都市昏き蝶の光跡てでふるる
揚羽蝶さみしき都市を輝きて翔ぶ
鱗粉の都市舞おりて照る道路
午前に 怒りを 剥ぎ取る
それらを 立体にさせ
真昼に 購読させよ
一人にだ
屈託ない者は 雲にあった 月を数え
眠らぬ人達は 知らぬ角を 生やす
どの程度 おれは 提供も 出来ぬ
...
春浅し大観覧車ゆうるりと
剥製の芯にも春の驟雨かな
沈丁花おまえ独りの夜じゃない
火のついた命のみじかさを
知っている
あの人が煙と遊びながら
笑いとばす
わたしは、こうしてる間にも
どんどん灰になっていく
手の中で燃え尽きていく
その生き方に
自分もいつか ...
みかけよりでも あなたよりでもなく
もっと もっと傷んでいる
時計が逆に回ったら
そんなわがままは認めないでしょ
てあつい擁護 透明なハグに2・3の約束
別に手放さないよ
他に ...
ねえ、ごめん、
なさい目の痛みがないのは、
まっすぐ見た、見て、いる、はずなのに。
ある、ひ、かり、に、
踊るように広がって、白く、
飛んでいる、魔法、に、なって、
触れたもの全部 ...
そらのどこ
とぼくがたずねると
きみは
そらのとこ
とこたえるのだった
だからぼくはまた
そらのどこよ
とたずねてしまうからきみは
そらのとこよ
とこたえつづける
いつま ...
人の記憶ってもんは上手い具合に出来てるらしい
よく思い出は美化されるっていう
だけど、ふと過去を振り返ると、私には美化するような思い出なんてなく、嫌な記憶ばかり
いつまで ...
アイスコーヒーの宇宙に
流す白を
昨日借りてきた名作のイメージに喩えて
忘れたものを探しに行こう
切符が片道しかないなら
もう戻らなくていい
潔く海に溺れたなら
人魚に会いにゆこ ...
ああダメだ。
会いたくってたまらない。
夏の午後 影は濃く
姿勢の正しいあなた
まっすぐにねむる
貝殻のボタン
ひとつ失ったまま
くんと伸ばしたつま先から
夏が逃げてゆく
砂がはらりと落ちる
そして落ち続ける
傾い ...
髪がざっくりと伸びてきてとても眠い
車中のキスはとても甘くて
大音量で天野月子が歌っている
どうしてもやらなければならない事を
とてもとても考える事を
とっても大事にする事
僕はま ...
{引用=
***
}
フライパンの穴をのぞくと
スピノザが机にかじりついているのがむこうに見えた
時間を超越する望遠鏡というものがあるのならば
それは存外、身近なところに転がっているのかも ...
空が凍りついてドームみたいになってそこから数え切れないほどた
くさんのつららがぶら下がっててみんな口を開いて空を見上げてそ
のつららの先っぽのところからたまに落ちてくる雫を受け止めよう
と必死に ...
絶対に、やめるのならば「ミカン玉」だろうな
だが「リンゴ玉」だからやめた!方向ではなく、前にそう、したくなくて
イカリングフライを食して
そのことに溶けていく嘔吐に未来、なのか?
他人が、 ...
気がついたら
そこは白い空間で、
やたらと清潔な場所だった
全てを白に変えていく
何かがあった
私はベッドに横たわり
息をしている
少し、壊れている
多分、もう
...
オレが中二のとき生まれたおまえ
こうしていることを妻子が知ったら
いきなり難破船に乗らされるだろう
抱きしめるという行為とはいったい
戦争に引き裂かれた愛ではない
切 ...
これを、Eさんに捧げます。
あなたには、>や=、<もいらなかった。
いや、あなたはそれを必要としてなかったし、必要なかった、
あなたの前ではそれらは消えてしまう。
例えば優 ...
考えるな前に出ろ攻めろ
商店街を全力で駆け抜けろ
風よりも早くもっともっともっともっと
一番高みまで飛べ
そして叫べ吼えろ衝撃
汗は俺らの勲章さ
僕らの衝動を抑える ...
810210
動きの中に幽かな色がある
黒々と横たわる大海原に
一条のきらめきを感じて
振り仰ぐ東の空に
微かな朝の気配を感じる
...
ふらちな黄泉乃国から来る男は
死んだ者を無理矢理叩き起こし
不届き者の口からなにごとか聞こうとする
その行為 その汚らわしい行為に
足元から鳥肌起つ岸辺に立つ
ここは泉か 言の葉の埋も ...
野球場のフェンス越しに
鈍く湿った風
予感の匂いに満ちたアスファルト
屋上と屋根の向こう側
午後の光を遮断して
雨粒いっぱい雲が来る
金網をつかみ取り
いちもくさんに飛び降りる
私の制 ...
