灰色の廃墟の中で結局僕らは
怖じ気づいてしまった
昔見た夕日今見ている夕日
何も変わらないけど変わってる物は
僕の感情移入だけだった
連続で変わる全てのチャンネ ...
鼻詰まり梅のかおりがわからない
あんな風に
きみとまっすぐ
進んでいけたなら
基本的に
ものすごい
マイペースで
温厚な上に
平和主義者
(というか単なる面倒臭がり屋ともいう)
な俺でも、
どうしようもなく
理不尽な現実に
叩きのめされて、
...
口内に光る術器の無感動
体表を深く侵して歯の寂し
ドリル音手際に響く術盛ん
{ルビ体=たい}全て異物排除の疲労感
ヒガンバナが咲いていたのを覚えていますか
赤い花
夏の終わりを縁取り
秋には倒れ
文字通り倒れ
それから細い葉をあおあおと
そこに広げていたのもご存知でしょうか
やがて季節は冬を迎え ...
冬に咲くのはきみの唇だと
空白の中に卵を生みながらつぶやいた
寄生虫みたいに
吸い付くの
がらんどうなのは
私の視界だけじゃない
昔から振動を繰り返す脳は
電波を ...
泥炭の下に閉じ込められた沼沢地、
蛙にならないおたまじゃくし、
時間をなくした植物たちの白い夢、
動かないげんごろうの開(あ)いた口、
生きたまま化石になろうとしている沼は、
寒天のよう ...
プリンをひなたぼっこさせて、生ぬるぐちゃぐちゃにしたら、おいしいかね?
他人の懐で温められて、慢心でふやけたチョコレートを、欲しいと思うだろうか?
冬の夜空の下で、ポケットの底から、さびしく凍えた ...
元気にそして幸せに暮らしていますか?
もう 話すこともできないけど
ただ君にそう訊きたいのです。
あの頃のボクは 意気地が無かったから
君の心の呟きにも 曖昧に笑うしか なかっ ...
殺鼠剤を買いにコンビニに行ったら
レジ横の温蔵庫にケータイがぎっしり詰まっていて
「美咲」「優」「乃亜」などとお品書きがあった
疑問百出なので試しに買ってみようとしたら店員
今入れたばっかりな ...
真っ黒な海底と目が合った
真っ黒な海底と目が合った
白い太陽は呆気にとられ
手を差し伸べることさえ忘れていたらしい
真っ黒な海底と目が合った
岸辺は
濁った水に覆わ ...
クレタ島に住んでいる友達がいる
彼はよく話しかけてきてくれるのだけれど、私は返事の仕方がずっとわからない
彼はいつも一人で話し続け、たまに問いかけてくる、物理的に最も遠い友達だ
「クレタ人 ...
そうだ!こんなかんたんなことに、なぜ気づかなかった?
別れればいいんだ、悩むまえに。
きみとはもうにどと会えない、はなしもできない、
手紙もだせない、修復できない、
それがいい!
そうなれば ...
僕はいろいろな時間を考えて書いていく。
時間を使うといろいろな話ができる。
いろいろな勉強をするといろいろな話を言う。
漫画を読むと時間の使い方がわかる。
面白いストーリーで街を作りたくなる。 ...
{ルビ蛍石=フローライト}の屈折系でねじ曲げる
透明ゆえの分光
赤道儀のその先で
一つとしてそろわない秒針を
幻想のように共有して
誰かの未来で僕たちはまばたきをします
季節から時計が ...
090211
東邦型2号並四受信機のキャビネットにスピーカーと12A代用真空管、デジタルICアンプ搭載基板をUX真空管ベースに抱きつけて縛り付け貼り付けた ...
最初に
肋骨心距の決定
言葉たちのソル イ ソンブラ
それから
動物たちを番わせる
慌てなくていい
生き物が光るわけを本当には誰も知らない
次は
薔薇の花とイヴ
...
離れたい、
離れたいのにかなわない
切っても切れない
二人の関係
わたしたち
二人で一つ
そうだよね
真顔で尋ぬ
君が怖くて
離さない
囁かれたら
それ最後
僕 ...
ネェ、お願いだから。私が代わりにいっぱい泣いてあげるから、泣かないでほしい。
もう君は応えてくれないから。終わりだよね、慰めることできない。
冷たい君の指ばかり思い出しては、なぞる。
...
あの時の興奮――。
数万人が同じ想いのもとに集まり、
数万人が同じ音楽に心を踊らせ、
数万人が同じ感覚に陶酔する。
あの時の興奮――。
それだけは、何があろうと絶対に忘れまい。
それだけで、生 ...
