恐竜が訪ねて来ました
砂漠ですからね
骨は沢山在るのです
ときには生きてる奴も来ます
おもてなしの準備はありませんでしたが
旧知の仲
まずは乾杯
あとは一献、一献、また一献
背 ...
君は、手にしたハンマーで
今迄何度も、壊して来た
目の前に架かる幸福への橋を
そこへ詩人がやって来て
橋の消えた、川の濁流を
ぶざまな犬掻きで渡り
向こう岸で、ハンマ ...
クルトルハイムという洋館の
玄関前に聖イグナチオの像が
跪いて祈る私の呼びかけに
応えようと身を乗り出していた
古い木目の壁の聖堂には
肌の黒い求道者が座り
祭壇の十字架に ...
ベルトのまわらない腹みたいに
季節はめぐりきらずに
秋のあたりで止まっているから
あわてることはないさ
おいしいサンマで
ゆっくりとお酒を飲んで
温かい血のめぐりを ...
未だ完成しない 感性で描いた絵をそばに
僕は夜空を見上げていた
余りある感情が欲を出し、何か表現したくなったんだ
厨二病 そう言われたって構わない
だって、僕ら ...
春に
愛する人を失えば
桜の舞い散るを嘆き
夏に
愛する人を失えば
蝉の朽ちてゆくを嘆き
秋に
愛する人を失えば
青空の向こうの魂を嘆き
冬に
愛する人を失えば
共に ...
{引用=ほろほろとくずれはしない鍵の化石があなたのからだをひらいています
記憶は銀河のように 白い、黒い乳房のあわいをすり抜ける
あたたかな指先であなたの軌跡に限りなく薄い爪痕 ...
戸惑いと 哀を 感じられたならば
どちらの方が 他人の感情を
より 動かすことが 出来るの
僕には 分からない
君よ 教えて呉れないか
まだ 分からない
まだ・・・
★, ...
冬の中山、新馬戦。14頭立ての芝1800m。
ゲートが開いて一頭だけなかなか出てこない馬がいた。彼だった。
大きく出遅れて4角まではとことこ付いていき、直線だけでごぼう抜き。2着に入る。
ラ ...
こちらですほったらかしの衛星は 地球から出てみたはいいけど
恋人がほしいと呪文のように唱えていたら
顔もわからぬ女と激しく抱き合う夢を見た
寺のような板間のうえで
薄いテラテラの布地のワンピースを着た女
黒い髪の女
ちょうど私の上に覆いかぶさるように ...
えいえんと言ってよただの虫歯でも 滲みる愛ごと滅んでいくとき
産まれて間もない赤ん坊の姿
無邪気に走り回っている姿
カメラには目もくれずのんびりしている姿
成人式で着物を着て泣いている姿
ウェディングドレスを着て幸せそうな姿
ど ...
昨晩、言葉をひとつ忘れ
人との会話がおぼつかない
壊れてしまった
ジュークボックスのように
直射日光に溶けていく日傘や
くもの巣にかかった小さなプロペラ機
そんな類の話を ...
この過剰なしかし稀薄な世界たちの中で
見張り塔から
いったい誰が何を見ている?
何が見えていても無駄かもしれない
かたちの無い革命もどきが
気づくと僕らの意識を下から暗く蝕んでいる
そんな ...
人知れずサナトリウムで生活し自然と対話する癖がつく
好物のカレーを一晩眠らせる愛する人はカレーに煩い
置き去りに出来ない想い膨らんで空気の抜けた風船になる
野良猫と仲良しになり会話し ...
またあの子
そうか 小学校が休みだから
女の子はもじもじしている
暑い昼に お母さんと道で弁当なんてという顔をしている
頬に浮かぶその汗を無理やり拭いている
わたしが来ても顔色一つ変えな ...
1.さめ
歯並び悪くて
口がきちんと結べません
だから、尖った歯を見て
みんな怖がるけれど
蒲鉾にされたりするものだから
これでも逃げ回っているのです
2.いるか
さあ ...
数か月を一緒に過ごした季節が、けさ帰ったようだ。
挨拶はできなかったが、夜中から荷造りをする音が聞こえていた。
せめて手紙でも置いて行けばいいものを。
寝転がったまま薄目を開けてみると、 ...
どこにでもある希望が
悲しくもないのに
瑠璃いろのこの街で
つまらねえなと声をもらしている
だれにでも開いているのではない
希望しかないのに
どれだけの時が過ぎたのだろう
世界はひかり ...
五歳が
小さな手で拍手すると
泡がわれる音で
リズムがはじけて
色とりどりの
風船のいぬが連なって走り出す
お子さまランチのイギリスの旗は
ご飯の上で頂上を知らせ
倒れる直前にその ...
