カーテンを閉め忘れたらゴリラに追跡されて仕舞った
ゴリラはウォークマンで掛かって居る音楽の内容を
遠隔探知出来るらしく私の興味関心をそそった
道路をゆっくり走って居たら
家の前の曲がり角で ...
夢とやら希望とやらがない場所に
袋に詰められ
ぽいっと投げ出されてしまったよ
夢とやら希望とやらを喰らって生き続けてきたからさ
飢え死にしろってことなのか
しかも袋詰 ...
みつけてほしい。
昼飯に外でラーメンを食べた。
その店の餃子はあるテレビ番組で日本一おいしい餃子というタイトルを獲得したのだと、その店先の看板にも謳われていた。私は特にテレビ番組の評価であるとか日本一であるとか、 ...
祖父が死んだ
ほんでもえらいわ
そう言って祖父は私の手を頼りに起き上がった
寝ているままでいい
そう言う私を制し
それは昨日のことだった
いつものようにコンビニで
祖母のおに ...
コスモスがコスモス色に咲いてて
ススキがススキのように揺れてる
土曜の朝
私鉄沿線の住宅地を
ぼくとたあくんは歩く
めずらしく陽が射している
建物の影が舗道をおおって肌寒い
ぼく ...
雨の音に気づいて、
薄暗い転寝からわずかに目を醒まします
ひざのうえには猫がいました
雨は屋根から滑り落ち、壁をつたい、
床を這って、そして、
じわじわをわたしの胎内にしみこみます
ぴちょ ...
夏のかすれた孤独のいろは
黄色いキズだらけの女の顔
ひとりかそけき偽物の怒り
哀しみが募集されている
夜の電車が紙を震わせる
カレの家を見に行くほど
俺はイカレテい ...
藤沢周平の小説に殺すなというのがある
中二のとき国語の先生が授業で朗読してくれた
先生はいまの私より十歳下だった
先生の野太くて明るい朗読は
鹿児島なまりの抑揚で歌うようだった
不埒な中 ...
たちあがれないひとに
てをさしのべるひとがいる
ないているひとを
えがおにするひとがいる
ひゃくにんがひゃくとおりのじょうきょうで
わらいなげきたおれたちあがりささえささえられ
いきている
いち ...
わたしは大人に 道を閉ざされた子供
あの人達は わたしの道を閉ざした大人
子供に道を与えない 大人
大人に道を与えてもらえない 子供
だけど
わたしもいずれ
...
あいつ等は わたしを虐げた人達
わたしは あいつ等に虐げられた人間
あいつ等は 加害者
わたしは 被害者
でも
いのちの重さは
おなじ
やりたい事なんてないよ。夢も望みもありゃしねえ。そんな俺は今でも、こんな世界にムカついてんだ。
世界は僕の手に落ちた。
笑ってんだろ?俺の事。
そんな目で見んじゃねえ。俺の脳みそ大回転だ。
...
さわっておかなきゃ
久しぶりに会った彼女に言われた言葉
安心しきって甘えるように喜んだ顔
私はやさしく頬笑んだままされるがまま
洋服の上からやわらかな手で撫でられる
撫でられる
撫 ...
学校から帰ると部屋がチャーハンの匂いで充満していた。近所の夕飯がチャーハンなのだろう。寒いので窓を閉めた。ヒーターなど暖房器具はつけず、毛布にくるまる。ベッドの枕周りはタバコの灰、錠剤、携帯、割り箸 ...
陽射し浴び 小春日和と 喜んで 日陰に残る 雪は冷たく
暖かな 空気と陽射し 喜んで カラフルな布 風と戯れ
あなたを
あなたを切り離してしまいたいくらい
大嫌いよ。
SIAM
2人はケンカなんて1度もした事がありませんでした。
学校には行きませんでし ...
ここは昔からある住宅街
入り組んだ迷路のように
私道がめぐらされ
住人達はみな年老いている
そんな家々に挟まれるように
ひっそりと小さな中庭があり
そこにはかつての愛犬の
小さな墓も ...
チャルメラの音が鳴り響く町角に屹立して
ロープワークに定評のある熟年レスラーを思う
ああ 通り過ぎてゆく時代の中にひとり佇み
薄く塩味のつけられた茹で卵の殻を剥く
空が茜色に染まると言ってみた ...
猛然と迫りくる恐怖に耐えかねて
皿回しの団体に加入した君はエクセレント
さあ永久に奏でよう血塗られたロンドを
輪舞曲と書いてロンドと読ませたがる人には
安心特約への加入を推奨するけどね俺は
...
遠くからお帰りなさいと声がして
あったかい部屋へ転がった
ころんころん おもいやりをください
おみやげです
受け取ってください
あたため続けた 愛してる
夕べ寝ないで考えた
一生 ...
