すべてのおすすめ
秋の朝
濃い黄いろい道を
ゴルフ場へと向かう
きょうは暑くなりそうだ
秋の夕
青くて灰いろの道
ゴルフ場を後にする
つった足でアクセル踏む
僕は ....
月が笑ってら
それがおかしくて
空手の帰り道
おいらも笑ってら
四十すぎて
空手をはじめて
どうなりたいねん、って言うけれど
やばいくらい
汗をながして ....
三日月みたいな太陽だと
月が割り込んできただけじゃねえか
三日月みたいな太陽か
戦争なんかもそうなのかな
エゴの上にネーションがあって
ネーション同士のあいだに
ふ ....
誰もがやり直せることを
その情熱の持続を
誰もがひとりではないことを
奇跡を引き寄せるからくりを
その情熱の持続を
ぼくは証明したいのかも知れない
雨が降る青い ....
となりのおっさんが着信音に出て
イソギンチャク死んだんか、
と第一声を発した
さみしいやろ、海にほったらなあかんな、
おっさんたちにとってイソギンチャクは
犬や猫のような ....
真夏日のホーム
フィルター越しに世界を見つめている
うろうろ悩んでみたところで
今が、ベスト!そう言い聞かせても
胸にさびしくツンとくる痛み
今から時速二百キロ?で
東京までこの身を運ぶのだ
真 ....
認めなきゃ
じぶんより志しの低いひとに
誹謗中傷されようと
認めなきゃ
ぼくはその毒にやられてしまう
夜も寝れない口惜しい気持ち
そんなものを認めていても
ぼくはその毒にやられてしまうだ ....
ふきっさらしのこころ
きみのしろいからだ
ぼくをとおせんぼする
珈琲にさそってみる
いたいけなオスになる
みんなのしあわせを
かんがえる立場なのに
新緑は幽霊 ....
両手で女の肉を喰らう
目や耳や鼻でそれを啜る
女という木々の懐で
体温だけをよりどころにして
せつない、
ことをかき集めて
情事の大義名分にしている
新緑 ....
まえの席に
こどもを連れた奥さんがふたり
ひとりの奥さんの横顔を見ながら
出張さきのファミレス
まだしずかな店内で仕事している
このひとの抱えている
幸福という価値 ....
おまえが売春婦なら
と思ったことがある
失礼な話だから
おまえに言わなかった
こんな関係なら
おまえが売春婦で
オレが客であるほうが
だれも苦しんだり
....
保守的なフォームで癒し
好奇心と反応探している
銃声が聞こえる
聞こえたら絶命している
はずなのに
悪魔に憑かれた夢
霧のなかで
倒れてるのはだれ
そん ....
傷をつけると古びてしまう
古びさせるには傷をつけたらいい
ゴッホの絵のまえに立っている
ゴッホがいた距離のなかにいる
なんだか泣けてくる
あたまんなかで拳銃の炸裂音がする ....
あとひとつきもすればさくらがほころぶ
去年はきみと名もない小山をのぼった
ぐねぐねとした白っぽい坂道
わたしたちしかいない公園
つめたくなったマクドナルド
力のない紙袋か ....
真夜中
出張さきに着いて
部屋にはいる
FMにあわせると
モーツァルトが軽くながれた
4時間まえは
海をこえたところで
会合の司会をぐだぐだやっていた
....
親子であったり
夫婦であったり
友であったり
天使たちの遊戯
声のない
音のない
天使たちの遊戯
しびとになって
このよをのぞいていた
光 ....
こどものころ
公園は島だった
オレにとって
公園は島そのものだった
いくつもの島を
オレは巡るのだった
そのなかでも
雨の無人島がいちばん好きだった
遊 ....
駐車して
夜を見上げる
月が割れている
夜の背中が割れている
おまえも見てるんか
もうすぐ総選挙やな
おまえと別れてから
二回目の総選挙やな
遠い声また聞けるな
駐車して
夜を見上 ....
あしたから
わたくしは祈るのです
今夜から
わたくしは祈るのです
帰宅してすぐ
わたくしは祈るのです
帰宅してすぐ
今夜から
あしたから
わたくし ....
こどものしごとはなあ
勉強と
うちのお手伝いと
友達にやさしくすることやで
自転車のうしろの僕に
よくそう言っていた叔父は
定職につかず
まわりをいつも心配さ ....
神様の存在は
哲学的な
透明な
冬の日のかなしみ
午前のひかり
埃くさい言葉たち
その反語たち
神様の存在は
哲学的な
透明な
十一月のから ....
冬、このくらいの青い夜
腹痛も心地よく
冷たいハンドルを握る
俺も弱いんだよ
すこし自由に吐き出した
あれは宵の明星か
やさしい気持ちは
はがゆい脱力感と変わ ....
だれかを傷つけたり
SOSを聞けなかったり
たいせつなひととはいつも
まずい別れかたばかりしている
ひとは事実ではなく、言葉に反応する、
二年まえいったセミナーで覚え ....
世の中って不思議だね
土もないのに葉っぱが咲いてる
きらめく夜に
月とオリオン、その他の
きょういちにち
清く正しくがんばったから
ひとびとは不思議な家族だね
....
傷だらけ
僕のこころ
人生の主人公
誰ですか
傷だらけ
毒がまわる
人生の主人公
僕ですか
いくらねたって
みんながんばって
わるいひと ....
BOOKENDさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト
(25)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
透明な人影
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-9-6
四十すぎて
-
吉岡ペペ ...
自由詩
7
09-8-3
月と戦争
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
09-7-30
青い夕方
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
09-6-30
あしたは海にゆくんだろう
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-6-23
真夏日のホーム
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1*
09-6-19
認めなきゃ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
13
09-5-14
とおせんぼ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
09-4-22
新緑
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
09-4-2
若い奥さん
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-3-29
おまえが
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-3-8
好奇心と反応
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
09-3-3
傷をつけると古びてしまう
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-3-2
さくら
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-2-22
人生の森
-
吉岡ペペ ...
自由詩
10
09-2-20
天使たちの遊戯
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
09-2-16
雨の島
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
09-2-13
夜の背中
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
09-2-8
あしたから
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-1-20
時は進む
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-1-14
神様
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
08-12-8
冬青夜曲
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
08-12-7
まずい別れ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
08-12-7
月とオリオン
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
08-11-16
うまくいかない夜
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
08-11-7
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