僕はクレヨン
友達に冷たくされてブルーな気分
ひとりぼっちは寂しいよ

僕はクレヨン
君に恋して高鳴る心臓
毛細血管活発化
おかげで頬っぺた真っ赤っ赤

僕はクレヨン
ジャンクフー ....
世界の光と闇を。

宇宙を。

ちっぽけな人の心を。

人間は想像力の生き物。

イメージが人の周りの全てを支配するのよ。

イメージしろ。

美しいものも汚いものも。

 ....
後悔するとわかっていても
止められない思いが飛んでいく
羽を持った私の心は
あなたの元へ急ぐ

たった一度の恋だった
たった一度の温もりだった
たった一度の繋がりだった

いき急いだ ....
広場の端まで届く大声を出せ
ボリュームを上げろ
それでもまっすぐ伝えられない
鏡の像のように 歪んだまま

空を漂うカプセルレター
望遠鏡から顔を上げて
何を見てるんだ

高い所から ....
君と丸いテーブルで食事をとる。
周りを子供がくるくる回る。
君と丸いテーブルで食事をとる。
子供たちの服がゆらゆら揺れた。
ひらひらひらめいた。

昔はこうやって遊んだ。

口に含 ....
秋の朝

濃い黄いろい道を

ゴルフ場へと向かう

きょうは暑くなりそうだ


秋の夕

青くて灰いろの道

ゴルフ場を後にする

つった足でアクセル踏む


僕は ....
捨てきれぬ
いくじなし
しがらみが 恋瀬の奔流をくじく
あんなにも
四時に 臥所の三方の上 斯界を離れ 
乱れた午後は
広い肩をまるめて
背を向けた

灰蒼色に、空の落ちた緞帳  ....
蝉の鳴き声が静まる頃
ふと窓際から君の香りが
香った

赤色で部屋を染めたのは
君が好きな色だったから

あの海が恋しいのは
そこに君が居たから

きっと君を思い出したのは
薬が ....
学校のグループで行う

キスの授業のテストは

一番嫌いな教科になった

パニックパラダイスパークは

いつになくこみあっていた

なにかと忙しいけど

飴が降っているならしょ ....
追いかけても
黒い影しか見えない

たぶん
夢のしっぽだと思う

ちゃんと
見たことはないけど

そう信じて
追い続けていこう

虹の橋が
架かっている先まで
ふと目に映る風景の
心と言葉の間に
いつでもその姿を見る
夢とも違う
記憶とも違う
しかし既に現実でもなく

雨よ降れ
気の違うほどの激しさで
全てを押し流す濁流となれ
河岸に寄る ....
おなかが空いてパニックになった
夕陽が不気味に背中を追ってくる
こういうときなんだ誰からも
愛されていないとわかるのは

こどものときからそうだったんだ
証人は僕しかいないけれど
自分は ....
思い出が劣化する

音も色も失った浜辺

貝殻に耳をつけて

波音が聞こえたことなんか

ただの一度もなかった
ナニカは知らない、
燃える秋の山々はもくもくと煙立ち
はるか上空から
ふりそそぐ焼夷弾によって
木や草も畑も焼けた

森は焔につつまれ
必死に逃げる動物たちを
獰猛な火の手が執拗に追っ ....
風上から風下へ爽快に走る自転車
反対側を走る自転車に乗る僕にそれは妬ましく映った

そんな感情を抱いたのはいつからだろう
そんな自転車に乗ったのはいつからだろう
なんで、そう思ったんだろう
 ....
向こう岸に着くまでの

短いようで遠い距離

必ずやって来る

この日を待ちわびた

光が眩しくて

とても霞んでいるから

僕らには見えないけど

きっと出会ってるから
 ....
 
 
ひさしぶりに
裏庭を見ていた

貝殻や
魚の死骸が
たくさん漂着していた

いつのまに
海が来ていたのだろう
命はまだ
こんなにも
満ちているのに

干潮の砂浜を ....
夕暮れの風が民家の風鈴を鳴らし、
茜色のまなざしで今日をねぎらうように、わたしの頬を撫でてくれる。
その涼しさに、ほっとして深く息を吐く。
庭先には、萎れた朝顔が脱ぎ捨てた服のように垂れ下がり、 ....
家の押し入れにしまってあった誇り被ったギターを

