あたまのなか
きみがしめる
わりあいは
ちきゅうなら
りくちくらい
かな
ときに
おおつなみ
りくはしずむ
ときに
だいかんばつ
うみはひあがる
なみはあっ ...
悲しくなんかない
悲しくなんかない
辛いわけじゃない
辛いわけじゃない
楽しかったよ
ウキウキしたよ
シンクロできたよ
×××××
という障害物をどかし ...
「くっそ。最悪だ。道迷った。絶望的に迷ったぞ。
なんだどっから来た?方角全然わかんねーよ。
だいたいあいつ、どこまでトイレに行ったんだよ」
「おい」
「え?」
不意に背 ...
小鳥が木々の間でさえずる
東からの陽光は力いっぱいカーテンを押し
木と木の間の陽だまりの陰
微弱な風に誘われ 揺れた
飛翔の者
その素早い軌跡をガラス戸に焼きつけ
さえずりは空に昇り ...
この日がいつかくることはずっと前から予測していた
銀色の予感
君の「さよなら」と言って振った手が
遠ざかっていくことを
目の前に濃紅色の幕が下がった刹那
背筋がぞくっとした
私の目は見る事 ...
連なる山々は
距離に重なり
朝靄で色を変える
未だ少しの明るさで
世界はモノクロに輝く
木々の輪郭は白に濃く縁取られ
時に流れて表情を消してゆく
此処にすでに白はなく
ただ ...
そんなことは言わないと
きっと君は言うから
言わずに黙ってる
ああ、そうして今夜も
何も話さずに
暮れてしまった
僕は堪えられず
今日一日が終わるまで
眠る君に ...
閉店間際のショッピングモールで、
世界で一番安く靴下が手に入ると友人は言っていたけれど、
生憎、今日は雨降りだから
せっかくの靴下が濡れてしまうね。
それはそうと今日、仕事帰りに駅で外人に ...
君が逝く
みんなの涙
含んでは
泣き出しそうな
この空の下
なぜ君が?
理不尽だって
叫んでも
君の笑顔は
写真の中だけ
逝くんだね
ピンクの着物に
薄化粧
...
空中から沢山の頭部が落ちてくる
僕はブルドーザーで山を作る
まるでぶどうのようだと思っていたら
用務員のおじさんが皿にそれを盛ってくれた
笑いかけてみると、少しだけ笑ってくれたので
...
はじめて自転車で転んだとき
きれいな模様の種をひろった
部屋のすみに小さな鉢を置いてまいた
はじめて喧嘩をしたとき
種から芽がでてきた
塾通いを始めてから
すくすくと成長して葉が繁 ...
暗い夜の部屋にひとり
明かりもつけずにテレビをつける
今日のニュース
明日の天気
来週の選挙
すべては僕には関係のない世界で
すべては僕を取り巻く世界
そこにあるのが本当の世界
...
知らないことが多すぎるけど
それは知りたい事じゃない
空が青いときは
夜の暗さを忘れるように
星空を見上げるときは
雲の形を忘れるように
二人はずれていく、す ...
この中に
この肌色の中に全て
この小さな体に
長い長い腸とかがうねりうねり
両手で抱いて
人間の匂いがするぞ
人間の匂いがするぞ
しんせんな
人間のにおい
わぁ赤ん坊の匂 ...
{引用=
雨宿りをしている間に
ぼくらは近づいて
それと同じくらい
ぼくらは遠ざかった
}
{引用=
約束は
守るよ
だから
約束は
できないよ
そういって
なんだか
かなしそうに
笑う
きみが
よく
見えなかった
、
傘のせいで
}
今日図書館で谷川俊太郎の『詩人の墓』を読んだ。
そうして大学時代谷川俊太郎を専攻していたというゼミの先生が、今の日本で詩だけで食べてゆけるのは谷川俊太郎一人だと言っていたのを、唐突に思い出したのであ ...
『殺される』
鉄パイプで
頭を
背中を
腰を
腕を
力一杯殴られ続ける
全身血だらけアザだらけ
意識が遠のいていく
こんな時に気付く
生きているんだなぁと
意外と人間 ...
ケータイで 読んだフレーズ 気にかかる
いくど探すも 何処に消えたの
その言葉 ピカリと光る 青銅の
雨粒の音 悲しみに暮れ
夢だったの 空ろな思い 宙に舞う
思い出せない 余韻が残 ...
アクセル踏みすぎちゃったり
ブレーキ掛けすぎちゃったり
右に左にハンドルを
きりすぎちゃったり
( 運転は「その人」があらわれます )
誰もいない助手席 ...
ピンクのクレヨンで太陽を描いた
みさちゃんが先生に怒られてるのをみて泣いた
だってみさちゃんはピンクで太陽を描きたくて
それを怒るのは可愛そうだと思ったし
ぼくが赤のクレヨンで描いた太陽よ ...
