色の穂波は
斜陽に映える芒の原
光と戯れ
丘の向こう側まで
続いている
風は止むことを知らない
運ばれる匂いは
ひとつの季節の終止符
あるいは序曲として
わたしに交わるけれど
...
なにを おもっている?
なにを 悟る?
すべては さみしさのそばにある。
酒が滅びのそばにあるのならば
とめどなく それをあおることもできようとも。 ...
わたしのなかにも
ちいさな子どもがいて、
大人になってしまったわたしを
おおらかに抱きしめているのだろう。
それに気づかせてくれたのが
あなただった。
小学校の先生をしていたという ...
あなたが
余りにも
輝いているので ...
繋がって、
繋がって、
交わって。
脈を、
どくどく、
流れてる。
その石は座ったまま
足を出さないで
意志は黙ったまま
その意地だけは
味を出しながら
維持している
重い心を思い
なぜか恋しい気持ちが濃い
その力に負けて
自分の視線を曲げてしま ...
北へ向かえば
沙羅(しゃら)と響く、雪の羽音―――
心地いいほどに
絡まる、しらべ
高みにずれてゆく、音階
いつだって夢から、さめたら
君が立っていた
両の手に
...
あなたを待つ部屋で
私は時々シチューを作ります
その時は月桂樹の葉を
一枚入れておくのです
入れると入れないでは
香りもずいぶん違うのですが
あなたのいない部屋で
私は夢を見るのです ...
遅刻すれすれの電車に駆け込み
腰を下ろしてほっと一息
気がつくと
握りしめた手のひらにささる
いつの間に伸びた爪
ふいに
携帯電話を取り出し
日付を見る
( ...
河川敷でオギの群生が燃えて
大量の灰が河を流れた
きいろいでかいはな
きいろいはやいでんしゃ
それ以上は小さくならない単位からの
新しい組成の可能性が
河原をすすむほどに薄れて
遠いとこ ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
60、アスファルト 【あすふぁると】
雨宮 之人
自由詩
8*
06/11/26 8:42
否
FUBAR
未詩・独白
6*
06/11/26 3:44
ミトコンドリア系
たたたろろろ...
自由詩
8*
06/11/26 3:31
高い平原
霜天
自由詩
3
06/11/26 1:54
四次元のリコ
atsuch...
自由詩
14*
06/11/26 1:44
ピシャウ
黒川排除 (...
川柳
6
06/11/26 1:38
師走の具沢山汁
あおば
自由詩
4*
06/11/26 1:05
鍵のありか
アサリナ
自由詩
14*
06/11/26 1:04
落葉の栞
服部 剛
自由詩
14
06/11/26 1:00
クラヴィ ヴィエイヤール
もも うさぎ
自由詩
58*
06/11/26 0:42
でかい女が必要だ
知風
自由詩
6
06/11/26 0:07
こいぶみ。
狠志
自由詩
3
06/11/26 0:01
冬雲
WILLY
俳句
0
06/11/25 23:50
言霊
Direct...
自由詩
8*
06/11/25 23:42
思うこと。
藻羅
未詩・独白
0*
06/11/25 23:40
間違っていたのは俺
山崎 風雅
自由詩
10*
06/11/25 23:34
いまはまだ言えない
蒼木りん
未詩・独白
2
06/11/25 23:28
こいのさいご
哀音
自由詩
3*
06/11/25 23:19
扉
lazy
携帯写真+...
7*
06/11/25 22:48
あふたぬーん・すりーぴんぐ
〃
携帯写真+...
4*
06/11/25 22:30
口笛は何処へも届かない
LEO
自由詩
34*
06/11/25 22:25
なにを おもう?
わら
自由詩
7*
06/11/25 22:24
子どもの隣り (灰谷健次郎さんを偲ぶ)
まほし
未詩・独白
14*
06/11/25 22:17
輝き
愛心
携帯写真+...
8*
06/11/25 22:08
生命線。
狠志
携帯写真+...
3
06/11/25 22:07
その石は
ぽえむ君
自由詩
9*
06/11/25 21:59
雪とバニラと僕らの関係
Rin K
自由詩
29*
06/11/25 21:50
月桂樹よ太陽を呼べ
三条麗菜
自由詩
9*
06/11/25 21:46
冬の手紙
服部 剛
自由詩
14*
06/11/25 21:25
トーエ
砧 和日
自由詩
9*
06/11/25 21:12
5921
5922
5923
5924
5925
5926
5927
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5929
5930
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5933
5934
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5938
5939
5940
5941
5942
5943
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5945
5946
5947
5948
5949
5950
5951
5952
5953
5954
5955
5956
5957
5958
5959
5960
5961
加筆訂正:
言霊
/
DirectConnection
[06/11/26 4:39]
まことにかってながら、これは詩だなあと思い、カテゴリを、自由詩に換えさせてもらいました。今まで、この詩を読んでくれた方々に感謝します。
輝き
/
愛心
[06/11/25 22:49]
携帯バージョンは慣れていなかったので失敗しました
5.43sec.