感じるのは
波のように不安定な今と
風のように不確かな未来
ただそれだけ
過去は火にかけて葬り去った
跡形もなく灰になった
あんなにも綺麗に燃え上がったのに
土にすがり付いて ...
闇のプールに浸る
時が自分のためだけに流れる
目や鼻から押し寄せる 濃密な闇
浮遊するのは 思いがけなくも ちっぽけな世界
根もない つながる先もない
もともとそうであった ...
空は詩をつくる最高のモチーフ
君は僕をつくる最高の暇つぶし
息してても
腹がへっても
ぼんやりしてても
僕らは書いているのです
時の手帳の空白に
忘れないように
つまり ...
ぽとり 私の胸の中に飛び込んできた
水滴は波紋を広げながら
囁く
囁くよ
未来永劫の孤独と虚しさ
此処で立ち止まれば終点となって
一切にfinの文字を打てるのですか
この空は ...
ひさしぶりに会うキミは
ナンダカとてもやさしそうな瞳で
せまってくるようだ
自然と声をかけずにいられない
僕の理性よ 許してくれ!
忘れたいのに
忘 ...
こぼれおちるなみだはいつも
生ぬるかった。
きずつけたいわけでは、ありません。
ただわからないのです。
その透きとおった紫陽花のいろが
恐ろしい。
色づいていくことがたまらなく怖く ...
久々にお昼過ぎまで寝られた
カーテンの外は透き通るような青
こんな日だからどこにも行かずに
コーヒーを飲んでゆっくりしよう
ダイニングを軽く掃除して
フリマで買ったコーヒーカップで
砂 ...
けれども胸は 青く傾斜してゆく 怯える意識には
透明なふりをする思惟が 蔓草のようにからみつく
窓の外では 涙のように 果実の落下がとめどなく
そのさらに遠く 地平の丘の上では 二つの白い塔が
...
片手くらいの
かわいい顔した手帖があって
女の子のような
詩がたくさん書き連ねていた
僕には
春の風を思わせる旋律が聞こえ
夏の陽気さを感じる水彩画でもあり
ちいさな言葉たちだが
海原 ...
みな僕のように
神経症患者さ
細かなことを気にして
人の評価ばかり気になって
何度も何度も手をあらうように
何度も何度も愛情をたしかめる
おかしいのは僕だけじゃない
そのことに気づか ...
冬の匂いを忘れてしまった
生々しく 研ぎ澄まされた
孤独の葉の匂い
確かにかいだことのある
凍土という 死
うらぶれた 世界の
むしろ普通の人々の
冬の匂い
寂しいということは ...
葉桜のむこうの
三つの波
つながれていたものは放たれて
水辺をめぐり 戻り来る
青に灰に
くりかえす
ひび割れ倒れる間際の硝子に
まだ名のないものが映っては
光 ...
今日から
6月ですね
あっという間に
1ヶ月は過ぎますね
こちらは
今日は
もう夏かなぁと思えるくらい
蒸し暑いです
そろそろ
梅雨になると思います
皆さんの詩は
楽しみ ...
灰色の雨が上がって
ようやく緑が光り始めた
葉脈を辿る水の音さえ
響いてくる気がする
穏やかな五月の庭で
白いシャツが揺れる
遠くから届く草野球の掛け声が
太陽を呼ぶ
きみ ...
あなたは
初めから
そっと隣で見ていてくれた
あなたの一言に
心満たされ
涙したり
笑ったり
癒しと言う言葉の持つ意味は
きっと
あなたのような方の為に
存在するの ...
おわり。
お父さん ただいま
お母さん ただいま
みんな愛してる
だって一人じゃ歩けなかったもの
これからも陰で支えて下さい。
はじまりはじまり。
朝靄の泣き声でした
窓の外のまどろみは綺麗すぎて泣きそうでした
君はこうやって
人工の明かりさえ美しく引き立たせるの
才能だよね
本物と似て非なるものとの対比率
定義など成り立つものか
目を覚ませば ...
夜明けに眠る猫
寒さを凌げるならどこだっていいの
今夜は誰の軒下
月に啼くウサギ
ぬくもりが欲しくて自分のひざを抱きしめる
明日は誰に夢を売る
うそつきが好きよ
...
ことばの森の中
今日も歩き続ける
迷い込んだ
ずっと奥深く
流れていく
ささやかな小川は
さら さら と
どこに
流れ着くのだろう
ことば
それはただの
ツールにすぎない ...
おばちゃん お花綺麗だね
小さな甥の手をつなぎ散歩をすると
道端の花にみとれて
顔を近づけては嬉しそうで
お歌を歌いながら林檎畑を歩くのは
葉っぱ一枚震えるのにも 笑みがこぼれた
...
鋭い痛みも、耐え難い苦味も
気づけば飲み込んでいた。
染まる、育つ、そまる、そだつ、ソマル。ソダツ。
俺にはたどり着けない。甘味、甘味、甘味
ならば俺はモンスターになろうか。
そうすれば ...
