騙された方がきっと馬鹿なのだろう
色褪せてゆく写真をいつまでも握り締め
捨てる機会を伺っていた
自発的な行動が出来ないまま
差し伸べられた救いの手にすがり付くも
それは青白く冷たいレ ...
流れ星が消えるまえに
願いごとをすると
夢が叶うとかいうけれど
そんなこと可能ですか
流れ星が消えるまえに
あんな一瞬(※)に
願いごとをするなんて
夢のことばかり考えて ...
父ちゃんどうして泣かないの
辛い時でも泣かないの?
泣いている時を見たことが無い。
いつも自分の思い道理なの?
僕たちの為に年老いて
メシ、風呂、寝るで
一日が終わる。
いつも新聞を ...
寝ても覚めても
同じ夢を見てるような
そんな気だるい日は
カーテン越しの
光を浴びて
寄りかかる
ソファーは悲しくて
奏でるはポロネーズ
今の気分は
ショパンの「別れ」
目 ...
この記憶も、いつかは途切れるのだろう
この命も、いつかは途絶えるのだろう
私がいなくても、
私の思考が停止しても、
世界はまわる ...
英訳「ハルダウン」(4)
When I finished the work of accountant, the store-head beckond me from the back yar ...
こうべを垂れて
風を避けるように流れ流れ
赤ん坊のように
そっと
土に抱かれる
黄緑色の葉
子指くらいの蕾の中で
水脈の子守唄を聞かされていたとき
僕は冬の海の枕木だった
...
森美術館で行われている『医学と芸術展』に行きました。
http://www.mori.art.museum/contents/medicine/index.html
展示されていたのは東洋医術 ...
顔色ばっかり伺って生きていたとき
顔色のさえないあいつに出合った
余命半年のあいつは
生きることにあがいていた
生きてたっていいことなんかないと思って
人と視線を合わせずにいた
人の視 ...
091215
音は
規範であると思う
感じたわけではないが
そう思う
ここでは
規範を
単に縛りという程度の軽い意味で使っているの ...
結婚しないわたしへのあてつけなのかなと思った
今更ながらの大ぶりな段ボール箱の底
つややかな赤い実りをいたわるかのようにそれは敷かれていた
一見して母の達筆を思わせる簡潔な手紙には何一つ ...
やけによろける
冬にむず痒く
ところでお宅は
誰でしたかね
ぐずぐずに過ぎた
楽しいは夢だった
守られた幼少は
ところどころ居残って
顕微鏡でなんでもかんでも
大きく ...
上を望まず 控えめに
その身を飾る サザンカは
愛に溢れて 美しく
舞い散り落ちた 花びらも
一つ一つが それぞれの
愛する心を 忘れない
ただ愛を贈ることは とても簡単
でも本当の気持ちを伝えることは
とても難しい
人の気持ちを受け止めること
自分の気持ちを伝えること
これが果てしなく難しいことだと気がつく
なぜ ...
◯
青い、窓は6時台、大きめ自動車/の過ぎる音、宅配、動き出す鳥たち、
短いリズムで返答、背中に抱えてる物差しを長考、
誰を、誰が始めたっていいだろう、次の行く先では、誰だって、夜に、いなく ...
遺影と目が合う
私がまだここに在る
万年筆と腕時計の
青青とした言葉の繁みを
刻みつつ書いて行く時を
その者は、見守っている
いまもなお続く道を。
視線は歩む
心の遺伝子を携えて
...
一晩中
瞬き続けた星たちが
あんまり淋しいものだから
朝になると
雪になって降るんだよ
一日中
降り続けた雪たちが
母さん恋しいものだから
夜になると
星になって瞬くんだよ ...
ちいさくせかいがふるえ
てにとるべきわずかな水
ブルーはブルーによって
侵食されていく果敢なさ
声と言葉と三色の悲しみ
ピッチカートで奏でてる
光沢は世界とすれ違う度
美しすぎる晴雨 ...
不思議な
でもどこか懐かしい音楽が聴こえていた
見回してみるとそこは上演前のプラネタリュームのようだった
僕は椅子を後ろに倒して大きな伸びをした
それから暗い天井を眺めて何かが始まるのを待 ...
シャワーヘッドが壊れてしまった
近所のホームセンターに行ったら
シャワーヘッドは陳列棚に見当たらなかった
店員に訊ねたら彼女は
レジを指差して言った
あちらをご覧ください
シャワーヘッドを ...
口の中に何もない 僕は
歩く 夢へ身をひとつに 抜けさせられていく
深海をそうさせられながらすり抜ける
そして 深海として あるがままだ
サメがいるのだろう
悩みには サメではないものも ...
