キーを回すと漫画となって動き出す

空間なんか細切れだ
進む先には短針の裏側が落ちている

そのスピードで世界を巻き込み
流れる枯れ草の天井を掴み取れ

右足で踏み込め
県道を離陸す ...
          090205




祐乗、光乗、宗乗、三作の三所物
カラマンダーのかけ声に
驚いた振りをすると
乾いた金明竹が笑いかけるので
知らない振りをして
姿勢を正す
...
広場ではカーニバルの真っ最中。
となりのマンションの窓からは
ヨカナーンの首の実証見聞がオコナワレテイルノガミエル。
そう、カーニバルの最中ほど淫猥な儀式が似合うときなんてありはしないのだ。
...
煙と汗まみれ
熱気が生んだ水蒸気で曇る
リズムに狂ったあの日の夜が
恋しくて恋しくて、愛しくなる

{ルビ空蝉=うつせみ}にとり憑いた亡霊のパフォーマンス
怪しげな手の動き
不吉なダンス ...
はぎ取られた風を
むしり取られた青空を
踏みにじられた光を
そして
すべての!!!!
 深夜になって届いたのは
 素っ気ない中身を象徴するような題名だった

 Re:

 かろうじての矜持で
 私は平静をよそおって
 素っ気ないふりでそのままに返す
 
 RE:Re: ...
こんにちは、台風
懊悩の瑪瑙は連鎖反応する

本棚のメニューはプライベート
でも見て行ってくれていいよ

シミダスは
現代詩用語の基礎知識
もう何年も前のだけど
いっそ十年とっておい ...
どきんと弾けて音がした。


人のため、と言いながら
結局は自分のことしか考えていないことに気づいたとき。

こんなにエゴイストなのか。それとも人間って誰しもそういうものなのか。
はたま ...
みずいろ
誰かの真似した色がこころに広がるの
じぶんはどこにあるんだろう
みずの中探しても
ゆがんでわかりゃしない
みずの中探しても
浮かんでさがせない
そらいろ
すきとおるように広い ...
パンダとリスと
ハリネズミ
桜の木下で
ダンスを踊りましょう

ズンチャッチャ
皆の笑顔
楽しい
ドキドキはらはら

ステップ踏んで
手をつないで
太陽ぽかぽか
お茶しましょ ...
切れた先は途絶えていて
ぷつりとまるで動かない
これが亡骸か鉄屑か
意識と自覚の反対に

涙はまるで私ではない
勝手に心がやっている
深いところが閉じて
浅いところが騒いで

不似 ...
群盗の攫った8つのピースのうち いま閉じられた婦人の眼にいちばんやさしい 潔癖な節々にも満ちあふれ花萌えさかる庭 黒猫の伸びやかな足つき 時間の優雅であり ためらわぬ筆致の熱情ほとばしる 像 ただ美し ... ペタッ

と君の心に 張り付いた

僕の心

君はチラッと 見ただけで

付箋のように 軽やかに

半分に折って さようなら


スラッ

と伸びたその指に 釘付けになっ ...
干あがりはじめている
眼球に満月がうつって
わたしの魚類は決起した

精度をあげた
鱗は
  鋭利になった
  鱗に覆われた
そこを掻きむしる指先は真っ赤
な爪の間に平然と住んでいる ...
寒冷前線がひなびた丘の上でさまよっている
    大いなるゆかりの雫を垂らし続ける
             はつはるの雲ょ
          青磁いろにおめかしし
     うるんだひとみ ...
いやー、皆さん生きてますねー。
めちゃめちゃ生きてますねー。
まあこんなこと言ってしまうとさっきへらへら笑ってたような連中が目の色変えて「ただ・・・いきてるだけ・・・」とか言い出して僕がゲロ吐いた ...
 
 
無知を笑う
それこそ最大の無知だと 君は知っているのか
ポルカのようなその微笑みで
借りた言葉を説いても意味はない
 
滲み出る/液体窒素の
その瞬きに
君の全能は埋め尽くさ ...
 フリルの付いたピンクのシャツを
 柔らかく着こなして
 エナメルのヒールで
 床をコツコツと鳴らす
 とても簡単な技術を
 素直に身につけられないあたしは
 結婚相談所のコンピューターか ...
果樹園の世話は
尽きることなく忙しく
両の手にことそぎの斧と詩ばさみ

ゴーシュきみは
どちらでどちらを使う?

