この中に
この肌色の中に全て
この小さな体に
長い長い腸とかがうねりうねり
両手で抱いて
人間の匂いがするぞ
人間の匂いがするぞ
しんせんな
人間のにおい
わぁ赤ん坊の匂 ...
{引用=
雨宿りをしている間に
ぼくらは近づいて
それと同じくらい
ぼくらは遠ざかった
}
{引用=
約束は
守るよ
だから
約束は
できないよ
そういって
なんだか
かなしそうに
笑う
きみが
よく
見えなかった
、
傘のせいで
}
今日図書館で谷川俊太郎の『詩人の墓』を読んだ。
そうして大学時代谷川俊太郎を専攻していたというゼミの先生が、今の日本で詩だけで食べてゆけるのは谷川俊太郎一人だと言っていたのを、唐突に思い出したのであ ...
『殺される』
鉄パイプで
頭を
背中を
腰を
腕を
力一杯殴られ続ける
全身血だらけアザだらけ
意識が遠のいていく
こんな時に気付く
生きているんだなぁと
意外と人間 ...
ケータイで 読んだフレーズ 気にかかる
いくど探すも 何処に消えたの
その言葉 ピカリと光る 青銅の
雨粒の音 悲しみに暮れ
夢だったの 空ろな思い 宙に舞う
思い出せない 余韻が残 ...
アクセル踏みすぎちゃったり
ブレーキ掛けすぎちゃったり
右に左にハンドルを
きりすぎちゃったり
( 運転は「その人」があらわれます )
誰もいない助手席 ...
ピンクのクレヨンで太陽を描いた
みさちゃんが先生に怒られてるのをみて泣いた
だってみさちゃんはピンクで太陽を描きたくて
それを怒るのは可愛そうだと思ったし
ぼくが赤のクレヨンで描いた太陽よ ...
夕暮れの川辺から
対岸の街を
眺める
私の前を
私と共に
過ぎ去って行った時間
満ちて行く川面の
流れが速すぎて
網膜に到達出来ない
暗い流れが
流れる音にすりかわる時
見えない ...
先だって火星に着陸した惑星探査機フェニックスには
地球遺伝子コンペで優勝した「火星タンポポ」の種が積み込まれていました。
タンポポの根はどのような解析装置よりもはるかに深く
隠された繊細な水脈を ...
太陽は自信をなくしていた
孤独な夜を思い悩む
自分は何者なのか
本当に太陽のおかげで
朝が訪れているのか
タイミングが同じだけで
自分なんかいなくても
朝になるのではないか
月が世 ...
あなたと一緒にいると 心がなごむ
あなたのキョトーンと 不思議そうな顔が素敵
あなたの心を縛るもの、それにとらわれて、激しくなったり、落ち込んだり、
そんなあなたが いとおしい
...
この花が降り終わったらお別れです
あなたが無邪気に喜ぶ姿を見れたら
私も笑って手を振ることができそうです
花はどんどんと降り積もって
この世の悲しみも汚さも痛々しさもすべて
綺麗 ...
何かじゃわからない
俺の手で 青い空 太陽が深過ぎる
なぞらしてくれ 首紅の筋元 大きい 握るな
感動してくれ 舐める目 玉らない
格好よく 照られて 照れられ
増えて ...
胸苦しくなって
本の精が現れた
中空の四角い顔が
ぐにゅぐにゅと巨大化して
わたしを押しつぶそうとする
ねえ本の精
なぜそんなことをするの?
そう訊ねると
わたしの胸はまた苦しくなって ...
腐った落葉の下から
湿った地面の
つぶやきがもれている
庭石の下では
キリギリスがあたりをうかがい
とかげやかえる達は
アジサイの葉陰で
会議を開く
庭に埋まった
ねこの死骸を
ど ...
僕だけの笑顔
僕だけの顔
僕だけの秘密
僕だけの歌
電話でのやり取り
ささやく話
メールする
ソフト大会出てね!
貧乏揺すりに手を当て
腹出ているとつねる
料理頑張る!
...
一。
傘を閉じるとひたひたと雨がついてきた。玄関を上がり廊下を渡りそのままひたひたと、家に居ついてしまった、雨は客間ではなく居間に居座りとくとくと、淹れた紅茶を ...
やっぱりね、私たち
違う生き物だったのよ
全てを分かち合うなんて
そんなの綺麗事だと
今更判ったわ
同じ言葉で括られてしまった
その内側の悲しみは
誰にも理解させたくない
口を閉ざ ...
おそらく灰色の 町外れの停留場は
傘の上のダンスの 懐かしい音がするので
目玉の星が キラキラ光ってしまう
セルロイドは酸性雨に弱く
ネジ式の動力で
スキップをしながら溶けそうにしてい ...
