傷つけて
傷つけて

傷つけられて

それ以上に自分を傷つけてた

悩んで
悩んで

また落ちていく


静かに落ちていく


感覚


水の音


風 ...
「シェフの気まぐれサラダ」 
「愛されメイク」 
「ご奉仕価格」  
「ゆとり教育」 
「欲情しだれ腰」 
「自分の時間」 
「日本のハンバーガーよ、
 遊びは終わりだ。   」 

...
嘘を吐くかのように
口をすぼめて
わたしを見つめて
まるで
泣いている猫のように

やわらかな愛を
腕の中に抱きしめて
つぶやきを携えた
一瞬の淋しさなのか
忘れた記憶を取り出 ...
ゆらんゆららん 欲そう まどろみくれない 夜の罪

雷音ごろんごろごろろん ねぞうを直して ごろごろろん

きらりきららん秋の露 むずかしい言葉 ちょうだい ちょうだい

もぞもぞ ...
たとえばそこに温かな場所があって
包まれるように暮らしていけたら
どれだけいいだろう

自分では対処できない出来事が
嵐のように襲ってくるたびに
僕は世界を回す くるりと回す
そこには冷 ...
昼と夜が厳然と在る

昼がある
青の空は抒情を誘い
雲の流れに永遠を見た
陽光の人影の寂しさに
一人 枯野に立ち尽くし
呟きを書き留めている

夜はやって来て
黒い大地が街の灯で煌 ...
腐葉土の匂いを吸い込んでくすぐったそうに走る少年の汗に濡れた慎み深い爪先は自分の重みがたしかに土を撒き上げてしまうことを恥らっているのか二三歩踏み出すごとにきゅっと小さな親指を丸め込むので伸ばしっぱな ... 君と別れた後再び流れ出した時間は

残酷なほど私を自由にさせた

流れる風とスキマに耐え切れず

私はメールを打った

自由に耐え切れるほど自分をもっている君には

とても迷惑だと ...
人工コスモスの隣には
乱れたシーツのような砂丘があった
日光の幻影を
砂の中に溺死させようとして
仮定法過去は無駄使いされる
機械音の聖書を寝息のそばに


星座模様のウイルスたちが
...
ふとんにはいって
めをつむる
つかれているはずなのに
ねむれなくて
またいちにちをふりかえるんです

まいにちにちじょうはへんかして
それでいてひびなんらかわりはなくて
むじゅんしてい ...
この狭い都営住宅の部屋の中にも
20×30の空間は無数にある

その空間をキミたちは
自由自在に遊びまわる

カーテンのかげ
天井までとどくタンスの上
押入れのすき間
整理ダンスに囲 ...
レンガ造りの建物立ち並ぶ前で身を寄せ合う車列の上を裸馬が闊歩していく

車の天井は踏まれるごとにひび割れ、蜘蛛の巣が広がる、金属を擦り合わせた甲高い音響

魔女が窓ガラスを割る呪文を唱え、音に ...
あなたに会ったのは、もう1年以上前、
晩秋の午後、あなたは斑らに錦糸を纏っていた、
その温かそうなあなたの胸と、あなたの厚い肩が、
ぼくの目には焼きついていた;

そしてあなたには触れること ...
釜 鍋の底に油をゆでた
僕はどこへいくのだろう
知っていることは
知っていることなのだが

ペンションにきらめいている輝きで
イソギンチャクが透明な小魚の君に
お肌の白さを比べた
...
どこすか
どこ酢
どこでしょう…

君に送っていたメール
そのたびに君は、答えてくれていた

どこすノ
どこへ
いづこに、と

メールを送る度に
君からのレスポンスはすぐに ...
『インサート』

Hitoshiがうちに遊びに来た。暇。
そしたら、Hitoshiがコンピュータを叩いている。
「なんで、おまえ、こんぷーたー、叩いてるの。」
「いま、休みもらってるけど、急 ...
「と」でなく「に」だと気づいた片道のきみを疎んで揺れる{ルビ鬣=たてがみ}


