うたいましょう
レモネードのためのレモンを切って
おおきめの翼はえて
少し痛いから
目をふさぎましょう
朝のひかりは
あんまりまぶしすぎるから
おさげに結った髪はねて
バゲット ...
いま 窓の向こう バスが通り過ぎた
家の近くの停留所
僕の乗ったことのないバス
バスは走っていく
静かな夜の街路に
大きなエンジン音を響かせて
十字路を真っすぐに横切り
マンションの四角 ...
人は道を歩みながら
その道を選んでいく
人は道を歩みながら
その道を固めていく
人は道を歩みながら
その道を狭めていく
人は道を歩みながら
その道の果てを臨む
朝、
昨日から引き継いだ生まれたままの私が更新する
貪欲に蝕まれた薄いオブラートを剥しながら
ぬらぬらと光る透明な体液を余すところなく全身に浴びながら
太陽に焼き付くされたの ...
人や物を分類し整理する。そして種類ごとに区分けし箱詰めして、市場に出荷する。人は様々な異なるものたちであふれるこの猥雑な世界を、そうやって分類してきた。そうしないと、世界を捉えることが出来ない。人が ...
音楽のことを考える時歌を歌いたい。
歌を歌うと何かができる。
CDショップで音楽を買いたくなる。
歌を歌うと音楽の大切さについてわかる。
歌を歌うことは大切だ。
歌を歌うと面白いことがわかる ...
鮮やかな 情景を描く若者は
何も言わずに そっと耳を貸してくれた
この 年老いた私の言うことを
一言も 漏らさずに
腐敗した 私の考えと 行動に
悔いて 病んで 自分 ...
新天地
不安を抑え
前を向く
いつか
私の街になるまで
ティーカップを傾けながら
竹内まりあ
彼からの電話が嬉しくないの
自販機を前にして
この俺
ここで缶コーヒーを買うと電車代足りひんなぁ
...
海は
夜
波打ち際の湿った海岸線をゆっくり
舐めるように人類に拝聴できない声で
泣いているのだという
壁の向こうから聞こえる
小さな隙間風の音も
向こうで誰か ...
真上から一直線に射す光
眩し過ぎる
けれど見開き続ける
岩陰から動かない
考える人とモアイ像のあいだみたいな固まりかたで
咲きはじめた雑草の花を踏みつけながら
土の「そこに ...
黄色のひかりがぶれる部屋で、
わたしは
左足で眠るかさぶたからゆくらゆくら
透明?
に、なりつつ
もう、なくなった筈の
/もしくは、見えないだけかもしれない
水掻きに脈を聞く。 ...
三日月型の星に腰掛け
釣り糸を垂らす少女の
シルエットは明るい
リールもないのに糸は地球の深海まで届き
砂にまぎれた平目の目の前で針を泳がす
夜は ...
こづくには
のんだからとて
鉄の右
A02
ひもの花
つめにさむきの
石灯篭
A03
ジャズを若者がけなす春
A03
組細工
うえたいねすら
みおろ ...
やると、やりすぎる
やらないと、やらなすぎる
めちゃくちゃで、ハイな感じで、片目つむって疾走しているとぼんやりと見える絶景、に見とれて踏み外した先は真っ黒な水の中、は、這い上がるのに時 ...
生きてるふりをするから
たくさん汗をかく
汗をかいたら洗濯するから
それ以外に選択できない私たちは
命の匂いを消し去って
また生きてるふりをする
たくさん汗をかく
海のような ...
サピア氏とウォーフ氏の眼前で
サピア氏とウォーフ氏が見ている世界と
私の見ている世界は異なる。
サピア氏とウォーフ氏の眼前で
例えば「ザラメ雪」を
常夏の異国の言葉へと訳そうとしているか ...
腐る手のひら見続けているだけ
糧すら奪われそうっつーのも見ているだけ
食わずも飲まずも飽きるものか
繰言の嘘が我が身を焦がす
言わずつれづれもどこ吹く風か
求めた喜びの熟れの果て 憂さ晴 ...
蛇を食う蟻
群がって
蛇はもう動かない
肉でしかない
蟻は食い
蛇は食われる
無くなるまで、食われる
それだけが続く
男女の遊戯が
言葉で飾られても
...
だまって きく
だれも 口のきけない
ヒヨドリみたいに
居心地はわるいよーだ
あちこちで酒臭いゲップがきこえる
lalala...
Woooo...
あいつが
馬の歌を歌う ...
今から2年半位前に、戸塚駅の路上ライブで出逢い
「ぽえとりー劇場」でもゲストライブをしてくれた
杉本拓朗君が「歌スタ」に出ると聞いていたので、
今日は仕事から帰って早めに寝て
番組の始 ...
