この命に何を求めるの?
光なんて望まないで
空っぽになった 言葉の引き出し
錆びたシャベルで庭を掘った
探していたのは君へのプレゼント
いつしか足の踏み場はなくなって
真っ逆 ...
襖を通して
炎の揺らめきが
人々の影を写す
僕は布団にくるまり
隣で行われている
饗宴から
身を隠す
眠りの中
無数の影が
僕を
包み
引き裂こうとする
影達は
痛々しい ...
僕は太陽を知らない
もう厭きてしまったの
最初から言ったはず
興味がなくなれば
一緒に居られない
君が泣こうが
無くなろうが
どうでもいいよ
月夜
鏡の前で囁く
時の価値を忘れてしまった代償に
時計しかない部屋へ閉じこもった
裏庭に咲いている白い花の名前を知らないから
切り捨てることの潔さを知ろうとすることで
丸くおさまると決めつけた
だから今、 ...
いろいろな君のこだわりを
僕らはようやく
理解できるようになったけれど
それでもまだ
十分とは言えなくて
突然君が流した涙の理由を
推し量ろうとして
時々僕らは
右往左往する
...
たくさんの時間と言葉を
費やしても 必要ならば
私は 語り続ける…
想いが届かずとも
ありったけの 愛を
捧げる…
微笑みながら 泣きな ...
トイレの白い個室のドアには蛾の羽根についていた模様の一部がついている。トイレットペーパーで蛾をおさえつけ両手でつぶす。蛾はトイレットペーパーで見えないがきっとつぶれている。その跡だろうこの灰色の汚れは ...
若いよね〜
とちんちんの固さに感心されたので、
32歳ということにしておいた。
女は、
冷めたビッグマックのような42歳で、
体験入店と客には言えと、
お店に念を押されて来たらしかった ...
昔、家庭科の授業で「調理実習」というものがありました。
私はあれが大嫌いでした。
いくつかの班に分かれて、各自役割分担をします。
AさんとBさんは切る係、CさんとDさんは焼く係、Eさんは盛る ...
100822
本物件は建坪率を超過しており
同規模での建てかえはできません
なんじゃこらと電車乗り換え
お客様は帰られた
中古の一戸建てを売 ...
恋の終わりは
キリバナ
キリバナ
死んでいるのか
いないのか
ガラスコップの
一輪挿しが
あっけらかんと
咲くように
私は
あなたを失って
冷たい夏を咲いている
も ...
ゆするくんが席をゆずった
ゆずる君が席をゆすった
ゆするくんが席をゆすられた
ゆずる君が席をゆすり受けた
ゆするくんがゆずる君を揺する
その順番をゆずる君 ...
ねこを見てると眠くなる
ねむねむねむねむおねむのまほう
ふわふわの
お腹のお毛毛をなめている
おねむの国に行く前の
おねむの前の身だしなみ
あたしはそんな風だって、頭をひと振りするだ ...
遺書は机の引き出しに認めた
見られて困るものは処分した
必要な道具は取り揃えた
夕闇が人々の暮らしを
真っ青に染める時
ぼくの計画は始まる
ぼくはこれから
隠し持った銃を ...
果ては相変わらず
雨が降り続いて
げんなりするのな。
夢は相変わらず
悪夢が続いて
がっくしするのな。
長靴の少女、クラゲ踏み潰す。
セットリスト燃やして会いたい人間呪う。
...
(この文章は多くの人の意見が聞きたくて書きました。名前も出てくるし、引用もあります。
違う、という人もあれば、僕の読みの浅さを知らせてくれる人もありましょう。
ただただ、知りたいだけですが、多くの ...
あなたの手からこぼれた花を
得意げにくわえて微笑む
蜜を吸ってすっかり浄化して
光に透かした硝子の造花。
なぜそんなに私を見るの
そんなに傷つけられたいのかしら
昨日はどんな自慰をしたのですか
それとも悲しい性交に傾倒したのですか
錯綜時代
子供はやめてください
誰もあなたのママにはなりま ...
君は取り違えてしまった
なぜなら
「そのときをきちんと見ていなかった」
からだ
君とは
僕のこと
僕は知らなかった
あの頃何が出来たのか
あの頃なぜそうだったのか
あの頃と今がどう違 ...
泣いた女がもう笑った
明日は誰を想うのか
振った男がもう泣いた
後悔してももう遅い
転んで転んで
起きては転んで
昨日の女はもう居ない。 ...
君は
春よりも夏よりも
秋よりも冬よりも
どんな季節よりも
綺麗だった
綺麗な季節が
消えたこの街は
春夏秋冬だけを
ただ繰り返した
記憶の引き出しを一つずつ弄り
気持ちに相応しい言葉を探した
見つからない訳でもないけれど
何もかも青臭くってたまらない
やれタイミングだとか気分とか
いつも誤魔化されてばかりいて
小洒 ...