離れていても近くに感じる
会わなくてもいつも心にある
不思議な存在
いつも何処かが繋がっている
けれどベッタリと張り付くことはない
会った瞬間キラキラとした思いが弾ける
悲しみと絶 ...
橋渡しになればよかった
それを選択していれば
幸せだったはずだ
心は
壁を生んだ
壁は
火にくべられた
壁が崩れた
橋も焼け落ちた
誰もそれらに
触れることは出来なかった
深 ...
僕は閉じた片目で
海を引き剥がし、
青の翡翠の深海を
手に入れたんだ
風から風へ色を贈り
東から西へ光を沈め
海から海へ船を済した
君は乾いた片眼で
空を引き剥がし、
灰色の ...
俺ってこんな感じだ
牛に乗って
花のついた帽子をかぶって
顔だけ影を差し入れて
崖したの小道を牧歌的にゆく
そらは青いのか、曇りなのか
緑はまるで六月の闇のようで
今だによちよちやっているん ...
ヘロイン売りの男のオーディション。
シェークスピアのように理解不能だ。
愛している、と言うコトバはジョークだ。
ところでゴダールのリバイバル上映時間は何時からだ?
飲み物はコーラで良い ...
その橋
みらぼーの下
をながれる
らせーぬ
二人のあい
を思い出すのか
苦しむたびに
おとずれた
喜びみたく
陽よしずめなれよ鐘
それでもまだ
ここにいるし
手に手をと ...
今日の鏡は
流体にちかいのです
あまりにたくさんの欲望を映し出し
水銀の鏡面に、他人のわたし
髪を短くすぎるほどに切ってしまったまま
ばらばらになった抽象画の
かけらが流線の色彩を ...
暗黒の空の下には灰白色の砂が硬く積もっていた
海底は果てしなく広がっている
僕の銀色の船は今、嵐の大洋に来ている
大小のクレーターは蟹の足跡やヤドカリの巣穴のようだ
この嵐の大洋は ...
書きかけの詩を、電源ボタン2回押しで消してしまった。
生まれかけたのに、殺した。
言葉を、
心を、
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ゴリラデイズ
間村長
自由詩
2
10/1/23 22:18
夢とやら希望とやら
オンガシ
自由詩
6*
10/1/23 22:13
夢追
十二支蝶
自由詩
0
10/1/23 22:02
TVで味は伝わらない
ふくだわらま...
散文(批評...
0
10/1/23 21:09
憂愁の瓦
朧月
自由詩
10
10/1/23 21:07
花の名前をおぼえられない
角田寿星
自由詩
15*
10/1/23 21:02
雨、しみこむ
石黒あきこ
自由詩
2
10/1/23 20:53
ひとりかそけき
吉岡ペペロ
自由詩
5
10/1/23 20:45
殺すな
〃
自由詩
8
10/1/23 20:27
よるとゆきとともに
笑む爺
携帯写真+...
1
10/1/23 19:40
Ⅱ
くろきた
自由詩
1
10/1/23 19:22
Ⅰ
〃
自由詩
2
10/1/23 19:19
タイムマシーン
逆鱗社長
自由詩
1*
10/1/23 19:15
膜
なき
自由詩
3*
10/1/23 18:35
高野山物語
済谷川蛍
散文(批評...
2
10/1/23 18:16
小春日和
ミツバチ
短歌
5*
10/1/23 17:31
SIAM
セルフレーム
自由詩
0
10/1/23 17:24
言葉のない世界4(中庭)
ばんざわ く...
自由詩
3*
10/1/23 16:44
土曜日
セガール、ご...
自由詩
4
10/1/23 15:50
ドロン
〃
自由詩
2
10/1/23 15:47
ラブストーリー
朧月
自由詩
6
10/1/23 14:57
友
綾瀬のりこ
自由詩
5
10/1/23 14:14
愛の壁、心の橋
真島正人
自由詩
7*
10/1/23 13:53
旧い空
岡崎師
自由詩
5
10/1/23 12:44
俺って
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
10/1/23 12:01
ノー・ホープ。
菊池ナントカ
自由詩
2
10/1/23 11:51
みらぼー橋
石黒
自由詩
2
10/1/23 11:44
「ピカソ」
月乃助
自由詩
13*
10/1/23 9:40
月面航海記(嵐の大洋)
楽恵
自由詩
10+*
10/1/23 7:01
No Title 。
狠志
自由詩
1
10/1/23 3:56
4138
4139
4140
4141
4142
4143
4144
4145
4146
4147
4148
4149
4150
4151
4152
4153
4154
4155
4156
4157
4158
4159
4160
4161
4162
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4178
6.26sec.