見慣れた風景

コーヒーの香りの朝

いつも通りの朝

朝日と南風が呼んでる

だけど僕は鳥かごの中

飛び立つことのできない

いつも通りの朝
出来れば 完成された 写真が 
本当に 綺麗で有ることを 望むけれども

本当は そうじゃ無いんだって 
心が 言ってる

今 写真に 残したい
今の 私が 耀いて 生るから ...
あの日
きみが病院のベッドの上で
ぼくの手を弱々しく握り締め
静かに天に召されていってから
もう何回目の夏がやってきたのだろうか
川の流れが
穏やかに緩やかに岩肌を削り続けて
やがて ...
指を切り落として
あなたを無くしたら見える世界
右腕だけで届ける未来
目の前には踏切板
だれだけ高く跳べるかな
間違えてもいいさ
すべて自分だと受け止めて
みんな纏めて羽ばたくのさ
あ ...
ふくれて背負えよう かためって管にとどめゆ
濡るぬる滴 綺麗一杯割れて跳ね
色で埋まったこの辺に押し付けて手描く

旗を破ってもっと濃く妄想しても
たとえば、そのまも焼けて凍て付く

何 ...
周りを映すような日をお腹に孕むような
絡み歩いた跡の地面を乾すそんなことを やっていると思ったから
陰のもとに跳び下りても陰にはなれない

もし触れずに夜の太さに触れられたなら
吐くことのな ...
排気ガスの所為でしょうか
近頃、妙に息苦しくって
息を止めたくなるのです


排気ガスの所為でしょうね
近頃、妙に生き苦しくって
生を止めたくなるのです
満たされないものは何か
一人分の静かな夜が
季節の終わりに問いかけてくる

それを孤独と呼ぶ人もいるけれど
一人でいることと孤独は異なると
何時か何かの文章に書いてありました

{引用 ...
6年間経ってしまったので
そこで何があったのかと
余計悪くなったのではないかと
いえば
たしかにそのとおりなので
とても考えられない

ゴーモト(Goemot)という神にさからうやつの統 ...
それらの視線
それらの仕草
それらの言葉
それらの感情

ただ心に浮かんだ気持ちを
少し呟いただけなのに
場違いな吐露とでも言わんばかり

ほんのここ数年間
伴侶といえる相手がいな ...
太陽の何にもない失業者の
眠りに落ちる 夜の
街に 時間は光る 私の
いつものとても 悪気のない


世界が晴れている 角の向こうで
今日もパチンコ屋は賑やかで 太陽をいつになく出す
...
ぽっかりと 口を開いた 巣の中へ
吸い込まれそうな 私の心

 

風が繰る 世界はたちまち 瞬間で
今日はベトナム 気まぐれの地図       ...
文脈を無視して進む身勝手な言葉をぜんぶ君にあげます


寂しいと脳が足りないふりをする
抱かれたいのは骨の奥まで
 
 
欲望にはかなわずに
まあその辺は
勘弁していただいて
いくつかの
間違いもございましたが
おかげさまで
今こうして
なんにもない、に
なりました
とで ...
高速道路からみえる
一番目立つ集合住宅
おそらく
ここは
八王子あたり
名前を
つける

マツリハイツ

窓のひとつ
ひとつに
すき 
きらい 

はりつける
頭だけ ...
笑い飛ばしてもいいからちょっとだけ聞いてくれねー?
マジで君をチョー愛してたと思う事が何度かあるんだよ
今だって君とチョーヤりたいし
いや実際に会うと緊張しちゃって何も喋れないなんて言う
チョ ...
鉄琴ではなく 
木琴でもない石の琴
あれは石琴なのです
世界各地のストーンサークル

少しサイズありますけども

それはもちろん
時を測るための天文台でもあったことでしょう
暦は抜き ...
ランボルギーニミウラ
ポルシェ911
マセラッティボラ
ランチャストラトス
デトマソパンテーラ
フェラーリ308GTB


こどものころ覚えた名前
色あせた駄菓子屋のスーパーカー ...
悩んでも





悩んでも





きりがない






もがいても






もがいても





不安は消えない

...
現実らしきものの断片が
観念的時間系列の中で
現れたり消えたりしている
僕はいつも目覚めたとき
  もっと正確にいうなら
目覚めたと感じるとき
自分の呼吸器系統が
機能しているかどうか確 ...
仕方なく離れていく 気持ちの整理もつかないまま
とめどなく流れていく 風や川のような感情が
言えるはずの無い言葉を 言わせようと囁きかける
それを無視できるほどの 強い僕じゃないし
自分を慰め ...
ラブとラブのあいだに愛がある

なんだかそんな気がしてね
久しぶりに歩いてみた渋谷の街は
良い意味での乱雑さを失いつつあるようで
道玄坂下から円山町
色褪せたラブホの佇まいは老娼の厚化粧に ...
 
