その角を右に曲がっても
左に曲がってつまづいても
同じ様にまたどこかで出くわすんだろう

途中で寄り道しても
真っ直ぐ向かったとしても
二度と会う事はないんだろう

奔放に彷徨っている ...
ふぞろいな前髪は
純白が染められることを拒んでいるようでした
もう二度と届かない
それでもあなたは
いまだに昨日をうたっているのですね
悟りを開かんと高野山へ赴くも、悟りを開くにはイージーすぎる気負いと、その程度の気負いでは三昧境を感ずることもできぬほど開発されきった環境(観光バスがブンブン走っており、徒歩で参拝している僕はどんな都会 ... ここから一番近い質屋はどこですか
二十八歳ぐらいの女性に尋ねてみたら
あそこのスーパーは野菜と普通の飲み物が安いです
酒やつまみ系は大丸屋と言う店が良いです
すると三十六歳ぐらいの男性が
む ...
ああ、もう、こんな時間だ、と。

ああ、もう、待たずに眠ろう、と。

ああ、もう、寝ちまったのかな、と。

ああ、もう、話がしたかったな、と。


ああ、もう、我儘だぜ自分。
...
入り組んだ路地を幾つも
曲がって歩いていると
街を知るように街を見失い
緑色に光る道に出た
夜のうち街灯は光るようで
電球をみれば灯りは点いていない
靴音が聞こえないので足元を見れば
履 ...
スランプに陥った自分に

生産性を与えようと

雨の中を歩いた

マイナスを堪能しても良いかもしれない

零の集積よりは


ファミレスのドリンクバーは数を重ねなかった

「 ...
殺しに到る感情のライン、俺はいつだって不都合を拭い切れず全てが終わった後の閉ざされた部屋の中で汚れた刃を研いでいる、それを誰の喉笛に届かせようというのか、劇的な夜明け前まで考え ... わたしの顔に触れる
鏡の中
一つ一つを
手になじませていくように

夢に出てくるそれらは
もっと気高く美しい
わたしはナイフで慎重に切り取り
バッグにいれて持ち帰る

耳 鼻 目  ...
ピアノ弾く
     指先踊る
         バレリーナ
道端にひっそりと咲いていた
花の名前を知ることはなかった

知らない間に消えてしまった
空っぽの風がそこに吹いていた


期待されて生まれた命と
期待されずに生まれた命

蒔かれた ...
[死にたい]と
独り

ぽつりと呟けば

眼の奥のガラス



立てて割れた
 
 
 
       星
   星
 
 
        月
      三日
      
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 今宵は空と誰かが微笑んだ ...
いちばん美しかったことに


いちばん笑ってたことに


気づき





いちばん近くにいたことに


いちばん近くで見てたことに


気づき

...
数万の手拍子が群がる。
見つめる視線。その先の姿。

 覚えているだろうか
 右手が宙に浮いた時のことを

歓声は上がる。
声は地上にとどまり続けるだろう。
わかってんの お宅
俺の方が立場が上なんだよ?
舌撃ちを噛み殺し
回らないろれつで飲む酒は
ストレス性の発疹を腫らし
切り揃えられた爪は
シラフからの警告
明日も仕事 明日も仕事
差し ...
天丼のどんぶりを空にした後 
海老の尻尾をふたつ 
ちり紙の上に並べたらじゃれあい  
嬉しそうに光った 
昨日の夕餉は 
友人夫婦と食卓を囲み 
玄米とおでんを食べました 

今日の夕餉は 
繁華街の店で独り 
天丼を食べました 

誰かと食べても 
独りで食べても 
幸福なのかもしれ ...
夜出歩くからよろでるり
なんだかわからないものたちここをお通り
いまだ真にひとから
名づけられてはいないものたち

夜に見開くためだけの大きな瞳で
暗い森の中を見つめていたご先祖様たち
...
  陽、
  昇り沈む。昇り沈む。昇り沈む。沈み、また
  昇りゆく。で、それが歴史/世界の一大事。
  時も空も貫いて、視ている。聴いている。何
  処に居る人、何処に居ない人、 ...
天性の間の悪さで 
お土産のケーキを買いそびれたまま 
友達の住む秩父まで着いてしまったので 
仲通り商店街をきょろきょろ 
見回しながら歩く 

