窓辺に頬杖ついてひとりぼっちの夜に
どこからか漂う甘い誘惑
私の胸はざわめいて夜を彷徨い始める
忘れていたせつない愛が今宵蘇る
白い花に抱かれながら
失くした愛を嘆き続けるわ
あんなに ...
あるひ、
人生がながれだして いや
これまでもずっと
ながれている
ことをおもう
おじいさんや女子高生が
目の前をひだりから右にあるいている
雲は勢いにのり ぐいぐいと
きえていっ ...
ロボット 動き出す
あなたの 替わりに
ロボットみたいに
動き出せない
柔らかすぎるあなたの透ける
春や夏や秋や冬の季節が ...
転んだらなかなか立ち上がれない時代のようです。
しかし転んでも立ち上がり歩きだすのが人間です。
そこがアスファルトの上ならばいつまでも横たわっていられない。
だけどそれが草原ならもう少しあと ...
一体 俺は ここから どこに出かけるべきだというのだろう?
いつだって ぼんやりと そう思っていた
見知らぬ街角で 望んでいたことも 俺は 何もかも 忘れたのだ!
思い描いていた 夢 ...
教室を対角線上に
真っ直ぐと すいっと
紙飛行機は飛んでいった。
この瞬間しか味わえない
手から描くベクトルの軌跡は
初めて感じる創造なんだと確信して。
折って合わせた角がズレてい ...
って、どういうものなんだろう
はっきり決まってて
いろんなものを当てはめていくだけだったら
こんな気持ちにならずにすむのかもしれないけど、
それじゃこんなに欲しがったりもしない ...
陶酔
違う
それは
覚醒の極点
天国と地獄
死んでからでは遅いのだ
肉体が魂に置いてけぼりを食らう程
必死になった事はあるか
法律も愛情も平気で犯し
其れを見るた ...
頭を沈めて枕が
パン
と音をたてれば
それは銃声
頭蓋をつらぬく
かわいた一撃
この夜最期に
落ちていく
すべてが止んで
すべては闇に
そうして時は
喪失するまま
...
41歳になって、
生まれて初めて、彼女はできたけれど、
土曜日も、
上野の鈴本へ、寄席に連れてったけれど。
ポッキー右手でつまみながら、
左手で、彼女のふとももをつまんでたけれど。
お寿司 ...
私たちは
おりがみのくに
二次元を
小さくたたんで
つるになって
おなかの隙間から
ふう、って
息を吹き込めば
祈りを宿した
強い記号だ
メレンゲを
淡く
...
おまえらは知りたがる
必要のないところまで
おまえらは欲しがる
重要でないものまで
おまえらは見たがる
わざわざ柵を越えて
おまえらは愚かだ
自分が思うよりも
おま ...
固くて冷たい床の上
ごろんと転がっている 体
肌色の塊
Kの重み 底無し 愛しい
戸籍から消えて
楽になりたい
決して死にたいわけじゃなく
霞になって
漂いたい
憎い昼間の ...
ひとつのラブストーリーがあった
誰にも聴かれないような
そんな密やかなものだった
聴きとれない英詩が
ただ流れ続けていた
その中で
"love story" ...
閑散の通行人に
血染めのおっちゃんは
鮮血はラズベリージュースほどの
出来過ぎの綺麗と知らしめる白ジャージで
泥酔した禿げ頭の小さな切り創から
ぼたぼたとアスファルトに零れる
動脈血の量は ...
さまよう、血の気が、自由を探す、手のひらになって
ふるえるのは、海
血は、垂直に、頭を下げて
プラットフォームの先のあなたを見つけて
とりはだ
空気がぬけた
病院の匂いの ...
灰色に淀んできた、わたし、を確認して、少し距離をとってみます
見るもの、聞くもの、(殺)雑音であるなら
それは、そうなのです、それで、何です
人は嘘をつきますからね、そりゃあ、
口がありま ...
生まれてきたのはなぜさ
教えてどこから生まれてきたのさ
お母さんに聞いてみても
言葉を濁すだけ
だから探すんだ
隣のミヨちゃんと
神社の境内の下で
お医者さんの役であれば
見ていい何か ...
神社の鳥居をくぐる
それだけで空気が違った気がする
生まれる という言葉をひらめく
きつい上り坂に沿って
水が流れている
のぞきこめば 蟹がいた
命って言葉をひらめきながら
もう指をのば ...
かすかな余韻をのこして
きょうという一日をまっとうして沈んでいくのだなんて
勝手にりかいしたりして
あらためて
わかることがおおいのは
見えるものに目をこらして
見えることばばか ...
シャッターの
細長い影
昼下がりの風
猫の足跡
ヤクルトのおばさん
暑い中
頑張っている。
家族の為に
揺れてはためく
洗濯物
君にすすむ一杯のコーヒー
ツバメが戻る。
...