一。
トカゲの日には皮を被る。皮は前の晩から窓際に吊し風を通し、皺を伸ばしておく。ただの革ならまだしもこの皮は生きた皮なので、扱いにはいつも神経を使う。一度ヒト ...
都会の夜に
浮かぶ
月も赤く
あなたはわたしの
子ではないと
ある日母が言ったなら
その日から
またその日までも
子は母の子ではないように
自らの記憶を再構築し
それからつくられる記憶さえ
再構築しなければな ...
ただ青く色そのものになった空
飛んでいる/はずの飛行機の窓の外には
動かない風景
窓の下には薄いごく薄い雲の海が霞む
空と雲の海/の境界を何と呼べばいいのだろう
白く霞む雲はその下に広が ...
親愛なる六月生まれの 女へ
君の墓碑に 近づいてはならない ように
天使を 置いて
町を 作り上げ
大きな 絶望を 築き上げよ
それらを 平たく 映しとめる
海があるなら 私は あな ...
君のセーラー服のスカートの
いわばちいさな海のようなプリーツと
さっきからずっと飛び回っている
黒いちょうちょの羽についている窓に
使い終わった水彩絵の具のパレット
みたいな夕暮れの ...
外に出るのが億劫だ
そんな気持ちになる朝は
布団を出るのも億劫で
ご飯を炊くのも面倒だ
家の隣のスーパーに
買いに行く気にもならず
ましてや遠くの定食屋
...
思い出の箱あけてまだ箱がある君と見た空の向こうにも
大切なものばかりではなかったね今はそれさえ愛しいのに
快速の窓の外に無人駅あの日の母とわたしがホームに
電柱の数をかぞえて歩 ...
彼方が光だとしたら
僕は闇だろう
まるで正反対の僕等だったから。
彼方が居なくなった僕に居場所は無い。
僕が居なくなった彼方に居場所は無い。
彼方が空だとしたら
僕は海だろう
まるで ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
人間殺戮兵器
こめ
自由詩
4
09/2/12 15:46
春風邪
光井 新
川柳
0*
09/2/12 14:03
飛行機雲
風音
携帯写真+...
3
09/2/12 13:50
今日もお世話になりました。
(悪)
自由詩
0
09/2/12 12:34
歯科医にて
アハウ
俳句
0
09/2/12 12:12
春一番と彼岸花
小池房枝
自由詩
6
09/2/12 11:31
呟く視界、瞬きのact1
ゆるこ
自由詩
1
09/2/12 10:49
発掘作業員
Giton
自由詩
3*
09/2/12 7:53
夜空
〃
自由詩
1*
09/2/12 4:55
届くこともない便り
板谷みきょう
自由詩
2*
09/2/12 3:38
サッソポリッシャー
サトタロ
自由詩
1*
09/2/12 3:21
少年と海
北村 守通
自由詩
0+*
09/2/12 2:31
オーキュペテーとケライノー
木屋 亞万
自由詩
1*
09/2/12 1:16
かんたんなこと
Giton
自由詩
2*
09/2/12 0:38
本屋で戦う。
寝る話。
自由詩
2
09/2/12 0:23
時間の誕生
たりぽん(大...
自由詩
5+*
09/2/12 0:17
オーキュペテーとケライノー
あおば
自由詩
2*
09/2/12 0:16
88鍵のためのエチュード/胸の方舟の作り方
海里
自由詩
2
09/2/11 23:54
依存
つゆ
短歌
1*
09/2/11 23:40
ネガイ。
終
自由詩
1
09/2/11 23:23
Live
エルメス
携帯写真+...
0*
09/2/11 22:48
「 トカゲの日。 」
PULL.
自由詩
7*
09/2/11 22:38
酔月
北星三天
自由詩
1*
09/2/11 22:34
オーキュペテーとケライノー
小川 葉
自由詩
2*
09/2/11 22:33
スカイブルー
kauzak
自由詩
6*
09/2/11 22:11
六月生まれの二人へ
奥津 強
自由詩
4
09/2/11 22:01
さよなら春の日
アヅサ
自由詩
9*
09/2/11 21:44
休日の朝
三上山一己
自由詩
5*
09/2/11 21:39
僕らが青に変わる日まで
小川 葉
短歌
2
09/2/11 21:33
彼方
きるきすみー
自由詩
1
09/2/11 21:10
4595
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4635
4.72sec.