物語を
ネガとポジという物事の光と闇に
ライトを浴びせ
一コマ一コマ丹念に読経のように
語り紡ぐ
黄金色に輝く映写館があるのだと
祖父はわたしに教えてくれた。
当時僕は6 ...
空の涙は
私の手のひらで
悲しみを預けながら
そっと
冷えた空気に混じりあう
音もなく消える
その悲しさを
何に伝えたらよかったの
溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい::::::
わたしは死のうなんて一度も思ったことはありません、
...
ー1ー
今日僕は、
走り出されそうになるけれど 僕は
手のこの中に、ないのかもと あー
いることにー だがー 吹かれ、たー
ー生きる風の
昨日にされた、君へ
人の
色自身である ...
かじかんだ手を
あたためてくれた人はとおく
冷えきった深夜の駅
まばらなひとたち
だれも私をしらない
わたしのことさえ だれもしらない
どんなにののしられても
それを愛に ...
呪いが呪いに接しては咲く
蒼を渇きに支配する
指の火口を巡る文字
岩に硝子の星を描く
咳音 空洞 ふたつの旗
熱水 痛み
しずくがしずくでいられる時間に
空は数度 ...
昔々、とある村におじいさんとおばあさんが住んでいました。
そして、おじいさんは山へ芝刈りに、鬼は山へ草刈りに
『カビ団子を食べよう。』
『家来になります。』
桃を切ってみると、大きなお ...
人のためと他人を考えるの続きを書きました。
ポイントが入っていたので、
ポイントを入れた人のためだけに書きました、
もしよかったら、読んでください。
この前、初めて嫌な事から逃げました。 ...
ペンギンの
狂気を隠す
ぴこぴこ歩
むかしセックスした男が、
新書を出していて、
私はようやく、
私がいま/こことつながっていると感じる
あらゆるゴミをおみくじのかたちに結ぶ
外国には行けないから、
ディズニーランド ...
流行の前髪のために私は髪を切りました。
ばちん、ばちん、ばちんばちん。
長いツインテールは黒くて細いゴムでくくりました。
ツインテールで空を飛んでみようか、と
思いながらシャーペンを耳にかけま ...
幻想宗教国家、とは、いろいろの、
積み重なり、発展させられた、
水夫も、赤の他人、の、
巻き添え、深夜放送で、
電波で、通信は遮断され、
公社、混乱、健康的、
トンネルから、兵器、
...
ある朝。小便をしようとしたら
便所が浮いていた。
昨晩まではきっと、ここにあったのに。
真っ青なお空の背景に、便所はゆらゆらたゆたっています。
どうして僕をおいて行ってしまったのかな。
僕は ...
ふりむけば植物しか生えていなくてもそこで生まれて生きたわたし
さといもを剥くために研ぐ包丁にうつるわたしさといもがひとり
街と人逢うたびわたし旅をした別れの数とひとしい夜だけ
...
誰も知らない人が隣に住んでいる
もう十日になる、声を聞かないし聞こうとも、しない
私は猫を裏返しにしながら、誰か、がいない遠くのことを思う
もう、春だ
冬はかたちになってしまうから、駄目だ
...
欠けた月に
満月でなければと
筆を入れるより
欠けた月灯りに
広がる裾野の息を見る
欠けた月の声を聴く
欠けた月灯り ...
こうして
外気の暖かさをできる限り
忘れるために
頭をのけぞらせていると
窓から見えない方向で
夜が
明ける気配がした
外に出たらきっと
向かいの家の窓に二、三十年
前の景色が
...
その風の名前は知らないけれど
黄色い砂を連れてやって来るその風の後には春が訪れることなら知っている
そこが何処に在るのかは知らないけれど
3月の空の青を背に、辺り一面に咲く菜の花の黄色なら知っ ...
菜の花の黄色でヒツジが発狂し夢の中でも数かぞえさす
菜箸を持つ手は夢を描くけどアナザーハンドがそれを邪魔する
「美味なので、あなたの夢をいただきます。菜越しですが、お許しく ...
突き出された尻に尻をつける。鏡を覗くと、二つの体はY字を形づくっている。太い腿と細い腿。毛に覆われた脛と白い肌が剥き出しになった脛。顔をこちらに向け、訴えるような熱い目をしている。淫靡ではなく、真剣な ...
薬を嚥んで、
正気を保つ。
深い想いは消えゆき、
果たしてこれが
自分の本来の姿と
いえるのだろうか。
イメージはしぼみ、
闇・幻は消え失せ、
そして現実がありのまま
ここに ...
