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冬だね
ほんと
もう公園の木
裸だね 
寒そうに
ねえ
踊ろう
でもまだ
カーテン
つけてないんだね
外の人々から
どう見える
だろうね
幸せな
風景か ....
下駄箱の中に橋を見つけた
渡りたくなって歩き始める
下を覗き込むと
いる物もいらない物も
等しく川を流れていた
空はどこまでも抜けるように青く
遠くに薄っぺらな虹がかかっている
一度もき ....
もうひとつの空の下には
空想好きの少女がいた
彼女は瞳の中で
小さな星を育てていて
世界からこぼれるように鳴るメロディーに
詞をつけては歌いながら暮らしていた

詞の中では少女は
 ....
しゃがみこんでジャブジャブと
わたしわ洗濯おする
みんながわたしわ白いきれええな服お着てるとゆう

わたしわぜったいいにそんな服わ着てないだから
しゃがみこんでジャブジャブと
洗濯おする
 ....
息をすって
息をはいて
それを一緒に
森の中で

雨にぬれて
森の中で
息をすって
息をはいて

おまえのこころ
いばらのとげに
息をすって
息をはいて

 ....
    


とんとん とんとん
リズムに合せてお野菜きざむ
今日のメニューは何にする
あなたを想う一人のキッチン
思い浮かぶは昨夜の出来事
包丁持つ手に力が入る

玉葱一つ微塵に ....
今の生活から逃げたくて
花になりたいと
思った日はいくつあっただろう
それでも人として生まれたのだから
自分のどこかに
きっと
花があるにちがいない

一日中ずっと部屋にいて
星にな ....
・・・・・・・を、回転・・・・・・・

回転しながらあああああああ、

                  オチテイッタ
                  オチテイッタ

さようなら、 ....
国語の時間は書く事が多いから
鉛筆は休む暇も無い
消しゴムは特に仕事がないから
筆箱の中で一休み

社会のテストは筆記が多いから
鉛筆は休む暇も無い
消しゴムは特に仕事がないから
筆箱 ....
夕暮れの約束は
ほとんどが嘘で
たとえば

じゃあまたねって
手を振る人と
再び
逢えたためしがない

悲しいメロディが
そらを覆う頃
私は
いつもひとりぼっちだ

夜を
 ....
ぼくが
ぼくから許されて
きみがきみから贈られる


ぼくは
ぼくだけど
きみを愛しているわけで

いちたすいち、は
いまならわかる
たやすく
解ける


ぼくは
 ....
動かない空気のなかで
宛てもなくひらりと
便箋を翻すと
そこには
まだ言葉にならない溜息やのぞみが湧きだして
いつの間にか黒い模様を描きはじめる


遠くへ帰るひとを
いま見送っ ....
わたしは幼女になって
あなたに誘拐されたい
ひらひらと
垢ずんでいく赤いスカート


ひとこともはなさない
あなたは
それに気付くことも
ない


わたしたちは
いつか家 ....
雪が来ないから だろうか
遠い対岸の君を思い出してしまう
風船のひもをつかむ かのように
手を繋ぎあった昼下がりのことも
雪虹を見た冷たい夕暮れも

   私の影は黒いよね
   青い光 ....
闇夜


勇壮なる雷雲

其の塊は 他のかたまりの上に

覆い重なりては 雄々しく上昇し 

其れらのうねりは なぜか荘重なるものを

醸し出している

(其の荘重さにたじろ ....
雨の日は雨のうたを
ころんだらころんだうたを
おきあがったらおきあがったうたを
うたおう

晴れたら晴れ晴れとしたうたを
お掃除したらお掃除のうたを
逢いたくなったら逢いたいってうたを
 ....
舞台の上に寝台
そこにひとつの意志が 表面に暈色をまとい
硬質な眠りを眠っている

舞台にはさまざまな役者が登場しまた去り
時に祭りのにぎやかさに溢れかえる
けれど意志は眠りつづけている
 ....
遠い視線につらぬかれた夢のゆらぎに
ことりのさえずるこもれ日がそよぐ

おおきなまなこの
星夜のような瞳が
瞬きはせずに
宙をみつめている
しろい肌には
翼がしずかに舞いおりていた
 ....
カーテンの裏に潜んだ結露を
指でなぞると
するすると雫は流れ落ちて
行き場のない小さな水溜まりは
冬の外気と人の温みのあいだで戸惑っている

