枯れない花が
咲くたびに
僕の胸は
傷ついて
それでもそれは
あったかいね
風が春を
つれてくるよ
つよいつよい風が
つよいつよい痛みを
引きつれて
やってくるよ ...
夜になると寂しさが増すから
ずっと陽が昇っていればと思う
寂しさは君を思える時間だから
月を見続けていたいと思う
つまさきだちで空をのぞくと
くるりと回転しそうになった
笑うだけなら
泣くだけなら
簡単だ
からっぽになるのは楽じゃない
何だかんだで思考して
自分勝手に感情は波を立てる
...
こたつの中で寝息を立てるあなたを今夜蜜柑のように剥いて。
口移しに食べる蜜柑あたたかいあなたの体温を味わう。
乱暴に蜜柑のへそ突き破るあなたの指じっと見 ...
話を聞いて
理解して、
誉めて
ご褒美をあげる。
そうすれば
自信がついて
自分が好きで
NOと言える。
すくすく育って
育んで、
人生悩んで
楽しんで。
ほんとうの秘密の雨は甘やかに観音座像の足も崩れて
小さくて
弱くて
冷たくて
すぐ消えてしまいそう君
だから、ぼくが
ずっと傍にいる
ずっとずっと
抱きしめてあげる
その ...
さっきまでの時間も迷いも過ちも、
嘘だったかのような朝がくる。
嘘だったなんて思わないから。
だから、感じさせて。
こうやって始まっていくんだ。
こうやって続い ...
ありのままに
よごれていけたら、いいね
きっと、
すべてを
にくめぬように
そまればいい、
ただ
たとえ
だれかが
よごれ、とよんでも
それはかならず
うつくしい ...
ひとりが
ふたりになっていくのがわかる
噛み合っていた歯が抜けていく
背中が剥がれて
一分が長い
あなたはあなたと会話する
わたしはあなたを盗み見る
ひとりがふたりになっていく
...
すかすかで
ふっとんだ、ヨタ
しょっぱい木霊がかえる空気より
真空の宇宙のほうがいい
なにもかにもが
ちりぢりと
ぶちまけられて
なんにもどれも
だれもかれも
ひとつたりとも帰ってこ ...
あふれる涙
こぼれないように
空を見上げたはずなのに
見上げた拍子に
ぽろ ぽろ
両目から一粒ずつ
無色の涙は
夕日の朱色に染まって
こぼれた
目深にかぶった帽子
さ ...
堅い梢から
白い気泡がぷつぷつと生まれて
二月の空に立ちのぼる
それは
君の唇からもれる
小さな温度に似ていて
僕の尾ひれを
とくん、と春へかたむける
ふらりと現れて
はな先 ...
真っ赤な空ならどうだろう
雲の白さに
焦がれ果て
そこに救いがあるように
そこに聖母が御座すように
こおり
あたたかい
しらない
あたたかい
わからない
みんなつめたい
ならんでつめたい
あたたかいって
なに.
やさしい そのて
さわらせて
やさしい 、こと ...
徹底的に
噛み合わない理論の中で
妥協することでしか
お互いを認め合えない
惰性でのみ動く
それはまるで
一緒にいることが
義務ですとでも
言い聞かすように
歯を ...
十時半に出社をしたら
牛乳売場はガタガタで
パートさん達は僕がいなかった穴を埋めようと
忙しなく作業を続けていた
慌てて手直しにかかったけれど
焦って商品の場所が思い出せない
まるごと ...
夜空から君は見下ろしていた、きみのマシンときみの身体が旋回し、
正確な軌跡を描いて飛び散るのを:
きみは悔しかっただろうか、それとも、ほっとしただろうか?
きみは、いつものようにぼくらに笑いかけ ...
小学生の太陽は何故明るいのか
赤ちゃんの記憶は
何処?
僕たちの創作物が悪霊や怨念を
改心させることはあるのか
ちっぽけな思いつきは何処からやってきたの?
海の水 ...
浅瀬の悔恨
波打ち際の羞恥
足もとの砂をさらってゆく喪失という名の波
これ以上
ぼくをなぶって何とする
これ以上
ぼくをあざけり何とする
一枚のページを捲るように
何も描かれていない物語を
歩んではいないだろうか
例えそれがつらいことでも
笑っていけるのはないだろうか
もしかしたら
ほんの僅かな記憶を頼りに
...
存在しない
姉について思う
父が父であるとき
母が母であるとき
姉はどこにも存在しない
ある日子供が生まれた
ある家で
そこはわたしたちの家
わたしはそこに
存在しない ...
