原作は読まずに映画を観に行った。どうせ出来そこないの九州弁を聞かされた挙げ句、薄っぺらな人間把握を押しつけられるのが関の山と踏んでいたが、意外や意外。
人間把握の深い浅いはともかく、俳優陣による ...
一昨日。雨で仕事が延期に。けっきょく晴れたが。で、カミさんと映画鑑賞。『TSUNAMI』。韓国映画。ガックリ。不満解消に映画のはしご。『十三人の刺客』。まあまあ。
ラーメンでも食って帰ろうと、同 ...
飲みかけのまま冷めた
珈琲、煙草の味
忘れた頃に思い出す
君の声の澄んだ白
錆びた鐘を打って
不協和音を降らす
オトフラシの瞳
瞬きする度、澱む
埋めてください
私の重たい脚を
埋めてください
私の拙い相槌を
埋めてください
私の荒んだ眼を
埋めてください
あの子の笑顔を
埋めてください
埋めてください
なんと愛しいこの眺め
物憂げな愛しい人
君の綺麗な
頭の先から爪先までの
揺らり揺らめく布地のような
肌の煌めくその様子
深々とした君の髪
つんと香りを漂わせ
まるで香る流離いの ...
冴えわたる空気の中に
まだらに浮かぶ闇の重み
夜は更けつつあるが
時間は闇を支配しない
眠りの底に光のように
拡散しているかそけき時
この部屋はもう暮れてしまって
亡霊たちも ...
もし片手で踊ることができたなら 視線羽に代えもう一度いなくなるだろう
雨の中濡れるつったいう
そうしながら、近くの店でコーヒーでも飲みながら読むか家で読むかを少しだけ考え、本屋で金を使ってしまったことでもあるので、よけいな出費は避け、用心して家に帰ることにした。決めると目の前の線が揺ら ...
本は、とりあえずわかりやすそうなものから手に取った。
見開き二ページごとに、イラストを織り交ぜた形で内容がまとめられているという体裁の、ちょっと字が読めさえすれば、誰にでもわかるようなものだった ...
「屁理屈言ってんじゃあねえよ」
権藤と言う名前のその担当は、もう六十過ぎにもなるらしいという事なのに妙に元気な小柄の男だった。土気色の肌に酒に焼けたようなものが混じり合い、脂乗りしている。坊主頭よ ...
死にそうな真夜中過ぎのローソンで
『彼氏居ますか?』某店員に
ホルマリン浸陰嚢びちゃり鈍い音を立
て
潰れる 潰 れる 潰
...
鶏のおくのなか きちがいな海がながれる
泡は掬えず とりあえず雲だけ
わたしが人をみるのはつなげないから
生きるために理解するから
止めることを熾き上げて
暗い白に
わたしが人 ...
最近何とも鬱気味で
鬱気取ってる自分が嫌い
誰もお前の事なんか気に留めてないんだから声も出さずに
黙々と手際良く
自分で自分の墓穴を掘って
そん中でちっちゃくなって丸くなって死ね ...
脳味噌でかんがえるこころや不安定は
いつもあいつのことをきにしてしまう
ごめんなさい なにがいいたいのかわからない
ながくのばしたかみの毛を深い赤色に染めて、頬は日焼けしているんだけれど、蒼ざめて。
いつか会おうね、きっと会おうね、手を振って、見えなくなって、立ちつくして。
みんないってしまう。
みんな、来て ...
月のない夜に盲いた鈴虫がすすきの原に星を降らせる
紅葉
秋風に頬擦りされて
照れ隠しに
薄化粧
ゆさゆさ
つぶやいて
聞こえるかな
乙女な気持ち
何もかも丁寧に壊して
安心して
がれきよ
重さに打ちつけられて
苦しいと痛いで
体があるのがわかる
行き場のない性欲を
親切な人にぶつけた
わたしって非道
自分の感情を丁寧に
...
お袋がいない時は
いつもカップヌードル
孤独なお腹を満たしてくれる。
寂しさを一瞬忘れる。
お湯を注ぎ
3分待って
火傷に気を付けて
はい、召し上がれ
お袋今日も
残業かな
...