古い売店の前に 
ぶら下がる 
1本 ...
日々繰りひろげられる知略戦は
白という調和を
もろくも
飛び散らせる。

この戦いが生むものは
勝者ではなく、
豊かさではなく、
正義ではない。

支配であり、
破壊であり、
...
最近上手く息をできないので
いっそ呼吸を止めてしまおうかと思いました
小さい両手で口を塞いでみようかと思い 実行しました

そうすれば私は悩むことも無く
平穏に死んでいけるのではないかと
...
金星が右目で木星左の目月が微笑む口のようです 流れて消える 澄んだ水のように

渦巻いて

渦巻いて

沈んでいった小石のように


コウノトリが歌うまで


―ねぇ、良かったわね

厄介だったじゃない、あなたまだ ...
三面鏡へと針路をとる事に何の
躊躇いも見せない顔をしたあなたが

  天候は座標では
  なく広い箱庭だ
  と君が語っていた
  姿が手の中で
  反転した塗料の様
  に思えて
...
すきなんです。 君が始まる時を待ち望んで
君が終わる時にはいつもの階段を登って行こう

何か無くても
何かが無くなっても
嫌なんだ

ジグソーパズルが欲しくてたまらなかった子供の頃のような
風船を手離 ...
場面、場面がフィードバックされてくる

僕の方はとっくにシャッターを閉じていて
忘れられた街のガソリンスタンドみたいだ

飽きるくらい曲がりくねりながら坂をのぼり
またその道を下りきるまで ...
現実はゆっくり
本当にゆっくり変わっていく
良く変わっていくのもゆっくり
悪く変わっていくのもゆっくり
急に見えることにも
必ず予兆がある
良く変わっていくには
「法」に則って
努力し ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
〜1〜BOOKEN...自由詩008/12/2 9:00
くるみ割り人形FUBAR自由詩2*08/12/2 7:26
雨の朝、高野山にて渡邉建志散文(批評...3*08/12/2 5:25
ユニティーサトタロ自由詩4*08/12/2 2:54
草臥れてもリュウセイ自由詩0*08/12/2 2:13
夏の収穫水町綜助自由詩308/12/2 1:57
退屈から充実へever自由詩008/12/2 1:14
殺しに到る感情のラインホロウ・シカ...自由詩008/12/2 1:02
部位K.SATO自由詩2*08/12/2 0:47
ピアノそらの とこ川柳6+*08/12/2 0:33
1486 1...自由詩3*08/12/2 0:16
嗚咽愛心短歌2*08/12/2 0:07
今宵北斗七星自由詩1*08/12/2 0:03
KIDUKIメメズワイ自由詩008/12/1 23:46
透き通るような青い空なんかいらないブライアン自由詩008/12/1 23:42
総どろぼー佐々木妖精自由詩8*08/12/1 22:26
ふたり服部 剛自由詩508/12/1 22:17
昨日の夕餉 自由詩4+08/12/1 22:01
よろでるりに会いたい海里自由詩008/12/1 21:59
ゼウス草野春心自由詩008/12/1 21:47
ながもの 服部 剛自由詩308/12/1 21:24
乱れmorio自由詩208/12/1 21:10
follow my nose完食自由詩208/12/1 20:28
今日の夜空A-29短歌4*08/12/1 20:24
コウノトリが歌うまでセルフレーム自由詩108/12/1 20:15
棺か帰結と棺か起点井岡護自由詩3*08/12/1 18:58
そらが。狠志携帯写真+...408/12/1 17:38
水色の暗がりbucco自由詩508/12/1 14:42
アコースティックBOOKEN...自由詩308/12/1 13:06
現実渡辺亘自由詩008/12/1 12:24

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加筆訂正:
部位/K.SATO[08/12/2 0:48]
6.58sec.