こんなとこで止まっている場合じゃないのよ、

女は小さくため息をついて

左にシフトした視界には
男と女がよそよそしく
けれど交わることを想定し
キールのような空気を纏っている

...
鬼の棲む
胸にわが子を
かき抱く
悲しき名前
アヴェ・マリア

八刀に
裂かれた叫び
肉がよぶ
わがこ わがこが
わたしの名よぶ
前略

お久しぶりです。元気にしていますか?
私は元気です。暑い日が続きますね。

あの頃は毎日のように顔を合わせていましたが、最近はめっきり疎遠になってしまいましたね。
人って、トコロテ ...
あんたはわかってねえ
生みの苦しみというものが本当にあるってこと

あんたはわかってねえ
その苦しみは人を狂わせる毒であること
その毒の香りが芳醇、豊満、魅惑的であること

あんたはわか ...
毎朝、まるで無知な太陽が昇って
毎夜、全て悟りきった月が死んでいくように
僕の本当のこと
君は何も知らないままだった

夢の中でもなんとなく気付いた
これは嘘だ
気付けばきっと
あの狭 ...
風邪をひくようなものだから
アイフォンとエクスぺりアを
電ノコで真っ二つにして
アロンアルファで綺麗に接着すればいい
その新しいイカした奴は
どこに通話ができて
何のアプリが楽しめて
ど ...
世界はそんなに善意ばかりで出来ていない
いい台詞だと思うけど
夢がないよ先生
まるで平和は勝ち取れみたいじゃないか
血を流すのは
合法化されたリングの上だけで十分だ
僕らは狼じゃない
肉 ...
 
 
 
【ぼくたちのあした】



 ぼくたちのあしたに平和という二文字はありますか。

 いつまでも誰かを憎んで
 争いを繰り返す日々に疲れたなら
 少しだけ休んで
 手 ...
死にたくなるよな
うたを聴きながら
あなたとコミュニケーション

妙にリンクする歌詞が
わたしの涙腺を苛めてくるので
我慢する
あなたを愛するために我慢する

するとすかさず
あな ...
空 でした。
佇む大木の
年輪に住む
わたしたち

黄色いチョークを飲み込んだ
溶けて行く音がわたしに煙を吐かせ
喉の痛みを
嗚咽させる。

それでもわたしは女でしたから
年輪に ...
 山岳部だった。山は眺めるものではなく、征服するものだと教わった。そのころ使っていたピッケルやハーケンなどが、刑務所近くに建てたバリアフリーの我が家の壁に、今でもぶらさがっている。

 四季を通じ ...
この空の 続く向こうに 君の街

会いたくて 距離埋めるよに メールする

携帯が すべて見ていた ストーリー
しっくりと
私の手におさまる
あなたの鼓動
美しく生きてる
その温かさ
私もあなたも
自力では
止まれないから
たまにこうして
取り出してみる
たぶんいろいろなことがうまくいかないだろう

それでも見捨てるわけにはいかなくて

なんとかネジを巻き直す

いろいろとうまくいかないことだらけだろう

うんともすんともいわなくて
...
昔には流れ星のことを
天つ狐といいました
空のマッチ
狐尾が灯す狐火

天つ狸といったら何でしょうか
ぼわわんと
化けたら化けたで
一晩中そこにかかっているだけの彗星?

一晩限り ...
煩わしい程に儚すぎて


熱を帯びた
ひと夏の境界を越える




ひと握りの世界と
断片と化した意識の中の


朦朧とする扇風機の陰で
雷雲が産まれた







日の暮れた、少し後
光 ...
余白が気になって

ずっと塗りつぶしていた

もう 余白が少なくなってきた

微かな余白から 蟹が掻い潜って

逃げ出そうとしている



いつのまに入ってきていたのだろう
...
猿ぐつわを噛まされた
裸の青白い男が椅子に坐っているので
私はどういうわけか
ふるさとを思い出さずには
いられない

椅子の背に両手を縛りつけられ
陶器のようにつるりとした太ももに
一 ...
いつも息継ぎを意識をして
まったく君は注意深いな
それを芸術なぞとほざいてみる
嘯いてみる
息巻いて蟹のように
音を荒げる横顔を流し見、
「ラフロイグ下さい」
...
だいすきなシフォンケーキ