夕暮れの川辺から
対岸の街を
眺める
私の前を
私と共に
過ぎ去って行った時間
満ちて行く川面の
流れが速すぎて
網膜に到達出来ない
暗い流れが
流れる音にすりかわる時
見えない ...
先だって火星に着陸した惑星探査機フェニックスには
地球遺伝子コンペで優勝した「火星タンポポ」の種が積み込まれていました。
タンポポの根はどのような解析装置よりもはるかに深く
隠された繊細な水脈を ...
太陽は自信をなくしていた
孤独な夜を思い悩む
自分は何者なのか
本当に太陽のおかげで
朝が訪れているのか
タイミングが同じだけで
自分なんかいなくても
朝になるのではないか
月が世 ...
あなたと一緒にいると 心がなごむ
あなたのキョトーンと 不思議そうな顔が素敵
あなたの心を縛るもの、それにとらわれて、激しくなったり、落ち込んだり、
そんなあなたが いとおしい
...
この花が降り終わったらお別れです
あなたが無邪気に喜ぶ姿を見れたら
私も笑って手を振ることができそうです
花はどんどんと降り積もって
この世の悲しみも汚さも痛々しさもすべて
綺麗 ...
何かじゃわからない
俺の手で 青い空 太陽が深過ぎる
なぞらしてくれ 首紅の筋元 大きい 握るな
感動してくれ 舐める目 玉らない
格好よく 照られて 照れられ
増えて ...
胸苦しくなって
本の精が現れた
中空の四角い顔が
ぐにゅぐにゅと巨大化して
わたしを押しつぶそうとする
ねえ本の精
なぜそんなことをするの?
そう訊ねると
わたしの胸はまた苦しくなって ...
腐った落葉の下から
湿った地面の
つぶやきがもれている
庭石の下では
キリギリスがあたりをうかがい
とかげやかえる達は
アジサイの葉陰で
会議を開く
庭に埋まった
ねこの死骸を
ど ...
僕だけの笑顔
僕だけの顔
僕だけの秘密
僕だけの歌
電話でのやり取り
ささやく話
メールする
ソフト大会出てね!
貧乏揺すりに手を当て
腹出ているとつねる
料理頑張る!
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【り】 りく
RT
自由詩
4
08/6/1 9:15
希死念慮
You
自由詩
3*
08/6/1 8:47
「精霊、山の手」
菊尾
散文(批評...
1*
08/6/1 8:27
小鳥
アハウ
自由詩
3
08/6/1 7:14
銀色の予感
横山亜希子
自由詩
1*
08/6/1 6:37
靄風
夜恋
自由詩
2
08/6/1 4:12
そんなことを言う
小川 葉
自由詩
3
08/6/1 3:10
駅ロータリー周辺に降る雨は止まずに
プテラノドン
自由詩
5
08/6/1 1:43
逝く…
ユメサキハル
短歌
2*
08/6/1 0:59
ぶどう
佐藤伊織
自由詩
2*
08/6/1 0:54
きれいな毒の種
ここ
自由詩
6
08/6/1 0:35
明日は誰が首を吊る
プル式
自由詩
2*
08/6/1 0:35
ある断層について
たりぽん(大...
自由詩
12*
08/6/1 0:25
こうふく
ki
自由詩
2
08/6/1 0:02
雨宿り
ゆうと
自由詩
3*
08/5/31 23:59
傘
〃
自由詩
3*
08/5/31 23:56
詩人の墓
亜樹
散文(批評...
5+
08/5/31 23:04
生きてるって素晴らしい
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/5/31 22:59
キミの詩の
西日 茜
短歌
5*
08/5/31 22:40
車の聖堂
服部 剛
自由詩
2
08/5/31 22:19
「模索する太陽 (みさちゃんとぼくの色)」
ベンジャミン
自由詩
16+*
08/5/31 20:47
川の音
フクスケ
自由詩
3
08/5/31 20:29
火星たんぽぽ
海里
自由詩
2
08/5/31 20:14
模索する太陽
木屋 亞万
自由詩
0*
08/5/31 20:04
告白Ⅱ〜また先を越された〜
guchi_...
自由詩
0
08/5/31 19:47
お別れ花
相田真理子
自由詩
0
08/5/31 19:37
増えていく群
十二支蝶
自由詩
0
08/5/31 19:28
本の精
チアーヌ
自由詩
1
08/5/31 19:24
梅雨の記憶
ばんざわ く...
自由詩
5*
08/5/31 18:02
Saturday fever
ペポパンプ
自由詩
6*
08/5/31 17:34
4937
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4977
5.43sec.