コートに薄手の街見て 肩歩く
心に同期したてのアイポッド 節約
日本橋と不況と人たちとそろい角曲がる
だれが詠うか知らない
法螺貝の夜の裡で
しだいに硬度を増す湯桶のなかの水
その漆塗りの器を打つ釘が砕け
またひとつ砕けて黒い胞子をとばす
一方ではわたしの腕に
抱かれる男の色素が剥ぎとられ ...
あたし 突っ転げたところ鰐の背で
見るまに針山で ぬらぬら切先あかく
ソラつきぬけて ソラより
靴底のおおきな口で
お腹いっぱいおおきな欠伸で
お腹いっぱい食べられそうな
野ぶとい喘ぎで着 ...
夜になったらねむくなるのはすてきだ
きもちいいだるい感じなんだ
もしイライラして空気がビリビリしているなら
そのささくれがしおれるのを待つことだ
ただそのささくれが治まらないなら
そ ...
想いを言葉に出来ないもどかしさ。
例えば、素晴らしい詩を読んだ後だとか。
人生に衝撃を走らせたそれを表現する術を拙い僕は持っていない。
情報の海を泳いでいく。
波をかき分け目的もなく彷徨っ ...
欲しいものはいつだってこの手の届くところにあった。
赤い積み木。母の微笑み。阻むものなど何も無かった。
だけれど今どんなに何かを求めても、
赤い残像。人のぬくもり。指の間をすり抜ける。
幼さ脱 ...
生きてるって何だろう
そう考える事って意味が在るのかな
毎日が辛いんだけど
どうすればいいのか判らない
考えてみるんだけど答えが出ないんだ
考えて考えて考えて考えて
誰にも言えない ...
路地裏の傘傾げ
死ぬときは
風邪をこじらせてと決めていた
かんざしではないことを不運に思いながら
奥さん、
こっそり呼びかける
その塗箸は
やはり孤独でできているのですか
視線と光線が結んだら
さらさら
妖精が発生してゆく
セロファン製のダンスを舞う
朝をひたひた含んだ妖精のペン先が
愛されなかった夜の輪郭を
透明線で描き直してくださる
...
床のない家に友達を招いて
余興で柔道の真似事をして
私が投げ飛ばされた途端に
床が抜けたので大変驚いた
振り向いてくれない 冷たくてうすい猫の耳です
気まぐれに揺れるリズムの 尻尾を乱暴につかみます
いい匂いのするおうちに 僕もはやく帰りたい
やわらかい布団に包まって 37℃の温度を感じていたい
...
あの棟では人が焼かれるそうです
薄い夜のカーテン 眠れるはずもなく
白い一筋の骨
私の白い手
日だまりの車内で
広がったしあわせの唄
口ずさんで数秒
声の重なる時は
いつも 同じ
お気に入りの
澄んだ高音の
サビのとこ
大体どっちかの声が掠れて
...
空にはしごが掛かっていた
消防車よりも
うんと長いはしごだ
足元には
きれいに綿布で包まれた
弁当箱が置いてある
きっと箸箱のように
明るい性格の奥さんが
毎朝持たせてくれるのだろ ...
話し相手もいない
寂しい大地
哀しくて眠れない夜は
誰かの髪のすきまを
すり抜ける風になりたい
明け方まで星の
瞬くさまをみていたい
星の移りは
エンドロールのようで
焚き火 ...
梅は前線を作らない
梅前線と決して言わない
ぽつぽつと
五月雨がやがて降りしきるように
いつの間にか咲いている
あちらこちら
あたたかな
山肌や
木々や
家々の壁を背負って
大 ...
銀座一丁目行き
まるでバスのような行き先を掲げて
開業した際に導入された電車は
千代田線のマイナーチェンジで
目新しさはなかった
けれど当時
沿線に従兄弟の家があったから
山吹色 ...
いちばん近いのに
いちばん遠い人と
言うあなた
まさか
私のことだと思いたくはなかったけれど
そのようだ
そっくり
その言葉
お返しします
あなた
私のなにを分かっているの ...
どの{ルビHEART=心}をお買い求めなられますか?
全て
私が温かな気持ちの時に作り上げました
一品物に御座います
数には限りが御座います
欲しい方はお急ぎください
あなたの{ルビHEA ...
重苦しいんだけどね。非常に。
けど、うん。辛いやろ。お前も、それに俺もだ。
惰性のみで続く関係っつうのは、それこそ結婚うん十年経つけれどいつの日か冷え切っちまった熟年夫婦みたくドロ ...
