ごめんねを繋ぎ合わせて3年ごめんね
しにたかった
うそ
ごめんね
ごめんね
わたしもいっしょだったね
なにもかわってない
ずっとずっと
ひとりのはず
わたししかしらない

からす ...
くるくると
形を変える
白い雲
見上げたまんま
ブランコ こぐ君


泣いてない
浮かぶあの雲
見てただけ
君 立ち上がり
揺れるブランコ


ブランコの
向かいのベン ...
「国宝薬師寺展」の垂幕が 
灰色の壁に掛かった
上野の美術館 

瞳を閉じる 
観音像の絵が待つ入口へ 
長蛇の列は
ゆっくり進む 

 ぽつり ぽつり 

曇り空から
降り出 ...
俺は散歩の達人になんかなりたくない
大体「散歩の達人」って何だよ?
散歩に上手も下手もないだろう
散歩にまで格差を持ち込まれたらたまったもんじゃない
上手か下手かなんか気にして散歩などしていら ...
都会の夜を漂流する

それもまた


いつもは嫌いな人の群れが
なんだか
心地良い

行きつけのバーで

バーテンドレスさんと
世間話をする

彼女は
話し上手で聞き上 ...
生まれてはじめて
地平線を見た

恋に悩み
仕事に悩み
人付き合いに疲れ

自分は
とてもちっぽけだったと思う

帰る前にここに
来られてよかった


空と大地に抱かれて ...
夢を踏みにじられて

旅に出ようと思う

まだ太陽が昇る前
夜と朝の間に

一人で行く

寂しくはない

気が付けばいつも
一人だった

誰かを探しに旅に出る

まだ太 ...
『 幾千の

  酌み交わし 月 

  ひきかえに

  三々九度の

  今日 この 日 』




『 君 在りき

  この人生を

  愛しむ

  歩 ...
せいに意味を感じられたらよかった






{引用=
意味なんかないと
笑っていえたなら
ぼくらもう少し強かった

ひとみの奥に傷が見えるよ

夜はまだ ...
不確かなものにさらされて

その上に立ち

ボロボロになろうとも

それを超えるでなく

漠然と

ただ もうろうと 

これではいけない



思いつつ


...
  心臓に小部屋が四つ
 それぞれに
ひとを愛するための部屋です


  ある意味もわからぬままに痛み出す
 盲腸ですか?
それとも心?


  吸い込んだ空気の中の何かのかけら
...
5月

新緑は 鮮やかに

丸く 優しい
木漏れ日を 揺らして・・・

きみと ふたり・・・

わたしは

「すき。」

と 呟いた。


風が

さわわと吹いて
...
あの椅子を買おう

モスグリーンの
スイス椅子を

あの椅子を買おう

あなたと
ぼくの
こころと
からだが

あなたの
ねじまげられた
半身が

ゆっくりと
くつろ ...
窓越しの陽射しが
薄いまぶたを通過する
汗ばむ髪をかき上げると
晩夏が私に混ざり合って香る

あの日に帰りたい
そう思ったことの無い自分が
幸せなのか不幸せなのかわからぬまま
季節がま ...
あなたが創った
ぼくらの時計は

今日も単身赴任の
この部屋に
あなたの眠る病室に

永遠の時を


刻んでいる
雨が好き
世界が濡れて
恍惚の芳香が包む
夕と夜の間に

草花と土が
なめらかな生命を与えられ
喜びの香が
艶やかに立ち昇る

火照る身体を
委ねたアスファルトの上
はしゃぎ疲 ...
6月4日

母の45回目の誕生日


父が花を買ってきた

最近会話のない父と母
少し心配していた


けど


何も話さず、微笑ましく花を見ている二人



父と母だけの時間がそこにあって、
今だ ...
記憶が
ぽろぽろ
剥げ落ちて

さっきのことも
分からなくなる


いつか
あなたが誰かも
分からなくなるのかな


恐怖は包装された箱の中

いくつも
転がっているか ...
(たった) ひとつの恋が終わった
幻のような希望(ゆめ)だった
輪郭のない花のように 靄のかかった
触れても 最早響く筈もない……時代錯誤の旋律のような それは
調律師の手元離れて久しい 幻影 ...
わたしはあなたのこととっても
気にしてるよ。
下手な言い訳でごめんなさい。
円盤来襲
円盤来襲


