去年、ソーシャルネットワーク、いわゆるSNSなどと言われるサイトに、知人より招待され、加入した。
 最初はコミュニティと言われる、趣味が合う者同士が集う掲示板のようなところを見て回ったり、サイトに ...
  春の嵐に桜の散った頃
  赤い蕾は静やかに開く

  鳥も獣も虫も人もみな
  雨を避けて震えている

  赤く匂い立つ蕾は
  濡れそぼった灰色の
  凍えた大気のなかで
...
大きなあくび一つで

僕はまだ見ぬ未来に

真実の輪を一つ問いかけた

散らかった部屋の中で

君への気持ちも散らかっていて

どこに行ったか分からなくなったよ

万華鏡を覗く ...
溶けた雲の合間に
純粋な青色は虹彩にとらわれ
雨粒の音にアスファルトの匂い
葉の埃は落ちきり緑の鏡になってる
片手の本は重くて軽くて
瞼は濡れるような乾くような
遠くの葉音が聞 ...
          糸という差を 差という糸
          として 縒り合せる度に
          
          摩滅してゆく 響くことを
   ...
あの子は 静かの森に行ったきり
戻らない
あの子はまだ少女で汚れも知らない
あぁ、ただ戯れてただけ

静かの森は
少女を連れ去ったきり 呼びかけても返事さえない

呼びかけるなら
少 ...
ぼくはこのとびきり静かな部屋で

きみを奏でよう

その旋律が風に乗って

世界中を旅して

花を咲かせますように

きみに出逢いますように
部屋埃鼻水かずむのぼせ鼻くちんくちんと涙目霞む 自炊なんかしねぇ
俺の部屋 三角コーナーのスポンジから
俺の生活の血が滴り落ちる
見ず知らずの人刺したのは
後でやっと気づいた
赤目剥いて俺を見つめる信号の赤
...
 うたかたの季節
 移ろい行く時の雫
 ためらいもなく見上げてもいい空

 この星に生まれ立って
 無数の色を目にして
 見渡す限りのとおもろこし畑
 その地平線
 僕はちっぽけだ ...
彼女の場合

 やんなっちゃうな

 どんな時でも、君がいるとわかったら

 探さずにはいられない

 見つけると、

 見つめずにはいられない

 やんなっちゃうな

  ...
彼女の場合

 ゲーセンで、ハンドルを握ってる

 食い入るように画面をにらみつけて、時々、歯をむき出しにする

 終わってもまたコインを入れて、ハンドルを離さない

 よっぽどそのゲ ...
彼の場合

 振り向くかもしれない

 前を歩いている、去年、同じクラスだった子

 いや、振り向かないかもしれない

 歩いてる途中で振り向くコトなんて、ない

 追い越せば、そ ...
やいたほねをくったことがある
ざらついたにがみと
のどにひっかかるかんしょくは
それがおとといまで
ねむり おき くって ゆめもみたのだ とは
にわかにしんじがたかった

こどもだったこ ...
■一般に伝承されているのとは逆に、屍体の中にこそ桜が詰まっているのだよ。桜は擬音を立てて崩れて、一枚一枚がデジタルな死を計上する。桜は擬音よりもはやく溢れて、一枚一枚がマルチタスクを証明する。火のない ...

大事なものだけを信じる
ただそれだけ

簡単そうなのに
人間には難しい





素直に言葉を
受け取れなくて
ごめん

ただ何でもない自分を
認めて欲しいだ ...
オリオン座β星のリゲルが昨日亡くなったそうだ。
地球からの距離は700光年。
リゲルの死を見届けてから死にたいものだ。
ちかごろは豚肉を買ってもその豚の生前の顔写真がついてくる。
顔の整ったものの方がよく売れるのだというウソのような話が新聞に載っていた。
お世辞にもハンサムだとはいえない豚をほおばりながら
こんな ...
夜と衣をまちがえて
午後の星を踏みしいた
小さなしずくは列を知らない
うたはいつもひとりに生まれた


指の色が溶けてはあふれ
紙の道を分けてゆく
紙の色は不義の色
...
おれの腕時計はデジタル表示で
一秒に一回ぴくんと数値を変える、
壁に掛かったアナログ時計も
やはり一秒に一回ぴくんと動く。
二つの時計を横に並べて
その洗練された一心同体ぶりを見ていると
...
補いあおうといってもあまりにかけ離れていた
「 のような人と
」 のような人
二人だけになると
気まずさが笑った

それでもどこか似たもの同士である
「………」
「………」
気づけば ...
冬が終わる頃いつも
喪ったあなたを想い出す
人知れず涙を流す僕
あなたのかけた魔法の中から
いまだに抜け出せずにいます

同じ職場で働いていたあなた
僕はあなたの部署に配属されて
輝い ...
立ち止まって三回まわったらわんと鳴け

出来るだけ高く 遠くまで届くように

誰もが 人生には従順であるべきなんだ  きっと

伏し目がちにふらふらしても 突き出た棒に当たるだけ


...
一.

