あー眠い

どうして動物たちは冬眠してるのに

ぼくらは冬眠できずに

しかもこんな雪が降る中

勉強や部活や仕事をしないといけないんだ

とかいいながらぼくは

必死で睡魔と ....
手を
両手を広げ、そらへ
飛ぶように飛ばないように広げ、手を、そらへ
色々と自由になった気がして
交差点を、待つ


輪郭を見ている
箱の世界にいながら
回転を繰り返すのは
いつも ....
いつもの手紙の更新を、また忘れたりしながら
滑り落ちるような坂を
今日は黙って落ちる
街外れの図書館はいつも通りの匂いがして
さらさらと視界が変換されていく


名前を名前と呼んだのは何 ....
朝。

夢からの目覚め、その一瞬の微睡み。


静寂


空気がキレイ。
自転車の鈴の音。
犬の鳴き声。

朝。

ベッドの温もり。
君の体温。
冷たい足先。
密 ....
話しつかれて
午前二時


もしこの電話をきれば
世界も
終わってしまう
そんな気がして
ふたりは

どこからか
ぶあつい
電話帳をもってきて
ただ電話番号を
読み合うんだ ....
万華鏡の街は 
おとなのものだから、

子供はずうっと背中丸めテレビゲームして。
僕はそう思う

電脳スペースの揺り籠のなか見る夢はいつも
空腹の味が奥歯に染みて 眠れないなら、朱いめの ....
ぼくが小学生のときのことだ。たぶん3年生だったと思う。学校に、オペラ歌手の人が来た。児童全員が体育館に集められ、パイプ椅子に並んで座らされた。ステージの上には、タキシード姿の恰幅のいいおじさんと、派手 .... 誰かいま喧嘩売ってこないかなと思う

オンラインゲームのなかで

アバターとか



詩集とはエロ本のことだ

構えんで

難しい顔をする必要はなく

ただそこに写真よりも ....
アンバランス
バランスはヒフティーヒフティー
人はアンバランス
芸術はアンバランス
社会はアンバランス
世界はアンバランス
ヒフティーヒフティー
1と0
光と闇
上 ....
全てのものが敵であるように見えたあの頃

平和や安らぎを求めようとしても
それは他人からしか得られないと知った時から

孤独

ではなく

拒絶

になった


自分との戦 ....
子供の頃には、そんな言葉は知らなかった。
きっと、誰もがそうだったのだと思う。
けれども、いつの間にか植えつけられ、いつの間にか、当たり前のようになっているものがある。
そのことの重大さに、誰も ....
  皮膚という薄皮の中に
  なまあたたかい
  生がある
  そう思いこんでいる

骨にまとわりつく体を
巡っていく流れに
生がある
そう思いこんでいる

  あなたとつない ....
行き詰まったので書きたい事を書いてみる。

死にたい奴は死ね、と言うのも言い飽きた。
朝○新聞がウザったいとか○○学会がウザったいとか、
ニートがどうとか朝鮮がどうとかも言い飽きた。
飽きた ....
猫が歩き回るけど
ちいちゃんは自分がどこにいるのか
わかります
お母さんが携帯で
「どこにいるの?」
て聞くと
「白い猫の近く」
て元気に答えます
するとお母さんは
「八百屋さんね! ....
この間から
ヘッドフォンで括った僕の世界は
なんだかひどく不安定で
1日1回 
揺れる
大体震度2くらいの
初期微動

どこかで
誰かが僕を呼んでいるような気分
短い電信をキャッチ ....
おまえがほんとうのことを口走る度に
鳥の翼から羽毛がぬけ落ちる
世界はやせ細り 目に見えるものすべてが
絵に描かれたものとして溶けてゆく
たとえば可哀相な妹が
人に知られぬ速度で後退する時
 ....
続いてほほえましいニュースです
今日、O市P区Aヶ丘のI幼稚園へ
サンタクロースがおっぱいのプレゼントにやってきました
一人一人におっぱいが手渡されると、園児たちは大喜びで
かけまわったり、重 ....
リコーダーの空は
ドナドナを歌いだしそうに 不安
ランドセルは束ねられていた
赤く



赤い文字盤をみている
 チャイム
太宰治は、を主語にして
話をしたことがあったかもしれない ....
それでも朝は来るので
わたしはまた生まれてしまう
約束されていないことなので
途方に暮れている

わたしは手を持たないので
仕方なく
眺めている
ふりをしてみる
鳥の不思議な動きを少 ....
ここは
いつも広くて
息が白くて
冷えてて
がらんとしていて
音は全て霞んだ帳の向こうから
聞こえて


私は
怒っていたし
恨んでいたし
頑張り過ぎてたし
叫びたかったのに ....
あー

ほんとうにごめんなさい.
格の違いを思い知りました.
僕が悪かったです.
適うかもなんて思ったりしてすみません.
自分にもそのくらいできるとか勘違いしてすみません.
ええ本当に勘 ....
夢の無い画面の端に
流星群が見られると記されていた

濃紺に澄んだ空は
白い あるいは銀や朱に
闇を切り取られている


湿り気の残る髪が凍え
湯上りの匂いが後ずさりする
夜着 ....
私たちは死ぬまで生き続ける。
幽霊は死に続ける。いつまで?

