きのうを飾る
わたしの言葉の裏がわで

だれかの爪が
あしたを研ぎます


 輝こうとする意思は
 ばらばらに統一された
 石として

 きらきら、と
 眠るのです
 ....
私が ここに居ることが
皆の安心となり
くつろぐことが出来ますように

私の言葉が
皆の輝きとなり
自信が持てますように

私の行いが
皆の喜びとなり
感謝の気持ちで満たされますよ ....
ひたひたと

君の足音が 近づいてくる



今日も 僕の傷ついた羽を

その やわらかな唇で 癒してくれる



とてもうれしい反面

ほんとは不安でいっぱいなんだ

 ....
深夜
帰宅。

部屋に入ると

机の上に
白い封筒

手に取ろうとすれば

それは
カーテンの隙間から
こぼれた いたずら

月光の封筒

苦笑しながら
ベットに瞳を ....
                 080902




ダから
タまで
一瞬のうちに
走り抜く
タ行の音列
−−−−−−−
−−−−


攻撃する運命
防御する本能
 ....
さびしさにかられては二人称にあなたを選んだ、そんなときから、後ろを向けばあなたがいつもいるような、まぼろしをみせられていました。雲が光をさえぎったような天気の下では、誰しもが悲しくも、切ないような .... 汗をかく
したしたと汗をかき
発熱しそうな体が平熱であろうとする

腹が減る
汗をかくために必要な
熱量を摂取せんがためにただ腹が減る

眠くなる
汗をかき腹を満たし
体に不要な熱 ....
 首を絞めたのは
   愛しているから
指先に触れる貴方の香り
  けれど、
       貴方は私を
    愛してはいないから
  誰か他の人
愛する前に奪われる前に

此れは夢 ....
熱帯夜から放たれた八月のあなた
雨戸もガラス戸もカーテンも開けて
短い髪に風を受ける
シャンプーの香りがよせてはかえす
秋の虫が聴こえる
蝉の絶えそうな羽音も渇いたように
風がはためかせた ....
空が高い

空が溢れそうなほど膨らんでいる
今日の地球は いつもより ひとまわり大きい


白い跡をつけながら
西から東へ飛行機

ただ青い中を
東から西へ滑る 白い翼もあって ....
あなたでした。

(のほほんとした真昼のじかん)

小雨のようにぽつりと呟いて、砂利道を手をつないで歩いてくれたのも

(ありがとう、がかいま見えたけれど)

そうやって森のようにひっ ....
コーヒーにつけて
食べると最高
いくらでも食べられる。
冬季限定と言う。

こごえた体を
温めてくれる。
気持ちを楽しくしてくれる。
会話が弾む

三日月に枕を置いて
ウトウトウ ....
{画像=080831113523.jpg}

私の中に
醜いなにものかがあって、
私が私であるようにしている。
私の中にあるなにものかを
しっかりと掴みだして、
目の前においてみよう。
 ....
今夜も窓ガラスを
こつこつとノックする
かぶと虫だ

息子よ
きょうの収獲はいっぴき

絵葉書はいくども読んだよ
寝苦しい夜は流氷の夢でもみたいものだ
熊の肉と行者ニンニクをかじる
 ....
からからと
言葉は生まれ

ぐんぐんと
手足が伸びて

我が身の一部と気づく前に
可憐にはじけ とぶ


やわらかな旋律は ことのは
彼女の心に慕う ことのは
 ....
ねえねえと肩を揺すっても
寝たふりしてたはずの
あいつは
いつの間にか深い眠りに落ちていて

久しぶりに触れ合いたかったのに
わたしのこころは
ちょびっと傷ついてしまった

それでも ....
詩が生まれないこと
満腹な証し
なにもいらない
なにももとめない
言葉は
ことばであればいい
深みもなく
潤いもなく
その場限りの
ものでいい

