やることがないからネットしてる
何時間もクリックとスクロールを繰り返している
途切れたリンク先で後ろ向きの矢印を叩く
ここはいつか歩いた
糸くずが指先に絡まっている

ここはどこだろう
...
忘れているつもりは、なかった
ちょっとうっかりしていたのだと思う
言い訳がましいね、何だか
本当にごめんね


いい天気が続くと
空を見るのに夢中になってしまう
雲の流れには気付いても ...
「わたしたちのテーブル
なめらかなはだかの木目
そこに並べられた食器、グラスたち
ずっと交わらない視線」
隣で私のくわえる煙草を指して――
「浄化された石、」それは
不在の表層に羽根を生む ...
氷の川を
停められるのは
時の流れにせせらぐ命


 つめたさを
 うたう刹那が底にあり、

 静けさを
 砕く車輪が
 渡りゆくから、

 氷の川は
 停まらない
...
揺れ続ける
揺らすものは止まない
だから揺れ続けている

揺れながらも見ている
止まって見える全てを
自分と同じ全てのもの

自分の足でしかとたつ
揺らいでうつる一体は
それを ...
背伸びして
履いた高靴
近づきたくて
ぺかぺか

あなたは最初にそう言いました




指折り数えることは嫌いだと言っていたのに
ついつい、不幸の数を数えてしまったから
自分への戒めにあなたは指を4本ずつ切り落として
...
  地天空海



淵の無い
ただ透明な心の地上に
経験を飾り付けても
溢れることの無い

想いと願い



薄皮一枚で



道端の意識の化身が
草の息を見せる
...
爪の先だけ
宇宙へと飛んでいく

あなたが何度も触りたがるから
爪先以外は東武東上線沿いに
置いていくことにした

私の左手親指の爪先は
宇宙人との会話に成功して
ひとつ大人の階段を ...
繊細な細い君の人差し指であたしはまるで少女のように動かされる

「いちばんすき」とはなんて残酷な言葉なんでしょう

あたしにはなにもない。それでも一緒にいてくれますか?

君の前にはこんな ...
生まれる前の僕は壁に囲まれていた
生まれると同時に天井で蓋をされ
それからここはただの暗闇
立方体の箱で僕を飼いながら
肉体は日々の中で生存し続けた

目は目として、耳は耳として、口は口と ...
貴方の写真の撮り方は気持が悪いから
ベッカムないしディカプリオと代わって頂戴
そういう無茶を言う金持ちの女と付き合いたい
貴方の歯茎の色が今一つ悪いから
ビタミンを含有した歯磨き粉を差し上げま ...
熟れたトマトを股間に挟んで
ふざけながら歩いているお前と
熟れたマンゴーを小脇に抱えて
京浜東北線に乗車している俺が
ひそかに交わしたテレパシー
その内容が周囲の人に筒抜けで
来週の週刊新 ...
管制塔の制止を無視して月面に降り立った艦長以下五名は
サムがこっそりと持ち込んでいたB5サイズのオムレツの舟に颯爽と乗り込んだ
地球の約六分の一しかない重力のおかげで
オムレツはふわふわとろとろ ...
愛のある女たち
おまえに捧げたものを
荒土から拾い
違うものに変えてわたしの胸に刺す
(これがわたしのねがいだったろうかこんなものが)



本当のねがいはまだ言葉にしていない
わたしはそう言った
わ ...
困ったことだった
一張羅をまとった毛ばりが
根掛かって外れない
偶然授かった
二本目の無い
大事な
大事な
毛ばりだったので
そんなに深くはなかったので
暑かったので
誰も見ていな ...
あらゆる成功が、もう
起こりえない予感に冒されて、
そのために、もう
赤茶けてしまった、ている、信念さえも
切り売りしなければならない
症候


めぐるたびに春は、鮮やかさ ...
カルミアのカルアミルクが
妖精たちのエール

もっと強くてもいいなら
クライミングローズのカクテルもあります

寝台のキリムは魔法の絨毯
ぐらぐらと
揺れる揺れる

閉じた目の瞼の ...
新しい季節へと
かわっていくなにか
さがすように風を嗅ぐ
子犬になれそう

  正しいとかまちがい
  とかはしらない
  模造できないほんとうを
  さがすように風を嗅ぐ
  そん ...
ける
すぎゆきつゆき
ふにゃりこら
すくりをくり、

めちゃつかひめ
ゆめにひくゆる
すべるをりられ、

なぎゃつゆがひに
のつつつそめ
しめしつかれ、

なをしめし
つか ...
親子であったり

夫婦であったり

友であったり

天使たちの遊戯

声のない

音のない

天使たちの遊戯


しびとになって

このよをのぞいていた


光 ...
 散文では少しばかりお久ぶりですね。
かと言ってこの散文を正座して待っているような人はいらっしゃるんでしょうか?いないと思うので、これからもマイペースに書き続けていこうと思います。

 さて、先 ...
何故かあのひともそうだった


年上の素敵な奥様がいて
それなりに幸せな家庭を築いていた
そしてそんな男の軽い浮気心に惚れてしまう女がひとり

初めて出逢ったのは真冬に逆戻りしたような夜 ...
 
