五本木を自転車でかけずり回って
カップ入りの感情を手にいれる
よく晴れた午後にカップを持って土手に出かける
友達とサッカーしたり、かけっこしたり
たくさんの名無しさんたちが散歩してるのが見える
それは ....
「タンポポまるかじりー」というセリフが何の漫画に出てきたのか思い出せなかった日
たとえば夜中にひとり歩くと
暗闇がとてつもなく怖いもののように感じてしまう
野生のチカテツが草むらの影からこちらを ....
渋谷の町で何をためらうのか野良犬がひとり
歩道橋の前で階段を見上げている
さもエスカレーターかのように
タイミングをはかって
揺れている

俺はそれを見ながらネギ焼きで焼酎を飲んでいる
 ....
 風通し悪い部屋
 北窓の部屋

 たばこで煙ってる部屋
 ぼくが途方にくれてる部屋

 新しいベッドがきた
 寝心地はいい

 なんでも人や物のせいにすることは止めた
 時間をま ....
鉄橋の側で三十分間立っていた。
三十分前は十二時だった。三十年前も。
三十年前はなかった鉄骨がピーンと伸びていた。
甲斐性のない俺の影は砂鉄のように交わった。
磁力に音はなかった。音はなかった ....
四季 春夏秋冬

出会いの春が来て

楽しみの夏が来て

切なさの秋が来て

別れの冬が来た

キミのいた日々の思い出を

一つづつ思いだし

パズルを組み立てていった
 ....
「終わりなき日常」という言葉。ぼくが東京で学生をしていた
10年ほど前によく聞いた言葉。
ゆうべ見た映画の中で貧しさの中で生きるママさんが
生きてるってことが夢みたいなの
なにが現実かもうわか ....
強迫観念が襲ってくる!(おっぱいがあったら隠れたい)

誰が履いたのか知らないズボンを引きずって
扇風機の前に佇む
桜木町(行った事は無い)

I LOVE 神保町

押しつぶされる不 ....
いらないものは消えていく
良いものだけが残っていく

詩もそうだ
ココロに響かない、胸に突き刺さらない、誰も共感しない詩は消えていく

消えていた詩達が今僕の中に入りこんできた
とても哀 ....
先月のダイヤ改正のおかげで朝飯だって食えるようになった
朝から天気予報に身を焦がしている
この豊かさはうまくできている
感心する間もなく牛乳とパンによるもの
で、敏感な俺は感じ取ったわけだ
よってまた ....
渋谷駅がたくさんの路線を孕んでいるように
台風がくれた季節に生まれた俺とか
小さい秋に生まれたでっかい奴とか
記念切手の景色から生まれた奴とか
エスカレーター縦に並んだ各種生き様
それを端から読みあげ ....
パレード。パラーデ。歩いているものを集めて、ただそれだけのこと。川のような世界で、素数のようにひとりぼっち。2、3、5、7、11、とそこまで数えたときは、最盛期たる朝。いっそのこと、きみは世界をよく見 .... 人は死んだらどうなるのか?


死んでからでも好きにするとよい。





だから、


俺は死んだらどうなるのか?











空気か、 
 ....
かすれた声で
おめでとう
実家からもってきた赤飯は
冷たくておいしい
氷のようだ
誕生日
からだが溶けはじめる
誕生日

わたしは
生きていて
頭がざわめいて
こんにちは
わ ....
すき
きみがぽいんとをいれた し は、ぜんぶすき
よまなくてもすきで 
よまないのに、ぽいんとをいれるのがすき
によいもすき
いんたーねっとの がめんのによいがすき
もじをよませる かいせ ....
喪中はがきのイラストに
スズランの写真をのせてみる
あの人は 花が好きだった
だから もう
それでいいよと親がいう

何十年払い続けた
「年金」を
あともう少しで受け取れるというときに ....
ある日、大学の売店で飲みものを買いました。
三十九ルーブルだったので、十ルーブル札を四枚だしました。
売店のおねえさんはお釣りの一ルーブル硬貨(日本円で四円くらいでしょうか)を探しましたが、ありま ....
プロント入ったアキバのサテンで
何故か君に出会ったよ
孤独な魂の叫びを聴きたいと
君は誓いのリングを探す旅に出た
確かにこのサテンはネットで繋がっている
居ながらにして魂たちの叫びを聴く事は ....
言葉を紡いでいる人がいるという
言葉の繊維を解きほぐし
紙にしたり
糸にして布にしたりしてから
その上に文字というものを書くのだという

