ではなく
貯水池
だけれども
凍てた閃光が
ホテイアオイの
固い結びを
解いてしまい
水辺
の朝は
心を痛めている

木々は影を
濃く
長く
落とす
けれども
そ ...
{引用=なめらかな光り、消失
それはあの人
火花散る、消失
それはあの人}

世界が基準の統計
雄大な時間のパーセンテージ
そこに私は含まれているだろうか
例えば未完成に向けて進ん ...
          
          1、
          
          ある夕暮れ、
  
          いつまでも絶える事のないものを、
          やが ...
小さな
小さな
雫が
霧となって
街を覆う

光は
雲から
隠れ
街は
薄暗く
重たい

ソファーに横になり
窓から
世界を覗くと
ひどく
心が
静かに

何の ...
涙腺は笑いながら
狂った様に騒ぐ
両の眼から溢れ流れるのは
泪という透明な血液だ

嬉しい、愁しい、切ない
心が壊れそうな時にも

零れ落ちて土に染みてく
泪が涙腺の悲鳴であり
透 ...
空にすすけた泥が
まっくろになって
僕とあの娘にふる
この街は
薄汚れた街さ
煤をすすって生きてる

珈琲一杯分の
幸せを
喉に流し込み
反復する
時間と
運動をする
機械み ...
足・足・足。
見えるのは足ばかり。
私は雑踏の中にいるのではない。
足はその歩みを止めることを知らない。
足はとにかく動き回る。
細い足、太い足。
飛び跳ねる足、引きずる足。
足・足・足 ...
線香の匂いが僕に染み込んでゆく。
先人達の祈りを感じる。
それぞれの無事を祈りながら
皆ここで分かれていった。
今、この場所に立ち尽くし
初めてもののあわれを知る。
空は青く、真っ白な雲が ...
 もうふた月ほどたつだろうか。わたしは毎日、すこしずつ家財を捨てている。家財、といっても、どれもさまつな――そのほとんどは夫と共有して、それなりの思い出がつまっているのだろうが、もはやさまつとしかいい ... ココアがくつくつ
揺れている
背中を壁側に

テーブルに
冷たいシャツ
袖口から右の指先
左の指先

息を吐き出し
口内炎にいじめられ
舌はだらしなくまるめ
文字をぽちぽち
...
幼さをテトラポッドの棘とげに爪先立ちで残してきた夏  

木漏れ日から乱調の秋降り注ぐ エンブレムなんて破り捨てよう  

遠き日に屋根へと投げた乳歯が今落ちてきたよう昼の初雪  

ふく ...
西の話し言葉がすき

京都より西の
やわらかい
少し 
イントネーションの
あがった
言葉が

関東平野で育った伯父は
西のひとになった

従姉妹の結婚式で
久しぶりに会って ...
ハチ公口を抜けると
そこは大きな
スクランブル交差点

あたしは
道玄坂へ向かう
キミと待ち合わせた
バーに

でも
うまく渡れないんだ
何度も通っているのに

何人もの人に ...
どこから迷いこんできたのか

まさか探し物ではあるまいに
落ち着きもなく
       庭木の葉っぱに
黒い蝶がそばえている

(それは
   おらの半生を見るようだ)

ちよっと ...
しゃべりなやつにご用心
やつは料理の鉄人
うそ、という香辛料をたっぷり
真実にまぶして
フライパンで二三分
ほら、出来上がり


食べると
神経がうそに麻痺して
きみの真実 ...
くたびれたからだを

下ろす場所をさがしている

くたびれた男の

ナップサックの中からは

乾燥させた夢や

喉の渇く人生論なんか

出てこないよ

ナップの底を覗き込ん ...
ハイボールやらハイライトやら
煙や灰や血や感情や
散らばってハイハイハイ
この世界は構成されてんだ

それと欲と欲と良く
それを構成するのは傘の下。
なんかの下でこっそり咲いた向日葵はも ...
突然のコメントすいません。。。

あたかもバイクがひとつの人格であるかのような書き方ですね。
わかっていて書いてるのかもしれないですが、自分勝手で迷惑なのは車やバイクではなく
それを運転する人 ...
男とは、戦争の中武器を持つ、柱にすぎぬ。君よさよなら


