鼻の溝で産れた私は金髪をなびかせかおに継ぎたてている ほろりと私が手のひらを開くと
ふわりと私の手のひらに
乗せられるものがある

それは夕暮れの太陽の熱のように
網戸越しの風に靡くカーテンのように
何気なくふとする感触で

手のひらを眺 ...
魂の裾野を幻覚が越えてくる火曜日、虚ろな目をしたテレビ・タレントが掌だけで盛り上げるような調子、いじけた雨粒が果てしもなく降り続き書こうとしていた言葉のことを忘れる…軋む椅子に ... 木々が泣き叫び身をよじる 嵐の夜 
蛇行する高速道路を はるかな高度でよぎる陸橋から 
車たちのにじむ光を見ている

濡れて顔を覆う髪が 体温と最後の強がりを奪い去る 
雷鳴に冴える記憶 ...
久しぶりに会った

仲良しだったあの子

チョット大人になったから

照れくさいけど

大人な挨拶したりして

バイバイって別れたあと

振り返ってもう一度

バイバイって ...
あれは、冬休み明けくらいのことだっただろうか。
「卒業まであと○日」というありがちな掲示物が、僕の教室にも掲示された。

最初は、あと60日くらいあって、まだまだこんなにあるのか……とぼんやりと ...
吠えたちて 主人を守る けなげさよ

増水で 花火大会 流れけり

足元に ネズミ花火の くるくると

ゴキちゃんを 踏んでは流す 涙かな
  明日 でかけよう
  あの人の街へ
  もう冬が終わるからでなく
  もう春が来るからでもなく
 心揺さぶるものにしたがい
  わずかな荷物で乗り込もう
  鳥の名前の列車
  舞い ...
  北国の街でも
  季節という名の急行列車は定刻どおりにやってきて
  開いた扉に ベルが鳴って
  早く行きましょうと 待っている
  すべてを捨てて飛び込むことができた昔とは
   ...
さっき雨があがったみたいだ



まだ雲は多いけれど
隙間から光が覗いている
さっきまで色とりどりの傘で賑わっていた風景は
家路へ向かう早足の靴音と
閉じてしまった傘の申し訳程度の色彩 ...
たまに電車で見るあいつ
街中にもいる
下向き加減に歩いている眼鏡かけたぽっちゃりくん

何が楽しいのか

彼女もおらず一人で家に帰りポテチを食べてるあいつ

お笑い番組を一人で見て笑う ...
「俺さ好きになりにくいんだ人のこと」

「へーーー・・」

「俺だれだれと知り合い」

「へーーー・・」

「俺そいつのこと知らないテレビ見ねえし」

「へーーー・・」

「俺 ...
新国富論(1)

 国富論という書物はあまりも有名である。しかし現代においてこの国富論なるものを読んだ人はあまりいないかもしれない。岩波文庫で全6冊のこの書物を20年くらい前一年がかりで読んだ。面 ...
ストレス発散
パチン
男の意地を
パチン

あいつに
パチン
もう一つおまけに
パチン

意地悪して
ヒン曲げて
ああいい気持ち
腹減った。
病院にも
節分がきた

仮装する看護士さん、
喜んで豆を投げる私たち。

鬼は外!福はうち!

床に散らばる豆は
入り乱れ
踏みつぶされ。

手にした福豆を
そっと口にすると
ほんのり香ばしく
優しい ...
 真っ白な画用紙が、思い思いの色に埋め尽くされ、やがては無残に打ち捨てられるように、清純さは周りの利己によって泥まみれになるまで叩きつけられる運命にあった。芸術家というものは、残虐な生き物ではあるが、 ... ひとつの瞬きの中の
帷の綻びから深遠を見つめる少年の
そのはるかな頭上を


商隊が騾馬に荷車を牽かせて
かぽかぽと銀河のほとりを迂回してゆく
どこか遠くの ずっと若くて活気のある星団へ ...
水をあげ
花をあげ
鉄砲をあげましたら
喜んで命をくれまして

