その日は雨だった
けれど
私は友達二人と老夫婦とで阿佐ヶ谷住宅近くの
うどん屋へ向かった
阿佐ヶ谷の駅までバスで向かい阿佐ヶ谷駅からは
すぎ丸というコミュニティーバスに乗った
すぎ丸の中は ...
ハーフタイムになったところで 歩いてきた道を振り返る
コーチが指摘するではないけれど 反省点はあるのだろう
過ぎ去った時間について 肯定するだけの日々よ終われ

直感に理性を混ぜ込んで完璧なウ ...
降りしきる雨の中
鞄を傘にして男が走っている
僕は喫茶店でアイスティーを飲みながら
ガラス越しにそれを眺めている

あの男の人のことを
辛そうだとか
悲しそうだとか
形容するのは簡単だ ...
{ルビ紫陽花=あじさい}の 濡れた葉に這う{ルビ蝸牛=かたつむり}
私のようね のんびり燻る

行動の 大胆な人 恐るべし
踏み荒らされた 丹精こめた

自己主張 認められたし 強引な
...
地球最後の日の朝は穏やかに明けた。
夜の濃い青を朝日が少しずつ薄める。
初めに歌いだしたのは小鳥たち。
それからカラスが騒がしく、鳩がせわしなく鳴いた。
僕は空を、公園の欅の木々の間から眺めて ...
{画像=080602022745.jpg}
波打ち際に沈む
ガラス片のように
毀(コボ)れて
流れて
静かな時間の中で
出会いを待っている

満ち足りた時間が
角を丸く取り
いく ...
松林のにおい
やわらかに透過する光
あなたのその目じりのしわが好きだった
波風がうばっていく言葉に
その想いものせて

わたしたちはあめふらし
ふいに雨音が恋しくなる
傘の下で肩を並べ ...
閉ざすとみえることがある
開くとみえることがある
両方同時にはみられない

欲張りなわたしは迷う
さあ、どうしようか
目を、口を、耳を

心は、出会う人々が勝手に開閉していく
わたし ...
川崎LAZONA5階 
木のベンチに腰を下ろした僕は 
各階に店の並ぶ円形広場を眺める 

小さく見える人々の
行き交う傍らで 
ステージに立つ 
君の唄声を聴いていた 

君の息子 ...
電気を早く消しておくれよ、瞼に電気がチラついて走って躓いて擦り剥いてその跡が焼け付いて眠れやしない。あんまりにも雨が泣くから夕焼けが真っ赤に腫れている。グラデーションのパレットをひっくり返して迷い込ん ... 衛星から世界をのぞいたら 全部見えちまう

幼稚園のころなんて あの角を曲がった先だってどきどきだったのに

世界で一番高い山はエベレスト

一番低い温度は-273度

鍾乳洞は石灰の ...
黒い壁に囲まれた 
都会の個室 

パソコン画面に映る 
真青の空 

あの日「向こう側」へ 
逝ってしまった君が 
今も遺言を語りかけるページへ 
クリックする 

時の止まっ ...
{引用=
ぼくの
居場所は
宇宙のすみっこ

秘密基地
だから
宝物が
いっぱい

奪ったり
しないなら
遊びにきても
いいよ

さびしくて
泣きたいなら
ここにきて ...
ぼくは地球さんに迷惑かけてないかな
地球さん汗かいてませんか
暑いよーっていう呻きが聞こえてきそうです

でもぼくは明るいから
地球さんは青く光るし 土星のわっかも見える
不思議じゃない? ...
思い通りにならぬ現実に 
いつしか胸に開いた空洞を 
貫く剣を、我は磨かん 

人の傷つく剣でなく 
只、自らの弱さのみを斬る 
光の剣を、我は磨かん 
         080601




広辞苑を投げ捨てる
コウジエン
麹黴の生えた御飯を
お酒にするのだと
強調するので
御飯はお箸で頂くのです
手づかみは余 ...
それは予備校の帰り道、階段の手前で不図わたしの足がとまったので
オヤどうしたのだろうと 首を傾げ かけた その瞬間
わたしは己の感覚をいっぺんに失って、わたしの頭のてっぺんをみつめていたのでした。 ...
電灯のスイッチが見当たらなくて
君の顔が見えませんでした
夕暮れで 僕は
君に飲み物を出したろうか
僕は君に 飲み物を出したろうか
それはもう三日も前のことだったろうか と

オーガンジ ...
許されるなら
君に聞きたい

この映画の面白い点はなんなのだろう?

