鳥を姪に返そうと思う。
昨日から預かっているのだが、どうにも相性が悪いので、鳥を姪に返そうと思う。
今日は休日だから、兄の家には誰かしらいるはずだった。

今朝の曇り方は酷い有様で、空全体が何 ...
・cigar(葉巻)とsugar(砂糖)

あ、
煙草をやめようかな
と思った
手を伸ばしたとき
箱の中に一本しか残っていなくて
でも寒くて
買いにゆくのが面倒だったから
五分間
...
いつかきっと今の苦しみも喜びへと変わるだろう

いつかきっと心の闇もはれるだろう

いつかきっと夢も現実のものと成るだろう

いっかきっと空も飛べるだろう

いつかきっと自 ...
 外で真っ赤なおべべを着てね
 宝物の鞠をつく
 あそこに見ゆるは母上で
 てんてん てんてん 微笑んで
 あっちに見ゆるは父上で
 てんてん てんてん 仕事して
 七色ひかり 鞠は空へ
...
銃弾、放たれた 円錐 の、描く 螺旋には
Lu、が 似合う (若しくはLuLu、が)
レターナイフ、で 荒野の 黒山羊、其の
美しく、凶暴 な 角に、文字を 刻むなら
Lu、が 似合う (若し ...
‥‥*Lieb*‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥*
幾何的な、退屈 と*‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥*
*気化させた 恍惚、の 夢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥*
微睡み、て オルファ・モルフィン*‥‥‥ ...
君が誰も信じられなくなり
泣きそうになったら
僕のところへ
戻っておいで

君が悲しくなり
誰かが
恋しくなったら
僕のところへ
戻っておいで

甘えるところも
寂しがるところ ...
二ヶ月ぶりに小田急線に乗った
眼がよく見えないと思ったら
乗客が全員保護色を着用している為
座席に溶け込んでしまっているのだった
水気の多い黒眼だけが幾つも
こちらを向いてぎろぎろ動いている ...
想いと
ことばは
まったくのべつもの

あまりにも似通っている、べつもの


うまれた想いを、
そのままことばに乗せられる、と
そんな気がしてしまう

ことばの背中に、
...
独りの少女
家でぽつん
パンをかじる

朝も昼も
よだれを垂らしながら
愛のない快感、
思い出しては泣く

日は沈み
「夜」は家に
ゆっくり めりこむ

夜はいつまでも
セ ...
寒々とした夜空
明々とした駅前
その中間にある一本の坂道
そこからは海の向こう側が見える

点々と輝くひかり
その所為か
頭の上にいる星達は
微かなひかりを放っている
今にでも消えて ...
だるまさんがころんだので
うしろを振り返ると
大切な人たちはもういない

草原のように広いものがただ延々と続き
中くらいの動物が
美味しくなさそうに草を食んでる

わたしは組成 ...
ほんやりはらはらつもるゆき
こえをおさえてへいけいす
たたたんたんとふりつもる
ゆきのかさえをみつつける

たれもかとけて
たれもかこおる

たたたんたんとふりしきる
くうきのつうろ ...
一年間ご苦労さん
会社は黒字経営、そうだね

黒縁めがねの経理がうなづく
「黒子ながら経費節減に努力させていただきました。
昨今日本経済をマクロ経済学的に俯瞰すると・・・」

その御説は ...
ロマンチックにおなり猫
あまりにも淋しすぎて
おまえに何ができるというの
ロマンチックにおなり猫
夕冷えのする野原の中に
ひとつだけ咲いた白い花
おまえのようだと言いたいけれど
ロマンチ ...
冬{ルビ寂寞=じゃくまく}窓に貼られしアンパンマン 朝早く起き
ヒゲを剃り
寒い中出かける
ホカロンを入れる

久しぶりのお客様
元気かな?
30日まで仕事がある
毎日楽しい

毎日嬉しい
毎日幸せ
毎日感動
雪は降りぬ

...
街では
緑と赤がすべてに取り付けられて
大きな箱と声で賑わっている
何もかもが動

聞こえてくるのは
心を後押ししてくれる
楽しい曲
心が奏でられる
街の賛美歌

森では
緑も ...
ここを漂っている。
ぶよぶよとしている。
意識はあるようでない。
自我なんてそんなものだ。
ぺちゃくちゃと馴れ馴れしく話しかけてくる奴らは、
それが分かってない。
...
頭をぶって
頭を殴って
僕頭悪いんだもん
僕悪い子なんだもん
だからもっと
頭をぶって
頭を殴って
僕の頭は五月蝿いんだ
僕の頭の雑音消して
今日はもう遅いんだから
消灯しましょ
...
投擲の技法は きしきし軋る
扉を開け放ち 敷居を踏み越える
その一歩の向こうに 何かの存在を
期待 期待――淡い――気体の
薄まりゆく 酸素の海の浸透圧を
白砂のビーチへ 辿る雪道
帰り途 ...
僕ん家の家計は火の車で
ランドセルはお姉ちゃんのおさがり
小学校では心無い同級生に
赤い色が女の子っぽいと笑われた