みつけだしてそこから僕の人生は決まった

一人もくもくとそのあまり音がよくない安物ギターを

朝から晩まで引き続けていた

将来はビッ ....
   てっぽうゆり



武器の名を持つ 白い精神には
滑走路はありますか

新月の日の始めの朝には
草原を はだしで歩いてごらんなさいな
一足ごとに 露がはじけることでしょう
 ....
喪服を着たおばさん四人
交差点を渡り、口々に話す。

一人は楽しげに
久しぶりねぇ
などと通夜であることを忘れ

一人は怒ったような顔をして
どうしてなんでしょうねぇ
などと宣う
 ....
温帯湿潤の
まとわりつく汗
ふとももを滑る
ながい指

顔も見えない
暗がりで
気だるく足を
絡めとる

柑橘の香りのする
強いカクテル
零れるままに
流し込む

少し甘 ....
太陽の光が照らす
海の底
色とりどりの魚が踊る
楽園
目を閉じて沈めば
一つになった安心感

日常生活
人間関係
陸の上ではいろいろ疲れる
生きてる意味が見当たらない

そんな ....
現実世界なのに現実から浮いている
ふわりと白いくせにぴりりとした空気が漂っている
座っている青いシートの椅子さえも虚空に感じる
この世界でもっとも異世界に近い場所に来てしまった

しずかなの ....
     そ
    の
   う
  ち
 飛
  び
   立
    て
     る
    だ
   ろ
  う
 な
  ん
   て
    甘
     ....
「もう大丈夫」
これほど安心する
言葉はない
「隣にいるから」

「私はいつも貴方の味方よ」
と言われる。
玄関を出る
ドアを開けたら倒れ込む

貴方がいるから
酒もタバコも止め ....
作文書きます。

 自分の原風景は間違いなく 富ヶ谷の家の隣の空地だ。そこには子供の時のことが全部詰まっている。その空地に面して土手がある。土手と呼んでいるが、松壽町のお屋敷の敷地の一部で、入って ....
コンビニでアイスを買って
NTTからドライブに行ってしまった
彼女と友達はサラリーマンを狙っている



どんな思いを社会人になる 僕は
何を持った体で 姿とは
なんだろう 空気 ....
あなたの笑顔が見たくて
手をつないで
散歩しよう
もっと知りたい

ずっと近くにいて
風は流れ
麦茶を飲もう
貴方は真珠

今日はブタシャブに
野菜あんかけ
好評につき完食
 ....
夏の空が広く見えるのは
余計なものが流されているからだろう


小学生の頃の一番の友だちは
国語の教科書と学級文庫と図書室の空気
頁をめくったときの薄っぺらい音と
綺麗に並ぶ印刷の文字が ....
BOOKENDさんのおすすめリスト(1178)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クレヨン- 加羅自由詩4*09-9-9
イメージしろ- アサギ自由詩209-9-8
はね- りんりん自由詩209-9-7
みかん型の真実- 小林 柳自由詩2*09-9-7
円卓はね、青かったの。- 点子自由詩409-9-7
透明な人影- 吉岡ペペ ...自由詩509-9-6
「柵」(しがらみ)- 月乃助自由詩5*09-9-6
昼下がりの静寂- 漣 風華自由詩209-9-5
キスの授業のテスト- こめ自由詩709-9-2
夢のしっぽ- 未完自由詩3*09-9-1
浄土ヶ浜- テシノ自由詩409-9-1
かえりみち- 瀬崎 虎 ...自由詩10*09-8-31
忘れられた浜辺- 衿野果歩自由詩609-8-30
ナニカ_☆- atsuchan69自由詩14*09-8-30
無垢というもの- えいぼる自由詩109-8-28
77- 葛西曹達自由詩309-8-28
秋の裏庭- 小川 葉自由詩1009-8-27
帰路- 夏嶋 真 ...散文(批評 ...21*09-8-24
忘れていたあの場所- こめ自由詩1309-8-20
てっぽうゆり- るるりら携帯写真+ ...8*09-8-20
通夜- ……とあ ...自由詩11*09-8-20
夏のニオイ- Pirouette自由詩109-8-14
うみ- ミツバチ自由詩3*09-8-13
病院にて- 緋月 衣 ...自由詩3*09-8-12
羽ばたき- あだっち自由詩109-8-11
大丈夫- ペポパン ...自由詩5*09-8-11
空き地- ……とあ ...散文(批評 ...10*09-8-10
河原のアイス- 番田 自由詩209-8-10
明るい性格- ペポパン ...自由詩6*09-8-10
かげおくり- あ。自由詩24*09-8-9

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