たくさんの夢が過ぎていったカーペットの上
歳月だけが流れ、後に残ったのはゴミだけだった

積み上げた夢は崩れ落ち、私には何も残らなかった

新しいカーペットを敷く

クリーム色の憂鬱が広 ...
ああ めまいが

涼しい顔してその実
目の前を通り過ぎるもの全部に翻弄されている
それでもまだ発狂してないところを見るに
やはり俺は何も考えていないのかもしれないな
俺は俺自身に尋ねる
...
俺は基本的にボロを纏い
本物を見つけてみたかったんだ
本物を見つめていたんだ
薄汚れたにカーディガンに
色落ちしたスウェット着てさ
穴だらけのジーパンを穿くんだ

指差して汚 ...
好きか
わかんない。

なんて
ダメな気持ちですか。


気にはなってます
正直。

わかんないけど
彼氏いるの
いないの
わかんないよ。

いるなら
アピールしてよ
...
良い天気だね
モウヨルダケド
欅の青葉が電灯で黄緑に光ってるよ
モウハルダモノ
このおもちゃ屋でずっと昔に車を買ってもらったんだ
コノシャッターハヒルモアガラナイ
あの中華料理屋はチャーハ ...
(君が生きていた、ことの波紋。
 たとえばこういうところに。)

地層を指をさして先生が言った。1万年後に。
日の昇る六時前七階のベランダ僕の六本木になる
幸せな世界の終わりの星間物質の爆発を夢見ながらスキップして手を広げる
ここから落ちればトリプルアクセルできるから
ここは僕の
日の昇る六時前七階の ...
午前四時五十七分
うつくしくひかりに濡れた朝のなか
しっとりと艶やかな群青に紺碧にきんいろのそらのなかを
あなたはおちてきました


たったひとり



東京は潰滅しました
炎を ...
昨日、僕は琵琶湖疎水に行って、蛍を見た。
4匹か5匹、川の上を飛んでいた。僕は、
一人で歩いた。幻想的に、どことなく淋しく、彼らは彷徨った。
彼らも寂しいのだろうと思った。僕は時々、川のせせらぎ ...
うねっても
まっすぐ
ひねくれても
まっすぐ
うっすらでも
まっすぐ
とぎれても
まっすぐ
まじわっても
へいこうでも
からまっても
それは、まっすぐ
 生まれてきたいと、彼女が望んだ。
 まだ空一面が青色だった世界。
 それはまるで、月の重力のようにやわらかで、けれど珪石のように尖って痛い、目に見
えるものすべてが水底みたいにたぷんと揺れる画 ...
仕事から帰り 
洗面台でうがいをする 

ぶく ぶく ぺぇ
ぶく ぶく ぺぇ

まっしろな洗面台の
お湯と水のつまみは 
少し飛び出た両目で 
真中のましろい底に
丸い口を空けたま ...
% の記号を書いて 
○ で囲ったら 
少し首を傾げた 
{ルビ埴輪=はにわ}の顔になった 

 
もう何も語ることのない 
骨壷に納まった君の前に
坐って両手を合わせた翌日 

通勤電車に腰かけた 
僕の傍らのリュックには 
三年前に君がくれた 
紐で結んだ紙を束ねた 
自作の詩集 ...
あ、ひねくれてきた。


ううん、ただそう思ったの。


きっと大人になるってこんな感じ。


はは、そんなわけない。


大人は記号。ひねくれものの。



純粋さが ...
{dt}mille [0:25:00]{dd}もどりっ
{dt}こもん [0:25:04]{dd}冴えわたってるーw
{dt}本木はじめ [0:25:10]{dd}渡邉さんっ!お願いしますっっ!! ...
彼女は受けて入れて
くれる、運ばれて
いく
わたしたちの、
むかっていく先に夜が
ある

開いてしまっていることが
まず、きみに
時間を
与えている、そのことを
すべての ...
いのちが灯る
こころが発する
ありがと
ありがとう

かれていっても
そこにあった
事実

見送るわたし
走るきみ
(または逆)
ことばよりもっと
かたりかけるもの
色も感 ...
雨の中での別れには密かな憧れを持っていた。

泣かないで、って言ってくれたけど。
私のためでないことくらい知っていた。
自惚れたかった笑顔も優しい言葉も、
今は風化していく思い出の中。
い ...
降り散る花びらに
かさなる喪失の想い
追われるように生きて
空がみえない