上ってきた階段は
そこで途切れていたけれど
僕らはもっと
上らなければならないので
一段ずつ階段を
作らなければならなかった
家に帰れば
君も一段作り終えてる
翌朝には ...
項垂れる人
黙々と続く葬列
いくつもの首が転がり
腐肉を烏がつつき
蛆がわき 蠅が生まれた
悲しみはなく
残された者は墓を掘る
坊主の読経が独り彷徨う
手向けられた花は枯れ ...
忘れなくちゃいけないんだ。
何度も何度もそう思い込んだら
そうなるようになるから、
苦しくても何しても
とにもかくにも思えばいい。
忘れる。
思わなければ、ずっと。
...
私は書こう
書かれた頭に踊るだろうか、文字に
わからないけれど
ここに今、書こう
私が書くときを
さようならと書こう
書いていたことを
頭で書こう
どうか文字に気を付けて ...
そう遠くない未来に
目に見える灯火は全て緑になる
輪郭の曖昧な緑の灯が
平板な空の下に溢れるはず
だらだらと続くゆるい坂道を
駆け上って溜息を
ひとつ
つくと
緑の霞がかかった町が ...
論争スレを読んでいて思ったことを書きます。
私は自分が男しかやったことないので、異なる性の気持ち、存在状況とかそういうのがわかるといったら嘘だとは思う。
けど、どんなジェンダーにいてもね、欲望 ...
きみのなまえをしらない
しかし柱を折る方法を知っている
きみのなまえをしらない
しかし一杯分の奢りかたはしっている
きみのなまえをしらない
いたちごっこの後を片付ける
きみの ...
何故君の手のひらは
綺麗で
広くて
女の子みたいに
冷たいんでしょう?
わたしの手のひらは
ぼこぼこで
小さくて
いつでも熱くて
どこか湿っぽいです
だから
その
...
渡邉建志「教育レイプの構造―相手の声に耳を澄ますこと」(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=181866&from=listdoc.php%3Fstart%3 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
生きるのです
ふるる
自由詩
8*
09/3/31 14:53
バスが通り過ぎた
北野つづみ
自由詩
4
09/3/31 13:04
あゆみ
邦秋
自由詩
2*
09/3/31 10:59
Waltz
ゆるこ
自由詩
1
09/3/31 9:21
分類される、箱詰めされる、そして僕等の元に届く。
岡部淳太郎
散文(批評...
11
09/3/31 8:43
音楽の夢。
寝る話。
自由詩
2
09/3/31 7:24
モノトーン
薬堂氷太
自由詩
3*
09/3/31 7:23
始動
未完
自由詩
1*
09/3/31 6:59
どんぐり
山崎 風雅
自由詩
2
09/3/31 6:13
一人の夜
doon
自由詩
2
09/3/31 6:11
いろのないせかい
長谷川智子
自由詩
6+*
09/3/31 6:03
海想癖
山中 烏流
自由詩
5*
09/3/31 3:48
星から釣り糸を垂れる少女
ヨルノテガム
自由詩
6*
09/3/31 3:36
A01
竜門勇気
俳句
0*
09/3/31 3:00
あれ以上
猫のひたい撫...
自由詩
1
09/3/31 2:35
命の岸辺から
小川 葉
自由詩
3
09/3/31 2:28
サピア氏とウォーフ氏との(間で)立ちすくむ
N.K.
自由詩
2*
09/3/31 2:26
憂さ晴らし
竜門勇気
自由詩
1*
09/3/31 2:21
蛇を食う蟻
Ohatu
自由詩
0
09/3/31 2:15
スグットの丘で黙って僕たちは音楽を聴く
竜門勇気
自由詩
0
09/3/31 2:03
唄歌い・杉本拓朗への手紙。
服部 剛
散文(批評...
2
09/3/31 1:36
ひだまり
小川 葉
自由詩
4
09/3/31 0:35
慰霊
within
自由詩
2+*
09/3/30 23:49
詩なんか、うたえない。
終
自由詩
1
09/3/30 23:49
書く紙に
kiriko
自由詩
1
09/3/30 23:42
Lights are green
noman
自由詩
5
09/3/30 23:40
忘れたらなんか困ること
石川和広
散文(批評...
4*
09/3/30 23:21
円玉
aidani...
自由詩
6
09/3/30 23:02
絡め手
愛心
自由詩
14*
09/3/30 23:01
教育について
パンの愛人
散文(批評...
3
09/3/30 22:31
4522
4523
4524
4525
4526
4527
4528
4529
4530
4531
4532
4533
4534
4535
4536
4537
4538
4539
4540
4541
4542
4543
4544
4545
4546
4547
4548
4549
4550
4551
4552
4553
4554
4555
4556
4557
4558
4559
4560
4561
4562
加筆訂正:
詩人気取り 五首
/
非在の虹
[09/3/31 3:35]
タイトル修正
8.69sec.