暗闇
走る車
浮かぶコンクリート
一直線
ひたすらに

漂う
ユウレイイカ
光を明滅させながら
ゆらゆらと
回りを

アクセル
合わない周波数
割れるBGM
覗く悪魔
...
愚痴を聞いてくれる「誰か」
グロッケンを演奏する「誰か」
一緒に登校する「誰か」
会ったら手を振り合う「誰か」
優しくしてくれる「誰か」
思いきり罵れる「誰か」
愛している「誰か」

...
咲いてる花に
命感じて
触れない手でだきしめる

薄い色の
その命に
なにかを託して歩き出す

認めてほしい
心のありか
だれかがいれば救われるの?

想いを重ねない
川の流 ...
弟と拾ってきた仔犬
団地では飼えないからと母にきつく言われ
泣く泣く拾った場所へ戻してきた次の日

くんくんと悲しそうな鳴き声忘れられなくて
自転車に乗り夢見ヶ崎まで

小高い丘の上には ...
べつに
どうということはない
どうということはない
どうということはない
どうということはない

どうということはないものが
日暮し座敷で首を伸ばして
どうということはないものを
ど ...
目線の果て オレンジ色の波
その間で揺れるあたしの日に焼けた肩
これがあなたに語りたい 全て

手にしている本を置いて
少しだけ近づいてきてください
太陽と一 ...
掴み損ねた春
踏み外した夏
逃げ切れなかった秋
静かに翼をたたんだ冬

幾つもの季節に晒されて
すっかり角の丸くなった
色とりどりの記憶を
ひとつずつ口に含む

もう何処も痛くはない
もう何処にも染 ...
向日葵と背比べをして眺めてる庭の借景南アルプス 愛は祈り
俺は祈る

俺の好きな人たちが
皆そろって幸せになってほしいし
皆が幸せになってくれることが
俺の幸せだ

それぞれの願いを叶えてほしい
賑やかな場所で
静かな場所で
...
雨が降ってきた
しとしと降ってきた
クダラのラクダ
何処に行く

食事は北京ダック
メンフィスのタバコを吹かし
マチュピチュをミラバキッソ
ホテルはオークラ

ミネラル水を飲む
...
  川辺で
  黒い指が
  内臓を洗っている



  夜が
  温かな口をひらいて
  言葉を吸っている



  女たちが
  此処に横たわり
  草のように ...
眩いばかりの夜景
愛を語らう恋人の横で
血を流してる男がいる

腐った内臓から異臭を放ち
神経の切れた手首は紅く染まっている

誰も気にかけない
苦しみは男だけのもの

夏の蝉のよ ...
舌を出す君は子供みたいに言葉にならない声を吐く。
触れ合う皮膚の温さが心地好くて握る指にも力がこもるよ。
波立つシーツに包まれ懐かしい場所に還るように。
二人このまま朝が来るまで沈もうか。
大 ...
 
麦わら帽子の片思いは
たんぽぽの種になって飛んで行った

新調仕立て背広の恋愛は
勿忘草となって枯れていき

覚悟を決めた愛情は
ブーケの花となって咲いていった

白髪交じりの ...
{引用=



夏がころがりおちてゆくのを
陸橋のうえから
ぼくは
ずっとみていたんだ
いつかかならずくる
嵐が
ニンジン畑のどこに潜んでいるのか
だれも知らないことが残念でなら ...
海に沈んでいた。深くて、暗くてただただまっすぐに、とうめいな海だった。彼女はいく年も海の中で生活をしていた。貝殻と人魚のシズクでできたふしぎな家に住み着いて、自分のすきなものだけを集めて暮らしていた。 ... TV画面から
無造作に飛び交う
紛争地域の凄惨な映像
脳内に映りこむ
絨毯爆撃を目の当たりにして
数ヶ月前
彼の地を訪れたことを思い起こしていた


そこにはまだ
戦車も戦 ...
多分言いたいことがもっとあるのに、もっと鋭く表現したいのにと、作者はもどかしく思いながら作ったのだろう。本当の心の思いを直さいに、素直に述べたら洗練されたものになったのにと思う。 モロッコでの晩餐。
肌の色の違う人々は、羊の頭を食べながら、唄い、踊る。
狂ったように唄い、踊る。
奴もそろそろヤバそうだ。
まじないのように延々と続く狂騒。
奴は完全にトリップしてる。
...
信じてる
あなたのこと

