絡まったヘッドホンのコード
音楽に集中できない 私

頭の中
解く為の回路と繋がる嫌な回路
更に音楽に集中できない 私


耳の意識を高める
忘れた誰かのハイトーンボイス
何故か心 ....
おやつを我慢しては 花火を買った

刹那の輝き 一瞬の煌めき


向日葵が枯れ始め 陽が落ちるのが早くなり
セミの声がヒグラシに変わる

緑の山も夕焼け色に 少しずつ染まっていく
「 ....
明日にはどうなるか
わからない世界に
生きている


活きていきたい
無駄にはしない


今日の空
今日の風
今日の夢


今日の君
今日の僕



大切 ....
{引用=
拝啓 北大路京介様

あなたと同じ世界で 生きていたくありません。
あたしと同じ世界に あなたが生きていると思うと息苦しいです。
朝 ....
若草色のかざぐるまに
しがみついていた、あの人が
夕風にさらわれて
私の中を流れてゆきます

水たまりの映す青さの
ほんとうを
確かめるまえに
軽々と飛び越えて
もう
行ってしまっ ....
直角先生の背中を覚えてる
今にも椅子に座りそうな歩き方をしてた

私が勝手に背伸びしたのだよ
行動の意味もわからず
その後を追った
つもりだった

カクカク キカキカ

物静かな先 ....
となりのひとの
新聞
読むでもなく眺めていたら
恋のひやりはっと
って記事が
目に飛び込んできた

おとこのひとに見つめられ
ひやっとして
揺れるわたしに
はっとするってことかな
 ....
俺の君へ

 すごく強い俺がいて すごく弱い俺がいて
 すごく恐い俺がいて すごく優しい俺がいて
 すごく甘い俺がいて すごく辛い俺がいて

 すごく明るい俺がいて すごく暗い俺がいて
 ....
忍び入る指先  
ふれる 
隠れた琴線

ふいに、漏声

女の器 
指でつまびく 
ヴァイオリン  
「偽りの愛なんて いらない」

そう思って生きてきたけど
嘘でも良いから 好きだと言って
あたしの肩を抱き寄せて

あと百年も 生きていようなんて思ってないから
騙し続けてよ
真実じゃなくったっ ....
長所はね 床上手だと言い続け
何度目になる 童貞の夏
埃をかぶった辞典を開いて
君に伝えたい言葉を探してみる

学のない頭から出てくる言葉は
ありふれた簡単な単語ばかり

君を勇気づける言葉を知らなくて
根拠も言えず「大丈夫」を繰り返す ....
こんなときだから
あなたのこと
思い出してみる

洗いざらしのティーシャツ
良く似合ってた

防波堤にふたり
たたずみ
いつまでも夕陽を眺めてた

はにかみ屋さんで
口下手で
 ....
午前4時
ほの白く ほの青い 四角い窓から
まちの寝息が
明かりの粒子が 舞い込んでくる
街灯は 夏の虫を誘って
ゆれるように強く

黒い瞳に ひとつずつ
真珠を入れて
まばたきもせ ....
虹を架けるのが仕事です

泣き疲れた 寂しげな空に
虹を架けるのが仕事です

七色の橋を 不思議な橋を
雨に濡れても 笑えるような

虹を架けるのが仕事です

あなたが雨に遭ったなら
虹を架けてあげま ....
続いた雨の音階は消え
訪れた静かな夜
問うこともせず
答えることもなく
過ぎてゆくだけの影に
狭くなる胸の内

満たしていたもの
耳に慣れた雨音と
肌に馴染んだ湿度と
それらの行方 ....
ウチの近所のセクシーじいちゃん

あの年齢で囲碁、将棋、ゲートボールから

手芸、短歌、パソコンまで

ありとあらゆることをこなす芸達者なのです





この ....
何を植えるかなんて
考えもなしに
掘りおこした
庭のすみ

やわらかい土の頂きに
雀が降りて
ころころと、まろび遊ぶから
つい、嬉しく振り返って
あの人の面影を探してしまう

幸 ....
君は鳥のように 自由でいて
羽を広げて 青い空を駆けまわって

僕は大きな木でいよう
君が疲れたときに 羽を休められる

雨から君を守るため
枝をいっぱい伸ばして 大きな葉を ....
カーテンの隙間 零れだす光の粒
もう少しゆっくり世界が周ればいいのに
この感情に名前を付けるのは辞めよう
この{ルビ空間=そら}は 確かに生温く心地良い


