悪魔の嘆き投げキッス
伝う唇の歌に惑う
涙の味はレモン味
皮肉の背中を伝う味
優しさ色した太陽の
翳りに見つけし君の顔
天使の仮面を作るのは
職にあぶれた天使の子
...
光景という
言葉が好きだ
光る景色は
その気になれば
どこにでも見つかる
輝いている街路樹
ビルに切り取られた
青空
ターコイズブルーの
川面
優という言葉が
好きだ
優し ...
「おやすみ」と告げるあなたのその腕で翼休める鳥になりたい
にぎやかにさえずるだけが能じゃない 歌えないのは恥ずかしいから
ああいっそあなたがさらってくれたなら籠でさえずる小鳥になれる
...
今日は夕陽がきれいから
明日はきっと晴れでしょう
朝には霧が立ちこめて
蒸気で喉をやられそうになっても
明日はきっと晴れるでしょう
そして今この場所は夜だから
きっと、 ...
室内ではコートを脱いでください。
どこで手に入れたコートか知りませんが
その、薄弱な意志を糊塗してくれるコートを
今すぐ脱いでください。
自分でない自分を自分だと言い張ることを
今のところ許 ...
わたしは 多分 あなたが好きです
多分って などといぶかしまず 今は聞いて下さい
わたしが あなたを 想うとき
それは とても 哀しくなるのです
何故なら 恋慕の情 ...
詩において美とは何なのか、これは絵画において美とは何か、とともに私にとって尽きぬ疑問である。詩は、あきらかに日常の言葉とは違うし、小説とも違う。いうなれば通常とは違う言語のあり方である。わたしは、美学 ...
きみの首はしろくてほそくて
手折られるのを待ってる野菊の茎
だなんて
心底バカ丸出しな手紙を見つけて
真夜中にひとり
わたしはけらけらわらった
ああそうなのねそうなんだ
だからあのひとは ...
今夜の空に2つの月が浮かんでいる
どちらもまあるく太った月だ
その色もその形もまるでそっくりおんなじなのに
照らすあかりは全然違う
右の月は煌々と
くっきり僕ら ...
引田さん
イリュージョンは
あんたの化粧で十分です
...
正しいことを言うよりも
正しいことをすることの方が
ずっと正しい
立派なことを言うよりも
立派なことをすることの方が
ずっと立派だ
正しいことをする人は
正しいことを口にしない
...
お風呂に入った
髪の毛濡らし、体を濡らし
とぷとぷと
風呂の中に佇んだ私
貴方を愛し待ち続けどこかで
繋がる赤いものを感じたかった
会えずとも待ち続け 待ち続け
今の 私は
揺 ...
自分らしく生きようとしましたね?
失格です。
壁のシミを眺め続けている
時間を潰す方法はこれしか知らない
退屈でも見ているしかない
やる事がないこの檻の中では仕方ない
嘗ての王も今は見世物でしかない
本能のままに生きる事も ...
そう それは いつ・・・
今は 遠い 君が
純粋アルコールと酩酊の肉欲に
魂を売ったのは
君の魂の最も高貴で輝かしい『良心』を
冷笑の地下室で真夜中に
狂気の磔刑にかけた日
...
音の無い雨が降っている
口元に添えた手には
いつものように一本の煙草
細かく震え落ち着かない
空気は大して冷たくもなく
口に出すような悲しみもなく
ただ確実な事が一つだけ
意思と ...
夕暮れ時に網戸が一人
黒く文様を描いている
私もこの時間になると一人
壁に掛けてある濃紺色のジャンパーの
奥へ
暗がりへ
入っていく
ジャンパーの先には夜の海がある
彼女はいつ ...
はみ出した所から全てが始まった
海に浮かぶごみの中に紛れ込んだ
君宛の手紙を運ぶビンはもう
壊れきったままのものでしかなかった
それくらいいいんじゃないか
突然 ...
わぁ、キリンさんだ!
センセイ、どうしてキリンさんは
あんなに くびが ながいの?
それはね、高い所の葉っぱも食べられるためよ
わぁ、クジャクさんだ! ...
雨の糸の隙間に
夜は満ちて
ストーブの熱が
そこだけ幸福とでも言いたげに
ほんのり春を創っている
きみと並んで傘をたためば
二人の水滴は
余分な約束事のように散らばって
冷えた ...
強く笑うことも
優しく笑うことも
くやし涙流すことも
勇気で怒ることも
すべて出来る君に
拍手を送ってあげたい
君は
とってもとっても
すごい人
...
人気者に成る事程嬉しい事はない
人気者で目立つ事程嬉しい事はない
人気者になって異性からもてる事程嬉しい事はない
しかし、その反面自分の意志とはうらはらに敵ができる
自分が求め ...