「好き」っていう気持ちは
ある日突然落ちてくる
それに当たってしまったら
もう・・おしまい
どうしようもないの

二.

私に
思わせぶりな態度で
寄り添わないで
も ...
わたしの中には、小さなお姫様が棲んでいて。
そのお姫様はじっとココロの隅っこにしゃがみ込み、もうずっと何年も長い間不貞腐れているのに今にも泣き出したいのを我慢してずっと大好きなママが自分を見つけて ...
我ら、お節介し隊!
勝手に棚を整理する。お節介し隊!
他人の部屋でも勝手に掃除する。お節介し隊!
他人の家にコロコロローラー持参でお邪魔する。お節介し隊!
トイレットペーパーは三角に折らなきゃ ...
鈍色の雲に覆われた空は
湿り気よりも寒さを貼り付かせ
初夏のはずの陽気に楔を打ち込む

絶対、赤が足りない

蓄積されていくのは垢ばかり
くすぶっていく気分は盛り上がらず
爽やかな ...
さよなら
 でも
さようなら
 でもいいが
それは
 またね
をかくしているはずで
 またね
は むぼうびなのに
わたしたちは
うたがうことをしない

 まだ
ことばのないこ ...
昔、ハムスターを飼っていた
名前は「テル」今は隣の緑地の隅でひっそりと眠っている

テルが来たのは小学校のころ、ざっと6年ほど前に友人からもらった
かわいかったがその反面なかなか懐かず、よく噛 ...
知らないもん
知らないもん

(だってうさぎのみみは長いんだもん)

知らないもん
知らないもん

でも 好きだもん

知らないもん
知らないもん

もう寝ち ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
日記日雇いくん◆...散文(批評...3*06/5/20 22:39
赤い蕾紫乃自由詩5*06/5/20 21:35
ループの輪をえがきながらこめ自由詩606/5/20 21:15
そんな一日 〜五月〜ススメ自由詩406/5/20 20:59
日と音静山和生自由詩006/5/20 19:55
静かの森の夕凪ここあ自由詩5*06/5/20 19:27
旋律茜幸美自由詩2*06/5/20 18:26
ライフ花丸ぺけ短歌0*06/5/20 17:50
教科書どおりカンチェルス...自由詩206/5/20 17:25
残光山崎 風雅自由詩7*06/5/20 17:22
片想い 06.人込みの中に逢坂桜自由詩0*06/5/20 17:03
片想い 05.横顔自由詩1*06/5/20 16:58
片想い 04.こっちを向いて自由詩0*06/5/20 16:50
ほね窪ワタル自由詩5*06/5/20 16:21
10010自由詩006/5/20 16:14
誰かを愛した過去の歌  (あなたを想う陳腐な愛の歌の続き)さくらほ自由詩11*06/5/20 16:13
宇宙回線時代Tommy未詩・独白006/5/20 15:39
ちかごろは自由詩406/5/20 15:36
うたとしずく木立 悟自由詩506/5/20 15:35
おれの時間Tommy自由詩106/5/20 15:30
夕闇のなか自由詩206/5/20 15:24
「モハヤ・・・」広川 孝治自由詩206/5/20 15:18
『the dog』しろいぬ自由詩106/5/20 14:18
あなたを想う陳腐な愛の歌さくらほ自由詩9*06/5/20 13:29
[ お姫様の話 ]渕崎。自由詩006/5/20 13:18
おせっかいし隊yuma自由詩2*06/5/20 12:48
* (´・ω・`)*かおる自由詩5*06/5/20 12:22
(ワカレ)窪ワタル自由詩12*06/5/20 11:33
ハムスター電子ノ猫人散文(批評...106/5/20 9:57
知らないもんっ!のテーマユメミ リル自由詩2*06/5/20 9:54

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加筆訂正:
小詩集「マルメロジャムをもう一瓶」/佐々宝砂[06/5/20 16:09]
縦書きにするにあたって数字表記変更
左川ちかアーカイブス/佐々宝砂[06/5/20 15:59]
縦書きにするにあたって微妙に訂正
三人姉妹/佐々宝砂[06/5/20 15:36]
タイトル変更
殺してください/佐々宝砂[06/5/20 13:54]
1文字訂正。気持ち悪かったの・・・
イノチノオト/松本 涼[06/5/20 10:31]
題名変えました
6.52sec.