あのオッサンのことなど
永遠に忘れたいよ
だって思い出すたび
お尻がヒリヒリ痛むから

気がついた時には
すでに入れられていた
何か滑りやすいもの
つけてくれたなら
あんなに辛くはな ...
朝はすがし

ピアノがきこえる
ポンポコピーーーー
ポンポコピーーーー
ポンポコ・ポコポコ
ポンポコピー
肩にかけた布がさらりとおちていった
深夜の台所で 
小皿にのった梅が 
まあるく佇み 
影を、伸ばしている 

些細なことで取り乱す 
僕とは違い 
微動だに、せず 

のっぺらぼうの顔で 
ただ、そこに。 

...
目の前に置かれ 
泣きっ面にふやけた
サッカーボールを 
空に向かって、蹴っ飛ばす 
硝子細工の愛情を 
まわたに{ルビ包=くる}んで、置いておく。 
窓から射す日に 
自ずと、光り出すように 
  六月の光が君の
  最後のてのひらで混ざって
  うすぐらい雨になって
  降りしきった
  君の小さな声や
  僕のくだらない夢は
  もう誰にも
  聞こえたりしなかった ...
たいしたやつだ
車輪2つで運ぶんだから
人の力を倍にする装置

とろける様な景色の中を
トップスピードで駆け抜けると
空気の粘着力なんてアリみたいな感覚

必要ですか?ブレーキ
道は ...
行方不明

衣食足り礼節知らない者多し
命を守る尊さいずこ




ザンネン

かっこいい人はわざわざ言いません
かっこいいって自分のことを





------- ...
政治不振

日程にあさましさ見る選挙かな





推薦図書

首相宛て「動物農場」贈りたし
粉ポカリ 薄めて飲みます午後三時
とばっちり メールは消します淀みなく

心臓聴いて 気が抜けて
足りてはないから寝転んで
ひちがつの太陽は余計なものばかり霧散させました

話は聞 ...
外は今日も騒がしい
豊かな自然
沢山の人間と沢山の生き物
私は今日も窓からその変容を眺めている
それはもう毎日のように

この窓辺から遠くへ臨むことだってある
窓越しに映画を見に行ったり ...
朝になるひらりふわりの夜まではあと少しだけこのままがいい 風が駅前の野原に吹いている。
野原に生えた野草の葉は
優しくうなずきながら
隣の葉にお辞儀をしている。

風が駅前に優しさを運び
優しさで満ちあふれた
空き地の前に僕は独り佇む

風 ...
みんなで
海、行こう
今すぐ行こう
水中メガネなんて
海で買えばいいよ

母さんの
あの向日葵のボレロな
裾をめくって
叱られる前に
駆けぬけようぜ

追いかけて
波を追いか ...
娘たちは
もう眠ってしまった
何も書かれていない短冊がひとつ
テーブルに置かれている

なあ、父さんは
こってり疲れてしまっているから
願いごとなんて
ひとつも浮かばないんだ

静 ...
飛べる羽など持っていません
うたう喉など持っていません

なにもない
なにもない

そう叫んでいるのは心

伸ばす手と
伸ばさない手は
どちらも私の手なのです

外側から
掴 ...
社会に囲われる
彼らの狂気が
血祭りに上げるのは


本当は
気に食わないヤツではなく
その向こうに
蜃気楼のように映る
押し付けられた
見せ掛けの平等主義


ナイ ...
彼にその一件を報告すると、驚いて携帯をベッドの隙間に落としてしまった。
「どうしたの?」と隣で裸で寝そべる女は言った。
「女の娘?」と嘯く彼女を彼は無視しして、さっさと服を着ろといい、
これから ...
 愛なんです。
 僕にとっての愛、それは外柳っていうんです。その外柳っていう苗字は確かなんですけど、下の名前は知りません。ただ僕としては、外柳の下に続く名前が理奈だったらいいなと思うんです。外柳理奈 ...
白く溜息をつく 春を終えた相対の鍵
音符、と爪弾いて 等間隔を殺す君、残骸、ハレルヤ!
見誤っている 落下点が焦ってその中で羊水が跳ねた