わたしはうっすらと冷えた指先を持て余しながら
 ....
簡単な申請をして
小さなお役所のソファーで
僕らは順番を待ってる
制度はいつも公平で
人に優しい
前に座っている子供が
しきりに咳きこみ
母親と思しき人が
その背中をさすっている
僕 ....
工夫して
節約して
我慢して
それでも欲しいものが買えず
買うべきものも買えぬまま

苦労して
落ち込んで
叱られて
それでも人に認められず
行くべきところも行かれぬまま

何 ....
今日は朝から
角を曲がる犬にたくさん会った
いま目の前を歩いているこの犬も
やがては角を曲がるのだ
君にその話をすると
頷きながら聞いてくれたけれど
僕がどれくらいの角を曲がってきたのかは ....
あめのなかに
ゆきのまじる


ぶーげんびりあの
かねのねの
音のあまつぶ
しらゆきまじる


むすめはやらない
むすめはやらない



{引用=三つで病に
五つで迷子 ....
あの日
砂利道で蹴り上げたものは
小石 なんかじゃなくて
はっきりしない哀しさだった

どこかに行けそうな気がするのに
行くべきだと思うのに
どこにも行けない自分だった

何 ....
夢よりも一歩、現実に近かったから
振り返ることはたやすかったはずなのに

もうお風呂にはいった?
という彼の、決して難しくもない問いに
眠りに引き込まれるにまかせて
わたし、答 ....
瑠璃、瑠璃、瑠璃、瑠璃、
瑠璃色の

海、海、海、海
海の下

珊瑚はお手手をいっぱいに広げていたい
広げてお日様を集めていた
お日様を集めて花嫁の衣装に

花嫁さま
しずしずと ....
チャーリーブラウンは後退なんかしない
あの頃に踏みとどまっているだけ
英語の勉強になるならと
無理して読んでみたけれど
やっぱし後退なんてしてくれなかった
それがリアルってやつ
細い線で描 ....
       1

鎖骨のようなライターを着火して、
円熟した蝋燭を灯せば、
仄暗いひかりの闇が、立ち上がり、
うな垂れて、黄ばんでいる静物たちを照らしては、
かつて丸い青空を支える尖塔が ....
浅はかな哀しみを
どこまでも赦してしまうので
慕っています、
ひとの背を


重ねるような
重ねられるような
だれのものとも知れぬまま
だれにもどこにも
辿り着けずに
ひ ....
夏の僕らに
色をつけるなら、たぶん
それは透けてゆく、ライトブルー

てのひらに載せた水を打ち上げると
はじける あなたの 歓喜、にも似た
飛沫が 止められない光を集めて
虹を降 ....
ルナクさんの自由詩おすすめリスト(3607)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
踊ろう- 水在らあ ...自由詩27*07-2-1
靴のこと- たもつ自由詩1007-1-31
もうひとつの空- Rin.自由詩24*07-1-31
洗濯- ふるる自由詩5*07-1-30
ふたり- 水在らあ ...自由詩35*07-1-30
召しませ- 川口 掌自由詩5*07-1-30
自分のどこかに- ぽえむ君自由詩11*07-1-29
回転- ふるる自由詩8*07-1-29
鉛筆と消しゴム- 1486 106自由詩13*07-1-29
夕暮れ変更線- umineko自由詩9*07-1-28
しあわせのとき- 千波 一 ...自由詩8*07-1-28
砂のことば- 銀猫自由詩24*07-1-28
春彼岸- フユナ自由詩18*07-1-28
雪虹のワヤン- たりぽん ...自由詩12*07-1-27
稲妻- 南 翔自由詩9*07-1-27
なんでもうたおう- ふぁんバ ...自由詩9*07-1-27
劇_場___Ⅱ- 塔野夏子自由詩3*07-1-27
スワローテールの恋- こしごえ自由詩17*07-1-27
ふゆのさかな_・1- 銀猫自由詩40*07-1-26
制度(制度)- たもつ自由詩13*07-1-26
足跡だけは残せるのだから- ぽえむ君自由詩14*07-1-25
制度(角を曲がる)- たもつ自由詩1607-1-25
手折り唄- もも う ...自由詩25*07-1-25
そして、歩いてゆく- さち自由詩20*07-1-25
しあわせのメロディー- Rin.自由詩17*07-1-25
花嫁さま- ふるる自由詩18*07-1-25
チャーリーブラウン- 恋月 ぴ ...自由詩29*07-1-24
浮遊する夢の形状____デッサン- 前田ふむ ...自由詩28*07-1-24
百花繚乱- 千波 一 ...自由詩16*07-1-24
蒼透色- Rin K自由詩30*07-1-23

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