のぞいた


このくらい


なかよくなかよわくプチさんか
人の奥底に棲む狂気


解放したのは邪悪な利己心
      不条理な嫉妬
      陰惨な敵愾心
      不可避な憎悪


縦横無尽に疾駆するナイフ
赤い血が狂気の ...
どの言葉で語ろう

気狂いとされ頓死

言葉にこめた意味は

言葉に翻弄され

自我を含めぬ世界に没頭する

語るは聞くことと

甘えておるのだ

もはや自分の声も響く言葉 ...
朝空に雲湧き満ちて清々し紅茶をつぎて聖書をよまむ

妻のこと考え々々2杯めの紅茶をすすりまた聖書読む

神の姿聖書の中に見出しては又読み続け今朝も又する
 敷地のすぐ南側に土蔵がある
 今や歴史はすっかり耄碌し
 殆ど零れ落ちた漆喰のそこを
 しかし私は依然として
 こよなく愛でる

 穏やかに晴れた日は
 土壁の体温が心地いい
 昼下 ...
酒の呑みたい宵は
白木のカウンターの前に座り
白いぐい飲みに熱燗を注ぎ
肴のへしこを小皿からつまんで
口に入れて噛み締めて
ゆっくり熱燗を口に含んで
昨日のことなど思い出しながら
グビリ ...
店内でお召し上がりですか は
こちらでお召し上がりのご予定ですか となり
お席へご案内いたします こちらへどうぞ についていくと
わたしは厨房裏口から外へ出た

 これは これは面白い

...
対象なんてなんでもいい

なにを愛したって
だれを愛したっていい

性や命で区切ることに
意味なんてない
区切りなんかない

私を愛してくれるのは
雌のあなただった

私は ...
架空の過剰で

切なくなってもみせました

青信号はみどりのいろで

赤信号は洞窟のいろで

あなたの肉を爆ぜさせました


今朝もあなたで

海のおとを聴きました


架空の過剰で

切なくなっても ...
僕は
ギリシアの神
エロスの
敬虔なる信者である
という信仰告白から
物々しく始まるこの詩

エロスって
エロ本の神だよね?
と言う疑問はさておいて

ゆうこりんと
ほしのあき ...
アナタは
愛なんかない

愛なんか
信じない

と云った

さびしかった
かなしかった

あたしは
愛を信じていたから

ココに
胸の中にあるのに

そのときは
ど ...
ビニール袋を首から提げて眠りにつく
私はとても眠かった
私は寒いアスファルトの中を 一人で歩かされていた
白い息が赤いポストに強いコントラストを作り出している


私は今日も眠い
1 ...
ふたりぼっちって半月みたいだ

泣いてみたっていいみたいだ

おどけてみたっていいんだよ


ふたりぼっち

半月

まもりたいよ

半月

宇宙から地球

半月
...
無限の配達に
告げられた凍結は
僕の言葉に
選ばれて消えた
気付かないで
気付かないで

ただ 貴方の横顔に
恋をしているだけ だから
 
気付かないで
気付かないで

ただ 貴方の横顔に
夢を見ているだけ だから
 
気付いてしまえば ...
永遠と続く時の
流れ惜しむ かのように
空を装い
見つめている
あなたの ・・

言葉は思いを打ち消す
それ と言うことを知っているから
あなたは
それでもを届けてくれる

...
雨に濡れた頬も現実味を失い

胸に残る
鋭さを増した痛み
確かな傷痕

手の届かない方へ消えていく
長く伸びた影に
小さくさよならを


世界を欺いて
偽物の愛に
身を焦がし ...
うすべにいろの水を湛えた浴槽に浮かぶ君の肌から
剥がれ落ちていくはなびらを拾い集めるうろこのない蛇は
白く汚れた脈打つ肌を隠すように染めた恥じらいの色を
閉じた瞼から滲んだ泡のまるいかたちを覚え ...
僕の黒い目覚まし時計は、いつも一緒。 

実家でベルを鳴らし、寝ぼけ眼の僕を起こす時も 
職場の昼休みの休憩室から、身を起こす時も 
終電に乗れず、ネットカフェの個室で丸まった時も 
一人旅 ...
(檸檬)


