夢を見た
走り続ける夢

人混みを駆け抜け
雨の中を走り

まだ走る
走り続ける夢


いったい私は
どこへ行きたいのか
何になりたいのか


泥に飲み込まれるような疲労 ....
難しいね僕たちはまだ
しっかりと糸で繋がって
いなかったんだ
怖いのは僕なのかな
僕が怖いのかな
判らないよ

お願いだから
向き合って欲しいよ
ただ好きなだけじゃ
駄目なのかな
 ....
切れた
千歳飴。

と、思いきや

「何やぁ、細いなるとやないか(*´Д`)=з」

‥クスクス (^艸^)


なると煮麺、できあがり〜♪
       余 熱


       そこは
       しろい花が咲いていて
       緑も若やいで うつくしい
       空気は
       いつまでも清澄であり
  ....
 
 
 
部屋のしくみ


部屋の壁に
エレベーターがある

時々音をたてて
上がったり下がったりしてる

今日は僕の階で
ドアが開いた

まだ誰も乗ってなかった

 ....
いろいろ書こうと思うのだけれど
どうにもうまく繋がらなくて
言葉は千切れた

そこにはもしかしたら
小さな小さな
だんまりの世界なぞがあって
そこではもしかしたら
だーれもしゃべらない ....
あの人は罪を犯した
平和で満ち溢れていた町で
私はなんの前ぶれもなく
大切なものを失ってしまった

拘置所で犯人の顔を見た
まったく見覚えのない人だった
町の人たちも誰一人
あの人を覚 ....
うすい皮膚の上を滑っている
絹でもない、びろうどでもない
貝殻のような爪を口に含み
撓るでもない翻るでもない

針金の孔雀睫を擦りながら
まだ開かない、まだ開かない、
桃のような頬を膨ら ....
でたらいいんです

でたもんがちです

なかにいたまんまだと
やりこまれたまんまです

えいきゅうに

どもまでもどこまでも

まんぞくなんて
できません

まんぞくさせな ....
遥か昔「人は弱い時にこそ、強い」と語った 
旅人の屈すること無い「精神の柱」について。 

ある時彼は頭の良い哲学者に嘲笑され 
ある時彼は民衆に石の霰を投げつけられ 

( 人々が立ち去 ....
                080731


とりが鳴くからかーえろ
とりが鳴く
カエルが鳴く
蛙飛び込む水の音
ヒキガエルのことだよと
昨日見たのを思いだし
カラスの勘三 ....
アナタハ ダレデスカ

身寄りも帰る場所もなく来る日も河川敷を掘じくる佐久間少年ですか
地球の汚染大気に蝕まれ余命いくばくもないメイツ星人ですか
ふたりきり
河川敷の工場跡で
下水道に住む ....
稲妻が光って轟きが来る
光った時もうその下では絶命してるんだ
じゃあ向こうから聞こえてくるのはいったい何なんだ
死んだ後に聞こえてくる音はどこから


電気の光が織り成す出来あいの世界で
 ....
眉毛の生えていない女が
生麦をかじりながら移動する
常磐線快速上野行の車内は
ほどよく冷房が効いている
巨大な荷物を抱えた児童らが
南千住駅のホームに茫然と立ち
来るはずのない列車を待った ....
夢を見ていました

それは鉄道の歌

乗客のざわめき

僕はひとりで

渦巻く雑音の中心で

サンドイッチを食べたのです


夢から覚めると

家のベット

約束の時 ....
部屋でクーラーをつけてゴロゴロしてると、
室外機のファンが今にも爆発しそうな音をたてて生ぬるい空気を吸い、
ダクトを通って室内に冷気を運んでくる。
俺は閉ざされた窓を20cm程開ける。
すると ....
花火を見るのが好きな君
今年はどこで見ているの?

打ち上げ花火にまたがって
遠いお空で爆発すれば

僕は一瞬輝いて
君は僕を見てくれるかな



夏のにおいが好きな君
今年は ....

