可愛い女性を見た
バスの中で
バスの中で
18時1分のバスに乗ったら
会ってしまった
大人の女のくせにやたら可愛らしいひとだった
勤め先の同僚みたいな女性と話ししていた
バスの中で
バ ...
何かが頭に激しく打つかって
視界が歪みます
(激しく、弱く、横に)
目の前が何も映さなく為ってから
僕の目蓋はゆっくり閉じられ
睫に蝶が止まります

違和感を覚える土の味
錆び付いた螺 ...
冬の朝というのは
どうしてこうも透き通っているのでしょうか
そしてその残酷なほどに低温な誓いを
そ知らぬ顔で踏み荒らす通勤電車の暖房

冬に身を寄せ合うのは
厳しい冬をみんなで乗り越えるた ...
なんだかんだと
わがままを言われても
わたしは結局生きていくしかなく
アスファルトはいつだって硬い


いま太陽が山際に溶けた
命がまた一つ
足音をたてた

希望を捨てないから
...
  ちいさな池のふかみで
  ぼくたちはいだきあう



{引用= きこえない。なにも、
 きこえない。}



  こころは目をひらいて
  水底に唄をみつける


...
世界の果てのように、遠い存在なんだと思います。

空の隅っこが見てみたくて。

どれほど、輝かしいのか。

どれほど、暗いのか。

そこに、空が在ります。

在れば、果ても在ると思 ...
きみとぼく 
もしも一緒に 
四本の腕を目一杯伸ばし 
一つの巨きな帽子を 
持ち上げることができたなら 

その仕事を 
僕等は仕合わせと 
呼ぼう 

( 透明の黄色い帽子はい ...
ウミネコの声を聞いていた
風のはげしい海岸で

晩御飯は何にしようかしらナア、ナア、ナア、
最近ダンナの帰りが遅くてナア、ナア、
もうちょっとうちの人がしっかりしてくれたらナア、ナア、ナア、 ...
さよならの甘美な響き
乾いてる心に染みて 砕く波間に


ひとつだけ
あなたの見せた夢ならば
永遠という嘘から覚めない


朝までにあなたの見せる絶望と幸福のあいだを三往復


...
重ねた足跡は
ガラス越しの瞳に
醜く映りましたか?

放せなかった冷たい手を
懐かしんではいけませんか?

見上げた空から降る雪
ずっと昔別々に見た白

続かなかった足跡でも
消 ...
税金対策をするほど働いてません
のたまえるほど無知ではありまえせん
沈黙するほどの謙虚さもないのなら
上手く考えないようにするから
くれよ
シトロエン寝込んだ屑知る
漏斗上 徒労の残る候を ...
世界の裏側ばかりを見ている僕らは
毎日毎日、かなしいわらいかたばかりが上手くなる

透き通るような空の下で、世界の終わりを願いながら
君と手と手をつないでみせて
本当に救いたいものすら救えず ...
駅のホームでマフラーをほどきました。
きつくひっぱって、ピンと伸びた毛糸が 指から指へ。 
一本の毛糸のレールがするするとのびていって地球を一周します。

「メーデー・メーデー ガラス細工の雲 ...
桜のような
ピンク色は僕には
必要がなく

黒板の深い緑の色が
生きていく上で
大切なんだ

白がはっきりとわかって
黒は少し見え難く

黒板消しは
くっきりと、それを消しては ...
凪と鉛
曇が地へ落とす火
色より広いまぶしさの
まなざしのふちを洗う雨


水を踏み
坂をのぼり
鈍を振る
頭は 音になる


空に浮かぶ火が薄まり
他の火を ...
みじめな気持抱いた自分、
うまく着飾って生きてゆく。
俺は着飾ることもできず、
言葉にはめ死んでゆく。
本当の俺は生きているのに。
昼 僕は文字を書く
ふわり 机に語を浮かべては
僕が やっと詩を書けたかのように笑ってた
書けず 眠っていく宙のペン