あたしたちだけの
記念日
だれも知らない
秘密の時間

いつか
あたしを
連れ出してくれると

この
緩やかな牢獄から

信じてる
あなたのこと


おなじ
闇をもった
共犯 ...
私にバケツは揺れる
あなたのものは何も無い 流れていこう 
きっと魚など無い未来なのだ そこにはどこかで
無いものとして ここへとあることもなく 


今日は河原を歩いてきた
昨日の魚は ...
あたしは 猫

ココのママに7年前
野良でいたところを
拾われたの

それから
ずっと お腹の空くこと
ないわね

たっぷりのミルクで
ママが育てて
くれたの

にんげんの ...
誰かを殴る代わりに
傘を折ってしまった
ガードレールに思いきり叩きつけたら
傘は死んでしまった
俺はこの傘の亡骸を写メに撮った
この傘の亡骸を一生忘れてはいけないと思った

俺は誰を殴り ...
サイダーの中に視線が沈んでゆく 君の孤独は底をしらない


にせものの蛍の光に笑ってた ほんとうに笑えているかな


「なぐさめて。」そう言って甘い雨を降らせるこの街はまだやさしい

...
政治の茶番劇場だの上映するテレビ局

どうでもいい世間の井戸端会議参加する犬養婦人

無用の回覧板になぜ印鑑が必要か

ステーキにしいただく

そうしたものが肝機能をダメにして

...
朝の公園でおんなは貝殻のようだった

見つけたことを喜ぶみたいな

ぼくはひとりのガキンチョになっていた

おんなから二度キスをされた

髪の毛にしてくれたあと

ぼくから唇にした ...
大したことじゃないかどうかはわからない
簡単に明かすものではない出来ごと
だとはわかっている
それでも徐々に
それは歪み、無意識に脚色され
僕ともう一人の秘密であったから
真実を確かめる術 ...
俺は九日ほど前に




















『ま ...
泣き止んで幼い心ともにあれ
小さな日々に戻れないなら

ゴム長を引っ張り出した夏の午後
君は来る来るあの日の傘で

戯れに一段上げた跳び箱を
君が跳ぶまで帰らせないよ


...
よそ行きの気持ちを全部詰めたから
カバンがとても重たくなった

どこからかきれいな歌聞こえたから
旅の予定をそっちへ向ける

青地図に行程表を書きこんだ
知らない街をたどる点線
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ゆらゆらOz自由詩010/9/6 20:48
期待に揺れてゆず自由詩2*10/9/6 20:47
小さな花朧月自由詩410/9/6 20:31
夢見ヶ崎のひと恋月 ぴの自由詩19*10/9/6 19:52
どうどうめぐり古月自由詩3*10/9/6 19:42
Laguna, Newport, Huntington, ' ...むらさき自由詩110/9/6 19:02
金平糖nonya携帯写真+...6*10/9/6 18:35
真夏ハイドパーク短歌2*10/9/6 17:39
とりあえず隣人愛一 二自由詩110/9/6 17:30
マムーニアペポパンプ自由詩2*10/9/6 17:28
川辺で草野春心自由詩2*10/9/6 15:01
墓標うずら豆自由詩310/9/6 14:22
『耽溺の海』東雲 李葉自由詩3*10/9/6 13:49
恋の花乱太郎自由詩13*10/9/6 13:39
犬もみていた、夏のおわりを石川敬大自由詩1810/9/6 11:36
sunset girl有村自由詩610/9/6 10:24
God Bless You寒雪自由詩110/9/6 7:42
「ひとりの物になるために」についてぎょうてんか...散文(批評...010/9/6 6:29
遊戯王ヒヤシンス自由詩010/9/6 4:45
信じてる森の猫携帯写真+...3+*10/9/6 3:44
日曜の出口の混沌番田 自由詩210/9/6 3:32
森の猫自由詩3*10/9/6 2:38
八つ当たり新守山ダダマ自由詩210/9/6 2:30
甘い雨七波短歌310/9/6 1:50
減肥yoyo自由詩210/9/6 0:23
貝殻のおんな吉岡ペペロ自由詩410/9/6 0:04
tam自由詩010/9/5 23:43
松竹新喜劇TAT自由詩1+*10/9/5 23:24
幼心のうたあまね短歌910/9/5 23:17
旅にでる短歌5*10/9/5 23:10

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