誰なんだ〜!つぶやいている詩作へと、紡ぐからまた、俺はちらばり書いて消すだけ


私の夢の牢屋に閉じ込めた裸の君は心を持たない
...
今日は雨の中を外にバッグを持って、値引きであろう肉を買いに出かけた。

前に住んでいた、東京のスーパーは本当に熾烈な競争を繰り広げていたけれど、ここは郊外なので、なんとなく見たところそうでもない。 ...
俺思うんだ
死神って奴は男だろうか
女だろうか
一度パンツ脱がせてみてやりたいな
まあるいきれいなお尻でも
真ん中にかわいいちょうちんぶらぶらさせてても興奮するんじゃないかって ...
切り裂かれた風は哭いた

撫でてくれるものも無く

抱き締めてくれるものも無く

切り裂かれた風は哭いた

僕は

聞いているしか無かった
 
 
 
秋の空に
突き刺さる
ほそい針金が
風に揺れている

揺れているのは
黄金色の穂
だけではない
帰り道なのだった

その角を曲がれば
たどり着くだろう
その家が
...
駐車場を探すのにも入れるのにも疲れながら車で買い物に出かけるのはわずか数百円の違いなわけだが

よくよく考えてみれば事故に巻き込まれたりまた接触事故を起したり赤信号で交差点に入って罰金を取ら ...
ボクの息の根の 耐えるシーン
目覚めるのは 朝になりそうだったから?

枝は長過ぎて いつでも刺激を求めてる
可能性の薄い 彼女の子宮に祈りを込めて

二人の可愛い天使(エンジェル)は 
...
久しぶりにヤツをみた


心に爆弾を埋め込まれたアイツ


触れれば必ずわれちまう


その名もしゃぼん玉爆弾


着火装置は最新式の『横恋慕片思い型』


彼女に気 ...
ルパンしょうがねぇ奴だ





...
多摩南野に降る雨がしっとりと僕に優しい。
まるで霧雨の薔薇園にいるみたいだ。

白いヴェールを纏った貴婦人は冷たい微笑を浮かべて佇む。
モネの絵画。

濡れてギラギラと輝く路面はかつて光の ...
展望台から悲しみのヒースを
揺らし、揺らしながら
誰も悲しみを共有することの無い
世界の中へ沈殿していく私

私は私から逃れられないにもかかわらず
私は私を客観視することで理性をジャイロの ...
 
 
ぼんやりと
ゆびさきを見ていると
いつのまにつくられたのだろう
小さな工業地帯ができている

ほんとうは
いけないことなんだけれど
たくさんの需要があるため
煙突からは有害 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
朝が晴れている塩崎みあき自由詩1*10/9/27 18:17
scene (without)瑠王自由詩6*10/9/27 17:23
(フラグメンツ)るか自由詩3*10/9/27 17:09
霧の街Oz自由詩110/9/27 16:58
泡沫自由詩2*10/9/27 16:07
夜の粉もすすけた泥真島正人自由詩4*10/9/27 15:40
無意味な足ヒヤシンス自由詩1*10/9/27 15:06
分去れ自由詩1*10/9/27 15:00
花冷え豊島ケイトウ散文(批評...14+*10/9/27 14:48
雨の日しべ自由詩310/9/27 13:40
廻航したい季節カワシロ短歌610/9/27 12:22
西のことばで森の猫自由詩3*10/9/27 10:55
雨のスクランブル交差点自由詩4*10/9/27 10:00
水のあがき(四)信天翁自由詩110/9/27 9:27
しゃべりの鉄人寒雪自由詩010/9/27 6:36
街灯つむら自由詩010/9/27 5:34
夜っこらショクロイソラ自由詩110/9/27 4:52
深夜のブログのコメ欄じゃちっそく死udegeu...自由詩110/9/27 4:16
5首番田 短歌310/9/27 4:03
肉を買いに雨を、出た散文(批評...210/9/27 4:00
死に神はお金持ちアラガイs自由詩4*10/9/27 2:56
切り裂かれた風徘徊メガネ自由詩510/9/27 2:13
秋の思い出小川 葉自由詩810/9/27 2:07
無駄いアラガイs自由詩0*10/9/27 2:06
*セルボ藤鈴呼自由詩2*10/9/27 1:06
『しゃぼん玉爆弾』なごまる自由詩2+10/9/26 23:45
次元大介TAT自由詩1*10/9/26 23:20
汚れたかがみヒヤシンス自由詩2*10/9/26 23:06
瀬崎 虎彦自由詩310/9/26 22:53
ゆびさきのくに小川 葉自由詩210/9/26 22:29

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4.9sec.