似顔絵を{ルビ描=か}く。
似つかないが、
見とれている。
短い髭を{ルビ描=か}き加える。
眉を太くする。
飽きもせず、
見とれている。
黒目を左側に寄せて、
何かを ...
泣き方を忘れてしまったみたいなんだ
思い出そうとしても上手くいかないんだ
泣き方を忘れてしまったみたいなんだ
思い出そうとすると逆に笑ってしまうんだ
誰に言われたわけじゃないのに
我 ...
あの日 蹴りそこなった石が
かさぶたの裏でうずくまっている
擦り切れたテープが空回りする速度で
まばたきを繰り返す
ほんとうはもう 暗算だってできるのに
指折り数えてしまうのは
駅 ...
悲しいアニメが
なんだか僕の人生より悲しいのは
僕だって少しは切なさを感じれるから
悲しさに溢れた主人公が最後に救われるのは
僕だってそこそこ優しさがわかるから
僕が途中 ...
きみのいない部屋で
わたしが鳥になる
透明を匂わすそらが
手招きをしているから
わたしは、どうしても
行かなければならない
窓を開く前に
おにぎりを作って
...
何で 彼女は
私の感情をこんなにも 逆撫でするんだろう
彼女がある日突然切った髪
あれは私が奪ったのじゃないのよ?
なんでも一生懸命に考える彼女
少ぅし文句を言えば
簡単に 傷つく ...
「痛そう」
ゆぅちゃんが
私の手を指を爪をささくれを見て、そう言った。
そう言われて
なんだか、「私」が痛い思いをしているみたいだと言われている気がした。
私が
私の体が
私の心 ...
わたしたちは、
とても多くのものを、
知りすぎてしまったと思うの、
彼女は言った。
短い晴れ間に雲がさすこと
宇宙は青緑に澄んで
見えない星をあるものにした
わたしたち ...
このように天空の街に風吹いて
光満ち風吹く街のラピュタなり
風強き空と一体地の街は
空の街 地の街 境いこの大空
地の街を吹き抜ける風 空の風
地の街 ...
日付順文書リスト
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日付
ノスタルジック
Anonym...
自由詩
1
09/2/22 1:28
空の涙
ほしのみくず
自由詩
9*
09/2/22 1:02
january
この子
自由詩
0
09/2/22 1:02
いつも僕はパンチする君が怖いんだ。
K.SATO
自由詩
1*
09/2/22 0:59
2月10日の雪のように
和歌こゆみ
自由詩
7*
09/2/22 0:47
羅睺夜
木立 悟
自由詩
4
09/2/22 0:14
創作昔話「バグ太郎」
竜門勇気
散文(批評...
0
09/2/22 0:04
悪者
つぐこ
散文(批評...
3
09/2/21 23:59
ペンギンの
くぼた
俳句
2
09/2/21 23:13
水のないプール
鈴木まみどり
自由詩
1
09/2/21 23:03
アユミ
きるきすみー
自由詩
0
09/2/21 22:55
電波障害に、人、憤怒せる夜
K.SATO
自由詩
1*
09/2/21 22:54
猜疑と激情は滝になれ!
竜門勇気
散文(批評...
0
09/2/21 22:47
ぼくの青い空から
小川 葉
短歌
1
09/2/21 22:06
隣人
霜天
自由詩
6
09/2/21 21:33
欠けた月
北星三天
自由詩
2*
09/2/21 21:25
気配
noman
自由詩
2
09/2/21 21:15
_
遊佐
携帯写真+...
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09/2/21 21:09
「菜菜菜夢夢夢」
うみとゆう
短歌
3*
09/2/21 20:38
私と彼
前澤 薫
自由詩
1
09/2/21 19:58
薬の効能
〃
自由詩
1
09/2/21 19:58
あなたと私
〃
自由詩
1
09/2/21 19:57
大丈夫
1486 1...
自由詩
2*
09/2/21 19:53
かさぶた
ことこ
自由詩
3*
09/2/21 19:21
悲しすぎるでしょうと聞かれたらイエスが無難です
短角牛
自由詩
1
09/2/21 19:16
創書日和「塩」 やさしみ
山中 烏流
自由詩
1*
09/2/21 19:02
逆鱗に触れる
佐々倉寿実
自由詩
0
09/2/21 18:31
あそこでさ。
wister...
自由詩
0*
09/2/21 18:23
らいこう24(春の心臓)
れつら
自由詩
3
09/2/21 18:13
ラピュタの風
アハウ
俳句
3*
09/2/21 17:25
4579
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9.05sec.