とりあえず、ビルの屋上にいくと柵をまたぎたくなるが、
それは開放感をあじわいたいから。
落ちたらすぐしぬ場所のそばで無防備に立っていたいから
そしてふらっと近所のそば屋に行けるような感じで
...
かなしみは背景を選ばずに訪れては去ってゆく
行き違う遠い君の記憶も波よりはやく消し去られて
時を刻む音と目に映すことの出来ない未来が
寒々しい部屋の闇に深さを増していくばかりだ
俊太郎の詩集を読んだ
俊太郎の詩集を読んで
なにか気のきいたことを書いてやろうとおもったのだけれど
なんの感興も泡沫のようにはたちのぼってこなかった
きのう
街の昔の写真 ...
たぶん何もなかったんだ
けど
僕はもう死にかけている
君は
意識なんてしてなかった
なのに
僕は君に絶望している
何気ない言葉の螺旋が
僕の眼球を貫いて
僕は目が見えなくなる ...
そこに行けば
東宮御所が
そばにあるというよ
おいら
まだ一度も
行ったことないけれど
遥かな世界
その坂の名はゴンダワーラ
どこかにある
ゆーとぴあ(ゴムパッチンのほうです ...
朝起きたら巨大な秘密組織が世界を征服していた。おれはとても困ったので実家に相談の電話をかけると、丁度昨日みかんを送ったので食べておくようにと母から連絡を受けた。その後とりあえずコンビニに行って ...
<天の支配>
天邪鬼が見落とした
のぞき穴の向こう側で
支離滅裂に見えるように
配置された狂気
<まちるだ ・ まざあ>
巻毛の彼女の
乳房の黒子を
ルーペで焦 ...
ときどき僕は、まだ羊水の中で
少し離れた場所から聞こえる声に
そっと耳を澄ませている気がする
それは子守り唄のようで
鼓膜を揺らすほどでもない
優しさを持っている
とき ...
にんげんは死ぬまでいきる
あたりまえのことだ
自分はやわじゃない
今までだって
乗り越えてきた
そう たかをくくっていた
食事をする気にならない
何をするにも 上の空
...
何故ならオレは血だ
血の疾風怒濤だ
猛り狂って世界を巡る風の叫びだ
だから至高の女を組み敷いて犯す前に
やる事がある。
尻肉が胡桃みてーに硬直するほど押し広げられた全開脚の
腱の立った白い ...
あなたの
まじめさはいい
ただしさはいい
はじめはたにんを
ひていしなかった
けんきょさがいい
ひとがらもよかった
けれども
ひていしている
ひていしはじめている
...
空のない世界は言葉としての全体感すらない。一つの、葉に手を乗せた。庭を向かう風に立つ。僕の思うことなんて失われてしまった、明日に自分の考えとなり馳せる。アスファルトの隙間の芽を芽生えさせた、緑色となっ ...
友達のケータイに電話をかける
「もしもし」
友達が言う
「今スピーカーフォンにしてるから」
そうか、ではこの友達は
見た目がケータイ電話になった僕と話しているようなものだ
僕はふざける
...
おお 勇者よ
旅立ちの前にそなたには教えおかねばならぬ
おお 勇者よ
これから行く手を阻む様々な困難に出くわしたら
私の言葉を思い出すといい
まず ...
絶対ということなんて絶対にないとおもっていた昨日まで
ただいない こっそり隠れてるわけでもなくてあなたはただいないだけ
ふわふわのベッドでしがみつきあってティンカーベル ...
すったらこと、やめてまえ
いつまでも
からっぽねやみの
しらみたかり
えんたことするなや
最初から警察は、動機を絞り切れなかった。
営利目的なのか、
悪質な愉快犯に因る犯行なのか。
捜査はその両方の線で進められていた。
マスコミ報道が
一切行われることの無い様に
協力を得て ...
わたしは
わたしという
のりものにのっている
わたしのなにが
のっているのか
みえている
わたしのからだに
こののりものに
とおいごせんぞさまの
みこころが
わ ...
その意図あなたへ
丹精こめて織りました
今のわたしの全力です
受け取ってください
春がめぐる
Tシャツ一枚で飛び出した
始まりを予感させる陽気のただなかに
死んだ季節の影法師
...
股間から発射される
私やあなたの分身が
もしもパウダー状だったなら
まっ白い粉(ナノ粒子の)だったなら
さあ、あなたはどうします
さあ、さあ、さあ、さあ
どうします
えっ?
サラッとし ...
私は隣のベッドの由香さんをみつめる。
窓際で由香さんのシロツメクサのパジャマが
かすかに上下している。
外を眺めたまま眠ってしまったのかもしれない。
そう思って、ほっと息を吐く。
眠れな ...
