どこすか
どこ酢
どこでしょう…

君に送っていたメール
そのたびに君は、答えてくれていた

どこすノ
どこへ
いづこに、と

メールを送る度に
君からのレスポンスはすぐに ...
『インサート』

Hitoshiがうちに遊びに来た。暇。
そしたら、Hitoshiがコンピュータを叩いている。
「なんで、おまえ、こんぷーたー、叩いてるの。」
「いま、休みもらってるけど、急 ...
「と」でなく「に」だと気づいた片道のきみを疎んで揺れる{ルビ鬣=たてがみ}


月光と言語をすり替え降雪に名前をつけて笑っていたが


ひとがみなひとりでは生きられぬならわたしはひとでなく ...
アンダンテ追いかけて追いかけていても君が見えない陽射しの中で


抱きしめる速度ですれ違う風はセルリアン、君の瞳に映る


炭酸の雨///下弦の月をマドラーで浸しても味なんてないまま
...
納棺師の仕事は、死者の人生に向かう礼儀であり、その礼儀はまた善意の愛であることを、スクリーンの中で死者の親族を改めて感化し、スクリーンの外で世界中の観客に共感を呼び、いろいろ映画祭の観客奨をゲットして ... どこでも諍いは絶えない

表面上は何事も無いように見えても
裏では泥沼

言葉は武器だ

相手のことを深く知っているほど
それは相手を抉る刃となる

言葉は丁寧に注意深く扱うべきだ ...
胎内で飾られた
くるわない羅針盤が
まだ胸で光っているのがいけない

この先を覆っているものが真白い羽根なので
どうにかなると思っているのか わたしは
この発電器が雨にうたれて
錆びてい ...
 昏々と 眠る
 土の中は寝返りをうてない
 夢は消えない
 
 雪に埋もれた夢の続きを
 どうかどうか 続きを見せて

  
 
 もいちど眠るその時に
 
 
 
あれから五十年
と語りだす
老人の話を聞いてると
なぜだかとても
うらやましい気がした

話はみな
そうであると思うしかなくて
そうであるように
僕のこれからの年月も
そのよ ...
薄っぺらい嘘だけで
構成されている
俺の中身は
吹いたら舞い上がる
埃の様に、軽い


俺の腹の中に
隠された本性なんて
全部
そこらの本に
書いてある

ひとつ残ら ...
毎年の近所の子供のプレゼントありがたいけどどこか哀しい


甘いもの嫌いと言ってはみたものの貰える見込みがある訳でもなく


チョコを売る口実に過ぎないだろう?と馬鹿にしながら密かに待つ
斜めに西陽の差す南向きの玄関から
黒光りする板の間を
やわらかく抜けていくと
暗い茶の間で
老人が折り重なって
お茶をすすっている
欠けた茶碗が
指先でかさこそと音を立てる
奥の部屋で ...
その人なしでは生きていけない、とか。

その人の為に生きていく、とか。

よく聞く月並みな台詞は 相手に完全に依存しているようにしか聞こえない。



愛とは、究極の相互依存の形なのだ ...
幸せになりなさい
私の分まで幸せになりなさい
こんなところに君はいてはいけない
こんな暗闇の中に君はいてはいけない
私は放っておいてはやく行って
光射す眩しい世界へ

私はここから出れな ...
「悲しいからとか
寂しいからとか」

そんなんじゃなくて

『あいたいからとか
一緒にいたいから』


そんなわけで

きみと


きみといたくて



それは
...
ぶどうはブドウとよばれてから
葡萄になったのでしょうか
私が生まれてきたとき
やさしくよばれた名のように

もう一度、問うてもいいですか
せみはセミとよばれてから
蝉になったのでしょうか ...
1.
この暖気は彼方から来る
唾液の滴る地平より
巨大な湿地帯を通りぬけ
じかに私の肺臓に進入し
私を喜ばし慰める

この暖気は途絶えることがない
凶暴な森林を通過し
世界の不安な脇 ...
ひとしきり被ったあとで
ようやくアレルギーに気付いたが
どうやら手遅れのようで
ああ、また、目が痒い

我慢していても
くしゃみが止まらないから
たちまち
みんな逃げてしま ...
鮮やかに大空輝く天に飛ぶ
        杖持つ仙師の微笑む風


青空に白雲・天女疾風の
       その艶めかしき雲体に恋す


青空に天女の雲の流れゆき
      放心のま ...
遡っているのか白い記憶
冷たい爪先に鈍い色で彩られた爪
無色透明の糸
引裂かれたのは死との境界
紅き血を纏い、糸は染まる
紅い糸になりすまし
彼方の顔をした肉片が笑う

赤い糸は運命の ...
全てが
消えそう、


消えるのは
自分一人で
十分だよ、


"逢いたい"
そう君に言ったら
今から家にいくって
言ってくれる??

