絶望を混ぜるように
地下鉄の黒い壁
希望が現れたように
ホームに入り込んだ
その間に考える
あのとき 二歩ほど前に進めば
歩く足はどこかに飛ばされたかもしれない
浮かぶ ...
眠るとき
口づける ひと
いる あたたかさ
やすらかな日々
紡ぐ
しあわせ
書けないなあと
悩んでしまって
何も書けなくなるよりも
君が何かを書くことが
素晴らしい
君に何か書くことが
あるということが
素晴らしい
僕も時々
誰かに指を指され
笑わ ...
穏やかな日々というものがある
一日一日に
棘があり沼地があるのは
ほんとうは知っている
ひとびとは
うまく避けながら果実を探して
今日の美食を味わう
それでも僕は
虹の掛か ...
滑るように動く羽には じっと堪える足元が
爪先は息を殺し空に憧れる
バレリーナの脚をして 彼女は今日も笑った
三日月を捕ろうとしていた小さな女の子は
或る日欠けた場所を知り 深さに気付く
...
零れ落ちた想いが過ちのシミを残す
責める人ばかりで
生きていく資格が奪われていくようだ
人はそんなに強くない
独りで生きていくにはこの社会は冷た過ぎて
いつか心は凍死 ...
誰かを傷つけてしまうのに
世界平和なんて願えない
まして自分だけ幸せならいいなんて
なんで思ったんだろう
私はときに
音楽なんか聴きながら
夢の国を飛び回る
春の頭で
あの人を想ってみたり
私のものにしてみたり
きっと100年かかっても
叶わない恋だと
決め付けて
私はときに ...
風のなかで風を探して
気が付けばもう
誰も居ない
原っぱでひとり
終わることのない
鬼ごっこをつづけていた
少年はいつしか
風によく似た季節に
連れ去られ
四月になれば
アネモネと ...
周りには人が居るのに
一人ではないのに
何故かやって来る孤独感。
独りぼっちのような気がして
淋しく悲しくなる。
胸が痛くて苦しくて
体が冷えてゆく。
心に穴が開いてるみたい。
...
好物のベーコンチーズサンドに
下がる目尻
垂れたお腹
脆いんだろうか?
珈琲を啜っては新聞を捲る
秀でた額
背広を羽織り玄関から飛びだしていった
7年目の朝
いや、硬いかも ...
桜咲いて
笑顔でゆこう
新しい日々
歩いてゆこう
久しぶりの雨
途切れた雲の隙間
薄暗い街に明かり射す
待ちに待ったBrand-new day
春一番にコートがなびく
上昇気 ...
呼吸器官に異常を来す
きみの名前劇薬だなんて
空気が漏れる音だけ響く
無菌室で試したい愛
大人になったら消えるという
幼い傷跡 醜いケロイド
綺麗と言った無神経な優しさが
今となって肉を ...
小さな花びら ひとつうまれた
小さな掌 くしゃくしゃ 紅い
ずっとつぼみで いたんだね
(ぱっと広げた花びらには、むげんのかけらが ふわり)
月の光に 太陽のうたに
とけそうな影を 何度 ...
みずのなかでいきをしている
さかな
りくのうえでいきをしている
ぼく
そらにういていきをしている
とり
なにがちがうって
なにもちがわない
いきているものみんな
せおっている ...
夜風がゆるく吹いていた
さくらが銀河のようだった
カップルが一組
川向こうのベンチに座っていた
僕たちはすこし道に迷ったようだ
たまに肘があたる
あてどない人生が
...
しずかな時間に光がうまれた
わたしの心に映り形作られるもの
それは木もれ陽 それはうた
あたたかな陽だまりの中で
わたしを見つめるあなたの瞳
どこか遠いその瞳
あなたの眼差しに海が ...
命の水
木のえさ
動物の命
人の飲み水
星の精
木の精
水の精
花の精
一番大切なもの
ジュンスイ
澄んだ心
真心
海岸の波打ち際
時間はゆるやかに
木の葉がゆれ
空気がきれい
鍬を持ち
苗を育て
糸をくくり
葉をおろぬく
自然と共に
暮らす
太鼓を叩き
お神酒を飲む
君が一瞬で
描きあげたモノを
私は一生をかけて
描き続けていくのだろうね
それでも、いっか。
最後に笑えれば。
あたし…
ずっと一人で薄暗いアパートに暮らしていたの
何日も洗っていない頭を床に落として、
部屋の隅に転がって、
ずっと一人で保存食の愛を食べていたの
窓の外は、緑色の大空が、紫色に染ま ...
