言葉を抜き取ったら
私は
空っぽに
なってしまうのだろうか
愛情を表す表情は?
哀情を表す表情は?
こんなこと誰にも訊けないよ
胸の中に
タイムカプセルを埋めたの
お菓子の空 ...
壊れたメトロノームの
壊れたリズムで
第一楽章は始まる
歪んだ旋律が
琥珀色のホールを満たし
それでもヒトたちは
祈るように席に座り続けた
やがて楽団員が一人また一人と
舞 ...
mam...
わたしが欲しがらない子でいたために、まち、星が、羅列したお話。
手
ビニール袋
トタン
足音
うずもれた緑だった。
暑い一日の。
汗の粒がなみだみたいに、腕に垂れた。
2010. ...
あなたが
後ろからそっと私を抱きしめる
せせらぎが流れるように
肌を滑る冷たい腕
蒼白い月明かり
私はまるで
羽衣を纏った 一晩の天女
シーツの波間を漂う蓮
水草の絡まる細 ...
井の中の蛙
大海を知らず
自分がお山の大将と
思っている。
世の中の事は
何も知らない。
ただ勉強しか
して来なかった。
いいのか悪いのか
わからない。
知らぬが仏と思って ...
ジャズで
スイングしよう
ノリノリに
体を動かす。
タロットで
死神を引く
おみくじで
大凶を引く
仕事の依頼
そよ風に吹かれ
コーラを飲み
帽子をかぶり消えてゆく。
...
「おもちゃは卒業ね」
そう言って
取り上げた
三角の積み木
ねえ ママ
わたし笑えてる?
上手に笑えてるかな?
腕に痛いよ
羽根が生えてきた
天使に似合わない
{ルビ鈍 ...
何も考えないで
海底に落ちてゆく
癒される。
体が楽になる。
無為自然がいい
体に力が入っていると
対応が遅くなる。
無心がいい。
何かをしようとすると
失敗する。
運命を ...
今年はとうとう
夏が来なかった
夏はもう
来なくなってしまったのだ
きっと冬も
もう来ないだろう
私たちに必要な食物は
どんな薬を使っても作れなくなる
そうして私たちは
少しず ...
流れる川に知ってるものつけて
まばたきする
音を切ってしまって
なんだか
せいをこがけえきさかさそす
たかったけーことかず
ないないのなにをあいさあて
きにさけてちかーたちちーさ ...
社内では社長がついに禁煙するというもっぱらの噂
シンジラレナーイ!(全員で)
でも何事も
まず理由が大事じゃないか
自分の健康
最近うまれた可愛い未来のためだろう
あるいは地球に住まう ...
胸に彫刻刀をあてて
誰が家紋など彫ろうとするのか
いづれ君は
かどをヤスリで削って
私は誰でしょう、なんて
笑って(泣いて)
それでも
叩いた音の響きで
君はすぐに見つかっ ...
「火の森というものがある」と父が教えてくれた。私が火山の調査のためヘリコプターで火口の上空を飛んでいる時だ。父はそれまで私の横で眠っていたが ふと目を覚まして そう言ったのだ。火山は穏やかだった。二回 ...
突然いなくなった君の 隣には誰がいるんだろう
することが無くなった僕は 日曜日なのに暇をもてあましている
どこまでも続くような 見えない道の向うがわ
叶うわけがない夢を 心にずっと抱いていた
...
長い夜を経て
日差しで爛れた身体を
両手で抱きしめ守りながら
逃げ帰った部屋の片隅で
地平線に日が喰い殺されるまで
私は本を読み漁る
虚構に我が心を ...
視線を感じ辺りを見渡してみる
目を合わせるとそむける事ができなくなる複眼
ギザギザした足が恐怖を倍増する
害虫を駆除してくれると知ってはいても
その風貌からして愛らしいとは思えない
体全 ...
「おーい 空くん
今日はやけに機嫌がいいねえ」
「ほーい 機嫌がいいさ」
「どうだい 見てごらんよ
君があんまり機嫌がいいから
ほら 風が歌っているよ」
「ほほう そうさねえ
風 ...
mean meanと蝉がぼくを詰っている
いじわるなぼくは
アスファルトにおちているつよい水性の日差しをひろってたべる
夏というのは架空とおもう
ふとてのひらをすかしてみると
うすい水か ...
地下を網の目のように張り巡らさせていく根茎の成長
時々ぽこりとその緑は地下から突き抜ける
だが決して緑が中心になるというわけではない
中心がないという事は周辺がないという事だ
縦ではなく横 ...
電車でゆらり
何処まで行くの
何処でもいいや
遠い旅路と一秒の紡ぎ
変わる景色は目まぐるしい
変わらない景色は懐かしい
電車でゆらり
運んで行くの
携帯なんて要らないよ
何処までも届くけど
糸電話くらいの距離感で
君と居られたら
電波なんて意味ないよ
送るのは楽だけど
糸電話くらいの距離感で
君に伝えられた ...