最近は、
言葉が不足しているから
誤解 ....
インターネット・セキュリティー
ガイドブックを読む

マイクロマシンのドライバーを
インストールする

パーソナルファイアーウオールを
粉砕するマクロウィルスと
アプリケーションの追加 ....
水圧に耐え得るように
甲殻を得て

暗闇を
当たり前と思えるように
その目を 潰した

正しいと思えることを
ここは深海
届かない砂の底

尾びれを
左右にゆっくりと
振る
 ....
{引用=
九番線、午前六時四十二分。急行「銀河」はEFに牽かれ


 終着駅に東京駅を選ぶのは、旅として最悪の結末だ。それは旅人がこのホームに立ったとたんに旅が死んでいくから。地下深くにまで ....
放心ののち
あけはなたれた
まどのそとの 
無意味な風景をみている


街に透明なやまいだれがふる
わたしのうえにもふってきて
今日もまたベッドからうごけない


イヌーチル パ ....
あなたに会いたい

今はこの世に居なくなったあなたに

ぼくを置き去りにあなたは一人旅だってしまった

なぜ黙って行ってしまったんだ

ずっと一緒だよっていったじゃないか

なのに ....
Kくんの家はぼくの家のとなりです
Kくんとぼくはいつもいっしょに遊びます
ゲームをしました
その前の日は漫画をよみました
そのさらに前の日はやっぱりゲームをしました
ぼくもKくんも漫画が好き ....
こんにちは 人でなしです 元気です


月曜日 朝から僕は精神科


朝ごはん食べ終わったら午後七時


返さねばならぬ本から消えていく


ゆらゆらとアスファルトから蜃気楼
 ....
最高地点からの長い直線を下り
左にカーブを揺らすと
そこに短いプラットホームがある

僕らは降り立ったんだ
星の遠めがねと使い古した星座盤
重たくでっかいカメラと赤道儀
遠くばかり見るた ....
食って、食ってばかりいる。生活というものは。新年を迎えたというのに。みすぼらしい。クリスマスが糞でも新年を迎えるにあたって、ノン宗教であっても、地球人である限り一年ごとに歳をとるというのは、目を背けよ .... この坂を上ったら

キミの可愛らしい家が見えてくるはずだ

そしてキミはごはんを作っているはずだ

今日はキミの誕生日

ちゃんとプレゼントも買ってきたよ

キミがずっと前から欲し ....
僕らは今日も一緒に歌った
だけどそれは永遠には続かない
今年はここでみんなで歌えた
来年も全員がここにいるのか
ほんとうは誰も知らないんだ

この星は汚れゆき
戦争は終わらない
歌い終 ....
モリマサ公さんのおすすめリスト(2019)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無題- ---未詩・独白206-1-12
内なるチカテツ- ---自由詩406-1-11
ディキシーの幽霊- ---自由詩6*06-1-11
ヘルプミーしてえなぁ- 炭本 樹 ...自由詩906-1-11
鉄の- プテラノ ...自由詩4*06-1-10
四季2- こめ自由詩106-1-10
終わりなき日常- 七尾きよ ...自由詩6*06-1-10
おっぱい- 虹村 凌自由詩4*06-1-9
せかいはすすむ- りょーー ...未詩・独白206-1-9
さてここでチカテツです- ---自由詩406-1-8
コーダ- ---自由詩606-1-7
パレード(いっそのことのための)- nm6自由詩1606-1-7
グレートクリスタルドレイク- 馬野ミキ自由詩8*06-1-6
シチュー、誕生日- 石川和広自由詩4*06-1-6
すき魔法- 馬野ミキ自由詩506-1-6
スズラン- 阿麻自由詩20*06-1-6
キャラメルと価値と詩について- 馬場 こ ...散文(批評 ...1306-1-6
Coffee_Beat- 恋月 ぴ ...自由詩11*06-1-6
暗号表- あおば自由詩11*06-1-6
再起動- あおば未詩・独白4*06-1-5
深海魚- umineko自由詩10*06-1-5
駅・東京- たりぽん ...自由詩5*06-1-4
inutil_paisagem- 渡邉建志未詩・独白3*06-1-4
もうすぐ- こめ自由詩106-1-4
何を後悔しているんだろう、ぼくは。- 北乃ゆき自由詩7*06-1-3
ラブホテルで葬式- 渡邉建志川柳28*06-1-3
駅・野辺山- たりぽん ...自由詩8*06-1-2
神依存症- span自由詩106-1-2
- こめ自由詩106-1-1
この胸の潮騒を聴いて- とうどう ...自由詩9*05-12-31

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68