守りたくなってしまいました

と、古い手帳のすみに書かれてありまして
その言葉は
傷や破れがありまして
もっと破ると ...
不確定性原理を知ってか知らずでか法則示さぬ少女のアレ

損得と落とし所を高速フーリエ変換する怖いね今日日の小学生

日々クライシス迎えるゲシュタルト繕うような君と僕との三年目
1
そんな風に眠ってると
まるで猫みたい
体を丸めて
背中がゆっくり動いて
でも
これは過去の記憶

2
涙って
涸れることがないのね
いつまでも流れて
ほら
スープが薄まっ ...
眼球の底の竜宮城
そこで正座している僕の絶望
ビタミン不足です
深海魚の悲しみが甲骨文字となり宙を舞う
どしゃ降り
点滅する信号機
その中心に渦巻く欲望を超えて
渦巻銀河
結晶する恥骨 ...
「I have a dream」
とキング牧師が何万人もの聴衆の前で唱えたとき
いや、オレにも夢がある
と唱えなかったことを後悔していた男がいる

「Yes,we can」
とオ ...
★☆★ 法律大魔王から12度目の最初のお達し ★☆★
●自作のショートギャグを楽しむスレッドです。誰でも参加OK。過去ログや、
まとめサイトのパターンを参考に、面白いネタを考えてここに発言して下さ ...
薔薇のような

桃のような

大福のような

そんなくちびるになりたい!

あの人だけがお触りOKな
他の人は、「ここから先は別料金」
と思わせるような

薔薇でいて、

...
ぼくの耳に入ってくる音が、世界を創ってる。
光あれ!そして、ぼくに光があった。目は見ない。
耳は聞こえない。流れ込む虹色カクテル、
真夜中でも朝のびばるでぃ、神は滅びない。


聞かないぞ ...
世界中にあふれている
たくさんの言葉たち

きれいな言葉
やさしい言葉
愛にあふれた言葉

どれもみんな素敵だけれど
でもちがうのよ

私が探しているのは
胸にかちりとはまる
...
テスト前の休みで友達二人と東京に遊びに来た僕が
アイスクリームのクレーンゲームに並んでいると
女の子二人組が話し掛けてきた

「そのアイス 私のために取ってよ」
そう言っておもむろにコインを ...
鞄には大好きな衝癖を
鞄には大好きな衝撃をいつも持ち歩いて
まだみぬなめだをまだみぬ顔をまだみぬままを 心なしかもし空が銀色で爪の落ちた水音がする
進む時計の遅さはなんたることか
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
_十二支蝶自由詩009/2/3 22:31
例えば松本 涼自由詩409/2/3 22:29
風船ホロウ・シカ...自由詩2*09/2/3 21:45
過去からのコールいねむり猫自由詩009/2/3 21:41
嬉しいね平 哉人自由詩209/2/3 21:15
一ヶ月の色と形エルメス散文(批評...0*09/2/3 20:59
犬花火ゴキ  (2003.8)guchi_...川柳009/2/3 19:17
鳥の便り西尾自由詩409/2/3 18:42
春を迎えるにあたって / 西尾自由詩109/2/3 18:36
あ。自由詩1*09/2/3 18:12
あいつこうこ自由詩109/2/3 17:56
浮いているのね?自由詩009/2/3 17:54
新国富論(1)生田 稔散文(批評...0+09/2/3 17:36
卓球ペポパンプ自由詩3*09/2/3 17:16
節分風音携帯写真+...409/2/3 15:01
人魚・1 〜接点〜   【小説】北村 守通散文(批評...3*09/2/3 14:47
星宙間をゆくキャラバンの宴相馬四弦自由詩2*09/2/3 13:36
少年昼寝ヒルズ自由詩909/2/3 12:00
不確定性言語かめたろう短歌009/2/3 11:48
残響風音自由詩509/2/3 11:44
雨の日にぎよ自由詩209/2/3 11:43
アイ・アムカナシミルク自由詩009/2/3 11:26
エリオットしとりあそび(12)過去ログ倉庫09/2/3 10:38
く ち び るつゆ自由詩3*09/2/3 8:43
ヘッドホン (脚韻詩の習作)Giton自由詩0*09/2/3 8:15
迷子未有花自由詩17+*09/2/3 8:00
東京の女の子1486 1...自由詩2*09/2/3 7:25
十二支蝶自由詩009/2/3 6:46
俳句009/2/3 6:43
携帯自由詩009/2/3 6:40

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