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そら
 そう
  ほら
   みて
  ここ
 そこ
むこう
 ぜんぶ
  ぼくに
   とって
    ふかく
  やさ ....
いつからあったのか
窓の外に雲が浮いている

今までぼくは
何をしてきたのだろう
今までぼくは
何を残してきたのだろう

人と同じことをしていたら
人と同じことしか残せない
あの人 ....
どうしても捨てられないものがある
幼い頃母に買って貰った運動靴
靴入れの奥に今も大切にしまってある
いつかあなたもシンデレラになるのかなと
七歳の誕生日に買ってくれた運動靴
そういえばこの季 ....
わたしがうまれた宇宙は、
とても深いところにありました。

そこは何もかもが、
ゆっくり動いていて、
まるで止まっているような、
時がながれていました。
 ....
そりゃあきれいでサラサラのボウズさ
プールからあがって
シャワーを浴びたばかりの

音も殺して近づくんだもの
それで顔にティッシュ乗っけて逃げてくから

なんともはや、

すごいでか ....
海という隙間で息も絶えだえに
船がただひとつ進めない方角があり
羅針盤の鏡にこうして映すと
宇宙も空も無くなる時間なのに鏡は
越えられない境界線を示すだけなのです

宇宙に似た深い暗闇を
 ....
夏の朝
どこへというわけでもなく
外を歩いてみる

出会う小川のせせらぎが

 さら
  さら
   さら
    さら
     さら

流れ流れてゆく

その川を見守る ....
水面にゆがむ月よ
滑らかならぬ蒼白い顔は
私を待っていたのでしょうか
それとも見送ってくれるのでしょうか

足を止めると
あなたはきらりと
涙を放ったように見えましたが
驕りだったよう ....
メモを片手に料理上手
冷蔵庫の残りもの
なんでもかんでも炒めよう

卵にレタスに牛肉
小エビにきくらげしいたけ
長ネギかまぼこにんじん

ついでに日頃の鬱憤も
炒めて炒めてご機嫌 ....
眠れぬ夜が
大きな口をあけ
数珠繋ぎの言霊を
ひとつ食み
またひとつ食み
私をおいて
月の光ばかりが蒼白く
           強くなる

溢れた涙を
瞳に返せはしないけれど ....
夏の涼しい夕暮れに 
恋の病にうつむく友と 
噴水前の石段に腰掛けていた 

( 左手の薬指に指輪をした
( 女に惚れた友が 
( 気づかぬうちにかけている 
( 魔法の眼鏡は外せない  ....
さびれた歩道橋の上で
夏を見上げると
空、空 
本当に海まで続いているのだろうか


この橋の下を流れる車の群れが
緩やかな河口付近の川だったらいい
時折陽射しに煌めくヘルメットが
 ....
世の中には
味を感じさせない味
があるという
甘さを感じさせない甘さ
苦味を感じさせない苦味
人はそれを
かくし味という

同じ料理であっても
どこかが違う
何かが違う
どこかや ....
高層ビルの屋上で
夜を 覗いていた
時が降ってきて
私は この惑星に取り残された

{ルビ古=いにしえ} でしかないよ
そう教わったのは幼い頃
数億 その時に
私は打たれながら いつか ....
色あせてゆく
その言葉に
偽りの色のせぬよう


くちびるよ
痛みに目を覚ませ
熱をもてあますな
気持ちを厭うな


私の中の陽は
言葉でしか燃えぬ
それしか知らぬ

ど ....
夜を乗り越える呪文
古いノートの落書きから思い出す
詠み方を忘れた大人には
雑踏に落ちている足音に似て
あどけなく残酷な

季節を乗り越える呪文
変色した写真の束から探し出す
今日しか ....
内因性の空虚
の反動としての
輪郭の硬質化 尖鋭化

そのようにして護られた空虚
へ美しく複雑な事象たちがもたらす反響にのみ
研ぎ澄まされる耳
響きの極まる場所を探して浮遊す ....
バザールは活気に満ち溢れていた

女たちは色鮮やかな衣装を身に纏い
自慢の品々を並べて
旅人たちに朗らかな笑みを投げかける
すべては明日の命の糧の
マナトを稼ぐための軽妙な話術

 ....
未知がある限り
未来はある

困難が続く限り
目標が生まれ
挫折を味わう限り
希望が見えてくる

面倒を避け恐れに屈し
最多の色に同化することを
幸せとは言わない

苦労が続く ....
夢を見ているだけでは
消えてしまうから
夢を摘みにゆこう

その夢は遥か遠くても
君のすべてが始まる
夢に終わりはないはず

夢を見ているだけでは
忘れてしまうから
夢を育てにゆこ ....
うやむやに熔けてしまっていませんか
その夕暮れに

指揮棒に従うことで
いくつの雑音を聞かずに済みましたか


なつかしい歌たちに包まれたい日があります
拒みたい日もあります

 ....
せかい、というビンのなかに雨がふります。
あおくとうめいな悲しみが、
ガラスの内がわにすいてきとなって、
したたっていきます。

ビンのなかでも、
そらは、どこまでもはてがないようで、
 ....
夏の
体の
着衣のまわりくどさを
一枚、一枚、可愛がるように
指でしか剥ぎ取れぬ熱を
一枚ずつ剥ぎ取ってきました


あ、
そういえば、
非常階 ....
ファーストペンギンは
勇気があるから真っ先に
海に飛び込むんじゃないよ
後ろから迫ってくる
他のペンギンたちに押し出されて
ぽちゃん
こんな感じ

そう教えて
プールに飛び込んだ君を ....
朝露が風に吹かれて踊りだし
その銀の光が草原を舞う
すべてが溶けてゆく
やわらかい朝

道を進めば
梢に止まる小鳥たちが
歌でぼくを迎え
自然の中とともに
あるべき姿の自分に気がつく ....
A子(主婦39歳)は嘆いていた
価格破壊の世の中を


街を見渡せば
いたるところに100円ショップ
 (なのにレジでは105円取られるのよね)
超ディスカウントショップも蔓延し ....
(でっかいのが、死んだ。)

風殺すようないかり肩に丸刈りの白髪頭乗せて来るのは あれは
ロブス 漁師で 工房の隣の教会の管理人だ
逆光でも分かる お調子者の いつものいたずら ....
打ち震える涙が、立ちならぶ
忘れられた街景の片隅に、十代の足音を揺らして、
失われた向日葵は、いまだ声を上げて、
古い風の臭いに浸り、
枯れた夏を首に巻いて、
届かない空の裂け目を編んで ....
照りつける夏の陽射しの下 
墓石の群を横切る私の地面に頼りなく揺れる影 
一瞬 頬に見えた{ルビ滴=しずく}は 涙なのか汗なのか 

( {ルビ嘗=かつ}て 一途だった少年の恋は
( 夏の夜 ....
やわらかい風の音に誘われ
仰ぎ見る雲の白さに時を想う
軽やかに歩く子どもにすれちがい
友に会い喜ぶ顔に人を想う

さわやかな小鳥の声に耳を傾け
朝に咲く花の白さに生を想う
滑らかに下る車 ....
ルナクさんの自由詩おすすめリスト(3607)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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脱衣録- A道化自由詩2506-7-27
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渇いた夏_- 服部 剛自由詩26*06-7-26
巡り会い- ぽえむ君自由詩11*06-7-26

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