  機銃砲弾
  一身に受け
  防衛手段
  既になく
  
退避
退避
指揮系統は
支離滅裂に
あふれかえった
避難民の群れ


  炸裂 ...
{引用=
いつからか
きみは
かえらなくなった
そのことに
気づいたのは
つい最近だった

雨がまた
降り出したよ
ぼくはまた
歩き出さなきゃ


君を追いかけ
探しては帰る
どうしようもない夜をくぐり
街灯りが遠ざかる
ポリバケツの上でくつろぐ猫がにゃあと鳴いた
抑揚のない
ふざけた鳴き方だった

さようならと
フリー ...
あなたは泣いています
あなたは泣いています
緑の雨にずぶ濡れて
ただただこの世がいとしいと


あなたの頭上に垂れ下がる
電線の雫がぽとりと落ちて
ひとつひとつが世界を映してる
あな ...
打ち砕く岩の欠片の偶然も打つ

波よ波よ死せばただならぬ鼓動

車が停まっている棚の本の空いている床

傘を置き円筒ばかりの市に立ち会う

人魂を避け街の橋踏み外す

土の色彩眺め ...
一昨日から降り続く雨のせいなのか
それとも空気を察したからなのか
観葉植物が申し訳なさそうに
リビングの隅で縮こまっている

子どもには駅に着いてから話すから
新しいアパートも借りてあるか ...
振り返れば、蒼ざめた空
眩しすぎる光が、あたしを責める
光が、眩しすぎる





5年もの歳月
あたしはずっと
ひとりぼっちで
部屋のなかで暮らした
外に出ることは極稀で
...
電車を降りたら
小雨が降っていた
セブンイレブンで傘を買った
駅前の商店街を抜けると
道は一気に暗くなる
細い道の両側から漏れる
家々の明かりがメインで
わたしは足早に家路を急ぐ

...
 
 
 
 
栗の花が、匂う
 あの子のスカートは
  本当に秘密だろうか?
 
 
 (あ、あ、あ、暗転
 
 
時折
飴玉が降るらしい
都会のような片隅
 
私の ...
  たとえば真夏の海岸で
  きみの目は水平線を映し
  螺旋状の呼吸をする
  ……たどり着けない

{引用=(あれはいつの事だっただろう
 あの記憶がきみを過去へと誘う
 だがあの場 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
めがねのおくki自由詩108/6/6 0:16
ブランコユメサキハル短歌0*08/6/6 0:06
頭上の傘 服部 剛自由詩408/6/5 23:26
散歩ワールド新守山ダダマ自由詩408/6/5 23:19
@旅人 Ⅲ貴水 水海自由詩108/6/5 22:41
@旅人 Ⅱ自由詩008/6/5 22:40
@旅人 Ⅰ自由詩008/6/5 22:39
今を愛せますようにシュガー・ソ...短歌3*08/6/5 21:06
i want to say春日自由詩408/6/5 21:02
不確かなものシュガー・ソ...自由詩3*08/6/5 21:00
からだいろいろ【ないぞうへん】亜樹短歌108/6/5 20:48
5月だったね。Lucy.M...自由詩208/6/5 20:46
椅子草野大悟自由詩308/6/5 20:45
とどまらないさくらほ自由詩8*08/6/5 20:35
空の時計草野大悟自由詩508/6/5 20:13
雨が好き相良ゆう自由詩6*08/6/5 18:49
母の誕生日赤澤るろる携帯写真+...208/6/5 18:03
空虚舞狐自由詩7*08/6/5 17:55
薄明きりえしふみ自由詩4*08/6/5 17:32
私は。すぬかんなが...自由詩108/6/5 16:49
台風北村 守通自由詩108/6/5 15:55
雨粒ゆうと自由詩1*08/6/5 15:20
右手左手パンダコッタ自由詩008/6/5 15:17
緑の雨石瀬琳々自由詩10+*08/6/5 13:43
0mm漁礁黒川排除 (...川柳108/6/5 13:40
離婚届1486 1...自由詩1*08/6/5 12:50
夜の空になる結城 森士自由詩208/6/5 12:39
帰宅チアーヌ自由詩808/6/5 12:19
東京飛行山中 烏流自由詩1*08/6/5 11:59
こそあど黙示録草野春心自由詩108/6/5 10:38

Home 戻る 最新へ 次へ
4931 4932 4933 4934 4935 4936 4937 4938 4939 4940 4941 4942 4943 4944 4945 4946 4947 4948 4949 4950 4951 4952 4953 4954 4955 4956 4957 4958 4959 4960 4961 4962 4963 4964 4965 4966 4967 4968 4969 4970 4971 
8.21sec.