{引用=
鉛色の風が
立ち竦む香りをわたしの額に浴びせる
(さざんか さざんか)
嘘つきたちの赤い舌びらが
一面に敷かれるこのアスファルトの上に
膝をついている、足を汚している
...
中に溜まった水をあけてしまい
(それはそろそろ腐ってしまいそうだったから)
地面をひたひたにしてわたしは
(時々粘っては私の背筋を凍らせるのだけど)
足先でかき混ぜた泥を拭っては
(きっとあ ...
僕は君という詩が好きだけど
僕は君の望んだ詩になれずに
やがて別れの季節は、訪れる。
なにをどうしようと
足掻いても
誰のせいというでもなく
仕方のない、ことがある。
...
このクズって自分をののしって
人に言われる前にダメージ受ける
そんなんで防御になってないよ
あやふやすぎて
みっともないよ
バカじゃねって
つぶやいて自分をなじる
だれにも言われたく ...
小さな風邪をひいたらしくて
けだるくてひだるい
心臓と頭が酩酊メトロノーム
イ単調が異端を打っている
係り結びのおむすびころりん
マインドマップレスセンテンス
こんな日は託卵をたくらん ...
フェンスの向こうで笑ってる
あの人が好きだった
とても高い所でも見てるような
目をして笑ってたんだ
だから
綺麗な帽子が風に飛ばされないように
祈ってた ...
枕の下は断崖
愉しもう
どうせ夢なんだし
私の周りには
赤と橙と黒がある
黒が苦手だったけど
黒は削ると白かった
橙が好きだったけど
橙のお腹は黒かった
ちなみに
赤は削れなかった
私は私を削ろうとしたけど
...
えんぴつを握る
頭の中の細胞が
一点に集中して
真っ白の世界に
足跡を残していく
それは鏡にも映らない
まぼろしの世界
キーボードを叩く
君の名前なら
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
見かけ倒し
中原 那由多
自由詩
12
09/12/15 20:53
流れ星
吉岡ペペロ
自由詩
5
09/12/15 20:17
父ちゃん
ペポパンプ
自由詩
5*
09/12/15 19:17
ポロネーズ
ミツバチ
自由詩
10*
09/12/15 19:08
廻。
aokage
自由詩
3*
09/12/15 18:39
英訳「ハルダウン」(4)里見はのこ原作
生田 稔
散文(批評...
0
09/12/15 15:54
残り葉
乱太郎
自由詩
12*
09/12/15 15:44
生きていることを問い直させてくれる美術展 医学と芸術展@森美 ...
イダヅカマコ...
散文(批評...
3
09/12/15 13:43
生きる
朧月
自由詩
4
09/12/15 13:05
音を作る
あおば
自由詩
6*
09/12/15 13:02
犬印のひと
恋月 ぴの
自由詩
18*
09/12/15 10:20
天秤
太陽の獣
自由詩
0
09/12/15 8:55
‐サザンカ‐
‐弘‐
携帯写真+...
3
09/12/15 8:55
卒業
桜 歩美
自由詩
2
09/12/15 7:13
はしばしからふるひかり
あすくれかお...
自由詩
7*
09/12/15 6:49
会話
こしごえ
自由詩
4*
09/12/15 6:21
初雪
小川 葉
自由詩
7
09/12/15 2:40
悲劇的
瀬崎 虎彦
自由詩
3
09/12/15 1:42
愛について
渡邉建志
自由詩
6
09/12/15 0:53
シャワーヘッド
サトタロ
自由詩
2
09/12/15 0:25
服を崇めて
番田
自由詩
1
09/12/15 0:25
嘘ほどに赤くない日々
あぐり
自由詩
4*
09/12/15 0:23
オートリバース
ジャイコ
自由詩
4*
09/12/15 0:23
空の背骨
服部 剛
自由詩
6
09/12/14 23:43
底辺ドリーム
朧月
自由詩
2
09/12/14 23:42
シエラザード自身のために
海里
自由詩
1*
09/12/14 23:01
憧憬
牛
自由詩
4*
09/12/14 22:17
高い、高い、高すぎ
吉岡孝次
自由詩
2
09/12/14 22:03
色々
未完
自由詩
3*
09/12/14 21:45
でじたる<<
海 猫
自由詩
2
09/12/14 21:34
4139
4140
4141
4142
4143
4144
4145
4146
4147
4148
4149
4150
4151
4152
4153
4154
4155
4156
4157
4158
4159
4160
4161
4162
4163
4164
4165
4166
4167
4168
4169
4170
4171
4172
4173
4174
4175
4176
4177
4178
4179
7.23sec.