君はこれを見て泣いているけど

僕には分からない


許されるなら
君に聞きたい

昨日振られたんだって ...
{引用=
うすいあおでゆびをきった
やましいこころ、あばいて
なみだめで、まだよくみえないころ
きみはこれからどこへいく
ぼくとこれからどこへいく?



ライトブルー、ライト
あ ...
ねぇ  好きだよ

知ってた?
好きだよ









ってね
明日こそ言おうって思ってさ
今日「また明日ね」っていったの


なんで死んだのさ

もう  言えないじゃないか   



...
適当に折られた紙飛行機
美しく空を舞う事もせず
真っ直ぐに地球にに衝突した

派手に形を崩して
オーナーに見捨てられた飛行機は
車の巻き起こす風で舞い上がって
車道に着地した
直後車に ...
父の日は毎年やって来る。
梅雨のこの時期には気分も じめじめとしてしまって
シャツでも送ろうと思っても
淹れたコーヒーをかき混ぜながら
サイズが分からないとひとりごちて
照れくささで熱くなっ ...
天涯孤独だからさ…
それは、あなたの口ぐせ

帰るべき家があって
待っていてくれるひともいる

それなのにどうしてそんなことを言うのだろう

こころの空白を満たそうと
終わりの無い旅 ...
辿りつくただひとつの島を探して
泳いでいた日々があった
そんな歌があった

{引用=
見知らぬ人よ
あなたは何処にいるのですか
めぐりあいを信じていますか}

探し続けていま ...
感じるのは
波のように不安定な今と
風のように不確かな未来
ただそれだけ

過去は火にかけて葬り去った
跡形もなく灰になった
あんなにも綺麗に燃え上がったのに
土にすがり付いて ...
闇のプールに浸る

時が自分のためだけに流れる

目や鼻から押し寄せる 濃密な闇

浮遊するのは 思いがけなくも ちっぽけな世界
根もない つながる先もない

もともとそうであった  ...
空は詩をつくる最高のモチーフ
君は僕をつくる最高の暇つぶし

息してても
腹がへっても
ぼんやりしてても
僕らは書いているのです
時の手帳の空白に

忘れないように
つまり ...
ぽとり 私の胸の中に飛び込んできた
水滴は波紋を広げながら
囁く
囁くよ
未来永劫の孤独と虚しさ
此処で立ち止まれば終点となって
一切にfinの文字を打てるのですか
この空は ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
阿佐ヶ谷住宅横山亜希子自由詩4*08/6/2 6:22
夢の扉成澤 和樹自由詩108/6/2 3:57
ガラス越し1486 1...自由詩3*08/6/2 3:19
蝸牛西日 茜短歌5*08/6/2 2:42
海面上昇4rabbit...自由詩9*08/6/2 2:32
硝子の欠片beebee自由詩7*08/6/2 2:27
あめふらしku-mi自由詩18*08/6/2 1:44
コントロールここ自由詩508/6/2 1:20
空の絹糸 服部 剛自由詩408/6/2 0:54
reverse/imitationaidani...自由詩408/6/2 0:53
短角牛の小さな世界短角牛自由詩208/6/2 0:29
天使の詩 服部 剛自由詩3*08/6/2 0:28
宇宙のすみっこゆうと自由詩2*08/6/2 0:25
模索する太陽そらの とこ自由詩2*08/6/2 0:18
光の剣 服部 剛自由詩108/6/2 0:16
強いあおば自由詩7*08/6/2 0:15
普通のはなし因子自由詩2*08/6/2 0:15
来客とずさんな回答縞田みやぎ自由詩6*08/6/2 0:06
LIFEark-ey...自由詩1+08/6/1 23:06
ライトブルー、ライトゆうと自由詩5*08/6/1 22:17
生きてる間に伝えたかったよ流浪人自由詩2*08/6/1 22:16
なんで死んだのさ自由詩3*08/6/1 22:13
割れた曇り空の下の紙飛行機灰色の夢の中散文(批評...108/6/1 21:58
父の日N.K.自由詩0*08/6/1 21:55
支えられるひと恋月 ぴの自由詩27*08/6/1 21:35
島へ青の詩人自由詩3*08/6/1 21:34
猫のパラダイム自由詩1*08/6/1 21:31
死に近い瞑想いねむり猫自由詩108/6/1 21:31
日記青の詩人自由詩0*08/6/1 21:30
モザイク相田真理子自由詩008/6/1 21:10

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加筆訂正:
「水槽」/ソティロ[08/6/2 4:45]
細々したところをなおしました。
8.25sec.