二人は歩くノートに
会った人たちに 風に流れていく でも
一つ ...
一年ぶりくらいに
あなたとすれ違った

どうせあなたに会うなら
もっと髪を整えればよかった
もっと可愛い服にすればよかった
もっと笑えばよかった

未練があるわけじゃない
ただ
...
真夏の夜

クーデター

けつをのせて

ギターを弾いてやる


きよしこの夜


ギターが鳴いた

カノジョが泣いた

テレビでナイターが

わっと音たてた
カコ、

君には何度も傷つけられた

取り戻すことのできない言葉や
その逆で飲み込まれていった願いのようなもの
止められなかった衝動と
もう会えなくなった人たちの背中

カコ、私は君 ...
人に何を噂されても
人に意地悪されても
人にさげすまれても
気にしない

いつも笑顔で
応待する
人の評価は変るもの
耐え忍ぶ

そのうち良い事あるさ
人に左右されない
信念を ...
ラジオからは
午後から寒冷前線が
南関東を通過する
予報が流れていた
かずこは昨日
十年ぶりに高校の卒業アルバムを
開いてみた
同級生のあの人とは
言葉をかわしたことはなかったが
ア ...
てっぽうゆり (純潔)


迷うことのない指先が夜を滑って

僕が吐いた言葉を花に変えていく

闇にも溶けないひたむきさを透かして

仄見える君の純潔が僕を温かくする

...
わたしたちの夏は
ガラス玉みたいに透き通って
どこまでも不安定に揺らめいて泡してく

炭酸水の中でうまく泳げない
わたしとあなた
きっとまったく別々のままに飽和して
まぶたの裏でまだ小さ ...
誰が出したか知らない僕等の宿題 
提出期限の無い永遠の夏休み 
僕等自身の声と言葉を 
見知らぬ明日に、提出する日の為に。 
先にかかげた一番、ナンバーワン。
それは描いてやんない。
あなたがはみだしちゃうから。
目は見たいものを見る。
写真であなたを映すのは難しいってば。
雪が、
降っています


言葉と思い出は、
頑なな部分をゆっくりとほぐして
今なら素直に打ち明けられそうな
柔らかな予感を抱かせてくれました


静かに雪が、
足元を埋めていきま ...
ラムコークのきらきらする泡を
退屈そうに、くだき
ちらすように
わたしのやさしすぎた
まちがいを
切っていった




微粒子の単位で
つきささる凍てつきの
ちりちりする
い ...
 
いけないと
わかっていても
 
辛くなると
わかっていても
 
求めてしまうよ
 
幸せは
そこにはないのに
 
およそ何か得物があって
ましてや紙とペンとインクがあって
何かしでかさないアライグマはいない

ラスカルだって機会さえあったなら
本の一冊や二冊
モノにしていたはずではないかと思う
手型 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
バスA-29自由詩2*08/12/21 2:04
PTSDAKiHiC...自由詩108/12/21 1:17
綺麗なお姉さんは好きですよ木屋 亞万自由詩2*08/12/21 0:32
わがままnaru自由詩108/12/21 0:29
ふかみ草野春心自由詩008/12/21 0:09
永遠。狠志自由詩308/12/20 23:12
黄色い帽子服部 剛自由詩008/12/20 23:08
ウミネコふるる自由詩608/12/20 22:13
海辺の遊戯衿野果歩短歌008/12/20 21:41
鏡花水月自由詩2*08/12/20 21:37
アセトアルデヒド自由詩108/12/20 21:19
がらくたな夜明け水島芳野自由詩5*08/12/20 20:58
虹色のマフラーリーフレイン自由詩308/12/20 19:39
黒板たにがわR自由詩108/12/20 18:00
木立 悟自由詩508/12/20 17:31
本当の色morio自由詩108/12/20 15:58
よだれK.SATO自由詩408/12/20 13:03
過去cass自由詩108/12/20 13:01
メリクリスマスインサマーナイト吉岡ペペロ自由詩208/12/20 12:26
カコ自由詩0*08/12/20 11:41
コールタールペポパンプ自由詩2*08/12/20 10:59
寒冷前線(人妻かずこ)ばんざわ く...自由詩2*08/12/20 10:14
花言葉四行詩 <7>nonya自由詩10*08/12/20 9:58
ラムネ夕凪ここあ自由詩1508/12/20 9:35
永遠の夏服部 剛自由詩108/12/20 9:16
あなたへmorio自由詩008/12/20 8:53
ゆき見崎 光自由詩208/12/20 8:42
Syncopate(シンコペート)ねことら自由詩508/12/20 2:56
40次元☆★自由詩008/12/20 1:24
はるかなるわがスターリング・ノース海里自由詩108/12/20 1:23

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加筆訂正:
あおおに/[08/12/20 11:04]
思い出だけで書いたから、主人公まちがってました。。。あおおにあかおにを入れ替え。
8.57sec.