どこにでもある希望が

悲しくもないのに

瑠璃いろのこの街で

つまらねえなと声をもらしている

だれにでも開いているのではない

希望しかないのに

どれだけの時が過ぎたのだろう


世界はひかり ...
五歳が
小さな手で拍手すると
泡がわれる音で
リズムがはじけて
色とりどりの
風船のいぬが連なって走り出す

お子さまランチのイギリスの旗は
ご飯の上で頂上を知らせ
倒れる直前にその ...
あの子の話をしたい

あの子は、なんと言うか、傷つけやすくて傷つきやすい人間だ
柄のない刃物を握って切りかかる、ような
自分の手も血だらけになるのに、それでも切りにいかずにはいられない
痛み ...
パソコンの画面に向かって詩を書いている。

書いては消すとりとめのない時間。

マグカップに何度も手を伸ばし、口をつける。

今夜はいつにもましてまとまりそうにない。

言葉の選択に躊 ...
こういう詩が詩らしい詩というべきでないのか。表現に流されそうで流されず、作者の言いたいことが読み手に伝わる。切なさが控えめに、抑制のきいたまま伝わる。その昔、灼熱色の花を見て、女、Lycorisを想い ... 秋が深まる頃に
音もなく舞い落ちる銀杏の葉
通りを行く人々は
無意識のうちに踏みにじる
懸命に生きれば生きるほど
他人に利用されて
手元には喀血しか残らない
長い間
繰り返し繰 ...
 
 
ははににたろうばが
えきのまえにすわってる
ちいさなリュックひとつで
このひとにも
かつてしあわせなひびがあったのだ
としったのは
わたしがこえをかけたからだ
それだけでわた ...
吐かれた息は白く
空気に触れた刹那に
孤独になる 離れてく
言いかけて飲んだ言葉達は
未だに呼吸をしている
殺さなくちゃ 狂う前に

幾千年間、こうしてきた
溜め込まれ廃れない様に
...
流れない言葉を私の何だかは


運動をやめる運動は空の胃か


流れてく光は何も口にせず


また借りたビデオソフトはアダルトの


立っている何かの匂いにする何か
最近料理をしている。あまり外では飯を食べない。特に肉に関してはそれが外では冷凍されていることがほとんどなので、おいしい肉を食べたくなった時であれば、なるべくそれを自分で買い、焼いて食べてみることをおす ... 新しい車はやってきたようだ。
きっとたぶん、雨の音に耳をすませていた。
いつだって、考えていたいのだ。僕はだから、風の音を耳にして、
あの信号機を、
私の目で、色んな風景として広がったのだ。
...
詩を書こうとしても
休日の食料はすでに貯蔵されていない
正しいのだろう でも 私も
あなたが ペンを握ろうとしていたって 
雨の中を歩いて帰ってきたのだ しかし
そして そう 私は信じた
...
 
 
しあわせと
ふしあわせが
こうえんのシーソーで
あそんでる

ふしあわせが
あまりにもおもいので
シーソーゲームが
なりたたない

そんな
くよくよしてないでさ
も ...
母さんにちゃんとした初給料で


ご飯誘ったら、笑ってやがる。





何食べるか考えといてって言ったら


へっへと笑ってやがるんだ。





つられて  ...


ストレートに言って俺だけだろう
なんて言われても困るな
おまえらアレを見て何も感じないほうがおかしいだろ
160センチの赤い小さなランドセル
見てみろよ
横断歩道をペタペタと横 ...
今朝

ドアを開けたら

外は鳩の海


寝ぼけまなこだったので

いちどドアを閉めて

もういちど開けたら

はいもとどおり

ほらねやっぱり

そんなこと ...
むかしむかし
アルプスの少女ハイジを観ていて憧れたのは
日向の匂いの藁布団や家の後ろの父性の巨木
何よりも、おじいさんが串で炉火にかざして
ハイジのパンに載せてやる、山吹色にとろけたチーズ
...
月を見ていた
月が見えていた
今もまだ見えている
月と、木星と、照り返し白い雲たちだけ
他にはなにもなかった
空には
光るものたちは
もともと夜とはそういうものだ
飛び回る ...
大江健三郎をトートバッグに潜ませて










世間知らずで愛する者も拠り所もない




が故に身軽な
...
チクタクと 刻む鼓動に 震えるのは 
一体 何?

