しりとりの詩 2nd[599]
2009 10/13 22:37
mizu K

添い寝の夜、枕もとに大豆、ころがってひどくひどく、ましろかった
閨の窓の格子のすきまから、ひそやかにしのびくる、おまえの名は
秋の名を口いっぱいにふくませて匂い立っている、金木犀
廊下を歩くと変にざらざらしてしていた、足うらを気づけてみれば
乳白のつぶつぶがつき、明け方に誰が、大豆をつぶしたのだろう
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