クッキーを半分こするときはこっそり自分のが大きい
{引用=意地汚いよくばりさん}
負けた人を慰めてる心の中では豪快なガッツポーズ
{引用=自分が負けたときは思いっきり憎むのに}
自分じゃ無理だ ...
かなしみに
慣れてしまったなら
ほんとうの
かなしみなんて知らない
かなしみが
暮らしになったなら
かなしみは
いつもともだち
ほんとうの
かなしみを
ひた隠しにした ...
あの子があのとき子宮に戻りたいって言っていたことも知っていたけど、それはよくある遊びで、またどこかの本でもよんだのだと思っていましたが昨日あの子が子宮に帰ったお知らせが来てわたしはとても恥ずかしく、そ ...
なんで千切れていたのかな
あのバス停には、蝉のからだがおちてた
きっと、
もう何回も死んだのだとおもう
されるがままになっている時は、
「どうかあなたに触れさせて」と手を伸ばしてる気持ち ...
きみを愛する力をなくしたみたいだ
だから今夜も身体をアルコールで満たし
嘘をついて感じた振りをして
「愛してる」なんて微笑んだりもする
うそつき。
買ったばかりのアンティークの電気スタンドを眺める
フレアスカートのように広がった
ランプシェードに住む小鳥は 確か2羽
反する木の枝に止まっていたような
月と星 あるいは惑星と呼ば ...
肺呼吸を上手に行う
グッスリ眠っているときに起こされると、その人を殺したくなるものです。
たとえば、夢の中で、歩いていたとします。雲の上を、歩いていたとします。 ...
A fond, A fond,
もっと 振って もっともっと
どこか遠くへいきたいな
おねえさんがそうつぶやいたのを聞いた時
世界には
どこか遠くがあるのだと知って
突然、彼女はあこが ...
明日さ、会社サボって
午前中から遊園地に行こうよ
おばけ屋敷で
朝ごはん食べてから
コーヒーカップの中で
午後まで昼寝して
メリーゴーランドの
馬を逃がして
観覧車に立てこもろう
...
エレベーターに乗ると
上へまいります
と声が案内するけれど
ほんとうは
上にも下にもたどりつかない
変わらないものが
この空のどこかにある
世界はあの頃と ...
ペットボトルを探しているうちに
3年経っていた
中の水は腐っていた
見上げたら夜空で
知らない星座がいつの間にか増えて
いた
暖房を入れてパソコンを立ち上げると
すばやく
挿し込ま ...
寒く その 室内に 貴方達がいて
私は 影に乗り込む
小さな 鬱に 花を 渡して
春を 一人が 抱き上げる
私の 砂に影があって
貴方達は 小さく 決めていく
恐れる
恐れてしまえ
私 ...
秒針の先に私を刺す続きがあるのだとしたら
それは過ぎた日々を小さく刻む道
巻き戻すことをしない音と共に
切り落とされた足は熱をもって痛みと歩く
地下鉄の風に背中を押されて
階段を下れば
ホームの端を
黄色い凸凸道が
何処までもまっすぐに伸びていた
いたずらな風が
吹けば
すぐによろつく私だから
凸凸道の内 ...
涙さえ君がくれているものだから生き抜いてみたいこの人生を
花は咲くのが仕事というのなら人はきっと生きるが仕事
夏休みの
みがき残しの
いちご味みたいな
幼い恋
だったね
プールで泳いだあとの
ここちよい眠りから
目覚めた
いま
気づけば
もう
空白しかない
季節なのに
...
たまった垢をふりはらい
部屋の背中を流してやる
前屈するすこやかさで
画びょうの跡がこぼれ落ちる
肩の荷が下りたカーテンレールは
所在無さげに佇んでいる
さびついた赤い鉄橋を電車がわた ...
■潜在意識のプロトコルを宇宙に合わせろ・・・
■われわれは受信した
朕深ク世界ノ大勢ト帝國ノ現状トニ鑑ミ・・・
まだはじまってもいないぞ終わりは
街は真っ黒に焼けたがれきであり
...
僕の中に生きる支配者は
冷めた笑みか真の痛みか
無理に抜いたコスモスを水に
投げた 水面揺れた、揺られた
夢は形...総てを創られた
脆く儚過ぎた花びら
夜の海に模様を附け出し ...
・庭園にて
裸足のままならば
何処にでも行けるのだ、と
喉から生えた腕が
口走っている
嘘吐きの元は、この腕です
そう囁く林檎をかじりながら
その腕を引き ...
この花は食べられます
つまりエディブル
この木は詩になります
つまりポエブル
イッヒ リーベ ディッヒ
水平に離別する僕の船
ポエム頼母子講というものがありまして
これもまぁ ...