 
小さな恒星が
子豚の側で燃え尽きた
最後は寒天状の塊になり
それもキノコのように溶けて
地面に吸い込まれた
そんな様子をぼくは
娘と隠れん坊遊びをしている最中に
まだ仏様の入 ...
血液が脳動脈を駆け巡る音に似ているクマゼミの歌 無用人間

僕は無用人間

ネジにも歯車にもなれず
風に煽られるだけの塵芥

『役立たずは出ていけ』

社会という機械が追い立てる

無用人間

僕は無用人間

でも
...
紫陽花

夏散らす 指を染めるは花の青 後ろ姿に残すまぼろし






白い朝 洗面台を伝う水 ブラックホールでさようなら




時雨

安定を保つだけ 唯そ ...
だれにもある 約束
いちにちいちどの彩りだから
乱暴な手さぐりで朝を
        朝を失くさないで!
テーブルにひとつずつ料理を整えるしかたで
わたしも わたしに埋もれるあなたにも
こ ...
この街はひとつの詩篇しずやかに置手紙のような息を吐くひと


光さす野をひたすらにゆくがいい、君、セルリアンブルーの尾びれ


湯豆腐を崩さぬようにくずしつつ星の底までゆきたいと言う

...
   


祈るべきことが多すぎて




だから

一日が終わるのだろう






眠るってのは

そういうことかい






{引 ...
(できれば「ポエム?現代詩?」から読んでいただけると嬉しいです)


あらためて言いたいのだが、僕は「ポエム」とネットで呼ばれてしまった作品を、劣った詩とは思っていない。
なぜなら、
・ポエ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
鳥かごうずら豆自由詩010/8/24 8:37
フォーン藤鈴呼自由詩2*10/8/24 7:22
忘れない寒雪自由詩010/8/24 6:26
しょうた自由詩110/8/24 5:12
からすがらす十二支蝶自由詩010/8/24 3:09
かげの闇自由詩010/8/24 3:06
大気汚染青井とり自由詩310/8/24 2:41
眠れぬままに迎えた夜明けベンジャミン自由詩3*10/8/24 1:58
マフテン マフトリアa自由詩0+10/8/24 1:54
正常な檻の中での願い事松本 卓也自由詩210/8/24 1:52
切れた契約の無い風景  番田 自由詩110/8/24 1:47
夜の頁桐谷隼斗短歌110/8/24 0:54
眠れない夜の二首あまね短歌610/8/23 23:42
石ころ小川 葉自由詩610/8/23 23:10
148歳イシダユーリ自由詩2110/8/23 22:05
ションベンひっかけて虹村 凌自由詩1*10/8/23 22:03
ストーンサークル・オルゴール海里自由詩3*10/8/23 21:54
スーパーカー消しゴムでぶっ飛ばせはだいろ自由詩2+10/8/23 21:19
こわいきえないくゆら自由詩110/8/23 21:00
目覚めシホ.N自由詩110/8/23 20:52
ロボットSEKAI ...自由詩110/8/23 19:46
ラブソング恋月 ぴの自由詩18*10/8/23 19:19
隠れん坊たもつ自由詩410/8/23 18:54
真夏ハイドパーク短歌2*10/8/23 17:49
無用人間うずら豆自由詩110/8/23 16:32
淡色物青井とり自由詩210/8/23 15:49
絵画乾 加津也自由詩4*10/8/23 15:18
風紋/夏萩野なつみ短歌1110/8/23 14:36
一日の終わりにAB(なかほ...自由詩110/8/23 14:24
「続」ポエム?現代詩?非在の虹散文(批評...1+*10/8/23 9:25

Home 戻る 最新へ 次へ
3802 3803 3804 3805 3806 3807 3808 3809 3810 3811 3812 3813 3814 3815 3816 3817 3818 3819 3820 3821 3822 3823 3824 3825 3826 3827 3828 3829 3830 3831 3832 3833 3834 3835 3836 3837 3838 3839 3840 3841 3842 
6.79sec.