降りそそぐ光に
かさなる明日への想い
叫びをこらえるように生きて
今日がみえない

そして
かけがいの ...
四十万キロ越え視線を反射するあたしが決めたい月の満ち欠け




前髪がするりと頬をなぞります無いものねだりはまだつづきます


おもいでをつよくなぞってみたけれど濾過をするにはまだ足 ...
生娘の桜のような唇を冒しがたくておでこにキスする


つきたての餅のごとくにふわふわの稚児の足裏
口びる寄せて


わが手にて花が開いたばかりなる君のお口に熱いキッスを


「この ...
笑うな
負けてるくせに

余裕ぶったり
開き直ったり
居直ったりして
悔しい思い隠すな

負けてたらその歯を食いしばって
崖っぷちに立たされた鬼気迫る感じで
向かっていけよ ...
高くも低くもない空で
片肺のとりが最後まで
遠くの風を羽根で切る
音が確かに見えている

双眼鏡の視界をはこぶ
嘘のない世界へと飛ぶ
萎れた身体が夏に見た
押し花の様に剥離した

...
ありふれた日常に
埋もれている特別

   ※

午後の授業
雨が降ったり止んだり
不安定な空模様

その生徒は
そんな天気に関係なく
いつも笑顔で教室にくる
だからそれがあた ...
夢の中でキリンと友だちだった
野原や森を走り回って虫とりをした
僕の運転でドライブした
キリンはサンルーフから首を出して
ご機嫌に歌った
作ってきたお弁当を文句ひとつ言わず
ウィンナーも卵 ...
 
 
 
 
 
 
待ち合わせの丘
日だまり色のカーテン
この窓辺で
私は、煌めきながら
そよ風に
なるのだと思う
 
そして
空白にも似た
意識の海で、泳ぐ
その ...
 答えなんてないのよ

 赤い砂糖なんかに

どこへ行っても甘いといわれる
彼女の抱く塩っ辛い悲しみは
いつも甘い砂糖の味がする

甘くて
強くなれない甘い命

彼女は口に
貴 ...
生きている事に
感謝
人の間に生きている
事に感謝

イカロスは
人の間から
出ていってしまった。
人の心を忘れてしまった。

人に対して
丁重に接する
決してバカにせず
真 ...
4月ですね
本当に
あっという間だよね

家の近所の
小学校の
校庭に
桜の花が咲いていました

今日
公園に
散歩に
行ったら
植えたばかりの
桜の木にも
花がきれいに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
カーペットの上で白昼夢自由詩1*08/4/5 4:16
意識の放浪udegeu...自由詩1*08/4/5 3:56
ボロボロmaynar...自由詩208/4/5 1:57
わかんないxたろおx自由詩108/4/5 1:32
散歩という対話木屋 亞万散文(批評...0*08/4/5 1:29
_渡邉建志自由詩208/4/5 1:21
自由詩3*08/4/5 1:08
あなたがおちてくる因子自由詩4*08/4/5 0:47
_渡邉建志自由詩208/4/5 0:42
とても、ながいここ自由詩608/4/5 0:29
表題「絵描きはどこかへ行った」はゆおりいと自由詩008/4/4 23:57
洗面台の顔 服部 剛自由詩6*08/4/4 23:45
埴輪の顔 自由詩3*08/4/4 23:27
傍らの友 自由詩1*08/4/4 23:24
脂質、あるいは、ある分野における、資質。那人自由詩0*08/4/4 23:17
『第6回短歌祭品評会〜第二夜〜』その弐本木はじめ散文(批評...0+*08/4/4 22:31
trans-nightこもん自由詩408/4/4 22:06
り、ぼーん唐草フウ自由詩6*08/4/4 21:53
[忘れな草]東雲 李葉自由詩1*08/4/4 21:37
呼びかけるものEtuji自由詩308/4/4 20:35
月までの距離春日短歌2*08/4/4 20:28
キス・キス・キス紅林短歌308/4/4 19:38
午後の小言tibet自由詩4*08/4/4 19:10
父に井岡護自由詩1*08/4/4 18:49
「あたりまえだと思っちゃいけない」ベンジャミン自由詩8*08/4/4 17:23
夢のキリンたもつ自由詩908/4/4 14:11
忘れていくための、山中 烏流自由詩7*08/4/4 13:52
世界一の愛をdoon自由詩1*08/4/4 13:07
イカロスの否ペポパンプ自由詩4*08/4/4 12:44
4月ですね妖刀紅桜散文(批評...3*08/4/4 12:15

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