のどのおくが
カラカラたたく音
聞きながらぼんやりと
空を眺めたんだ
真夜中のオリオンは
まだちょっぴり力が抜けてて
威勢はいいけど腰が引けた
ヤンキーみたいだ
毛布出して
...
木々が 葉を
ふり落としている つつみ隠さず
冬と真向かうために ここは
きびしさを みずからもとめて
白鳥が わたってくる荒野です
冬めきてラディゲ読む夜の重さかな
幻滅と悔い残してや恋の冬
この星に我ひとりなり冬の雨
黙々と落ち葉掻きやる白痴かな
吸ひ殻と誇り捨てたり枯れむぐら
老媼の叫び響くや空ッ ...
土日祝日月曜日
そんなシキタリは忘れました
造園家好みの素直な体躯
私の嫌いな南京櫨
秋風にやらしく揺れながら
葉を猛毒色に染める
とうだいぐさ科は大抵
どこかに毒があるもん ...
{引用= 雨上がりの深夜、日田へ向けて車を走らせると、筑紫野市の街中に、ひときわそびえるように、真面目くさった字面の病院名を記したネオンサインがぼんやり灯っていた。生きる意欲をそがれるような光だっ ...
その昔
まだ名前も与えられなかった頃
僕に
綺麗なモノの綺麗さは届かなかった
1
深い山の奥底で
熊の子供が眠っていた時
その兄は僕が殺したのだった
子供の寝顔に銃声は似合 ...
『カッターナイフからの逃走』
手首を切る。其の或る美の宿る、しかし多分に内省的に成りがちな行為に、多くの人間が行き場の無い血液を流している。
其の、或る種捨て子の様な赤い愛への憐憫から、 ...
鏡の中に見付けた彼は。
何を考えてるのか。
解んないから。
撮ってみたら。
撮られちゃった。
鏡の中の彼は、
ひとりぼっちで、
歩いてった。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
悪魔の投げキッス
なかがわひろ...
自由詩
1*
06/11/28 0:59
好きな言葉
渡辺亘
自由詩
3
06/11/28 0:50
I wish I were a bird!〜鳥になりたい五七 ...
AKINON...
短歌
2
06/11/28 0:47
明日の音
なかがわひろ...
自由詩
3*
06/11/28 0:41
ザ・フェイク・コート
ブルース瀬戸...
自由詩
2*
06/11/28 0:38
< 磁 石 >
ポップこくご
自由詩
6*
06/11/28 0:15
詩の彼岸性について
青色銀河団
散文(批評...
2
06/11/27 23:56
創書日和。白 【ながい首】
佐々宝砂
自由詩
12*
06/11/27 23:38
2つの月
松本 涼
自由詩
8
06/11/27 23:16
引田さん
まっさ
未詩・独白
0
06/11/27 23:12
正しいことを言うよりも
ぽえむ君
自由詩
12+*
06/11/27 22:40
ゆりかごのような心
茉莉香
自由詩
6
06/11/27 22:33
ものまね王座決定戦
吉岡孝次
自由詩
3
06/11/27 22:14
ライオン
海月
自由詩
6*
06/11/27 21:20
磔刑にされた
アハウ
自由詩
0
06/11/27 21:15
手の震え
松本 卓也
自由詩
0
06/11/27 21:07
待ち人
肉食のすずめ
自由詩
4*
06/11/27 20:50
フクロウのエレジー
こめ
自由詩
15
06/11/27 20:44
未来のドウブツ園
むむ
自由詩
4
06/11/27 20:42
漆黒の髪を愛する
銀猫
自由詩
42+*
06/11/27 20:36
憧れ
愛心
未詩・独白
3
06/11/27 20:35
人気者
Direct...
自由詩
5*
06/11/27 19:45
冬待ち
水中原動機
自由詩
4
06/11/27 19:43
そろもん(サンクチュアリの話)
みつべえ
自由詩
2
06/11/27 19:28
冬めきて
三州生桑
俳句
7+
06/11/27 18:41
*南京櫨が嫌い
知風
自由詩
5
06/11/27 18:34
ネオン
A-29
短歌
3
06/11/27 17:54
狩人
士狼(銀)
自由詩
7*
06/11/27 16:56
手首 エデンへの変容
六崎杏介
散文(批評...
6*
06/11/27 16:00
あっちの世界も。
狠志
携帯写真+...
4
06/11/27 14:44
5918
5919
5920
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5943
5944
5945
5946
5947
5948
5949
5950
5951
5952
5953
5954
5955
5956
5957
5958
加筆訂正:
人気者
/
DirectConnection
[06/11/27 19:53]
ちょっと修正しました
遺書
/
もも うさぎ
[06/11/27 17:02]
下書き苦手で・・。だからよく間違う。
9.59sec.