ハウエヴァー 色を食っては放つ硝煙で
ハウエヴァー ...
学校からの帰り道
ごみだらけの家に住む
ひげだらけの臭いおじさんが
居間で背を向けて
テレビを見ている

『ガガー……ピーッ……』

灰色の砂嵐が映るだけ
やかましくノイズが鳴り響く ...
哀しみが繁殖する
人間なんて誰もがひとりよがり

この哀しみを持つ生き物を
強く強く抱きとめていてよ
どんなに遠くにいても心が還る場所が
私にはあるんだって思わせていて

繁殖を続ける ...
あなたは、ビードロの中

だから

今でも、そっと息を吹き込むの
ウェブの向こうの生身の青二才が











或る時は俺をねじ伏せようと試み

...
思ったように力が発揮できず
褒められないのはなぜか考えた末
それは
何らかの制限が加えられていること
偉さを
制限するために何かが
加えられていることにあるとわかった
それさえとりのぞけ ...
ざわざわする
ほんとは 誰とも
繋がれないのではないかと

ざわざわ する
自分のことで 手一杯で
優しくなれない

ざわざわする
約束は果たされず
勝手なこと言って 浮いている
...
}羊水(春)

コイン・ロッカーのコインが着地する
その音を聞いて
呼気をつきはなす
わきまえてなまえを呼んでも
まだないのだから

うぶごえをあげる
こっちへ来なさい、
と あな ...
横浜で
主婦になったと聞かされて
笑いたいけど
笑えない馬鹿
確かなこと
など何処にも無く
春だ
と思った時には
もう すっかりと
夏でありました

例えば 野良犬を
叫び 慎ましく月
を 口ずさむ
まるで詩人

であるかのような

...
まあるく
まあるく

揺れた 揺れた

電気コードに繋がれて

それから
それから

光がきえた

てを伸ばすのは

小さなおさる

まあるく
まあるく
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
片想い花形新次自由詩010/7/8 18:40
朝はすがし生田 稔自由詩4*10/7/8 18:01
梅の顔 服部 剛自由詩610/7/8 17:49
シュート 自由詩010/7/8 17:42
宝石 自由詩110/7/8 17:34
君のアパート草野春心自由詩110/7/8 17:30
バイバイシクル酸素の枷自由詩010/7/8 16:58
雲の壁 1眠り羊短歌110/7/8 15:05
雲の壁 2川柳010/7/8 15:01
デイゲーム坂井ハナ自由詩510/7/8 14:54
飛んでいく家の話瑠王自由詩5*10/7/8 14:37
momentきらく短歌010/7/8 14:01
駅前再開発2……とある蛙自由詩12+*10/7/8 11:40
海ロード佐野権太自由詩9*10/7/8 11:37
七夕自由詩10*10/7/8 11:21
グレイゾーン朧月自由詩210/7/8 9:01
箱庭の狂器寒雪自由詩010/7/8 7:43
会話で起きたことプテラノドン自由詩210/7/8 4:25
青い二等辺三角形光井 新散文(批評...210/7/8 1:58
ハウエヴァー/スプリング/エンズ水川史生自由詩010/7/8 1:49
地デジ対応結城 希自由詩2*10/7/8 0:58
バクテリア朽木 裕自由詩110/7/8 0:14
あなた殿上 童自由詩4*10/7/7 23:50
人狼BBSTAT自由詩1*10/7/7 23:24
鎖を解かれなかったプロメテウスa自由詩210/7/7 23:18
ざわざわするの詩アザラシと戦...自由詩910/7/7 23:05
鈍き罌粟の季題井上法子自由詩2610/7/7 23:02
君よ久遠に幸せであれTAT短歌010/7/7 22:51
催涙雨板谷みきょう自由詩5*10/7/7 22:48
クーラー一酸化炭素自由詩010/7/7 22:15

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