ドは
「もうどうでもいいんだけどねえ、実際。」のド
レは
レンホウ昔オッパイに泡つけてたのレ
ミは
ミョウガのミョ
ファは
ファッキンプレジデント!のファ
そ〜こはダメ ...
辿り着かなければならないところがある
険しい道だけど
辿り着かなければならないところがある
人を待たせている
幾つもの岩山を登り
幾つもの深い谷を渡って
...
わたしは
水色のコートをまとう
これは あなた
ぼくは きみの毛布
...
手にしたその強大な力にも あなたは霞まなかった
宝石は輝きを失うことなく 銀河の中心の玉座であり続けた
あなたは折れない樹木 私たちの天幕
あなたの園で雌鹿は戯れ あなたの草を食むけれど
...
誰のために
揺れる夜に
囁く
呼応している
思いたいのは
夜があまりにも深く
草木にすら見届けられることのない
場所に
いる
...
ゆっくり ゆっくり
東の空から姿を現した太陽が
水平線を温めていく
海はやがて青さを取り戻し
乾ききらない朝露を風がさらっていった
---
海鳥が鳴いている
合図と呼び声の 両の ...
受精を告げる鳥が啼かなくなったとき、朝が訪れなくなった。近いうちに頭が痛くなるだろう。血管が拡がって炎症が起こり、締めつける。腸がび爛するほどに募る思いでも受け入れてもらえないものは受け入れてもらえな ...
からん、と通る 落ちる
瓶の口の正円 艶やかな曲線の裸体を抜けて
からん、と{ルビ生=な}る
手足の生えた魂のような両手をひろげて
隙間なく横たわる 底
から見える瓶の口の正円
の正体は ...
連続するシグナルが流れ込み
激しく流れ込み
とりとめのない水圧に
胸を押される
匂いのない夕暮れが満ち
眼球の裏側に満ち
屹立する剥製のように
赤光を反射させる
{引用=
僕 ...
《書いている時、弾いている時、ラジオをやっている時、攝津は時々「生きている心地」がした。》(「長編<私>小説『労働』」攝津正著)
一連の語句がどれほどの意味内容を持つかは、それを含 ...
茶をのみて
戸外に目をむけ
茶をのむ
ずーとそうしていた
何もせぬ老人
であった私
冬枯れの庭の
しおれた花を見て
豊かな色であった
このささやかな花園の ...
ひかりとかげ
ひかりとか げ
ひかりと かげ
ひかれ 私は蜥蜴
ひかれ げげげ
ひかれ かげで
銀色の緑が 芽吹く
しろい陶器のような世界
真綿にくるまれて ...
ハイチでは17、8世紀ごろフランスが巨万の富を搾取している。林業とサトウキビ・コーヒー栽培で。
現在のハイチは農業に依存しつつも農業インフラが不十分。最貧国と呼ばれている。復興支援は国土計画その ...
ニコライ堂の鐘楼に
大きな黒い月が重なって見える夜
空気は鋭角の厳しさをもって
僕を立ち位置から取り除こうと
鈍くて黒い月光りが刺す。
ニコライ堂の裏を降りて行く坂の途中で
首の長 ...
この土地にくらして/わたしは深く息をする
なびかない風の日も/灰色の冬もあった
草の使命とはなんだろう/道の記憶はどこだろう
この土地にくらして/わたしの炎がはし ...
レッドウッドの梢のさき
木漏れ日は森閑のゆらめき
私のなかで…落ちていきました
小さな音がかえってきては、
だからか、そこに声を聞いた気がしたのです
のどの奥でわ ...
普段見ない雑誌を読んで
髪の毛の毛先を切り揃え
真新しい僕になったなら
貴方は振り向いてくれるの?
夜明け前 硝子の空
紺碧に滲んだ白光
壊れかけのヘッドフォン
突き刺したらラジオD ...
モナリザは
あらゆる角度から
私たちを見ていた
美術の時間
絵の上手下手に関わらず
私たちが絵を書いてるその時も
わけへだてなく
等しい目で
廃校になった校舎の
...
我らは数珠を繋ぐように
今日まで生き存えた
なぜならば我らはヤンバルに抱かれていた
ヤンバルクイナの啼く夜
我らの未来は
明るくはないが消えはしない
なぜならば我らはヤンバルに抱かれて ...
垂乳根の母の 子の名を呼ぶ声
いとあわれな夕焼け
げにはかなきこの世に
鳥舞い花は咲く
風散り海は啼く
垂乳根の父の {ルビ娘=こ}を求むる声
明け暮れて日をあげず
ちはやぶる神のよ ...
書き溜めた言葉の中に
幾つかの嘘が入り組めば
新しい事実だって生まれてしまう
世の中の営みから外れた
秘密基地は居心地が良すぎて
明日は今日の事
明日も今日の、と
それは私だ ...