久しぶりであることを
今日は食べた ほんの少しの阿波踊りには
口の苦みを残した 牡蠣の中にはじけた
考えてみれば 生牡蠣としての
牡蠣だった この意味としての
牡蠣だなんて 下北沢に ...
電車をおりると
白線をはみ出した蟻たちの
行列、空をわすれた足どり、で
わたしたちは歩いてゆく上へ
憑かれたように(上へ、
空のない方の上へ、)そして、
さようならと手を振ります、(耐える ...
明日はきっと、
君の胸に届くだろう。
今日突き刺さった「ことば」も、明日はきっと、
透明な肌の下で脈打つ血になる。
だから、焼き尽くせ、愛。
夏の空に解き放つ、翼。
3日待ったが紙は鳴かな ...
水面は乱反射して
様々な絵を描く
現れては消え
現れては消え
複雑な世界が
泡沫であることを
教えてくれる
僕は光の悪戯で
ここにいるのかと思う
そう
次の瞬間には ...
生きてるだけで
お腹すく
腹がすくから
物食べる
食べる物買う
金が要る
金が要るなら
働くこと
それができぬ
でくのぼう
そつなく
無理なく
抜け目なく
生きるため ...
ミルクチョコレートファンタグレープアルフォートチョコフレーク
チョコボール生茶プリングルズコアラのマーチ辛ラーメン爽健美茶
ビスコチョコベビーカントリーマアムカップスターエブリバーガー
キリンレ ...
最低限の荷物を持って
小さく礼をした
君の待つ家は遠く
僕は足踏みをして距離を計る
後どれだけ
どれだけ君を待てば良い
仰ぎ見れない空を懐かしみ ...
君は帰ってきた
ここがどんなところであれ
君が帰ってきた
そこで何があったにせよ
君と帰ってきた
いまは街灯のない畦道を
君に帰ってきた
いずれ向かえるために
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
太陽と月の話
三奈
自由詩
9
10/8/22 16:49
炎
Oz
自由詩
2
10/8/22 16:46
寄生
杳
自由詩
1
10/8/22 16:30
弱冷房
中原 那由多
自由詩
5
10/8/22 16:13
ママに怒られた
花形新次
自由詩
2*
10/8/22 15:55
硝子
ポー
自由詩
0
10/8/22 15:29
recognition
榊 慧
散文(批評...
4
10/8/22 15:12
日暮里の女
はだいろ
自由詩
2
10/8/22 14:56
調理実習の勝ち組は人生の勝ち組
チカモチ
散文(批評...
1*
10/8/22 11:35
そらいろ電車
あおば
自由詩
5*
10/8/22 11:06
キリバナ
uminek...
自由詩
13*
10/8/22 10:30
【文字における】 ゆするくんとゆずる君 【リズム感】
ヨルノテガム
自由詩
3*
10/8/22 9:11
おねむのまほう
salco
自由詩
17+*
10/8/22 8:39
マインドストーカー
寒雪
自由詩
1
10/8/22 7:55
長靴の少女。
菊池ナントカ
自由詩
0
10/8/22 6:31
ポエム?現代詩?
非在の虹
散文(批評...
1+*
10/8/22 4:10
flower.
れもん
自由詩
3*
10/8/22 3:38
お遊び
tam
自由詩
0
10/8/22 3:38
話はそれからだ!
真島正人
自由詩
1*
10/8/22 3:03
あべこべ、不可思議
ala
自由詩
0
10/8/22 2:49
君を忘れない(君は忘れても)
ミサイル・ク...
自由詩
1
10/8/22 2:46
隙間
松本 卓也
自由詩
1
10/8/22 2:29
牡蠣を食しに
番田
自由詩
1
10/8/22 2:18
【連詩】 プラットホーム
古月
自由詩
1*
10/8/22 2:05
煩悶、神、あるいは詩の誕生について。
桐谷隼斗
自由詩
0
10/8/22 1:52
光の悪戯
うずら豆
自由詩
4
10/8/22 1:34
木偶の坊
シホ.N
自由詩
2
10/8/22 1:18
ネグレクト
紀ノ川つかさ
自由詩
3+*
10/8/22 1:13
キスを、
ala
自由詩
3*
10/8/21 23:48
共帰還
くろねこ
自由詩
1
10/8/21 23:30
3804
3805
3806
3807
3808
3809
3810
3811
3812
3813
3814
3815
3816
3817
3818
3819
3820
3821
3822
3823
3824
3825
3826
3827
3828
3829
3830
3831
3832
3833
3834
3835
3836
3837
3838
3839
3840
3841
3842
3843
3844
8.82sec.