げんこつであごを支えている
机上の散乱物をながめて
あがきつつ果たしている
四次元から背負わされたミッション
ひとつひとつに浮き出ている
カルマからくくられた押し花の自分史
あ ...
おととい、この町はもう終りだと誰かの「影」が千鳥足でふらついたまま標榜したのがはじまりだった。
きのう、よその町の「影」が焦点の合わない眼でニヘラニヘラ笑いながらやって来て躊躇なく私たちの「 ...
ストライプシャツを羽織ったあの人とすれ違うゼブラ サバナの風吹く
俺の腐った血で
皆に
ぬぐいようのない嫌悪感と
締め付けるような嘔吐感を
頭蓋骨の裏に
へばりついた剥がれない
俺の思念に
永遠に悩まされ続ける皆を
俺は白昼の死角から ...
六月二十七日は、
私のしるひとの命日です
あの葬式では、
天気雨降りました。
七色の午後
左手薬指の約束に花輪をそなえました。
あの天然水は
このからだをとおりながれることはなくいま ...
{引用=
誰がお前に主を与えたのか
−神がです
誰がお前に主に従えと言ったのか
−神がです
}
自由なる労働者は 安定した雇用が保障されず
年老いたときに 生計を立てる手段を持ち合わ ...
101001
ミズノさん
並四ラジオが
故障です
すぐ直してください
明日もお勤めだと言うことは承知してますが
今晩中になんとかし ...
家にはじめてテレビジョンがはいったのは
ぼくが八歳のときだ
十二月の寒い午後
第九交響曲を唄う白いブラウスの女性たちが
画面に映る
カメラは三人くらいずつを順番に写していく
近くにだれ ...
自動販売機のコイン投入口に
すいこまれていく女の人をみた金曜日の夜
ポッケの底のおつりの枚数をかぞえていた
裏面をやさしくなぜながら
口当たりの良い絶望味のコーラをぐびぐびのんだ
昔乗用 ...
『また明日!!』
あの日から
その言葉をきくと
もう会えない
そんな気持ちはが胸をよぎる
それでも
『また明日!!』って帰っていく貴方の後ろ姿を見て
どうか無事でいてくださいと
...
啄木のこころ親しくあたらしい
小さな文庫の小さな文字で
風あらしざらつく息の事始め
考えの糸あかるく保つ
自己肯定あふれるときにただ迷う
処刑の前のあきらめだろうか
正しいと思 ...
さきほど行った商店街の、タバコ屋のあたりを通り過ぎて数分歩くと、普段会社で使うのとは違う、私鉄の最寄駅に着いた。
いつ買ったかすっかりわからなくなった、現場作業でかなり擦れてしまった黒のGーSH ...
あれから寝坊の心配なく、朝早く起きる事が出来たが、あえて会社へは行かない事にした。これから戦うためには、入門書のようなものを一冊読んだだけでは、とても足りないと思ったからだ。
戦うといっても、会 ...
折り返した電車から降りると腹が減っていることに気づく。
そう言えば仕事が終わってからなにも食べていなかった。それだけアツくなっていたということだが、それほどまでに理不尽だと思えたのだ。
...
ひとりぼっちは
自由だと
わたしは思っていた
ひとりぼっちは
淋しいとも
わたしは思っていた
道ばたに
ひからびただんごむしが
死んでいる
だんごむしが
息 ...
彼は知らない
こんなにも想っていることを
彼は知らない
こんなにも憎まれていることを
彼は知らない
何も、なにも、ナニモ…
そして、彼は知らないまま生きて行く
何も知らな ...
足首に巻き付く
風が 頬に
突き刺している
私は知らされた
私は何かに
手にさせられた 私の
希望を 手に入れた
私は 無一文だ
...
つまづくはずのないところで
足をくじき
恋に
落ちてしまった
わたし
すっかりからまっていて
逃げ出すことも出来ない
あなたの前
ほとんど裸じゃない
ただ、いたずらに
マシュマロを ...
わんころ ほよん
あの日の初め
しろくうらくふくらんだ茎 ゆかんだ凪のひたい
女の子 ううを被り 気がつく頃まで唄う
あのう 御構い無く
あの 御構い無く
むてきの碧落 とてもじゃないが
あのう 御構い無く
あの 御構い無く
鼾髪 撫で付け 打ち ...
久々に
キスをしました
久々に
君は照れ、かつ笑ってました
にんげんが痛みを知ったとき
他の動物たちは
それ見たことかと
手をたたいた
森の聖人がリスやキツネに
『見ていてごらん。彼等は今に誤りに気付き ...