バスが終点に近づくと
乗客はわたしたち家族以外に
誰一人いなかった
息子が車内をみまわして
どうしてみんな座らないの、と
終点に着くまで
そんな不思議なことを
言い続けていた

...
超えていく、
日付の壁が
目まぐるしい程に光るのを
横目で蔑みながら
今日の境目を探す

誰も、私のことを
見てはいないから


急いで履いた靴下を
だぼつく
とい ...
粘土と唾液で造られた都市から悪臭が漂って来る
鼻の詰まった男達が希望を語り合っている
酷く発達した上腕筋
愛撫はハンマーの一殴りだ

雷鳴の方角を探れ  ひび割れた夜空の
耳垢だらけの男達 ...
長く続くキャラバンの行列
オアシスを求めさまよい歩く

メサから眺めた蜃気楼
近付くほど遠ざかる逃げ水

わずかな荷物を背負いながら
生きるために牛を殺し水を売る

砂漠
そこはか ...
海岸沿いの道を歩いている
知らない街の
あたたかい夕暮れ
家族連れも恋人達も釣り人もいない浜辺
白く砕けては打ち寄せる静かな波の音
水平線の向こう側はぼんやりとやさしく霞んで
パステルで創 ...
アルカリ電池をシリアルで接続するのはやめてくれ、
理科の時間が割り振られるたび豆電球は叫び
エコ!エコ!エコロジーに気を配れ!!

孤独を測るには小学校の30センチ定規で十分、
天体望遠鏡も ...
相模大野だ絵筆だ、と
空間表現で失業保険をやりくりしながら
住宅街で、木造アパートの中の
描こうとしていたことが、ならない、錯綜していく、街角や僕へ、何かに

パシパシ…ヒィィーン…

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
秘密基地(草稿)れつら自由詩109/2/16 14:26
空の青さを見つめていたからあ。自由詩3*09/2/16 13:30
水槽アングラ少女自由詩209/2/16 12:55
氷の川千波 一也自由詩5*09/2/16 12:23
吹いて道草ふるみ自由詩009/2/16 9:57
よいしょつゆ俳句1*09/2/16 8:46
light the light因子自由詩1*09/2/16 8:10
地天空海北星三天自由詩0*09/2/16 4:46
銀色ゆきちゃん。自由詩209/2/16 4:12
0214。自由詩109/2/16 3:35
light the light木屋 亞万自由詩2*09/2/16 3:19
寂寞セガール、ご...自由詩109/2/16 2:09
残夢自由詩209/2/16 2:08
月面帰省サトタロ自由詩009/2/16 1:59
愛のある女たちkawa自由詩009/2/16 1:33
ある渓流の淵にて北村 守通自由詩2+*09/2/16 1:03
屋内 暖色灯鎖骨自由詩209/2/16 0:45
88鍵のためのエチュード/ナイトキャップ海里自由詩009/2/16 0:25
ライカ・シンドロームたりぽん(大...自由詩14*09/2/16 0:08
record_090122_2355-58@jisituもしゅ自由詩0*09/2/16 0:06
天使たちの遊戯吉岡ペペロ自由詩309/2/16 0:05
自己紹介しながら詩を語る!?その4〜私の血が赤い理由〜そらの とこ散文(批評...2*09/2/16 0:00
螺旋のひと恋月 ぴの自由詩29*09/2/15 23:52
light the light小川 葉自由詩6*09/2/15 23:37
夜航山中 烏流自由詩3*09/2/15 23:10
洪水 −雷鳴の方角−音阿弥花三郎自由詩109/2/15 23:10
砂漠1486 1...自由詩0*09/2/15 23:05
知らない街ANA自由詩109/2/15 22:46
ぱられるしろう自由詩109/2/15 22:45
だまされた …会社より、も、不動産、屋に…K.SATO自由詩0*09/2/15 22:40

Home 戻る 最新へ 次へ
4590 4591 4592 4593 4594 4595 4596 4597 4598 4599 4600 4601 4602 4603 4604 4605 4606 4607 4608 4609 4610 4611 4612 4613 4614 4615 4616 4617 4618 4619 4620 4621 4622 4623 4624 4625 4626 4627 4628 4629 4630 
加筆訂正:
だまされた …会社より、も、不動産、屋に…/K.SATO[09/2/16 9:58]
失業保撃→失業保険
5.65sec.