めざめたら
体中が赤の水玉だらけになっていた
なんだか痒くて仕方がない
そのうえ頭皮にまで広がってるらしく
頭をかきむしらないといられない

体中かきむしっていたら
いつしかわたし ....
時代。

干支。

季節。

流行。



そして‥

思い。
想い。

ときに、重い。

‥過ぎてしまえば
懐かしい思い出。
ピンクのはあと
ピカピカはあと
ドキドキはあと

いろんなはあと。

あおいはあと
きいろいはあと
きみどりはあと
むらさきはあと

とっても すてき

でも
あい ....
俺は冥王星からやってきた
この地球に派遣された派遣労働者だ
とかく地球は理不尽だ
どこの会社でも俺の存在はぞんざいに扱われ
何度も解雇されたらい回しにされた
俺はそのたびに自分に言い聞かせた ....
真夜中に子供は眼を覚ます、
覚醒する、息を止める
父親も母親も
今日はもう眠りについていた
いつもはもっと遅くまで
呼吸を荒らげているというのに

しん、と耳の中でなにかが残るような気が ....
 高田馬場のBen's Cafeで著者で元スノーボーダーで一児の母でもある、モリマサ公に会いました。僕の詩にテーマがあるのかと聞かれ、僕は凄く考えてたあとで、ない、と答えました。多分僕の詩は拡散してい .... (1)

掛け声と干物の臭いに押し流されるようにして
昼下がりの賑やかさに身を委ねてみる
所狭しと商品の並んだ店先を覗けば
一見かと値踏みする手練の客あしらいに
思わず半歩後ろへ下がりつつ ....
今日のぼくはからっぽだ
なんにもない

誰かがぼくのなかで叫んだら
こだましてしまうくらい
からっぽだ


だから

何かで埋めたいんだ


満たしたいんだ

言葉がほしいよ
音楽がほしいよ
快楽もほ ....
奥歯をくいしばり
石を砕いた

ぽろり





無くさないように
ビニール紐でくくりつけとくから
花の都
水の都
霧の都
東の都

東京を愛することと、孤独を愛するということは
同一である
という意見に賛同しない
猫を愛することと、孤独を愛するということは
同一である
という意 ....
俺はビールにしろ冷えたのが好きで
居酒屋などで冷えてないビールが出てると若干静かに腹が立つ
うちでは冷凍庫にコップを冷やしているので
うちよりぬるいビールや冷酒に金を払うと思うといろいろなものを ....
荒野だと思う
忘れられた
木の影をまがると、例外なく砂嵐だ
そこから飛び出してくる無数の手が
後悔や焦燥を
閉じ込めていたのに引っぱり出そうとする
それに気付かないで
なのに逃げようとす ....
太陽のオレンヂを借りて
不釣合いなその眼差しを盗んで
下らない闘争に及んで
わたしはもうダメなのだと
おもった

そのうまく回らない舌で呟くきみの
つたなさが好きだったはずなのに
大き ....
モリマサ公さんのおすすめリスト(2019)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢で- 舞狐自由詩9*08-8-1
僕は疾患者だから- AKiHiCo自由詩5*08-8-1
スパッ!と- 長谷川智 ...自由詩1*08-8-1
余熱- るか自由詩24*08-8-1
孤独のしくみ- 小川 葉自由詩308-8-1
夏の回転式。- プル式自由詩11*08-8-1
裁き- 1486 106自由詩3*08-8-1
umbilical_cord- aidanico自由詩608-7-31
ああ、またやってんなぁ- よーかん自由詩4+*08-7-31
死紺亭兄さんへの声援(エール)_- 服部 剛自由詩8*08-7-31
ビヨンド- あおば自由詩3*08-7-31
ムルチ(怪獣詩集:帰ってきたウルトラマン)- 角田寿星自由詩1508-7-31
創書日和【音】_ラウド、ラウド、ラウド- 大村 浩 ...自由詩12*08-7-31
日暮里とニプレスの違いが今ひとつよくわからない- セガール ...自由詩208-7-31
約束- 三上山一 ...自由詩408-7-31
IN__DA__BLUE- エヌジー ...自由詩108-7-31
【打ち上げ花火にまたがって】- つむじま ...自由詩2*08-7-31
著しい退化- 吉田ぐん ...自由詩10+08-7-31
巡るもの- 長谷川智 ...自由詩1*08-7-31
はあと。- 長谷川智 ...自由詩4*08-7-31
冥王星の逆襲Ⅱ- 新守山ダ ...自由詩708-7-31
夜のこども- 笹子ゆら自由詩11*08-7-31
モリマサ公の日曜は父親と遊園地に行こうを読んで- イダヅカ ...散文(批評 ...5*08-7-31
消費されるひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*08-7-30
からっぽ- ヒロシ自由詩308-7-30
wind- 青鈴自由詩208-7-30
東京- rabbitfighte ...自由詩31*08-7-29
落雷のイニング- 馬野ミキ自由詩35+08-7-29
錯覚- アオイリ ...自由詩108-7-28
太陽光ときみと眼差し- 笹子ゆら自由詩308-7-28

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68