放しても
飛ばず撫でると
目を閉じて
ささやく声で
甘えて鳴く
幽霊が
月に生まれて
ロケットの
斜めの影に
そっと寄り添う
「じゃあ、このスピーカがとまったらどうするの?」
「はい。だいじょうぶ。スピーカがとまったことを知らせるスピーカが鳴りますので」
「もしそれも鳴らなかったら?」
「窓の下で網がひらく仕組みに ...
くるしいような くるおしいような
指先からしびれ
舌先へとつたう
緩く脆い天上からの糸に
ほの青いひかりを重ね
雨と名前をつけた
歓喜のような
音と冷たさに
髪をつたう
いと ...
みんな
めいめい
木切れを持って
どっか叩いて
うたおう
彼女は風景をころすためにうたっているんだって
うたおう
たたこう
うたおう
たたこう
とおくから
よぶから
み ...
転校する前の緑ヶ丘小学校の時
担任の石川先生が音楽の時間に
みんなに宿題を出します。
今度の音楽までに
短い歌を作ってきて下さい。
そして音楽の時間がきたら
みんな次々と
学習ノ ...
例えばオレの女はAneCanモデルでピアニスト
プロダンサーでハリウッド女優、リリック・ソプラノ、ド変態
女神で奴隷、天使で悪魔、妖精で人魚でお人形
まっさら処女のドドメ色淫乱、水色聖母
銀色 ...
兄貴が結婚した
10年ぶりに家族がそろった
俺は金が無いから、川に行ってハエンピンを70匹釣ってから揚げにした
お袋は唐芋の天ぷらを沢山作った
宴もたけなわ
親父がじいちゃんのゴ ...
もしかしたら雨が
降っているのかもしれないと思う
特に興味はないけれど
窓の外からシトシトと
何かしらの音が聞こえてくるから
もしかしたら風が
吹いているのかもしれない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日々にドレッシングを
パラソル
自由詩
1
10/5/8 14:40
プロジェクション
瀬崎 虎彦
自由詩
2*
10/5/8 14:05
みつけられないものってなんだろう
石川敬大
自由詩
6
10/5/8 10:41
Innocent Murder
寒雪
自由詩
1
10/5/8 9:59
権田原(ゴンダワーラ)
花形新次
自由詩
1*
10/5/8 9:37
地軸
捨て彦
散文(批評...
1
10/5/8 9:22
シドに捧ぐ
nonya
自由詩
7*
10/5/8 8:37
ときどき僕はまだ羊水の中で
ベンジャミン
自由詩
7*
10/5/8 5:39
過程
森の猫
自由詩
2*
10/5/8 3:12
奔出のエクスタシー
salco
自由詩
6*
10/5/8 2:38
人間のしくみ
小川 葉
自由詩
1+*
10/5/8 2:20
何もない過去を
番田
自由詩
0
10/5/8 1:45
あそび
ぽこぽこへッ...
自由詩
0
10/5/8 1:22
RPG
s
自由詩
2
10/5/8 1:22
ななつ 真夜中のうた
はちはちよん
短歌
4*
10/5/8 1:03
んだども、あれだべ。
板谷みきょう
自由詩
2*
10/5/8 1:00
だから、息を潜めていたのではないか。
〃
自由詩
0*
10/5/8 0:48
のりもの
小川 葉
自由詩
2
10/5/8 0:27
その意図あなたへ
メチターチェ...
自由詩
4*
10/5/8 0:17
クリィミーでなけりゃ
花形新次
自由詩
3*
10/5/8 0:16
swan
mizuno...
自由詩
2+
10/5/8 0:11
penguin-sparrow
〃
短歌
4
10/5/8 0:08
ghost of the moon
〃
短歌
1
10/5/8 0:06
norm
〃
自由詩
1
10/5/8 0:05
雨
湖月
自由詩
3
10/5/7 23:56
Time to
イシダユーリ
自由詩
4
10/5/7 23:55
石川先生の思い出
板谷みきょう
自由詩
2*
10/5/7 23:50
滴下のトランス
salco
自由詩
5*
10/5/7 23:28
宴
トキハ スス...
自由詩
8*
10/5/7 23:05
もしかしたら雨が
s
自由詩
2
10/5/7 22:52
3988
3989
3990
3991
3992
3993
3994
3995
3996
3997
3998
3999
4000
4001
4002
4003
4004
4005
4006
4007
4008
4009
4010
4011
4012
4013
4014
4015
4016
4017
4018
4019
4020
4021
4022
4023
4024
4025
4026
4027
4028
加筆訂正:
滴下のトランス
/
salco
[10/5/8 2:25]
改行の為
5.64sec.