そのたび僕は文句を言って
仕事帰りのパパを困らせたけど
...
「本当にごめんね」
その口癖を聞くのも今日が最後
本当は私が悪かったのに
貴方は一度も怒らなかった

返せなかった部屋の合鍵を
そっとキーホルダーから抜いた

帰りの駅のプ ...
15分延長のバイトが終わり
駆け足で向かう先は待ち合わせのツリー前
震えて待つ君にごめんねのキスをして
イルミネーションの町並みへ繰り出した

今夜のプランはウィンドウショッピング ...
噛んだ唇から
滲む血の味
鉄と酒と汗が混じり
この上なく不味い

今日も視線が通り過ぎた
降りかかる事の無い声が
目の前で遊んでいる

枯れた涙が頬を伝い
無為な恨み言だけが
今 ...
プレゼントには


口紅を買って頂戴




貴方に少しずつ、少しずつ


返してあげるわ
くさった

りんご

すこしもおいしくない

まずい

すててしまえばよかった
針を含んだ
夜更けのくうきがはこぶ
とおい稲妻の裂ける音
面影のように遠雷
かすかに

  (雪を呼んだのかい、それとも)

コートのポケット
握った手は汗ばんでいるか
遙かな遠吠 ...
真夜中
駅前の自転車置き場

こんなところで君は
いったい何をしているの

冷たい風に
くるくる回る

置いてきぼりの
クリスマス
黄色の花は枯草に足元を譲り
冬の陽だまりが
影もつくらず
土に隠した春の気配を
内緒で温めている

霜を忘れた僅かな緑は
十二月の大気に身じろぎもせず
去年のうたや
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
俺と鳥緑茶塵散文(批評...6*06/12/25 15:17
似ているもの吉田ぐんじょ...自由詩1206/12/25 14:50
いつかDirect...自由詩6*06/12/25 13:54
鞠をつき茉莉香自由詩506/12/25 13:54
円錐と「ル」、若しくは「ルル」六崎杏介自由詩506/12/25 13:52
トリエ #10自由詩206/12/25 13:49
詩 戻っておいでsasura...自由詩3*06/12/25 13:47
小田急線で行方不明吉田ぐんじょ...自由詩1106/12/25 13:47
わたりゆく手紙千波 一也自由詩19*06/12/25 13:41
セックスフレンドゆうさく自由詩2*06/12/25 13:39
あかき月緋月 衣瑠香自由詩5*06/12/25 12:20
たもつ自由詩12*06/12/25 11:56
天を仰がぬようにしてかぜきり自由詩106/12/25 10:20
黒尽くし忘年会岡村明子自由詩4*06/12/25 10:15
ロマンチックにおなり猫未有花自由詩13*06/12/25 9:38
冬寂WILLY俳句1*06/12/25 8:39
Good morning!ペポパンプ自由詩3*06/12/25 7:53
メリークリスマスぽえむ君自由詩8*06/12/25 7:13
「 ぶよぶよ。 」PULL.自由詩4*06/12/25 7:10
ブーンブーンkei99自由詩1*06/12/25 2:11
古代印刷屋自由詩406/12/25 2:01
僕のサンタ1486 1...自由詩8*06/12/25 1:18
Merry Christmas Good-Bye自由詩2*06/12/25 1:17
クリスマス、天使の羽根につつまれて…自由詩1*06/12/25 1:17
不酔歌松本 卓也自由詩406/12/25 1:03
くちびるローンむむ自由詩606/12/25 0:30
それでも、欲しかった衿野果歩自由詩4*06/12/25 0:25
遠雷の口笛たりぽん(大...自由詩15*06/12/25 0:02
風船weed &...携帯写真+...2*06/12/25 0:01
インディアン・サマー銀猫自由詩27*06/12/24 23:55

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