今日はいやな日だった。
いやな日をつくるのは、
いやな人だ。
どうしてあんなに、まわり、
いやな人ばかりなのだろう。
引き寄せのなんとかなんて信じない。
ぼくのこころが、
...
椅子だけが敷き詰められた
簡素な地下鉄の空間を
カラスアゲハが飛ぶ
必然にも良く似たその羽で
運転席のピッチャーは
キャッチャーのサインに首を振り続ける
投げられないのだ
...
憎まれ
謗られ
月だけが見ている
太陽だけが照らしている
飛行船に乗って
レッドツェッペリン号
悲劇の結末
まるでタイタニック号
耐え忍ぶのがコツでも、
最近耐えられなくなっ ...
初めてじゃない
この温もり
安らぎ
心地よさ
心を開き
全てを
受け入れる
契約の印
一緒に泣き笑い
朝まで語明かし
一人ではないと
安心して又寝た
耳たぶがかさかさすると思ったら
どうやら蟻が一匹のぼってきてたらしい
上半身だけゆっくりと身体を起こす
よく伸びた夏草が足を覆いかけている
さっきまであおいろばかりだった空に
いつの ...
友達の家に遊びに
行った。
万年床に座布団引いて
座った。
茶も出なかった
菓子も出なかった。
コンビニでポテトチップス
を買った。
話すこともなく
黙って時間が過ぎた
E ...
雨 雨
切々と うたう
わたしはピアノを弾いている
絵も描けず
詩も書けず
下手な暮らしをしているが
わたしはピアノを弾いている
今この瞬間
いくつもの
想いが
浮 ...
私立女子高。
可愛い制服と、私の他に、私の中学から受験する者が居ない事を
目的で選んだ第二志望の高校だった。
第一志望の高校は落ちた。当然第二志望の女子高は私の偏差値より
下回っていた。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水のあがき(五)
信天翁
自由詩
1
10/10/1 10:15
「影」
豊島ケイトウ
自由詩
4*
10/10/1 10:12
横断歩道
ことり ま菜
短歌
0
10/10/1 9:13
Drill Your Skull
寒雪
自由詩
0
10/10/1 8:25
命日
こしごえ
自由詩
2*
10/10/1 8:00
奴隷制擁護の歌
R.F.
自由詩
1*
10/10/1 7:07
水の三行
あおば
自由詩
3*
10/10/1 7:04
テレビジョンの中にはいる
殿岡秀秋
自由詩
6
10/10/1 6:58
o
コーリャ
自由詩
9
10/10/1 6:56
どうか
黒猫
携帯写真+...
2
10/10/1 6:48
tanka
葉leaf
短歌
2
10/10/1 6:01
原風景9
日雇いくん◆...
散文(批評...
0
10/10/1 3:32
原風景8
〃
散文(批評...
1
10/10/1 3:31
原風景7
〃
散文(批評...
0
10/10/1 3:30
秋の夕暮れに
小川 葉
自由詩
0
10/10/1 2:30
無知に嘆いて…。
ala
自由詩
2*
10/10/1 0:55
ある日の夜の流れ
番田
自由詩
1
10/10/1 0:43
砂浜のマシュマロ
さだあいか ...
自由詩
3
10/10/1 0:22
いっかんめそ
十二支蝶
自由詩
1+
10/10/1 0:13
鬘
〃
自由詩
1
10/10/1 0:00
だってキスぐらいしとかないと最近鬱で死んじゃうから
TAT
短歌
6*
10/9/30 23:37
俺何か間違ってるか?
〃
自由詩
4+*
10/9/30 23:35
いやな日の女
はだいろ
自由詩
1
10/9/30 23:05
地下鉄
たもつ
自由詩
5
10/9/30 22:38
ファン太郎
ペポパンプ
自由詩
2*
10/9/30 22:34
安寿恋しや
〃
自由詩
2*
10/9/30 22:07
ぼんやり
あ。
自由詩
10*
10/9/30 22:04
ノルウェーの森
ペポパンプ
自由詩
3*
10/9/30 21:49
pianissimo words.
Akari ...
自由詩
8*
10/9/30 21:12
「檻の中の同性愛」
桐ヶ谷忍
散文(批評...
3*
10/9/30 20:45
3732
3733
3734
3735
3736
3737
3738
3739
3740
3741
3742
3743
3744
3745
3746
3747
3748
3749
3750
3751
3752
3753
3754
3755
3756
3757
3758
3759
3760
3761
3762
3763
3764
3765
3766
3767
3768
3769
3770
3771
3772
4.81sec.