常夜灯の
半月を点検して
インフレーションの
卵の殻を置いて

...
冬の金魚が

光の輪を独占する

もうじき

ゆるい眠りが降り積もり

わたしだけの金魚になる
この想い

君に届けよ

恋心

淡いすっぱい

苦い切ない
ビールとファジーネーブルとカシスウーロンに私をぐるぐる巻き込んで
もう何もかも忘れたくなる
いつだって酒が飲みたくなるときは
どうせ君がらみで嫌なことがあったときで
いつまでたっても鳴らない携 ...
君となら

どこまでもゆく

地のはても

ついておいでよ

星屑の下
冬は去っていった
私の行く道に
もうあの冷たさは無いだろう

そうだ
別れの言葉はそこには置いていかない
亡国に花束はいらない

あの果樹園も、植物園ももうそこには無い
南から吹く風 ...
邪悪な眼で見られてしまった。
避けようもなくあまりに無力だった。
もう遅いのだ。
一匹の鹿がこちらに近付いて来る。

あの角は獰猛(どうもう)だ。
なぜ人はそれに気付かない。
あの足取り ...
{引用=因みに、
今日の夜は丈夫ですよ}
消灯時間は過ぎたのに
カーテンのゆらめきを数えている
冷蔵庫の唸りは
パレードの始まり
睡眠麻痺は中枢をゆっくりと壊していく
本当は何がしたいの ...
赤の手をくうりと回して若の花 血を引き摩となり闇を討つが如し 見える物を踏めば 
黒い声を着れば

舌は隠さず
縞馬は隠さず

頭の天辺に居る意味を
臭い息を吐く音を

たまったものは
こめかみで考えている

体の震えを
拭いてまもれら ...
裏返しのミラーボールが
わたしを残して膨張し続け
鋭利はない、
鈍器もない、
じゃうじゃうの手足しかない、
わたしはわたしを壊そうとする
怖そうなわたしを壊そうと
するのにわたしを壊せな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
国道しべ自由詩109/2/5 22:56
葉女あおば自由詩7*09/2/5 22:26
カーニバルAnonym...自由詩109/2/5 21:53
亡霊と空蝉百瀬朝子自由詩0*09/2/5 21:45
∞バトル草野大悟自由詩4*09/2/5 21:24
れれれ の Re:伊那 果自由詩009/2/5 21:17
88鍵のためのエチュード/お茶会海里自由詩109/2/5 20:54
口角をあげてみても。つゆ自由詩1*09/2/5 20:26
みずいろじゃなくて、そらいろ。きるきすみー自由詩309/2/5 20:22
ある公園でペポパンプ自由詩2*09/2/5 17:44
接吻ICE自由詩209/2/5 17:15
婦人の庭 アングラ少女自由詩209/2/5 16:20
【付箋の恋】つむじまがり自由詩3*09/2/5 15:43
An ENPTY OVEN伊月りさ自由詩3*09/2/5 13:16
ゆかりの雫(五)信天翁自由詩009/2/5 11:02
死ぬのがこわいなー、と思って竜門勇気散文(批評...3*09/2/5 8:56
慈悲ゆるこ自由詩109/2/5 8:41
市場価値伊那 果自由詩109/2/5 8:34
88鍵のためのエチュード/働く海里自由詩109/2/5 8:29
金魚榛原花那自由詩4*09/2/5 8:15
恋心井上尚人短歌2*09/2/5 7:31
そうだ、京都へ行こう!みたいなノリで。ゆきちゃん。自由詩4+*09/2/5 6:53
君となら井上尚人短歌1*09/2/5 5:19
去る冬白昼夢自由詩1*09/2/5 4:04
鹿音阿弥花三郎自由詩109/2/5 3:00
曲線士狼(銀)自由詩6*09/2/5 2:28
小異十二支蝶短歌009/2/5 2:24
_俳句009/2/5 2:20
自由詩009/2/5 2:18
鑑別〜till the winter me do part〜伊月りさ自由詩5*09/2/5 2:02

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4.81sec.