桜舞う水底に佇む魚
たゆたうひとひらを
尾鰭で弾く
開ききった瞳孔で
仰ぐ空は
こみあげる白一色
こぽり、泡が漏れる
どこからか
漏れ続けている
ゆるい水流にもたれれば
...
さあ
一歩前へ
春風がそう言いながら
桜の花びらを携えて
背中をそっと押してくれた
さあ
踏み出そう
生まれる時に
聞かれました
青 黄色 オレンジ 桃色
さまざまな色が地上にはあって
人はみな生まれる時に
一色を選ばなくてはならない
私は答えましたそれなら
赤がいい
産道 ...
鳥籠の中 鎖に繋がれながら自由を夢見るいけない小鳥
ある時神は鎖を外した
いけない小鳥は飛び立った
無我夢中に飛び続けた
花を知り
星を知り
雨を知り
そして ...
すてきな言葉がかきたいと、そう思ったのです。
できることなら絵をかきたいと、思ったのです。
すばらしい日々は、あふれているのです。
でも、それは、ありふれてはいないのです。
光にあふれ ...
灯りは星のひとつひとつ
身動ぎしない風景の
その一個となって
孤独と添うには
十分な夜である
静まり返る街角の
路地の向こうから
細く聞える口笛は
独りの耳にも届いて
胸をふるわ ...
08/04/01
高速道路の下にも
桜が満開
できるだけ遊ばなくては
どこでもごはんは
売り切れるから
三時のおやつは
ゴム消しがいい
...
山の上から若い霧が
街におりてくる
(それは若さ特有のかたまりとなって)
涙、汗、いや、
朝露
歩道橋の手すりは濡れて、
神社の境内のベンチも、通勤前の車も
新鮮さそのものとなって
工 ...
口許から思わずこぼれそうになった思い出を飲み込む
誰も拾ってくれないから
こぼれてしまったらいなくなってしまうような気がして
いなくなってしまうような気がして
あわてて飲み込んだら
なん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
絶望を混ぜる
チェセロロ
自由詩
1
08/4/3 22:05
Blanket
Lucy.M...
自由詩
1
08/4/3 21:47
詩と旅人
s
自由詩
2
08/4/3 21:43
陽光
乱太郎
自由詩
26*
08/4/3 20:56
バレリーナの爪先
新谷みふゆ
自由詩
2*
08/4/3 20:04
桜
山崎 風雅
自由詩
3
08/4/3 19:48
誰かを傷つけてしまうのに
真琴
自由詩
2*
08/4/3 19:38
春の頭
そらの とこ
自由詩
2*
08/4/3 17:36
アネモネ
Tsu-Yo
自由詩
6
08/4/3 17:36
孤独
Rinka
自由詩
2*
08/4/3 17:31
妻の期限
ましろ
自由詩
6*
08/4/3 17:24
Brand-new day
相羽 柚希
自由詩
2*
08/4/3 17:17
『毒』
東雲 李葉
自由詩
1*
08/4/3 17:10
花びら
唐草フウ
自由詩
7*
08/4/3 16:21
シャイニー、シャイニー
ゆうと
自由詩
3*
08/4/3 14:49
銀河
吉岡ペペロ
自由詩
22
08/4/3 14:26
しずかな時間
石瀬琳々
自由詩
9*
08/4/3 13:52
雨
ペポパンプ
自由詩
6*
08/4/3 12:53
自然
〃
自由詩
3*
08/4/3 12:52
春色キャンバス
三奈
携帯写真+...
7*
08/4/3 12:33
52歳の小鳥
結城 森士
自由詩
2
08/4/3 10:46
魚眼
佐野権太
自由詩
12*
08/4/3 9:17
さあ!
舞狐
自由詩
4*
08/4/3 6:43
色色色の渦
まきび
自由詩
1
08/4/3 6:04
「自由」
COCO
自由詩
3*
08/4/3 3:02
おなじ白い紙、だけどちがう。
ゆうと
自由詩
2*
08/4/3 2:10
風の人
LEO
自由詩
6*
08/4/3 1:29
さくら祭り
あおば
自由詩
5*
08/4/3 0:51
桜/to the sea
プテラノドン
自由詩
1
08/4/3 0:45
「こんな日はくまちゃんに会いたいのに。」
rabbit...
自由詩
10*
08/4/3 0:40
5019
5020
5021
5022
5023
5024
5025
5026
5027
5028
5029
5030
5031
5032
5033
5034
5035
5036
5037
5038
5039
5040
5041
5042
5043
5044
5045
5046
5047
5048
5049
5050
5051
5052
5053
5054
5055
5056
5057
5058
5059
6.92sec.