突然やってくる悪魔ちゃん
おうーーー
自分の力ではどうすることもできないし
場所によっては最悪だ
あいつは何なんだ
本当に空気読めない
たまに私をからかうくらいの振りをして
突然 ...
アニマ
かわいらしいお嬢さん
井戸の底は
カレーズ
遠くヒマラヤの嶺へと
雪解け水を遡ることも出来るし
海には
怪物もすんでいる
誰の心の中にもいるアニマ
イドは
実はバー ...
せせらぎに 気持ちよさげな 西瓜かな
せせらぎに 冷やしてうまい 西瓜かな
せせらぎで 涼をとってる 西瓜さん
冷えるのを いまかいまかと 待つ西瓜
赤き身に 涼を感じる スイカ片 ...
自由なんて
そう、
限られていて
ぼくはばかみたいに
浮かれていて
そう、
・
きみ、
いまここは
なんだとおもってる
ぼく、
いまここは ...
自分のサイズで歌って行こう。
流行りも廃りも着こなせないし、チョイスするのはボクじゃないみたいだし。
アンタ好みになりたいワケじゃないけどさ、そこら辺のヒミツはチョットだけ知りたい気分なのです ...
ねぇ
親からしたら子供はいつまでも子供なんだよ
お母さんはいつもそう言って笑った
私からすればお母さんはずっとお母さんだけど
もういないお父さんはずっと私にとってお父さんなのか ...
ふゆふあ
あったかいふとん
ふゆふあ
つめたいあしが
ふゆふあ
こぽこぽおふろ
ふゆふあ
じーん、かたまで
ゆげのけつろ
つかのまのひざし
ふゆふあ
めれんげにく ...
最近ナゼかよく右腕がシビレル。
夜中に突然目が覚めると、右腕の感覚がない。
血が通ってないみたいで動かないのだ。
寝ぼけながらもヤバイと思い、冷たい右腕をひたすら左手でサスルサスル擦りま ...
「夢見てた恋とは違う・・」完璧主義のあたしです
雪降る街に並んだ ブーツとスニーカー
別れを切り出せないまま やってきた聖なる夜
会話が途切れるたび あなたから話し出す
恋愛だ ...
090120
雪の中に埋めたのは
t.t@edssとICチップ
1939年に生まれた人が
初めて聞いた音楽は
電電太鼓に笙の笛
それとも
並四ラ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬
K.SATO
俳句
0
09/1/21 13:00
だれが詠う
アングラ少女
自由詩
1
09/1/21 11:26
雨季
〃
自由詩
2
09/1/21 11:22
ささくれがしおれるまで
石川和広
自由詩
6*
09/1/21 9:52
[乱心]
東雲 李葉
自由詩
1*
09/1/21 8:38
[求める手]
〃
自由詩
1*
09/1/21 8:20
無し
AKiHiC...
自由詩
0
09/1/21 6:12
模倣
FUBAR
自由詩
7*
09/1/21 5:42
冬の朝のメルヘン
A道化
自由詩
4
09/1/21 5:28
床
セガール、ご...
自由詩
1
09/1/21 4:06
恋路ゆく猫
かのこ
自由詩
2
09/1/21 3:50
焼き場
佐藤伊織
自由詩
3*
09/1/21 2:01
もったいないおばけ
ローザ
自由詩
0
09/1/21 1:11
コンバース
かいぶつ
自由詩
3
09/1/21 0:38
せいざばんの よる
たりぽん(大...
自由詩
2
09/1/21 0:20
春贄
小池房枝
自由詩
4
09/1/20 23:57
有楽町線
kauzak
自由詩
2*
09/1/20 23:06
いちばん遠い人
蒼木りん
自由詩
4
09/1/20 22:50
HEART SHOP
愛心
携帯写真+...
7*
09/1/20 22:11
ああ、
(悪)
自由詩
3
09/1/20 21:59
お腹が痛い
こうこ
自由詩
3
09/1/20 20:43
深層の令嬢アニマ
海里
自由詩
1
09/1/20 20:35
西瓜 (2003.7)
guchi_...
俳句
0
09/1/20 19:20
痣
ゆうと
自由詩
3*
09/1/20 17:18
スペシャルソース
BOOKEN...
自由詩
1*
09/1/20 15:45
うそ
燎
自由詩
2
09/1/20 14:12
ふゆふあ
唐草フウ
自由詩
8*
09/1/20 11:32
世界の枕コレクション
BOOKEN...
散文(批評...
1*
09/1/20 9:56
雪の中のブーツ
志織
自由詩
1
09/1/20 7:18
雪の中に埋めたのは
あおば
自由詩
4*
09/1/20 6:59
4625
4626
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4665
4.92sec.