詩はないほうがいい
幸せなもの ....
今夜も蜜のような月が出た
夜を飛ぶにはふさわしい月夜だ

さあ窓を開けて
翼なんかいらない
飛ぼうと思う気持ちさえあれば
どこへだって飛んで行ける

蒼い闇に溶けて行く
この高揚とし ....
                    080827


未来少年コナンを呼んだ
コナン! コナぁン! コナぁーーン!!
コナンは来ない!
来ない気だ!!
腹が立つが
2008年の夏も ....
きらめき、眩しさの中
幻の人をさがす

どれくらい歩いてきたのか
帰り道もわからなくなってしまった
もしかしたら
それが本当の旅なのかもしれない

絵に描いたような出会いなんて
まっ ....
暗闇に指を伸ばして
知ろうとしている
指先が暖かく湿る
聞こえるのは、ピアノだけ

鳴いている
泣いている
うまく言えない
でも大好きだよ

ピアノのトリルのような ....
例えば
それが昨日と云う日
であったとしても
恋心を想って
もう通り過ぎたはずの
初恋の儚いだけの記憶が
ほんの微かに
胸の中へと
染み込んでいるみたいに
ふと傍らにいる

ちょ ....
何か おみやげを買っていくか?

駅の通り 大型スーパー五階
食事をすませても 汽車の時刻まで間がある

うん

家族連れ 二人連れ 休日の店内は
活気に満ちていた

何を買う ....
転がるように、おどけるあなた
まるでピエロみたいだった

はらはら、わたしは
あなたが演じるあなたを
ただ見つめてる

空中ブランコ、ゆれてもその手を
つないだその、手をはなしたくはな ....
雨の日にも、
僕は
傘をささずに歩きたい。

張り巡らされている、意図への操作
気分屋の変わりやすい気象だから、


駅に並んだ不法駐輪の自転車を蹴り倒して
ビニール傘を叩き潰して
 ....
咳をしても一人
分け入っても一人
つるべとられても一人
海に出ても一人
水枕がばりと一人
落ち散ってうち重なって
雪とけても一人
あなたみたいに遠くへは行けない。
ぼくには足があるから。
そういっていいわけを考える。
うまい、うまくないかはべつとして。
とりつくろう、縫う、パッチワーク、みたいに。
きれいかどうかは ....
ダラダラ雨が降るり
ナンラン雨がもどり
ランダン雨がもどり
ダンラン雨が降り

記憶が煙草を吸えぬ
から記憶が煙草を吸えぬ

僕は指を描けにして
描けを指にするから

耳が臭くな ....
{画像=080822034532.jpg}

夏風邪に


鄙(ヒナ)びし夢みる心地する


見上ぐる天井に思い出あり
いつまでそこにいるつもりだい?
モリマサ公さんのおすすめリスト(2019)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月光- 千波 一 ...自由詩8*08-9-2
生きがい- 青い風自由詩3*08-9-2
足音- じゅじゅ ...自由詩308-9-2
月光の封筒- Lucy.M.千 ...自由詩508-9-2
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汗をかき働く日- プル式自由詩4*08-9-1
夜の病- AKiHiCo自由詩108-8-31
秋、一番- たちばな ...自由詩18*08-8-31
夏、最後の日- 北大路京 ...自由詩28*08-8-31
ありがとう- かんな自由詩6*08-8-31
クロワッサン- ペポパン ...自由詩11*08-8-31
なにか_/_私が私であること- beebee自由詩20*08-8-31
かぶとむし通信- yo-yo自由詩6*08-8-31
ことのは- さくら自由詩7*08-8-31
考えるひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*08-8-29
詩はいらない- 乱太郎自由詩23*08-8-29
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cresc.(_渡_ひろこ_/_rabbitfighter_ ...- rabbitfighte ...自由詩23*08-8-26
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独居寝(ヒトリネ)の詩- beebee短歌5*08-8-23
_- 夢頭制作 ...自由詩108-8-22

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