這いつづけ
水にたどりついた樹が
土のはばたきを抑えている
それでも幾つかは
飛び去ってしまう
石も川も敬いも
大きさを失いさまよいはじめ
幸せもなく 不幸せもな ...
090217
雉が鳩になったから
3分割して分ける
重量比が等しい
3分以内で平らげる
御国なまりを残して
退散す ...
090215
ライト兄弟が初めて動力飛行に成功した後
兵器としての価値を見抜いた国々は
総力を挙げて飛行技術の開発を推進した
そう思っていたの ...
レギュラーコーヒー?
っていったいなんなんだ
ノーマルってことなのか?
普通のコーヒー
でも
スペシャルブレンドって書いたるし
レギュラーでスペシャ ...
孤独とは、本当は独りではなく
ふたりのあいだに、常に存在する影
光が闇からうまれるように
愛も孤独からうまれる
ぬくもりとは、その孤独が
幾重にも重なり合いうまれた
...
野良猫たちよ、死ぬ前に教えて欲しい。
お前たちが、何処で死ぬつもりなのか。
住宅地の陰から黒猫が姿を現す。多分、
その旅の、途中ではない。びっくりして逃げ出したから。ーあまりの僕の不幸さに。 ...
なにも出来ない事をしっている
だから少し
悲しいのだ
そこに居ない自分
そこに伝わらない言葉
私の中で膨らみ始めた小さな声は
ほらすぐ
そのままで消えてしまった
小さな泡の様に渦巻きな ...
私は回るユーフォーが好き、
日本には2種類しか居ない蜘蛛や
煙が好きな
13歳の女子バスケ部員代理補助
テレビでは
『本当の愛情を通わせてセックスしないと感染しない性 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
蝶
アハウ
俳句
1
09/2/18 12:38
書きかけ
奥津 強
自由詩
1
09/2/18 10:23
ニン月
榛原花那
俳句
0*
09/2/18 9:02
煙草
光井 新
自由詩
3*
09/2/18 8:45
もっと傷んでいる
ヤオハチ
自由詩
1
09/2/18 7:15
フレア
れつら
自由詩
3*
09/2/18 5:04
そらのとこ
小川 葉
自由詩
10
09/2/18 3:16
昔思い出記憶物語
知恵
自由詩
1*
09/2/18 2:48
愛素珈琲名家
青の詩人
自由詩
1
09/2/18 1:31
ざわざわする気持ち
つゆ
俳句
1*
09/2/18 1:22
貝殻のボタン
ふるる
自由詩
27*
09/2/18 1:13
真空異相
透明な魚
自由詩
2
09/2/18 0:49
aerial acrobatics 14
mizu K
自由詩
4*
09/2/18 0:44
スカートめくり
大覚アキラ
自由詩
0*
09/2/18 0:14
ピコピコするかい
K.SATO
自由詩
2*
09/2/18 0:09
無題
うみとゆう
自由詩
2*
09/2/17 23:41
難破船
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/2/17 23:40
ゲルマニウム
つぐこ
自由詩
0
09/2/17 23:38
少年夢
こめ
自由詩
4
09/2/17 23:25
藍色の空
あおば
自由詩
9*
09/2/17 22:47
ふらちなよみの国から −わたしの詩人−
音阿弥花三郎
自由詩
0
09/2/17 22:38
通り雨透き通った虹
楽恵
自由詩
4*
09/2/17 22:36
夜辺
木立 悟
自由詩
3
09/2/17 20:41
キジバト(ヤマバト)
あおば
自由詩
1+*
09/2/17 20:27
light the light
〃
自由詩
2*
09/2/17 20:25
一服
よーかん
自由詩
0
09/2/17 20:22
『孤独とぬくもり』
あおい満月
自由詩
3*
09/2/17 20:16
ノラ猫
プテラノドン
自由詩
2
09/2/17 19:59
僕らの。
プル式
自由詩
9*
09/2/17 19:10
sing in the rainbow / Norwegia ...
satyri
自由詩
1
09/2/17 19:02
4586
4587
4588
4589
4590
4591
4592
4593
4594
4595
4596
4597
4598
4599
4600
4601
4602
4603
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4605
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4608
4609
4610
4611
4612
4613
4614
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4616
4617
4618
4619
4620
4621
4622
4623
4624
4625
4626
加筆訂正:
フレア
/
れつら
[09/2/18 5:07]
ちょいとレイアウト修正。
骨/ボーンズ・リターン
/
百瀬朝子
[09/2/17 20:57]
改題しました
6.35sec.