だいすきだから2つ買った

いままでは1人で2つ食べてたシフォンケーキ

2人だから、分けあって食べるの

あなたがくれた、ケーキよりあまい喜び

シフ ...
雨を収めた油燈を持ち
光の先を追っている
呼吸の近く 銀は増し
振り向くたびに水は映え
標と標の会話をふちどる


沈む沈む
水は遠く 地も遠い
話しながら髪留め ...
夢はゆく

 少女のわたし原っぱに

 シロツメクサを ふたつ残して
   「スカイブルー ダイビング」


その言葉って何?
良く解んない 唯だ 思い付いたから

君は言う 体裁などは おかまいなしの台詞
無限大のDNAが 絡み付いては 消えてゆく

...
何でもないような海の入り江としての
何ですらもないような亀を抱えている
私が元気なだけなのかもしれない
亀なのかもしれなかった


日の色は流れなのかもしれなかった
仙人を見つめていた
...
大きな空の真ん中に
言葉にならない穴があって
その奥の色は群青色で
いろいろなランプが
つり下がってる。

いつでも自分は一人なのですが、

このごろますます一人なので、
言葉に ...
ああ あなたは山に
いなくなる だから私だけは眺める
ああ 私だけは 色を
私なのであろう 港で
ああ あなたとなって 見つめる

 歩いていく

純白の山を
消滅した 影として眺め ...
僕は彼が嫌いだった
僕はことあるごとに
彼のちょっとした悪口を言いふらしていた
その悪口は町中に広まって
しまいには町中の人間が
彼のことを嫌いになった
その悪口はどんどん酷く ...
葉月八日は身のためゆうて
この日は誰も船出しやーせん
凪いじゅうても泣き見るがやき
昔の昔はほりゃ{ルビ無茶=わや}するもんもおったけんど、
へんこつ、権太が目にもの見せちゃるゆうて
葉月の ...
貴方の家とあたしの家の距離は遠い
片道電車で一時間と千円
高校生にはちょっと厳しい

貴方は忙しい働き者であたしは時間のあるのんびりや
時間が合わない
貴方に合わせて深夜に二時間


...
天パで頭の悪いムライがお前らのことをにらみつけている
天パで頭の悪いムライ「俺も人の子だったというわけですね…」

天パで頭の悪いムライがお前らのことをマジで殺そうとしている
天パで頭の悪いム ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
偶然は必然で運命のようなかとうゆえ自由詩110/7/26 2:13
ピエタ紅糸短歌010/7/26 1:32
別れ結城 希自由詩3*10/7/26 1:17
無理解無批判無神経ブロッコリー...自由詩1*10/7/26 0:54
まどろみ智鶴自由詩210/7/26 0:38
流行秋也自由詩010/7/26 0:25
ピースサイン自由詩110/7/26 0:16
ぼくたちのあした綾瀬たかし自由詩010/7/26 0:07
悲鳴ゆず自由詩1*10/7/25 23:56
まわる結露の色となる。木透すみ自由詩410/7/25 23:35
単独行者の手記草野大悟自由詩4*10/7/25 23:27
なかなか会えない遠い人に想いが伝わればいいな的な三首雨音些末俳句0*10/7/25 22:22
時雨自由詩110/7/25 22:00
二本の足で立っている短角牛自由詩110/7/25 20:47
ともだちだもの海里自由詩310/7/25 20:36
あめの来る頃オリーヴ携帯写真+...510/7/25 20:03
余白八男(はちお...自由詩310/7/25 19:24
猿ぐつわの男豊島ケイトウ自由詩15+*10/7/25 18:54
曖昧な、錯春自由詩310/7/25 18:43
想撮空間「ふわふわ」2つのシフォンケーキ逢坂桜携帯写真+...3*10/7/25 18:12
めぐり はじまり木立 悟自由詩610/7/25 16:15
_結川菜青短歌510/7/25 15:32
*ピエロの素顔藤鈴呼自由詩1*10/7/25 14:30
座る隣の仙人番田 自由詩110/7/25 14:03
けっかんしゃ……とある蛙自由詩12+*10/7/25 13:24
今日も何かをもらいたくて番田 自由詩110/7/25 12:46
好きになってもらうためにくなきみ自由詩2*10/7/25 12:35
咲の婿取りsalco自由詩4*10/7/25 11:02
あたしは貴方と恋離の枝になりたい愛心自由詩3*10/7/25 10:56
天パで頭の悪いムライ 〜あたしは貴方と恋離の枝になりたい〜akb48自由詩110/7/25 10:36

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