さまよえる幽霊が躓いた。その幽霊は
浮いているはずじゃなかったの?と、
困惑した表情。悲しいのかもしれない。
死んでいるのに? ....
水辺のスキャット
目黒のサンマ
裸のビーナス
貝に乗る

半端な海辺で
システム開発
忙しい社会
一株一円
二株二円
証券会社に
買い注文
61万株
1円

私の心は
 ....
小指が曲がらなくて
指輪がはまらない
意図しない動きから海中を流れるくらげまで
水面に浮かぶポリ袋が
月明かりを反射した

まぶしいとは言えないまでも
指輪を包むには充分すぎました
輝 ....
傷ついた
というより
どうしようもなかった
話がある

洗濯物をたたんでいく
パンツ
シャツ
ヨーロッパ


僕の無器用さは消えない
どうしても嫌なことは嫌といってしまう
言 ....
吐き出したくてたまらない
感情が
弱さのために
置き去りにされていく

そうして自身は守られている


紛らわす娯楽が
今は溢れていて
でも何かが残る
痛みの無いかさぶたのように ....
 朗らかな、朝。親父は居間で自殺していた。なんともおかしな話だ。部屋の中は煙草のヤニが染み付いているはずなのに、どうにも糞尿の臭いが鼻を刺す。オレはその異様な空間で、地上五センチの隔絶で人は死んでしま .... 時々
私の手のひらから
生まれてくるもの

最初は小さな涙
ぬれてる感じがして
よく見ると
小さな水の欠片があふれていた
手のひらを拭いても次から次へと
出てきた
それを見ていた ....
もうすぐどこかで雪が降るのかな
君を真白な街に連れて行って
君の白い肌と真白な街並みを見たい

さらさらと降りつもる雪と
すべすべの君の肌は
どっちが気持ちいいのかな

雪を溶かす ....
モリマサ公さんのおすすめリスト(2017)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
睡魔- こめ自由詩1*05-12-29
ウインカー、揺れる方へ- 霜天自由詩805-12-29
オレンジジュース- 霜天自由詩405-12-29
あさのあお- ナイトー自由詩205-12-28
電話帳- ZUZU自由詩605-12-28
和泉_誠- 便乗鴎自由詩6*05-12-28
詩的インプラント_〜_馬野幹氏に捧げる鼻歌_あるいは馬野幹宇 ...- 大覚アキ ...散文(批評 ...10*05-12-28
NOTE_BOOK- 馬野ミキ自由詩16*05-12-28
ヒフティーヒフティー- りょーー ...散文(批評 ...205-12-26
心の闇- 氷湖未詩・独白105-12-25
『偏見』というしがらみの中で。。。- Lily of the ...散文(批評 ...11*05-12-24
誰か、ささやけ- たりぽん ...自由詩1305-12-22
独り言- 虹村 凌散文(批評 ...4*05-12-22
迷子- 太郎冠者自由詩9*05-12-22
自分だけ地震_〈即興版〉- 半知半能未詩・独白5*05-12-22
世界の別名- 岡部淳太 ...自由詩33*05-12-19
おっぱいばんざい- ヤギ未詩・独白9*05-12-18
四月の生徒- 簑田伶子自由詩9*05-12-16
わたしの終わりのわたしの- いとう自由詩1605-12-14
ゆきしろ- とうどう ...自由詩17*05-12-14
じかい- haniwa未詩・独白4*05-12-14
流星群の日に- 銀猫自由詩14+*05-12-13
幽霊じゃない- プテラノ ...自由詩4*05-12-13
夜明けの水位- あおば自由詩2*05-12-11
冬に海を眺めた辺り- 加藤泰清自由詩8*05-12-11
暮れ方- 石川和広自由詩14*05-12-10
一つにならない- 自由詩7+*05-12-9
小説- 加藤泰清散文(批評 ...405-12-2
いつも手を握り締めて歩くことにしている- 初代ドリ ...自由詩6*05-12-2
雪が降ったら- とびまる ...自由詩3*05-12-1

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