あの子の話をしたい
あの子は、なんと言うか、傷つけやすくて傷つきやすい人間だ
柄のない刃物を握って切りかかる、ような
自分の手も血だらけになるのに、それでも切りにいかずにはいられない
痛み ...
パソコンの画面に向かって詩を書いている。
書いては消すとりとめのない時間。
マグカップに何度も手を伸ばし、口をつける。
今夜はいつにもましてまとまりそうにない。
言葉の選択に躊 ...
こういう詩が詩らしい詩というべきでないのか。表現に流されそうで流されず、作者の言いたいことが読み手に伝わる。切なさが控えめに、抑制のきいたまま伝わる。その昔、灼熱色の花を見て、女、Lycorisを想い ...
秋が深まる頃に
音もなく舞い落ちる銀杏の葉
通りを行く人々は
無意識のうちに踏みにじる
懸命に生きれば生きるほど
他人に利用されて
手元には喀血しか残らない
長い間
繰り返し繰 ...
ははににたろうばが
えきのまえにすわってる
ちいさなリュックひとつで
このひとにも
かつてしあわせなひびがあったのだ
としったのは
わたしがこえをかけたからだ
それだけでわた ...
吐かれた息は白く
空気に触れた刹那に
孤独になる 離れてく
言いかけて飲んだ言葉達は
未だに呼吸をしている
殺さなくちゃ 狂う前に
幾千年間、こうしてきた
溜め込まれ廃れない様に
...
流れない言葉を私の何だかは
運動をやめる運動は空の胃か
流れてく光は何も口にせず
また借りたビデオソフトはアダルトの
立っている何かの匂いにする何か
最近料理をしている。あまり外では飯を食べない。特に肉に関してはそれが外では冷凍されていることがほとんどなので、おいしい肉を食べたくなった時であれば、なるべくそれを自分で買い、焼いて食べてみることをおす ...
新しい車はやってきたようだ。
きっとたぶん、雨の音に耳をすませていた。
いつだって、考えていたいのだ。僕はだから、風の音を耳にして、
あの信号機を、
私の目で、色んな風景として広がったのだ。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
きょうはきゅうなきょうりゅうび
海里
自由詩
4*
10/9/25 21:24
虹の橋
服部 剛
自由詩
5
10/9/25 21:22
クルトルハイムにて
〃
自由詩
1
10/9/25 20:57
秋
つむら
自由詩
1
10/9/25 20:47
あーてぃすと
知恵
自由詩
1
10/9/25 20:44
春夏秋冬
うずら豆
自由詩
1*
10/9/25 20:41
連詩 「 知覚 」 よもやま野原・竹中えん・なき・夏嶋真子
夏嶋 真子
自由詩
18*
10/9/25 20:25
*うさぎ
藤鈴呼
自由詩
2*
10/9/25 20:03
「名」馬列伝(18) ノーザンポラリス
角田寿星
散文(批評...
5
10/9/25 19:44
ノーリアクションバイバイ
佐藤真夏
短歌
1*
10/9/25 19:02
ラブ・ラプソディー・ブルー
木屋 亞万
自由詩
2*
10/9/25 19:01
侵食
佐藤真夏
短歌
1*
10/9/25 18:53
アルバム
ありす
自由詩
5
10/9/25 18:43
部品
たもつ
自由詩
7
10/9/25 18:31
見張り塔から
塔野夏子
自由詩
4*
10/9/25 18:14
サナトリウム
夏川ゆう
短歌
1
10/9/25 17:49
あの子
乾 加津也
自由詩
6*
10/9/25 16:24
水族館 Ⅰ
沢村 俊輔
自由詩
3*
10/9/25 16:13
頬杖
小林 柳
自由詩
4
10/9/25 15:06
瑠璃いろのこの街で
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
10/9/25 11:34
五歳の風船のいぬ
さだあいか ...
自由詩
7
10/9/25 10:50
刃物を握るあの子
高島津諦
自由詩
1
10/9/25 10:44
timeless
三田九郎
自由詩
0
10/9/25 10:20
Lycoris radiata について
ぎょうてんか...
散文(批評...
0
10/9/25 7:58
恋歌
寒雪
自由詩
1
10/9/25 7:39
かかわり
小川 葉
自由詩
6
10/9/25 4:06
孤独殺し
泡沫
自由詩
2*
10/9/25 3:44
5句
番田
俳句
0
10/9/25 3:37
鶏肉が教えてくれた
〃
散文(批評...
2
10/9/25 3:33
雨の向こう
〃
自由詩
1
10/9/25 3:33
3821
3822
3823
3824
3825
3826
3827
3828
3829
3830
3831
3832
3833
3834
3835
3836
3837
3838
3839
3840
3841
3842
3843
3844
3845
3846
3847
3848
3849
3850
3851
3852
3853
3854
3855
3856
3857
3858
3859
3860
3861
5.22sec.