此処が楽園だというのなら
今 ....
一人ぼっちだ
花々の中で

麦畑を風が渡って
そこに点在するポピーは
そのひとつひとつが
恋で

黄色と赤の美しい翼を持った小鳥が
巡礼道の真ん中で風に吹 ....
すやすやと

安らかな寝息を立てる

ちいさなちいさな背中



このちいさな背中に

どれだけの重荷を

背負わせてしまったんだろう



たくさんの痛みに耐えて ....
好きだった男の背中に爪を立てた次の日

その男の妻が現れて私に平手打ちをした

ちょうど

仕事でミスをして上司にこっぴどく叱られた日

男に慰めてもらおうと男の帰りを待っていた時だっ ....
夜の海
月の下に浮かぶ君
余命三ヶ月

メールなんかで伝えてくるなんて
近代文明は余計な事をしてくれる

僕は罪を犯しているのだろうか
肉も 魚も 野菜も 食べる
嘘も 争いも 差別 ....
扁桃腺腫らして臥せる吾が側に
苺食みつつ子等は饒舌

もの煮ゆる音も親しき独り居の
夜は気ままに猫の相手す

鄙びたる里を吹く風 豌豆の
からめる蔓をゆさぶりて過ぐ

くせのある ....
よじ登るんだ
向こうに行くんだ
自由になるんだ

あいつがカメラを
構えてるすきに
バカにすんなって、空に思わず毒づいたよ

昨日あいつに「顔も見たくない」

なんて言われてさ

酒かっくらって気付いたら朝で

カーテン開けたらさ、どピーカンでさ

あまりに眩しく ....
欠陥だらけの地球の上で あたしたちは暮らしてる
我が儘通せない あなたのそばじゃ 息が詰まって苦しいの

あたしは独りでも生きていけるから
ごめんね いっし ....
昨日の意味に縛られて
今日を呪い
有用の現実を拒絶するのは


喪ったモノ
喪いたくないモノ
それを決めるのは
自分以外のある存在



明日の理想に囚われて
今日 ....
別れの朝
ミルクコーヒーと
クロワッサンに
味はなくて

バスを待っている
海から海へ帰るバスを

外に出て
港のベンチは石造りで
日をためて暖かくて
漁師たちの船が出て ....
渡 ひろこさんのおすすめリスト(2910)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ハイトーンボイス- 酸素の枷自由詩4*07-7-8
また夏が来る- 北大路京 ...自由詩28*07-7-8
一期一会- 秋桜自由詩4*07-7-6
新・自殺要望- 北大路京 ...自由詩5*07-7-6
風待ち- 佐野権太自由詩31*07-7-4
right_angles- 木葉 揺自由詩607-7-4
- 恋月 ぴ ...自由詩28*07-7-3
俺の君へ- 北大路京 ...自由詩14*07-7-1
ヴァイオリン_- 服部 剛自由詩207-6-29
騙してよ- 北大路京 ...携帯写真+ ...10*07-6-29
童貞の夏- 北大路京 ...短歌4*07-6-29
見つからない- 北大路京 ...自由詩30*07-6-28
- 恋月 ぴ ...自由詩36*07-6-27
午前4時・真珠- たちばな ...自由詩19*07-6-27
虹職人- 北大路京 ...携帯写真+ ...6*07-6-27
真夜中に沈む月- LEO自由詩33*07-6-26
フラワー・ロードにセクシーじいちゃん- むむ自由詩507-6-26
つゆむらさき- 佐野権太自由詩37+*07-6-26
- 北大路京 ...自由詩27*07-6-26
マリア- 雨宮優希自由詩6*07-6-26
小さい- 水在らあ ...自由詩37*07-6-25
ちいさな背中_と_無力な両手- 宮本 心自由詩25*07-6-25
女であるということ- yoshi自由詩707-6-24
月ヲも止める鼓動__----リミット----- 酸素の枷自由詩1*07-6-23
22P_「短歌2」より- むさこ短歌16*07-6-23
石と石亀と石亀の意志- weed & s ...携帯写真+ ...10*07-6-23
晴れ- yoshi自由詩11*07-6-23
別れの理由- 北大路京 ...自由詩15*07-6-23
ある存在- 鈴木カル ...自由詩407-6-23
君を乗せて- 水在らあ ...自由詩16*07-6-23

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