あたまのなか
きみがしめる
わりあいは
ちきゅうなら
りくちくらい
かな
ときに
おおつなみ
りくはしずむ
ときに
だいかんばつ
うみはひあがる
なみはあっ ...
悲しくなんかない
悲しくなんかない
辛いわけじゃない
辛いわけじゃない
楽しかったよ
ウキウキしたよ
シンクロできたよ
×××××
という障害物をどかし ...
「くっそ。最悪だ。道迷った。絶望的に迷ったぞ。
なんだどっから来た?方角全然わかんねーよ。
だいたいあいつ、どこまでトイレに行ったんだよ」
「おい」
「え?」
不意に背 ...
小鳥が木々の間でさえずる
東からの陽光は力いっぱいカーテンを押し
木と木の間の陽だまりの陰
微弱な風に誘われ 揺れた
飛翔の者
その素早い軌跡をガラス戸に焼きつけ
さえずりは空に昇り ...
この日がいつかくることはずっと前から予測していた
銀色の予感
君の「さよなら」と言って振った手が
遠ざかっていくことを
目の前に濃紅色の幕が下がった刹那
背筋がぞくっとした
私の目は見る事 ...
連なる山々は
距離に重なり
朝靄で色を変える
未だ少しの明るさで
世界はモノクロに輝く
木々の輪郭は白に濃く縁取られ
時に流れて表情を消してゆく
此処にすでに白はなく
ただ ...
そんなことは言わないと
きっと君は言うから
言わずに黙ってる
ああ、そうして今夜も
何も話さずに
暮れてしまった
僕は堪えられず
今日一日が終わるまで
眠る君に ...
閉店間際のショッピングモールで、
世界で一番安く靴下が手に入ると友人は言っていたけれど、
生憎、今日は雨降りだから
せっかくの靴下が濡れてしまうね。
それはそうと今日、仕事帰りに駅で外人に ...
君が逝く
みんなの涙
含んでは
泣き出しそうな
この空の下
なぜ君が?
理不尽だって
叫んでも
君の笑顔は
写真の中だけ
逝くんだね
ピンクの着物に
薄化粧
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
猫のパラダイム
青の詩人
自由詩
1*
08/6/1 21:31
死に近い瞑想
いねむり猫
自由詩
1
08/6/1 21:31
日記
青の詩人
自由詩
0*
08/6/1 21:30
モザイク
相田真理子
自由詩
0
08/6/1 21:10
また会いましょう」
アプリオリ
自由詩
0
08/6/1 21:01
紫陽花の色づき
水島芳野
自由詩
1
08/6/1 20:42
コーヒーブレイク
1486 1...
自由詩
2*
08/6/1 20:02
月のない夜
塔野夏子
自由詩
20*
08/6/1 16:22
ちいさな手帖
乱太郎
自由詩
25*
08/6/1 15:37
愛の果実と真実と
まきび
自由詩
0
08/6/1 15:10
寒々として
〃
自由詩
1
08/6/1 15:00
夜と唱
木立 悟
自由詩
3
08/6/1 14:53
6月になりました
妖刀紅桜
散文(批評...
2
08/6/1 14:27
日向の匂い
銀猫
自由詩
15*
08/6/1 13:31
恋文
舞狐
自由詩
10*
08/6/1 13:24
はじまり
panta
自由詩
1
08/6/1 11:28
天才の朝
りぃ
携帯写真+...
1
08/6/1 11:06
嘘がすきよ
彌月
自由詩
3*
08/6/1 10:30
アリス
こゆり
自由詩
16*
08/6/1 10:19
シャウト
砂木
自由詩
11*
08/6/1 10:07
もんすたー
戒途
自由詩
0
08/6/1 10:02
【り】 りく
RT
自由詩
4
08/6/1 9:15
希死念慮
You
自由詩
3*
08/6/1 8:47
「精霊、山の手」
菊尾
散文(批評...
1*
08/6/1 8:27
小鳥
アハウ
自由詩
3
08/6/1 7:14
銀色の予感
横山亜希子
自由詩
1*
08/6/1 6:37
靄風
夜恋
自由詩
2
08/6/1 4:12
そんなことを言う
小川 葉
自由詩
3
08/6/1 3:10
駅ロータリー周辺に降る雨は止まずに
プテラノドン
自由詩
5
08/6/1 1:43
逝く…
ユメサキハル
短歌
2*
08/6/1 0:59
4936
4937
4938
4939
4940
4941
4942
4943
4944
4945
4946
4947
4948
4949
4950
4951
4952
4953
4954
4955
4956
4957
4958
4959
4960
4961
4962
4963
4964
4965
4966
4967
4968
4969
4970
4971
4972
4973
4974
4975
4976
7.57sec.