月光と言語をすり替え降雪に名前をつけて笑っていたが


ひとがみなひとりでは生きられぬならわたしはひとでなく ...
アンダンテ追いかけて追いかけていても君が見えない陽射しの中で


抱きしめる速度ですれ違う風はセルリアン、君の瞳に映る


炭酸の雨///下弦の月をマドラーで浸しても味なんてないまま
...
納棺師の仕事は、死者の人生に向かう礼儀であり、その礼儀はまた善意の愛であることを、スクリーンの中で死者の親族を改めて感化し、スクリーンの外で世界中の観客に共感を呼び、いろいろ映画祭の観客奨をゲットして ... どこでも諍いは絶えない

表面上は何事も無いように見えても
裏では泥沼

言葉は武器だ

相手のことを深く知っているほど
それは相手を抉る刃となる

言葉は丁寧に注意深く扱うべきだ ...
胎内で飾られた
くるわない羅針盤が
まだ胸で光っているのがいけない

この先を覆っているものが真白い羽根なので
どうにかなると思っているのか わたしは
この発電器が雨にうたれて
錆びてい ...
 昏々と 眠る
 土の中は寝返りをうてない
 夢は消えない
 
 雪に埋もれた夢の続きを
 どうかどうか 続きを見せて

  
 
 もいちど眠るその時に
 
 
 
あれから五十年
と語りだす
老人の話を聞いてると
なぜだかとても
うらやましい気がした

話はみな
そうであると思うしかなくて
そうであるように
僕のこれからの年月も
そのよ ...
薄っぺらい嘘だけで
構成されている
俺の中身は
吹いたら舞い上がる
埃の様に、軽い


俺の腹の中に
隠された本性なんて
全部
そこらの本に
書いてある

ひとつ残ら ...
毎年の近所の子供のプレゼントありがたいけどどこか哀しい


甘いもの嫌いと言ってはみたものの貰える見込みがある訳でもなく


チョコを売る口実に過ぎないだろう?と馬鹿にしながら密かに待つ
斜めに西陽の差す南向きの玄関から
黒光りする板の間を
やわらかく抜けていくと
暗い茶の間で
老人が折り重なって
お茶をすすっている
欠けた茶碗が
指先でかさこそと音を立てる
奥の部屋で ...
その人なしでは生きていけない、とか。

その人の為に生きていく、とか。

よく聞く月並みな台詞は 相手に完全に依存しているようにしか聞こえない。



愛とは、究極の相互依存の形なのだ ...
幸せになりなさい
私の分まで幸せになりなさい
こんなところに君はいてはいけない
こんな暗闇の中に君はいてはいけない
私は放っておいてはやく行って
光射す眩しい世界へ

私はここから出れな ...
「悲しいからとか
寂しいからとか」

そんなんじゃなくて

『あいたいからとか
一緒にいたいから』


そんなわけで

きみと


きみといたくて



それは
...
ぶどうはブドウとよばれてから
葡萄になったのでしょうか
私が生まれてきたとき
やさしくよばれた名のように

もう一度、問うてもいいですか
せみはセミとよばれてから
蝉になったのでしょうか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
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不思議な箱ー 「満足せよ」を巡る猫道と服部 剛の往復書簡ー  ...はっとりごう...自由詩209/2/8 13:15
立春笹子ゆら自由詩009/2/8 13:10
divedeeply37 sing a songsatyri自由詩1*09/2/8 12:50
くるりtatsuy...自由詩009/2/8 12:11
信じられた昼と夜アハウ自由詩409/2/8 11:03
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退屈な女の子のための病院の廊下K・フラグメ...自由詩109/2/8 4:44
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20×30の幸福森の猫自由詩7*09/2/8 2:56
腐った童話木屋 亞万自由詩0*09/2/8 2:22
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獣篇伊月りさ短歌4*09/2/8 0:46
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弱者の宝エルメス自由詩2*09/2/7 19:55
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理由より大事なこと。Sa;自由詩109/2/7 19:06
決意たりぽん(大...自由詩9*09/2/7 18:18

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