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
...
切れ切れの落ち葉は切ない
道の脇に沈みこんで
自分がどこから来てどこに行くのか
道行く人にかさかさと問いかける
けれど誰もその葉が何の葉であるかを知らない
女は三輪車に乗る子どもを道で遊 ...
母さん
今日僕は
洗濯板の下に
すごいもみあげを見つけました
ふさふさとした
最近めっきり見かけなくなった
天然ものです
しかも
もみあげをかき分けてみると
中に子もみあげもいました ...
結べ=
χを求めて
∀を×て解き明かせ
感じる¬理屈
で進め!
人生=問題だから
∴∀を×て解き明かせ
∵それが運命だ〜
∵そこに謎が∃〜
∵それが人生だ〜
∴∀のχを求めて
∀ ...
めをさますよ
ぼくたちの ひめが
さぁ すべてのものに いろをそえて
ひめの めざめを しゅくふくしよう
なかないで うつくしいひと
もう こわいものは さったから
...
気象予報士がテレビの中で
「明日は曇りのち愛が降るでしょう」
と言っていた。
僕は雨の聞き違いだと思ったのだが、キッチンで晩御飯を作っていたお母さんが
「あら、愛が降る ...
細く伸びた指先に
今にも落ちそうな葉を
一枚残し
風に揺られて
誰かを待っている
灯りが消え
閉まる店の扉から
葉が一枚
駈けるように
夜空に舞い上がると
今あらわれ ...
冬の乾いた空に、雲は一つもなかった。名鉄一ノ宮駅から商店街へ向けて歩く。
昼に近い時間。人の往来はわずかだ。
日本の人口は、東京、大阪、名古屋の三大都市に集中している。
名古屋ではない、ここもま ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
My name is ,
ゆうと
自由詩
1*
09/2/6 20:50
闇も光
邦秋
自由詩
2
09/2/6 20:23
きりん
あ。
自由詩
3*
09/2/6 20:17
「 でも蜜柑を包む手はいつだって五つに裂ける。 」
PULL.
短歌
6*
09/2/6 18:24
子供
ペポパンプ
自由詩
7*
09/2/6 17:50
観音座像
榛原花那
短歌
1*
09/2/6 17:40
雪と君
柚葵
自由詩
2
09/2/6 17:32
朝。
まきちぇり
自由詩
1
09/2/6 17:29
ありのままに
千波 一也
自由詩
21*
09/2/6 14:04
たしかめる
伊月りさ
自由詩
3*
09/2/6 12:51
ふっとんだ、ヨタ
構造
自由詩
6
09/2/6 12:44
涙の夕立
百瀬朝子
自由詩
3*
09/2/6 11:52
置き文
佐野権太
自由詩
26*
09/2/6 11:37
白
榛原花那
自由詩
1*
09/2/6 11:06
拗
唐草フウ
自由詩
8*
09/2/6 10:25
んー、
(悪)
自由詩
2
09/2/6 8:58
十時半に出社をしたら…
1486 1...
自由詩
3*
09/2/6 8:46
別れ・2
Giton
自由詩
0*
09/2/6 8:42
宿題
ヨルノテガム
自由詩
5*
09/2/6 6:54
去年(こぞ)の海
音阿弥花三郎
自由詩
0
09/2/6 6:21
明日へ
doon
自由詩
0
09/2/6 5:47
葉女
小川 葉
自由詩
2
09/2/6 5:05
新日本昔話その1
udegeu...
自由詩
2
09/2/6 3:24
葉女
木屋 亞万
自由詩
3*
09/2/6 3:12
母さんへ
サトタロ
自由詩
3*
09/2/6 3:09
=
瀬戸内海
自由詩
0*
09/2/6 1:44
めざめ
ウデラコウ
自由詩
2*
09/2/6 1:07
アイについて感じたいくつかのこと
琉碧 翡翠
自由詩
0
09/2/6 0:52
葉女
小川 葉
自由詩
0
09/2/6 0:52
一ノ宮駅、午前11時
ブライアン
自由詩
2
09/2/5 23:47
4604
4605
4606
4607
4608
4609
4610
4611
4612
4613
4614
4615
4616
4617
4618
4619
4620
4621
4622
4623
4624
4625
4626
4627
4628
4629
4630
4631
4632
4633
4634
4635
4636
4637
4638
4639
4640
4641
4642
4643
4644
5.14sec.