哀しみを知りすぎた瞳の奥には波のない水平線がひろがるばかりで
宛てもなく旅をさすらう絵葉書のように
文字は薄れ消え失せてゆきました

わたしはレモンをひとつ皿にのせ
...
あわてんぼうの君は 
いつも夜の電灯のつまみを 
捻り過ぎては、外してしまう 

何事も、焦ってやると 
つくはずの明かりも消えてしまうから 
電灯のつまみは、ゆっくり廻そう。 


...
始めましてサイクロプス。
これを送るころには返信になっているのだろう。
夜にしか生きられない我々には意味のないことだが。

我々は我々のグロテスクを呪うだけ賢くなった。
頑なさが麻痺を越え、 ...
おしゃべりのあいだ
だまってる

おしゃべりがおわるまで
だまってる

ふたりだけになると
はなしたそうにしてる

きみはぼくに
とてもよくにている
愛の名前を知ってる
ロックスターのハートのエース
あの娘の白いブラウス
天使のくちびる銀色
その綿菓子にピアス キッス


あいつのハイヒール5センチ
薔薇色の頬にグラサン ナイツ
...
ぬいぐるみとさよならができないので
ぼろぼろで汚れた身体を
アクロンで洗って
柔軟剤に浸して
天日で干して乾かして
猫に喰いちぎられた足や頭からビーズが
ポロポロ落ちるのを拾って中に押し込 ...
畦道にむかう足は
ゴワゴワと、カエルのように
ないて、河川敷に沿って走る
白い、マーチを追い越して

目と、髪が戯れている先の
先まで進み、カラスか
はたまた違う鳥か
とらえて、はなし ...
{引用=わたしら製菓は社長(渡白弥三郎 59歳 魚座)以下6人の零細企業である。
今日は上半期を振り返っての反省会をした(於やきとり小政)。}
議題? 陰毛サブレ
    = サブレ生地に若い女 ...
夜が
片方の手に獲られる
片方の手に
片方の手が乗る
夜は
じっとしている


何もない場所にただ建てられた
何にひとつ隔てるもののない壁
霧の舟が ...
柱の光に触れては曲がり
道の入口に立ち 忘れてしまった
ひとつであり 向こうのもの
忘れてしまった


去っていった
また
去っていった
縦の響き
地図の作者
...
 
 
荒野に冷蔵庫はあった

冷蔵庫は洗濯機を冷やしていた

洗濯機は食器洗浄機を洗っていた

食器洗浄機は炊飯器を洗浄していた

炊飯器はマトリョーシカを保温していた

マ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ぷち阿ト理恵携帯写真+...3*10/11/16 15:20
Darkside寒雪自由詩110/11/16 14:57
No Titletutty自由詩010/11/16 14:47
朝空生田 稔短歌210/11/16 13:00
土蔵の中の子供豊島ケイトウ自由詩11*10/11/16 11:25
酒の呑みたい宵……とある蛙自由詩5*10/11/16 10:42
タケオUT乾 加津也自由詩5+*10/11/16 7:42
由居ゆひ自由詩010/11/16 7:32
海のおと吉岡ペペロ携帯写真+...110/11/16 6:32
結婚の心得・百か条真山義一郎自由詩1010/11/16 3:24
愛を森の猫自由詩2*10/11/16 3:11
水色の風景の中に見えたものたち番田 自由詩4*10/11/16 2:45
半月の唄吉岡ペペロ自由詩110/11/16 2:12
こおろぎ竜門勇気自由詩1*10/11/16 2:12
熱視線徘徊メガネ自由詩410/11/16 1:27
くぅ ひより自由詩110/11/16 0:58
フェイク涼深自由詩410/11/16 0:51
劣情古月自由詩310/11/16 0:32
黒い目覚まし時計服部 剛自由詩010/11/16 0:03
海へ ‥Ⅰアラガイs自由詩7*10/11/15 23:51
明かりのつけかた 服部 剛自由詩310/11/15 23:49
左眼獣よりkiri自由詩310/11/15 23:29
おしゃべり小川 葉自由詩210/11/15 23:08
Midnight,fixed star disco love ...アヅサ自由詩2*10/11/15 22:58
ぬいぐるみ蒼木りん自由詩310/11/15 22:49
あわしべ自由詩410/11/15 22:17
モンドセレクション金賞を目指してsalco散文(批評...3*10/11/15 22:15
降り来る言葉 XLVIII木立 悟自由詩410/11/15 22:07
ノート(ひとつ 忘れて)自由詩310/11/15 22:05
みんなの話たもつ自由詩410/11/15 21:32

Home 戻る 最新へ 次へ
3749 3750 3751 3752 3753 3754 3755 3756 3757 3758 3759 3760 3761 3762 3763 3764 3765 3766 3767 3768 3769 3770 3771 3772 3773 3774 3775 3776 3777 3778 3779 3780 3781 3782 3783 3784 3785 3786 3787 3788 3789 
8.44sec.