階段を登ると
一面海だった
灯台も見えた
地平線
春風の如く
気持ち良かった。
風車が回っている。
案山子が立っている。
人に気に入られるように
動かないと、
感動を与えな ...
空白をたどる
そうすればぼくたちはみんな
あの場所と呼ばれつづけている場所に
帰れるはずだ
子供の頃
壁を手のひらで撫ぜながら歩いたみたいに
植物のトゲに傷つけられたみたいに
擦 ...
君はナニを今
しごいているの
若い悦びに
濡れた状態で
あふれ出る
白い液
これでも愛
君も今日からは
変態仲間
飛び出そう
下半身露出したまま
青空の下へ
ちびっ子がちびっ子だった頃
男の子は半パンにランニングシャツ
女の子はノースリのワンピとかで原っぱを駆け回っていた
いじめっ子、いたことはいたけど
みんな等しく貧しんだって思いでお ...
「結婚しました」
「恋人できました」
「きのうの夕焼け見た?」
「雨だね」
「●」
「離婚したよ」
「うそだよ」
「ほんとうに」
「嘘」
「なにそれ」
「さよなら」
おめでとう。
灯台の見える海を背景に
私は大きくなりました
ぶくぶく泡が沸いて
片栗粉が溶けているみたいにとろとろした
波に遊んで
私は大きくなりました
二十七の私は他人に後ろ指を指 ...
むかし
平安とか幸福とか安定
といった言葉が嫌いだった
平均とか一般とか全体とか
見るだけでムカついた
通念とか常識とか慣習とか
軽蔑してた
礼儀とか信念とか規律とか
クソ ...
音がすべてを解決する
悪く映るものも、善く映るものも
すべてを自由に導く
自由ははじめからここにあった
耳のない人が 注意深く澄ませると
波ははじめからここにあった
顕微鏡で見るような細胞 ...
いつか僕も額に収まって陽当たりの良い部屋の隅のタンスの上かなんかで、
にっこりと微笑みながら、君の話を聞くのだろうね
そんな頃には、娘達の髪に白い物が混じり始めていれば良いなと思う ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ナイトジャスミン
未有花
自由詩
10*
11/6/7 8:56
むじょう
唐草フウ
自由詩
9*
11/6/7 4:35
オナったり レズったり トウモロコシをかじったり
ヨルノテガム
自由詩
2*
11/6/7 4:27
[無題]
東雲 李葉
自由詩
0
11/6/7 4:00
COLD WIND
番田
自由詩
0
11/6/7 1:56
軌跡
電灯虫
自由詩
7+*
11/6/7 1:03
しあわせ
つる
自由詩
1
11/6/7 1:01
天才
少女A
自由詩
1
11/6/7 0:13
夜の銃声
シホ.N
自由詩
2
11/6/6 23:45
恋人はできたけど
はだいろ
自由詩
5
11/6/6 23:13
おりがみのくに
uminek...
自由詩
22*
11/6/6 23:12
おまえらは
はるな
自由詩
1
11/6/6 23:01
今日と明日の境目に
少女A
自由詩
4
11/6/6 22:57
訳
鳴海
自由詩
3*
11/6/6 22:51
杖刑
salco
自由詩
5*
11/6/6 22:07
言い訳
c
自由詩
0
11/6/6 22:06
知らん顔を覚える
〃
自由詩
2*
11/6/6 21:48
我ら元々精子
花形新次
自由詩
1*
11/6/6 21:45
願い
朧月
自由詩
2
11/6/6 21:31
ゆうひをみていた
かんな
携帯写真+...
5*
11/6/6 21:06
洗濯物
ペポパンプ
自由詩
3*
11/6/6 20:50
灯台守
〃
自由詩
4*
11/6/6 20:50
とんかつソース
コーリャ
自由詩
3
11/6/6 20:38
飛び出せ精子
花形新次
自由詩
0*
11/6/6 20:22
夕暮れのひと
恋月 ぴの
自由詩
28*
11/6/6 19:42
アンテナ
秒
自由詩
1
11/6/6 19:25
またたき
田園
自由詩
3*
11/6/6 18:58
嫌いな言葉
シャドウ ウ...
自由詩
6*
11/6/6 17:47
音
とろりす
自由詩
1
11/6/6 17:12
ひだまり
A.Yusa
自由詩
1
11/6/6 16:03
3503
3504
3505
3506
3507
3508
3509
3510
3511
3512
3513
3514
3515
3516
3517
3518
3519
3520
3521
3522
3523
3524
3525
3526
3527
3528
3529
3530
3531
3532
3533
3534
3535
3536
3537
3538
3539
3540
3541
3542
3543
9.38sec.