君が綺麗に寝るもんだから
僕の降りる街は過ぎていく
こんなに綺麗な顔なんだから
幸せそうによだれを垂らすなよ
玄関を開ければ
工事中のタワーが見える
無機質にそびえ立って
うまく世界から浮いている
ピンクのアーチは
今もあるだろうか
環七通りの廃棄ガス
たまに吸いたくなって
夜風の吹く ...
チリンリン、と揺らめく風鈴
遊び場の向こう側は忙しなく
夢から覚めてしまったような淡い切なさが
心ここに在らずと渦巻いた
雲は黒く立ち往生
夕立は期待はずれ、流れ落ちた蜃気楼は
次 ...
優しさとか正しさなんて不確定さ
赤い雨が教えてくれた
ポスターのヒーローがこっちを見てる
人は何かになるんじゃなくて 自分になる為に生きてるんだ
涙の理由は痛みを知ったから
きっとあなたが優 ...
AKB48の小野恵令奈ことえれぴょんが
今夏限りでAKBを卒業する
そんな夏なんだ
買ったときは三十センチほどだったマングローブの木が
もう一メートル近くに育った
葉を触ると
つるつる ...
小学校から帰って
叔父に自転車の運転を習う
家には大人用しかない
「両足がとどかないよ」
「おれだってとどかないよ」
叔父は自転車のサドルから腰をおろして
片足しかとどかない姿をぼくに見せ ...
あと余命半年です
目の前に座る
眼鏡が似合う医者に
冷静に告げられた時ほど
冗談であってほしい
そう思ったことはなかった
その言葉に続けて
医者が何か言っていたけど
もう何も聴 ...
水晶の心臓をもつあのこの
心音は途切れずに
星雲で脈打っている。まなざしは
林の陰のように微笑んだまま
朝食をいただいている
鉄塔の影はのび
山際の空が紫にいろづく
せせらぎを
さかの ...
高い秋空と純白の雲
あの雲はなんと言ったっけ
長くなった影
巨人のシルエットのようだ
綺麗な花が咲いている
僕の隣には君がいる
雲の名前はわからない
花の名前もわからない
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩を書くこと
Akari ...
自由詩
2*
10/9/1 21:18
ホール
たもつ
自由詩
6
10/9/1 21:03
VIEW2010 1(1)
はなもとあお
携帯写真+...
8
10/9/1 21:01
蒼月
Akari ...
自由詩
2*
10/9/1 19:57
あっぷっぷ
ペポパンプ
自由詩
3*
10/9/1 19:30
SWING & SWAY
〃
自由詩
2*
10/9/1 19:30
angel
Akari ...
自由詩
0*
10/9/1 19:23
海に沈む
ペポパンプ
自由詩
5*
10/9/1 19:13
夏が来なかった
ふくだわらま...
自由詩
1
10/9/1 18:36
みゃく
十二支蝶
自由詩
0
10/9/1 18:35
決意はいきる理由になれるか
乾 加津也
自由詩
2*
10/9/1 17:36
セロファン
瑠王
自由詩
6*
10/9/1 17:27
火の森
非在の虹
自由詩
1*
10/9/1 16:38
遠くへ
SEKAI ...
自由詩
0
10/9/1 15:04
物語。
薬堂氷太
自由詩
1
10/9/1 13:55
虫
小川麻由美
自由詩
3*
10/9/1 13:13
9月
未有花
自由詩
9*
10/9/1 12:55
mean
コーリャ
自由詩
12
10/9/1 11:32
横の繋がり
小川麻由美
自由詩
3*
10/9/1 11:19
ワールドトレイン
秋助
自由詩
2*
10/9/1 11:10
有線通心
〃
自由詩
1*
10/9/1 11:08
肩越しの夢
〃
自由詩
2*
10/9/1 11:06
ピンクのアーチ
葛西曹達
自由詩
1
10/9/1 11:00
夏の終わり
中原 那由多
自由詩
8
10/9/1 10:07
不屈
しょうた
自由詩
1
10/9/1 8:08
えれぴょん
真山義一郎
自由詩
15
10/9/1 7:00
川のコトバ
殿岡秀秋
自由詩
6+
10/9/1 6:29
残していくきみへ
寒雪
自由詩
2
10/9/1 6:09
一瞬の影
こしごえ
自由詩
5*
10/9/1 5:25
ある秋の日
うずら豆
自由詩
2
10/9/1 4:36
3836
3837
3838
3839
3840
3841
3842
3843
3844
3845
3846
3847
3848
3849
3850
3851
3852
3853
3854
3855
3856
3857
3858
3859
3860
3861
3862
3863
3864
3865
3866
3867
3868
3869
3870
3871
3872
3873
3874
3875
3876
5.51sec.