雨の日の仕事
行くのが嫌だ
靴下は濡れる
雨着は蒸れる
足元はすべり
視界が悪くて
渋滞している
公園は濡れる。
煙草は吸えず
体は寒くなり
同僚の差入れ
肉まん美味い
かたちのない宝石を
手のひらで転がす九月の午後
孔雀たちはまどろんでいる
淡く実る葡萄の夢を見ながら
人は何の為に生きるのだ。
それは死ぬ為だ。死ぬ為に今を生きる。
今を生きるとは何だ。
それは創造する事だ。
死ぬ為に懸命に生きる。そして懸命に生きる為に創造する。
創造こそが生だ。生きる力の ...
そこにお前の望む世界が無いのなら
そこに創ればよいだろう、お前の世界を。
そこにお前の好む世界が無いのなら
そこにばら撒けばよいだろう、星達を。
そこにお前の世界は創られる。
この世に二つと ...
学生のころ
留年すれすれだった彼女と試験期間中
ラブホテルに十連泊した
ゼミイチだったから
ぼくには後期試験は関係がなかった
フラ語を教え、経済原論を教え、
商業簿 ...
ボーリング
なう
ダイナー
なう
虫がたかるボディーのしたの
血でできた水たまりが
乾いて
いきます
髪に触れる、鮫
独白の跡
カレンダー通りに呼吸する
日々に疎いものだから
冷たい泡と泡の間に
ぼんやりとアスファルトの道路
小便の臭い
蚊のような肩幅
バス停 ...
プラスチックは
なんてドラマチックだと
どこかの髭を蓄えた
大学教授はほざいていた
靴紐がほどけないのは
それには鍵がついてあるから
スーパーミラクルソフトタッチは ...
どあを開けると
豪雨の中にいた。土砂降りの雨に頭から突っ込んでゆくときみがいた。ぼくに何かを語っていた。ぼくの発する言葉は雨粒に叩かれて水和して消えた。ぼくはいたたまれなくなって 別のどあを開けると ...
月夜に
オカリナが響いていて
それは
まるで
知らない感情を
はらんでいた
闇は
深く深く
街に
根付き
光を
受け入れたのなら
僕らは皆
死ななくては
ならない
...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
方言のちから 映画『悪人』を観た
A-29
散文(批評...
1*
10/9/30 1:05
映画観て、人を観て
〃
散文(批評...
0
10/9/30 0:46
音降
泡沫
自由詩
3
10/9/30 0:27
埋葬
むくげ
自由詩
4
10/9/30 0:22
愛すること 褒め称えること 闘うこと
一 二
自由詩
2
10/9/30 0:14
夜の中で
シホ.N
自由詩
1
10/9/29 23:56
ノライツツ
十二支蝶
自由詩
1
10/9/29 23:35
原風景6
日雇いくん◆...
散文(批評...
0
10/9/29 23:30
原風景5
〃
散文(批評...
1
10/9/29 23:27
原風景4
〃
散文(批評...
1
10/9/29 23:25
恋は遠い日の花火では、、
TAT
短歌
4*
10/9/29 23:24
流れ る
鵜飼千代子
自由詩
6*
10/9/29 23:15
_
十二支蝶
自由詩
2
10/9/29 23:15
【急募!】電信柱を曲がってくるマリア 時給〜応相談〜
TAT
自由詩
3*
10/9/29 23:14
髪の毛
十二支蝶
自由詩
2
10/9/29 23:06
秋
はるな
散文(批評...
0
10/9/29 21:53
鈴虫
ことり ま菜
短歌
4
10/9/29 21:49
紅葉
乱太郎
携帯写真+...
8*
10/9/29 21:49
戦争とハネムーン
さだあいか ...
自由詩
5
10/9/29 21:40
カップヌードル
ペポパンプ
自由詩
4*
10/9/29 21:36
Crazy Cat
〃
自由詩
4*
10/9/29 21:28
中 庭
塔野夏子
自由詩
17*
10/9/29 20:35
生きるとは?
ヒヤシンス
自由詩
4*
10/9/29 20:35
ひとりぼっちの世界
〃
自由詩
5*
10/9/29 20:27
ラブホテル
吉岡ペペロ
自由詩
5+
10/9/29 20:26
ガン
モリマサ公
自由詩
2
10/9/29 20:12
肩幅
たもつ
自由詩
8
10/9/29 19:39
スーパーミラクルソフトタッチ
こめ
自由詩
7
10/9/29 18:08
多元ドア
夏緑林
自由詩
2
10/9/29 17:37
月と闇とオカリナと
Oz
自由詩
0
10/9/29 17:06
3734
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3774
4.69sec.