満月や空咳しつつ過ぎにけり
像なれば臓まで射さぬつきのかげ
「叫び」よりなにも聴こえず冬日向
金曜に夕暮れる、街の人波。
白いステッキを手に
太った盲目の女は、影を伸ばす。
黄昏の凸凸道をたよりに
まっすぐ駅の入口へ吸い込まれる、
後ろ姿
目には見えな ...
週末の夜
目の前に
しろい女のゆれるのを
眺めている
( 何故、こうして新たな命は生まれる・・・? )
ふいに思い
自らの内に仕組まれた欲望も
馬鹿らしく
目 ...
この碗はわたし
ひんやりとした手触り
入っていたのはひと綴りのことば
自分に深い意味はない
ここまで来て
この次に至る中継点であっただけ
どうなるか分からない はいいろの海に
漕ぎ出し辿 ...
幸せを
かたちづくろうと
試行錯誤する
あるものは
小さなもみじの葉をイメージし
あるものは
太陽を創造しようとした
そしてあるものは
たおやかな流線型をつくりだし
巨大 ...
さめざめとないている君
それをみつめている僕
君のまぶたは垂れ下がり鼻からは透き通った鼻汁をだしている
その鼻汁をティッシュでおさえながら
君はさめざめとないている
「俺は君を福島の ...
ここに今、一つの時間という概念が存在する
過去に行くためにまずは言葉に変換する
するとどうだろう
言葉は半自由を得る
次に
未来へ行くために空想のエキスを啜る
すると ...
兎に角と戸に書く トニーと角
開け放った窓から風が吹き込む。朱に染まるフローリングを、冷たく青白い素足で踏み鳴らす。
部屋の隅から眺める鉄塔や、入道雲の様な鳥の群れ。影と影を縫うように走る半そでとランドセルが、甲高い声で鳴いてい ...
君は岡本太郎氏の『明日の神話』を前に
たった一人で写生している子供がいるとして
男の子であって欲しいと思うか
それとも、女の子であって欲しいと思うか
僕はどうしても
その子供は僕であって欲し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
こうふく
ki
自由詩
2
08/6/1 0:02
雨宿り
ゆうと
自由詩
3*
08/5/31 23:59
傘
〃
自由詩
3*
08/5/31 23:56
詩人の墓
亜樹
散文(批評...
5+
08/5/31 23:04
生きてるって素晴らしい
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/5/31 22:59
キミの詩の
西日 茜
短歌
5*
08/5/31 22:40
車の聖堂
服部 剛
自由詩
2
08/5/31 22:19
「模索する太陽 (みさちゃんとぼくの色)」
ベンジャミン
自由詩
16+*
08/5/31 20:47
川の音
フクスケ
自由詩
3
08/5/31 20:29
火星たんぽぽ
海里
自由詩
2
08/5/31 20:14
模索する太陽
木屋 亞万
自由詩
0*
08/5/31 20:04
告白Ⅱ〜また先を越された〜
guchi_...
自由詩
0
08/5/31 19:47
お別れ花
相田真理子
自由詩
0
08/5/31 19:37
増えていく群
十二支蝶
自由詩
0
08/5/31 19:28
本の精
チアーヌ
自由詩
1
08/5/31 19:24
梅雨の記憶
ばんざわ く...
自由詩
5*
08/5/31 18:02
Saturday fever
ペポパンプ
自由詩
6*
08/5/31 17:34
「 ひたひた。 」
PULL.
自由詩
7*
08/5/31 17:26
歪み
AKiHiC...
自由詩
5
08/5/31 17:25
雨宿り
西日 茜
自由詩
18*
08/5/31 14:54
無題
埴
俳句
0
08/5/31 11:07
夕景
服部 剛
自由詩
1
08/5/31 10:32
しろい女
〃
自由詩
2*
08/5/31 10:30
創書日和【器】SHIP
大村 浩一
自由詩
12*
08/5/31 9:07
かたちから〜テーマは『幸せ』〜
シュガー・ソ...
自由詩
3*
08/5/31 7:21
さめざめと君は
横山亜希子
自由詩
3*
08/5/31 7:18
詩の足首を掴んで
doon
自由詩
2+*
08/5/31 6:35
英語と日本語が入り乱れた文章を書く若者が増えている。
影山影司
自由詩
1
08/5/31 3:33
影法師
龍二
自由詩
1
08/5/31 2:57
希望的妄想と邂逅
秋也
自由詩
0
08/5/31 2:13
4937
4938
4939
4940
4941
4942
4943
4944
4945
4946
4947
4948
4949
4950
4951
4952
4953
4954
4955
4956
4957
4958
4959
4960
4961
4962
4963
4964
4965
4966
4967
4968
4969
4970
4971
4972
4973
4974
4975
4976
4977
7.31sec.