世界の危機に
ある現存在が外挿された
没入ではない
外挿だ
彼の被投的企投性は
こちら側の世界にはない
帝国が終滅する
帝国が生成する
彼はその
新帝 ...
羊飼いが恋する
花売りの少女に
警官がピストルと花束を
同時に突き付けている
そこに偶然、居合わせてしまった
いつも大口を叩いてばかりの
女主人の大口はさらに大口を開き、ポカン。
ド ...
「滴るものはなに
あなたのために
わたしのために」
自らの根を知らない
風に散ったひとひらの木の葉
蝸牛の螺旋におちた
その銀河のかたち
ソーダ水にお月 ...
ちいさな岬に立っていたんだ
風が吹けば混ざってしまいそうな空と海
飛ぶのに翼なんていらないと
飛びもせずにうそぶいて
それで死んだってかまわないと
あなたを侮辱した
...
水のような想いを
胸に南に向かう
ショートケィキの上の苺
シロップで艶めく意味も
葉巻の煙に消えた
滴るものは血液
リストバンドで
拭うものは蔑視
長くて長い
マカ ...
何に夕暮れ
疲れていた
僕の影もそこに伸びていたような気もする午後が世界を立った
疲れていたら
疲れていた
疲れた
疲れた
そんな気がした
僕がパリ ...
本で窒息しそうな部屋に埋もれた
ハーレーダヴィッドソンなのね
あなたを深く抱きしめていると
吸収しやすいゼリーに溶かして
わたしの中に納めたくなる
それは所謂グレートマザーの ...
パチパチパチパチ。うう… …よかった、ほんまによかった。うう…。あぁ、よかったねぇ、マユミちゃん…。…………。うぅ…。…… …… ……、は?なんよあんた、ちょっと今ワタシ忙しいねんよ。うぅ…。よかった ...
生き残るということばが
あまりにも鮮やかに映りすぎている
この社会のサバイバルは わたしの中のサバイバルだ
誰かが死んでいくたびに わたしは少しずつ削られていく
削られていくたびにたく ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ドミソのうた
花形新次
自由詩
1*
10/1/20 18:49
男の修行
鵜飼千代子
自由詩
4*
10/1/20 17:35
魔法の毛布
〃
自由詩
2*
10/1/20 17:30
あなたのポンパドゥール
ma_non...
自由詩
4
10/1/20 16:32
夜光
伊織
自由詩
2*
10/1/20 16:32
海
九重ゆすら
自由詩
3*
10/1/20 15:44
心音を食む鹿
within
自由詩
8*
10/1/20 15:01
よるのそこ
瑠王
自由詩
5*
10/1/20 14:40
夕暮れ、ときどきペンギン
佐野権太
自由詩
11*
10/1/20 14:20
〝生きている心地〟 「長編<私>小説『労働』」攝 ...
A-29
散文(批評...
1*
10/1/20 13:09
茶をのみて
生田 稔
自由詩
0
10/1/20 13:03
ひかりとかげ
るるりら
携帯写真+...
10*
10/1/20 11:41
ハイチ
A-29
散文(批評...
1*
10/1/20 10:13
ニコライ堂の鐘楼に
……とある蛙
自由詩
15*
10/1/20 10:09
この土地にくらして
あすくれかお...
自由詩
9*
10/1/20 7:42
「残花」
月乃助
自由詩
10*
10/1/20 6:55
残響
相羽 柚希
自由詩
1*
10/1/20 5:17
モナリザたちの休日
小川 葉
自由詩
2
10/1/20 3:06
ヤンバルクイナの啼く夜に
仁惰国堕絵師
自由詩
6*
10/1/20 2:38
鎖(さが)
〃
自由詩
0
10/1/20 2:29
あっちそっちこっち
窓枠
自由詩
2*
10/1/20 2:28
世界防衛軍
藪木二郎
自由詩
0
10/1/20 2:19
祝福
かいぶつ
自由詩
1
10/1/20 1:40
るる、る
ソノタ
自由詩
2
10/1/20 1:38
ウェナイワズ17
〃
自由詩
0
10/1/20 1:37
戒めのプリズム
〃
自由詩
0
10/1/20 1:34
パン屋で
番田
自由詩
0
10/1/20 1:21
丸呑み
オンガシ
自由詩
2*
10/1/20 1:15
天王寺動物園前
捨て彦
散文(批評...
0
10/1/20 1:14
サバイバル
小幡日美
自由詩
2
10/1/20 1:12
4142
4143
4144
4145
4146
4147
4148
4149
4150
4151
4152
4153
4154
4155
4156
4157
4158
4159
4160
4161
4162
4163
4164
4165
4166
4167
4168
4169
4170
4171
4172
4173
4174
4175
4176
4177
4178
4179
4180
4181
4182
9.5sec.