...
昼過ぎに出かけて青天を悔やむ


良い影を供に飛行機雲を追う


あおぐ小春日和にすくまぬ手足


思い人などいなくとも春の音


ぽかぽかとしか言えぬ陽にぽかぽかる


あやうくバス行き過ぎる我影な ...
時間だけが過ぎてゆく
毎日事件が起きる。
TVを見る聞く話す
本を読んで、日記を書く

時間の旅人
砂漠をさまよう
目的も持たずに
ただひたすら歩く

やさしい嘘
ポーカーフェイ ...
 エルロイがひっそりと姿を消してから三ヵ月が経った。最初の二、三日はいつもの気まぐれで家に帰ってこないだけだと思っていた。だからなつきはたっぷりと餌を盛ったお気に入りの皿を、玄関の通用窓の前に置いてお ... 凍てついた太陽の下で僕は笑えずに
澱んだ空の隅っこに温もりの床を探す
それは冬のこと


日向に微睡み
夢見心地に酔いながらねえ…
ずっと、そっと
人知れず
浮かんだままで居れたらいいのにね
(僕 ...
あまつぶの音が好き

トタンを叩く
タトタトタンタン


空からいくつも
銀色の糸がふってくる

タトタトタンタン
トタンを叩く


お家のなかで
絵本を読んで
ピアノを ...
彼女は背が高い。
その所為か、いつも薄べったいデッキシューズを履いている。
ラバーソールを履いた俺よりも、少し大きい。

彼女はサバサバしている。
誰とでも分け隔て無く喋るし、よく笑 ...
ばさばさ

斬りこまれるたび

どうしてだろう

鏡のような

湖面を 想う
いつも急かされていた
一日の終わり
夕陽が赤く、夢色に輝く瞬間を
見逃すまいと思って

十二月の太陽はとても気が早くて
僕はいつも置いていかれた
その瞬間に間に合いたくて
僕はいつもせ ...
裏切り者の
地平線は
沈む

沈んだ
地平線から
朝が現れる

目覚めた時から
裏切り者は
傾く

傾いた
日常茶飯に
安住の平野はない

転げ回っているのか
追 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
どこK.SATO自由詩109/2/8 1:20
『インサート』m.qyi散文(批評...209/2/8 1:11
獣篇伊月りさ短歌4*09/2/8 0:46
さよならのためのリダイアルRin.短歌18+*09/2/8 0:40
アカデミー賞ノミネート「おくりびと」に見られた象徴手法と音楽 ...里欣散文(批評...009/2/7 23:40
言葉ハノ自由詩209/2/7 23:12
知命〜take leave of my senses〜伊月りさ自由詩5*09/2/7 23:03
眠り姫湖月自由詩2*09/2/7 22:18
物語小川 葉自由詩009/2/7 21:46
GOODNIGHT(悪)自由詩109/2/7 21:17
バレンタインエルメス短歌1*09/2/7 20:19
祖父と出会うオイタル自由詩3*09/2/7 19:57
弱者の宝エルメス自由詩2*09/2/7 19:55
偽善じゃない、真実緋月 衣瑠香自由詩11*09/2/7 19:24
理由より大事なこと。Sa;自由詩109/2/7 19:06
決意たりぽん(大...自由詩9*09/2/7 18:18
彼方から音阿弥花三郎自由詩009/2/7 17:47
ねこ山中 烏流自由詩3*09/2/7 17:33
光と影アハウ短歌109/2/7 16:57
fate color≪運命の色≫きるきすみー自由詩009/2/7 16:10
伝わらない、感じない柚葵自由詩109/2/7 15:39
千尋日和kawa川柳209/2/7 13:59
サーロインペポパンプ自由詩2*09/2/7 13:09
Petlossシリ・カゲル散文(批評...109/2/7 12:54
春待ちのうた遊佐携帯写真+...4*09/2/7 12:33
あめのひにィ自由詩109/2/7 11:29
シャノン・ハガーについて。虹村 凌自由詩4*09/2/7 11:29
榛原花那自由詩1*09/2/7 11:24
幸福五十里 久図自由詩209/2/7 11:00
逃亡者nonya自由詩8*09/2/7 10:25

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6.69sec.