世界遺産を遺産と呼ぶのをやめさせられましょう
携帯ナビから愉快な匂いがしてたまりませるる
藤原さんから蓬莱の玉の枝をいただかせられました
馥郁たる味わいに舌鼓を乱打して満点大笑う
枕木 ...
好きときらいがいっしょになっているあなたを
どうしたらいいだろう
どうおさめたらいいだろう
きらいがどんなに大きくなっても好きをころすことができない
そう気づいたけれど
...
純愛はゴム一枚の薄さかな
オレの子か百歩譲って神の子か
何をする所かレディースクリニック
堕ろす朝は猫なで声の色男
産む機械ではなく堕ろす機械なり
捨てるより堕ろした方がにぎ ...
意外なことに、人間の感情は科学的に解明されていない。
何故、クオリアが発生するのか。これが解明されていないからだ。
それはすなわち、何故人間は感情をもっているのか、という問いに等しい。
...
<余分三邪鬼>
脂肪
最後に君と食べたネギ塩カルビ
泣きながら飲み干した生ビール(大)
美味しくも哀しい想い出の数々が
僕の内臓にぴったり寄り添って離れない
鏡を見 ...
君と二人で歌いたいのです
肺から喉を通って綺麗な声を君に届けたいのです
君と二人で踊りたいのです
君の腰に手を添えて軽やかな足取りで君を誘いたいのです
何を言ってるのか分からない英語は速すぎて ...
愛を感じたことがない人
彷徨って、彷徨って、街へやってきた。
さらに途方にくれた。
だから、汚いモノが見えない場所を探して彷徨った。
<感じることは出来たかもしれない>
...
未明まで続いた雨音も止み
澄み切った青い空と
太陽の光をめいっぱい浴びた白い雲が
冬の旋風を彩る
長い髪を靡かせて
壊れた指輪を修理するため
貴金属店を訪れる
歪んだ形
取れた宝石
...
自分を詩人だとは思えない。表現の限界とかいう事ではない。自分で名乗れば、詩人。自分で歌えば音楽家。元々、周囲から評価されるという事は無縁のルールが出来上がっている。
むしろ芸術をする人間はしない人 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
こんな自分。
cass
自由詩
1
09/2/21 2:17
遠距離バス
小川 葉
自由詩
5
09/2/21 2:02
回転する12色と赤
この子
自由詩
2
09/2/21 1:04
宿題
藤坂萌子
自由詩
7
09/2/21 0:21
うそつき
いのせんと
自由詩
0
09/2/20 23:56
ニューアンティークバード
千月 話子
自由詩
2*
09/2/20 23:55
肺呼吸を上手に行う
パラソル
自由詩
1
09/2/20 23:54
A fond, A fond,
藤坂萌子
自由詩
6
09/2/20 23:49
ソフトクリーム計画
かいぶつ
自由詩
1+
09/2/20 23:48
目的地
小川 葉
自由詩
1
09/2/20 23:45
「バターは我々を太らせるだけだ」
noman
自由詩
3
09/2/20 23:37
影への追悼
奥津 強
自由詩
2
09/2/20 23:23
針の音
湖月
自由詩
4
09/2/20 23:14
賢治ノ星
服部 剛
自由詩
12
09/2/20 23:04
生きる
愛穂
短歌
4*
09/2/20 22:56
みがき残しの
ことこ
自由詩
0*
09/2/20 22:23
ヤドカリ
〃
自由詩
0*
09/2/20 22:21
がれきの工作 Ⅰ
《81》柴田...
自由詩
6*
09/2/20 22:10
cosmos
邦秋
自由詩
0
09/2/20 22:09
楽園
山中 烏流
自由詩
3*
09/2/20 21:40
88鍵のためのエチュード/酩酊メトロノーム
海里
自由詩
0
09/2/20 21:33
似非ヒュプノシス
しろう
自由詩
1
09/2/20 21:22
好きときらい
小野カオル
自由詩
0+*
09/2/20 20:52
堕胎川柳
三州生桑
川柳
2
09/2/20 20:43
物質世界のスクリーン
エルメス
自由詩
1*
09/2/20 20:39
百鬼詩拾遺 <2>
nonya
自由詩
9*
09/2/20 20:37
仮面舞踏会
きるきすみー
自由詩
2*
09/2/20 20:23
小さなあしあと
まきちぇり
自由詩
0
09/2/20 20:23
雨上がりの朝
あきな
自由詩
2
09/2/20 20:22
私は詩人ではない。新しい芸術
奥津 強
散文(批評...
3+
09/2/20 20:07
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4562
9.76sec.