深く 物事を 考えるのが 大好きだった 
あの頃

酔っ払いの 戯言だって
耳と目を 一緒に閉じても
心まで 締め出すことは なかっ ...
いつものうみへ ろくにんでいく
はまべはきっと にぎやかだろう
ほかのつれども へんじしだいで
とびいりさんか
ちぢにみえける りとうのおかも
ぬのじはあおの るりのかげろう
をりなすふう ...
ドキドキごころの靴音たてて

地下鉄の風に吹きあげられて

黒い帽子のかぜひきの魔女

修業でつけた魔法のちからは

五六ねんまえの魅力のまんまだった


やっぱり魔女はなんにも ...
弾ける瞬間
壊れる時
失われる形
目を閉じて
口をつぐんで

傘を通して
振動が

深い所から
気泡が浮かび上がり
空気の中へ

体に
融け
浸透する

沸き上がる
...
本当に無意識に心の爆弾が破裂した日、我が何処かへ行ってしまった。

暫くして初めて本気である特定の人間を怨んだ。

全てを失った日、その人間を殺しに行こうと思った。

でも結局は精神安定剤 ...
オルゴールは染みる
なんでなんかな
オルゴールは単純や
コロリコロリ鳴るん
オルゴールは気持ちいい
なんでなんかな
嫌いや言う人がない
コロリコロリ
きっと人の心と
同じ質なんだね
...
もうこの星にもあきたな
みたいなニュアンスのことをいったら
母が泣いた
家族っておもしろいね

うすっぺらい
あかるいオレンジの空から
褐色の脳がえんえんおちてくる
どこ ...
寝苦しくって
寝返りゴロゴロ
猫など連れてきてみたものの

寝付かれなくて
猫だけゴロゴロ
そのうち布団を逃げ出すし

ごろりと
猫の秘密基地
ほら部屋干しの傘の下

まるで丸 ...
日はまた羽撃く
光を失い 水は凍りにとけ
濡れる服がうたれ流れ

恋と石がたちあがる今度
紙に書きたてのいうを飲む

俺のことは黄色とよんでくれ
にしの砂漠は眠たい 昼頃は月があかるい
ねえははだっこして ぱぱにいう
軽く破れる身体 たことたらこをまちがう
ひとつしかないし汚れぬ
呼吸をとめたら脈でうたう おとがふえたら拭いて命を留める ...
いつからだろう
恋をしなくなったのは

私はまだ高校の一年生で
中二までは恋してた

そう思っていたけれど
ある日先輩が言ってたの

「恋をすると会えない日がすっごく苦しい」

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
瑠璃いろのこの街で吉岡ペペロ携帯写真+...310/9/25 11:34
五歳の風船のいぬさだあいか ...自由詩710/9/25 10:50
刃物を握るあの子高島津諦自由詩110/9/25 10:44
timeless三田九郎自由詩010/9/25 10:20
Lycoris radiata についてぎょうてんか...散文(批評...010/9/25 7:58
恋歌寒雪自由詩110/9/25 7:39
かかわり小川 葉自由詩610/9/25 4:06
孤独殺し泡沫自由詩2*10/9/25 3:44
5句番田 俳句010/9/25 3:37
鶏肉が教えてくれた散文(批評...210/9/25 3:33
雨の向こう自由詩110/9/25 3:33
生まれた命自由詩110/9/25 3:32
シーソーゲーム小川 葉自由詩010/9/25 3:18
親子と母さんにサワメ自由詩610/9/25 2:25
小さな赤いランドセルアラガイs自由詩0*10/9/25 2:09
鳩の海自由詩210/9/25 1:17
ユールレイッヒ〜♪salco自由詩4*10/9/25 1:14
神奈川にて小池房枝自由詩710/9/25 1:11
残暑見舞いが来たよTAT自由詩1+*10/9/25 0:45
チクタク藤鈴呼自由詩2*10/9/25 0:19
い・ろ・は・のすたるじぃ yumeky...自由詩210/9/25 0:12
かぜひき魔女の修業時代吉岡ペペロ自由詩610/9/25 0:03
イエスタデイOz自由詩110/9/24 23:25
自分の為にヒヤシンス自由詩1+*10/9/24 23:21
オルゴール朧月自由詩210/9/24 23:03
本当はいくつなんですか?モリマサ公自由詩710/9/24 21:02
猫のパヤオ海里自由詩210/9/24 20:19
真っ直ぐ十二支蝶自由詩110/9/24 16:15
くま自由詩110/9/24 15:31
私にもできるのかな。ありす自由詩2*10/9/24 14:59

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